さぁ続けていきましょう!
駅前でラジオのお姉さん、小学校でるーちゃんを助け、駐車場でキャンプファイヤーと濃い一日でお兄さんも大分疲れていますが、まだ今日はやることがあります。
るーちゃん救出ボーナス、キャンプファイヤーで入り続けている経験値でレベルアップしたボーナスポイントで
ステータスを振り、技能をとります。『夜目』と工作のレベルを上げます。
『夜目』は名前の通り暗闇でも見えるようになるというもの、ライトよりは明るくないですが暗闇で携帯電話を開いたぐらいは見えるようになるので事故が減ります。ライトをつけて行動すると無駄に『かれら』を引き寄せることになるので静かに行動するのには必須です。
ラジオシェルターにて携帯食料と工作スキルで登山用ピックの整備とバッグに水と携帯食料をもって出かけます。
出る際にラジオのお姉さんにるーちゃんをお願いして出かけます。
道中はできる限り塀を伝ってぴょんぴょんしていきましょう。ある程度の段差や障害物などお兄さんには関係ないので最短距離で高校へ向かいましょう。
移動中暇なのでなぜ今日高校へ行くのか説明しますと。
初日は高校組は屋上で一夜を過ごしています。2日目になるとランダムでもう一日屋上で過ごすか、下の3階の掃除を始めるのですが、ゴリラこと胡桃ちゃんがゾンビを狩りつくしてしまいます。普段のプレイでは頼もしいですが、今回のプレイでは敵です。よって彼女を自衛に集中させるためにお兄さんが先に行ってお掃除しにいってあげるのです。
あと、夜は『かれら』は家に帰るので、校舎にいるのは物や扉にひっかかっているやつだけなので掃除は結構楽です。いやぁ、かわりに安全確保なんてお兄さんは優しいですね!
説明してるうちに高校に到着しました。校庭などにいる居残りの悪い生徒をお仕置きしながら、校舎の雨水の排水管を伝って登ります。一階からでもいいですが、戦闘中に階段から落ちてこられても困るのでチョーカーさんの救出を兼ねて攻略していきます。
3階を通りすぎて屋上をちょっと覗きます、高校組が身を寄せ合って眠っていて和みました。屋上に完全に登ってしまうとイベントが発生して朝になってしまうので、今回はスルーします。これで屋上に生存者がいるという情報が手に入りましたので3階の廊下に窓からダイナミックエントリーします。教室ひとつひとつ回って首を飛ばしつつ、倒し終わったら、死体を窓からポイしていきましょう。掃除が完了したら机とモップを組み合わせた簡易ゾンビ返しを作製して階段に設置しましょう。『かれら』返しは階段を上がってきた『かれら』が突起に当たってバランスを崩して階段から落ちるという罠です。簡易ですがある程度はバリケードの機能を果たしてくれるでしょう。
自分が設置した罠等をNPCが補強した場合も自分の作製物扱いなので、高校組が降りてきた後で補強なり、勝手にアップグレード等をしてくれると罠で『かれら』を倒したという判定になりお兄さんにスコアが入ってくるので美味しいです。
3階の掃除を終えたら次は2階です。チョーカーさんは2階の女子トイレか男子トイレにいますので2階を掃除してから様子を見に行きましょう。
クリアリングしてから扉をあけずに上から覗いてみるといました。柚村 貴依ことチョーカーさんです。いまは疲れて眠ってるみたいですね。下手に起こして叫ばれると『かれら』が寄ってきますし、変に逃げられてそのまま噛まれることもあるので、メモを食料と水と一緒にそっとトイレの中に入れてそのまま出ましょう。
『かれら』返しは『かれら』にしか効果がないのでチョーカーさんはそのまま避難してくれるでしょう。
屋上を確認していると『屋上に高校組がいる』という情報を書けるので明日の朝には向かってくれるでしょう。
2階に簡易『かれら』返しを設置してそのまま一階へいきます。校庭の居残りを排除してあるので教室や各自を掃除するだけで大丈夫です。掃除が完了したら職員玄関は扉をしめて施錠した後、技術準備室へいきましょう、
ロープ、木板、釘などを入手します。
技術室になぜかある丸太をつかってクラフトを行います。
丸太は武器としても使えますが、武器として完璧に使えるのは、ランダムキャラででてくる宮本君だけなので素材に使ったほうがいいです。時々このゲームはネタキャラを突っ込んでくるので頑張って出して遊んでみるのも一興ですよ。
木板と木板と釘を合わせて、頑丈さを上げて、丸太と技術室にあるワイヤーを組み合わせると、感圧式ハンマーが作れます。
木の板を倒すとそれに連動して丸太が下に下がり倒した『かれら』を吹き飛ばす罠です。
これを生徒用玄関に設置すると、朝登校してきた『かれら』を丸太くんが歓迎してくれるようになるので、定期的にメンテとアップグレードをすれば大分スコアが稼げること間違いなしです!
大分夜が更けてきたので、帰りにコンビニによってラジオのお姉さんへのおみやげ等をもって今日は帰宅しましょう。
屋上の扉をノックする音で目を覚める。
昨日のやつらが扉を叩く音が思い出されて、身をすくめ、近くで寝ている丈槍さんを抱きしめる。
「誰かいるの!?いるなら早く開けて!!』
という叫び声が聞こえ、めぐねぇが慌てて扉のほうに駆けていき屋上の扉を開ける、扉から出てきたのはチョーカーが特徴のギャルっぽい女の子だった。
「貴依ちゃん!!」
「由紀!!」
抱きしめていた私から離れ、丈槍さんが彼女に抱きついた。
二人はしばらく泣きながら抱きついていたけど、落ち着いたのかこちらを見て
「あんなことになってから、ずっと2階のトイレに隠れてたんだ、疲れて寝ておきたら、食料と水と一緒にメモがあって屋上に人がいるって書いてあって向かったら、本当にいて助かったよ。
本当にありがとう、食料もくれたし、あいつらも排除してバリケードみたいなのも設置してくれたんだよね、一日ですごいと思う、私もよければ手伝わせてくれ」
「えっ……昨日はずっと私たち屋上にいたけど……」
「ちょっと見てくる!」
私がそう伝えると、恵飛須沢さんがシャベルを持って階段を下がっていった。
「メモを残していったのは私たちじゃないわよ」
「そうか……誰か分からないけど感謝しないと」
「少し、そのメモ見せてもらってもいいかしら?」
メモを受け取ってみると
屋上に生存者がいる。食料と水を飲んで落ち着いたら気を付けて屋上へ向かいなさい。
2階と3階は掃除しときましたが、やり残しがあるかもしれないので気をつけなさい。
と簡単な文字が書いてあった。
「へぇ~!すごい掃除屋さんが来てたんだね!」
「掃除屋って……そ、そうだな」
メモの文字を見て二人はそう話しているが私はメモの文字から目を離せないでいた。
なぜならメモに書いてある文字を書いたであろう人が分かってしまったから。
なぜ屋上に私がいるって分かっているのに会いに来てくれないのか。
もう大丈夫だよと私を抱きしめて、安心させてほしい。
彼が無事でよかったと思う気持ちとなぜ近くまで来たのに私に会ってくれないのという事が悲しくて涙が出てくる。
「どうしたの?」
突然、泣き出した私を心配する声が聞こえるが、私の涙は恵飛須沢さん達が帰ってくるまで止まらなかった。
屋上で皆が話し合っていても玄関で無双する丸太パイセン素敵です。