皆様の報告に支えられているので初投稿です。
帰ってきたらそのままラジオシェルターの入り口の屋上で寝ます。
極力返り血は浴びないように計算して戦っていましたが、ピッケルを持っている手と蹴り飛ばしたりする足はやっぱり汚れてしまいますね。室内を汚すわけにはいかないのでそのままスヤァします。ベッドや寝具は明日揃えに行きましょう。その前に寝て体力や疲労度等を回復させます。
今頃、高校ではきっと謎の人物が校内を掃除してくれたと話題になっていることでしょう。
え?メモの筆跡でバレないかって?文字だけで人物を特定できるのは、恋人かそれに等しく愛情度が高い人ぐらいでしょう。若狭の母上から連絡がありましたし、若狭家との関係性はるーちゃんの反応からもりーさんと幼馴染だと思いますけど、なぜかこのバージョンだと関係性は表示されないので相手の反応見て判断するしかないんですよね。
幼馴染でも好感度が高いと、一回りーさんに会ったらなにかと自分の傍に居ようしますので、こんな色々な場所でジェノサイドパーティやってるの見たらりーさんじゃ持たないので接触するのはあとですね。お兄さんの存在がばれなきゃがっこうぐらしも楽しく過ごせるでしょう。
生活が安定したところに向かえば、好感度が一定以上ならば、資材やら食料などを娯楽品で交換できますし、拠点としても使えるので便利ですよ。
るーちゃんを高校に連れて行かないのかって?るーちゃんを雨の日に『かれら』が集まる危険な場所に置いていけるわけないでしょ!連れて行くとしても雨の日がすぎたあとです。
「お兄ちゃん、おきた?」
おっと目を覚ますと寝ているお兄さんの上に乗ったるーちゃんがニコニコしながらほっぺたをぺちぺちしてきます。かわいいですねぇ!
起きたことを示すためにやさしく頭を撫でると嬉しそうに笑って抱きついたあと
「お姉さんがおひるつくったから起こしてって」
るーちゃんと一緒にシェルターの中に入って3人でご飯を食べます。
食べ終わった後、カバンにいれてあったカバンから取ってきたお菓子をるーちゃんに渡します。
「たべていいの?」
おう食べていいぞ!おかわりもあるぞ!
「やった!」
「よかったねぇ、るーちゃん」
「うん、お姉さんもいっしょにたべよ!」
ラジオのお姉さんといっしょに嬉しそうに食べるるーちゃんを見て癒されます。
あ~正気度があがる音ぉ!
いやぁ癒しにまさる休息はないですね。
昨日の掃除でレベルアップしたボーナスポイントをステータスと技能に振っていきます。
技能は薙ぎ払いを取ります。薙ぎ払いは文字通り『かれら』が固まっていても抵抗なく薙ぎ払えるスキルです。
大型の刃物で薙ぎ払うとまとめて首を狩れたりします。
それと蹴り強化を取ります。蹴り強化は純粋に『かれら』を吹き飛ばす力を強化するのと、物を蹴った時の威力が増すスキルです。
「車?カギならあるけど、家の駐車場にあるんだよね」
ショッピングモールに必要な物を取りに行くための物資が欲しいので家の場所を教えてください。というとラジオのお姉さんが家の場所の地図と車のカギをくれます。
さて、そろそろ装備の手入れをして出かけましょう!
「お兄ちゃん、またでかけるの?」
おみやげ持って帰るからいい子で待ってるんですよ。
「おみやげはいらないからぶじで帰ってきてね!」
いい子ですねぇ、頭を撫でて外に出ます。
行ってきます!
ラジオのお姉さんの家はシェルターからそこまで遠くないのでそのまま最短距離で駆け抜けます。
ついたら車の周囲を掃除して、ショッピングモールに出発します。
車の運転中に説明しときましょう
障害物等の都合上車よりもお兄さんが走っていくほうが早いですが、今回は色々なものを持ち帰る必要がある為、車を使用します。
騙し騙しつかってましたが、そろそろ登山用ピッケルさんもお亡くなりになりそうなので新しいのとシェルターの入り口でキャンプする用の寝袋とテントも必要ですね。
あとは目に付いたものをもろもろ持っていきます。まだショッピングモールは生存者がある程度残っていて楽しく暮らしています。掃除しているのを見られるのはあれなんで静かに行きましょう。
みーくん救出のときは派手に行きますよ。
ショッピングモールに到着です。
入り口付近にいる『かれら』に蹴りの威力を試してみます。回し蹴りを頭へ繰り出しましたが、頭だけが飛んでいきました。これは人を蹴ってはいけない威力が出てますね。気をつけましょう。
とりあえずエントランスにいる『かれら』の首を飛ばして当ててボーリング方式で処理をしていきます。
蹴り強化で大分効率があがっていいですねぇ。
とりあえずアウトドアショップへ行き、最新モデルの登山用ピッケル、マチェット、登山用ブーツやテントや寝袋などを回収してまずは車に詰め込みます。その後電機屋にいって娯楽品などを
園芸用品で肥料、ついでになぜか置いてあった稲刈り用のサイスを回収し、ホームセンターで手ごろなサイズにカットしてある鉄パイプ、釘やボルトをカバンに詰められるだけつめてある程度纏めてから車に詰め込みます。
ショッピングセンターを出る前に罠も設置しときたいところですが、生存者がかかって死ぬ可能性があるので止めておきましょう。
いやぁ沢山いいものが置いてありましたね。『かれら』がちょくちょく湧いてきて邪魔でしたがある程度の物資が集まったのでそのまま車で来た道を戻ります。
帰りにガソリンスタンドで灯油をポリタンクに詰めて持っていきます。
なんでガソリンにしないのかって?管理が難しすぎて爆発したらやばいからだよ!ガソリンの爆発は過剰すぎて『かれら』を処理するだけなら灯油でつくった火炎瓶で十分です。
車でショッピングセンターから帰ってくると大分日が傾いて来てますね。
シェルターに戻って、ある程度往復して荷物をシェルターの入り口に置いて、テントを設置して中に寝袋を設置して自分の活動拠点完成です!!シェルターの中で爆発物とか調合するのは危ないからね。
これは明日から楽しみにですね。
ラジオのお姉さんに、ゲーム機やら娯楽物をおみやげに渡して、色々作るので危ないため、上に上がってこないように伝え、夜まで作れる限り、炸裂パイプ爆弾、火炎瓶などをつくれるだけ作って。頑丈なボックスにいれて保管しときましょう。
ある程度準備を終えたら、遅い夕食を摂り、高校へ仕掛けた罠のメンテナンスの為に高校へと走ります。
多少のロスになりますが道中のコンビニエンスストアに寄っていきます。初日に来たよりも大分荒らされていたものの運よくゼリー型携帯食料をゲットすることができたのでカバンに入れ高校へと向かいましょう。ゼリー型携帯食料は戦闘中でも使える為、戦いながら栄養を補給できる今回の目的にはぴったりの食料です。使いどころを間違えるとすぐ捨ててしまうためちゃんと敵との距離を取ってから使うのがポイントです。
高校につくともう3階は暗くなっていたので寝ているのでしょう。
設置した罠は周りに散乱した『かれら』を見るに大分頑張ってくれたのでしょう、もうそろそろ壊れそうなのでいったん技術室に部品を作製しにいきましょう。
なんで、めぐねぇが一階にいるんでしょうね?
職員室で発見した緊急避難マニュアルを読んでいてもたってもいられなくなった私は皆が寝静まった後、地下の避難区域を確認する為、1階へ向かった。誰が設置したのかとても残酷な罠に顔をしかめながらも私は保健室の前を通り地下の入り口へ向かう。
入り口にはシャッターが下りていて、それを開けようと力を入れる。
大分重かったがシャッターを開けて下に降りようとしたときに後ろから『かれら』に襲い掛かられた。
何とかすぐに噛まれるのは回避できたけど、一緒に倒れこんで顔を手で押さえ込んで噛まれないようにするのが精一杯だった。きっと緊急避難マニュアルの存在を今まで忘れていた私への罰なんだ。と諦めかけたそのとき急に私にのしかかっていた『かれら』の姿が消えた。
「こんな夜中に一人とか危ないですよ。こんばんは」
蹴られて壁の染みになった『かれら』と普通に夜道であったかのように挨拶をしてくる男の姿があった。