閃乱ジード   作:BREAKERZ

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今回、あるアイテムが持たされます。


始まったぜ、戦闘

~数日前~

 

秘密基地でこれまでの戦いのデータを、レムと共に解析している理巧。ペガは造花の内職に励んでいた。

すると、転送エレベーターが到着し、中から雲雀と柳生が出てきた。

 

『あ、柳生だ!』

 

「いらっしゃい柳生さん」

 

「ああ。これが雲雀の言っていた、理巧の秘密基地か・・・・。まるでSF映画だな」

 

さしものクールな柳生も、基地の広さと、宇宙人であるペガに唖然となっていた。

 

『はじめまして柳生。私はこの基地の管理システム、名をレムと言います』

 

『ペガはペガッサ星人のペガだよ!』

 

「あ、ああ、よろしく」

 

戸惑いがちに返答する柳生を、雲雀は可笑しそうに微笑み、理巧もチラッと見たあとに、レムに向かって声を発した。

 

「レム。雲雀ちゃんと柳生さんに、例のモノを」

 

『了解しました』

 

レムがそう答えると、中央テーブルの真ん中が窪んで沈み、また浮かんでくると、通信インカムが2つ置かれていた。片方は桃色、もう片方は桜色だった。

 

「理巧くん、これは?」

 

「それは雲雀ちゃんと柳生さん用の通信インカムだよ。ダダ星人の時のように拐われたり、怪獣に遭遇した時に迅速に連絡が取れるようにね」

 

『インカムには発信器機能も搭載されています。私を経由して理巧やお互いの連絡に使ってください』

 

 

 

~現在~

 

雲雀が上げた狼煙は『忍砲煙』。訓練された忍びのみが探知できる特殊な狼煙であり、その効果は周囲1キロメートルにも及ぶ。

それを見て、真面目に捜索していた斑鳩とサボって遊園地で遊んでいた葛城が急行する。

飛鳥と理巧も、それに気づいた。

 

「(あっ、合図だ・・・・!)」

 

「(・・・・・・・・)」

 

飛鳥が空を見上げ、理巧もチラッと目を配る。

 

「どうした・・・・?」

 

案内していた少女が、二人の様子に首を傾げる。

 

「う、ううん、何でもない! あっそうだ! 弁天山はまだ行ってなかった! 行ってみよう!!」

 

飛鳥が理巧の手を引いて、弁天山に向かい、少女は後を追おうとすると立ち止まり、空を見上げて、ニヤリと笑みを漏らすとーーー。

 

パチンっ・・・・

 

小さく指を鳴らす。

すると五重塔の天辺に、少女と同じ制服を着た少女が立ち上がって笑みを浮かべた。

 

 

 

ー柳生&雲雀sideー

 

柳生と雲雀は、睨み付けてくる不良達に構わず、インカム(桃色は雲雀、桜色は柳生)を右耳に付け、柳生はレムに連絡する。

 

「レム。理巧と飛鳥は今何処にいる?」

 

《理巧と飛鳥は、迷子の生徒の道案内をして、現在弁天山に向かっています。斑鳩、葛城は間もなくそちらに到着します》

 

「あぁ来たようだ」

 

「えっ?」

 

柳生の言葉に雲雀が後ろを振り向くと、鋭い目で不良を睨む斑鳩と、好戦的な笑みを浮かべ、上唇を舌でペロッと舐める葛城がやって来た。

 

「っ」

 

「うわっ!」

 

不良達の目線が斑鳩達に向いた隙に、柳生は雲雀を担いで、近くの家の屋根の上に跳んだ。

 

「さ~て、覚悟は良いかっ!?」

 

「な、なんだコイツらっ!?」

 

「商店街のお掃除を頼まれたーーーそう、“風紀委員”とでもご承知頂ければ・・・・柳生さん、飛鳥さんと暁月さんは?」

 

「(フルフル)」

 

葛城が拳を鳴らし、斑鳩は睨んでくる不良達に毅然とした態度を取りながら、柳生の方に目線を向けるが、柳生は首を横に振った。

 

「何やってんだアイツら?」

 

「はぁーーー問題児の暁月さんはともかく、まったく飛鳥さんまで・・・・」

 

葛城と斑鳩が呆れたため息を吐く。

 

「雲雀、人払いだ」

 

「うん! でも、理巧くん大丈夫かな?」

 

「飛鳥は少し心配だが、理巧は大丈夫だろう。それに、こんな雑魚共、理巧が出るまでもない!」

 

手合わせして、理巧の実力の高さを知っている柳生は大丈夫と言う。

 

「分かった! 任せておいて!」

 

そう言って、雲雀はこの場を離れた。

 

「嘗めやがってっ! やっちまいなっ!!」

 

『おおっ!!』

 

不良達が木刀を持って襲いかかる。が、斑鳩達は臆する様子もなく構えた。

 

「仕方ありませんわね。行きますわよ!」

 

「おうしっ!」

 

斑鳩と葛城が、不良達と交戦を始めた。

 

 

 

ー理巧sideー

 

その頃理巧と飛鳥は、後ろにいる少女と河川敷を歩いていた。

飛鳥は忍び砲煙が上がった方にこっそり目線を送る。

 

「(みんな、大丈夫かな・・・・?)」

 

「これだけ探しても見つからないんだ・・・・。先に帰ったんだろう・・・・」

 

「・・・・・・・・」

 

少女はこっそりと、背中に“隠しているモノ”を取りだそうとし、理巧はポケットからクナイを取りだそうしていた、その時ーーー。

 

「そうかも知れないね・・・・うわっ!」

 

「「っ!」」

 

「うわわわわわっ!!」

 

飛鳥は、川にいた鴨が鴨が目の前を通りすぎ、驚いて体制を崩し川に落ちようとしていた。

 

「おっと・・・・」

 

が、落ちる寸前、理巧が飛鳥の手を引いて思わず抱き止めた。その際、飛鳥の90センチGカップが、理巧の胸元に当たり、ボニュンっ、と潰れる。

 

「あ・・・・っ」

 

「ん?」

 

「あ、ありがとう、理巧、くん・・・・///////」

 

顔を赤らめてお礼を言う飛鳥の顔を見て、胸元に当たる質量と柔らかさを無視する理巧の脳裏に、1人の女の子の影が、飛鳥と重なった。

 

「(・・・・この子、どこかで・・・・)」

 

そのまま、理巧と飛鳥はお互いを見つめて、動かなくなった。

 

「「・・・・・・・・・・・・」」

 

「(えっと・・・・どうしよ・・・・??)」

 

いきなり二人の世界に入った二人を見ながら、少女はとりあえず、手にした小刀を隠した。

 

 

ー雲雀sideー

 

「すみませ~ん! この先は通り抜けできませ~ん!!」

 

雲雀は柳生達が交戦している路地裏に『工事中』の立て札とかなりだらしなく着た誘導員の作業服とヘルメットを着用して、一般人が来れないようにした。

 

「・・・・もう終わったかな?」

 

 

 

ー葛城sideー

 

葛城と斑鳩は既に、不良達を蹴散らしていた。

 

「チッ、肩慣らしにもならなかったぜ」

 

「飛鳥さん、どうしたんでしょう?」

 

「ああ。まったく、初恋の男と仲良く宜しくヤってんじゃ・・・・っ!」

 

葛城の顔に緊張が走る。今しがた倒した不良達が、ヨロヨロと立ち上がってきたからだ。

 

「うぅ・・・・!」

 

「うう・・・・!」

 

「うぁぁぁぁ・・・・!!」

 

不良達の身体から立ち上る異様な気配に、葛城と斑鳩が後方に引いた。

 

「アタイらの攻撃でまだ立ち上るだなんて・・・・」

 

不良とは言え一般人、忍びとしての訓練を受けてきた葛城達の攻撃に耐えられる筈がないはずなので、葛城達に緊張が走った。

 

 

ー雲雀sideー

 

「っ! この気・・・・!? レム。理巧くんに連絡して、何かおかしい気配がするって!!」

 

《了解しました》

 

雲雀はインカムでレムに理巧に言伝を頼んで、柳生達の元へ戻ると、不良達の何人かが、身体から異様なオーラを放っていた。

 

「みんなーーーーーー!!」

 

「雲雀?」

 

「気をつけて、この人達心が無いっ!」

 

「心?」

 

 

ー???sideー

 

雲雀達を見下ろす位置にいた少女が、雲雀を見て笑みを浮かべる。

 

「動きは鈍いのに、勘は鋭い。フフっ、臆病な小動物みたいで可愛い。でも、これからもう1つのお仕事を始めないとね・・・・!」

 

パチンっ。

 

少女は上唇を舌で湿らせると、指を鳴らすと、その場から消えた。

 

 

ー葛城sideー

 

葛城達の目の前にいた。不良達から黒いオーラが広がり、辺り一体を包み込んだ。

 

「これはまさか・・・・!!」

 

葛城が驚愕すると、黒いオーラは大きく広がり、それに包まれた人間は消え、周囲の景観がまるでローマのような風景となった。

 

「『忍結界』っ!?」

 

『忍結界』とは、忍同士の戦闘に用いる、時空を超えた特殊な戦闘空間である。

 

「てことはコイツらも?」

 

「忍?」

 

「ならばわたくし達も、本気で掛からねばなりませんね」

 

「よぉし! 『転身』だなっ!」

 

葛城がそう言うと、斑鳩達は構えた。

 

「忍務外ですが、やむ得ません・・・・!」

 

「「「「『忍転身』!!」」」」

 

四人が印を結んで叫ぶと、四人の衣服が弾け消え、別の服装に変わった。

 

斑鳩はまるで貴族のような白い制服に白いスカート、黒いストッキングに美脚を包み、腰には剣を差していた。

 

葛城はいつもの制服に胸元を大きく開けて、足にはグリーブを装着した。

 

柳生は制服に黒いマントを羽織り、武器である番傘を携えた。

 

雲雀は上着は運動用のジャージにブルマを着用した姿。

 

『忍転身』。

体内に眠る気力を、六つのチャクラから一気に放出する事で瞬時に戦闘スタイルに変化する、忍奥義の基本である。忍びは転身する事によって、持てる力を最大限に発揮する事ができるのだ。

 

 

 

 

ー理巧sideー

 

「あ、あのさ、お邪魔して悪いけど・・・・////」

 

「えっ?・・・・あぁっ! ご、ごめんっ!!」

 

理巧と抱き合って見つめ合っていた飛鳥は、少女に話しかけられて正気に返り、理巧から離れた。

 

「あ、その、世話になったな・・・・」

 

「う、ううん! えっと、名前聞いてなかったね! 私は飛鳥!」

 

「・・・・暁月理巧」

 

「『焔』だ」

 

「焔ちゃんか。理巧くんはこれからどうする?」

 

飛鳥が話しかけると懐からスマホを取り出して、レムからの通信を気取られないようにカモフラージュした。

 

「・・・・ん。飛鳥さん、雲雀ちゃんが来てほしいって連絡が来てますよ」

 

「ええっ!」

 

「焔さんには僕が付いているから、飛鳥さんは雲雀ちゃん達のところに行ってあげてください」

 

「う、うん! それじゃ焔ちゃん!」

 

そう言って、飛鳥は急いで忍砲煙が上がった地点に向かった。

 

「(あえて殺気を送ってみたが、気がつくどころか・・・・まぁ良いだろう。もう1つの目標をここで)」

 

「所で、その“背中に隠した小刀”は、一体なんなのかな?」

 

「っ!・・・・なんの事かな?」

 

理巧がボソッと呟いた言葉に、焔は一瞬目を僅かに見開くが、理巧が何を言っているのか分からないと言わんばかりの態度を取っていたが、理巧は構わず続ける。

 

「会ったときから、背中に何かを隠したような膨らみが有るんだよね。僅かに棒のような形状見えたからちょっと気になってね」

 

「それで小刀って、物騒な考えだね?」

 

お互いに探るように問答をするが、理巧が目線を“焔の手に向ける”。

 

「気を悪くしたら済まないね。何しろ、“君の指に僅かに竹刀ダコが見えた”んだよ」

 

「っっ!?」

 

焔は自分の両手の平を見ると、僅かに竹刀ダコがあった事に気づいた。

 

「そんなタコが出来ているから、てっきり剣術か何かをやっているんじゃないかと思ったんだけど、違う?」

 

「・・・・・・・・」

 

焔は無言になると、スッと目を鋭くし、一瞬で理巧の後方に回り込むと、背中から小刀を鞘走らせ、理巧の背中に突き立てる。

 

「動くな。ジッとしていろ」

 

「誰に言ってるの?」

 

「っ!!?」

 

焔は目を見開いた。たった今目の前で刃を突き立てた理巧が、一瞬で自分の背後に回っていた。

 

「(なんだと・・・・。どうなっている? 俺はコイツから一瞬も目を離さなかった、なのにコイツは、いつの間に俺の背中に立っていたっ!?)」

 

「あのさ、君さっき建物の上で僕達を見ていたよね? 何か用なのかな?」

 

「(コイツ、やはり気づいていたかっ!?)」

 

「答えてくれないかな?・・・・・・・・じゃないと、ちょっと、過激なやり方をやるけど・・・・?」

 

「(ゾクッ!!)」

 

焔は全身が冷たく、そして痺れるような静かな声に戦慄する。

生物には危機察知能力が備わっており、人間も退化はしているが、それを本能的に感じる事ができる。

そして焔は今、自分が追い詰められている立場であると実感し、そしてーーー。

 

「(コイツ、本当に、“善忍”なのか・・・・?)」

 

声だけで分かる。後ろにいるコイツは“その気”になれば、“拷問も辞さない人間”、“殺ると言ったら殺ると言う迫力”を感じた。

 

「黙りかい? それなら・・・・?」

 

理巧は腕を動かそうとしたら、違和感を感じた。

なぜなら、“身体が動かなくなった”からだ。

 

「(・・・・状態ならびに状況確認。身体状態の確認。身体に感じる僅かな痺れから、薬品による麻痺状態。周辺状況の確認。眼前の敵対勢力、持っている武器ならびに風向きから、薬品を使っているのは眼前の相手ではない。気配探知。後方5メートルに人の気配あり、風向きから僅かに香る匂いから推察するに、後方の相手が薬品を使用していると断定する。状況から、敵対勢力と確認・・・・)」

 

理巧は動じた様子をまるで見せず、心を機械のように冷静に現象の分析をしていた。

 

「あらまあ、向こうを傀儡達に任せて来てみれば。焔ちゃん、大丈夫かしら?」

 

後方から甘くそれでいて嗜虐性を帯びた少女の声が聞こえた。焔は立ち上がり、理巧から少し離れる。

 

「済まないな、“春花<ハルカ>”・・・・」

 

「なに?」

 

理巧は焔が呼んだ、春花<ハルカ>と言う単語に、ピクリと、反応した。後ろに現れた少女は、後ろから理巧の首に手を置いて、理巧の緋色の髪を撫でた。

 

「綺麗な赤い髪ね、思わず見惚れちゃったわ・・・・。でもちゃんとトリートメントしているの? せっかくの髪の毛が台無しになっちゃうわよ?」

 

理巧の正面に回り込んできたのは、亜麻色の髪を肩口のロールさせ頭にリボンを着け、焔と同じ丈の短い制服に包み込んだ豊満なバストと、それに反比例する砂時計のように括れたウェスト、ヒップもプリンっと引き締まり、手足はとても細く、斑鳩や葛城にも勝るとも劣らないグラマラスな肢体をした美少女だった。

だが、その眼差しには、嗜虐的な印象を受ける妖しい光が宿っていた。

 

「貴女が、春花<ハルカ>さんって事かな?」

 

「ウフフ、そうよ。それにしても・・・・」

 

春花は理巧の顔をジッと見つめ、髪の毛と同じ緋色の瞳を覗きこんだ。

 

「とっても、綺麗なお目めねぇ~。まるで紅玉<ルビー>をそのまま嵌め込んだような瞳・・・・。顔も可愛く整っているし、貴方、とっても素敵よ・・・・」

 

春花は上唇を舌で舐めると、理巧に嗜虐的な笑みを浮かべる。が、理巧は

 

「・・・・1つ確認したいんだけど」

 

「何かしら?」

 

「貴女は、敵ですか?」

 

「私と焔ちゃんの目的は、貴方を捕獲することだから、敵って事になるわね・・・・っっ!!」

 

春花がそう言った瞬間、春花の全身が雷でも撃たれたように強烈な痺れと、ゾクゾクとする快感が身体中、それも細胞一つ一つに走った。

 

「じゃ、遠慮無しで良いね?」

 

ドンッ!!

 

「かっは!」

 

「春花っ!?」

 

理巧の眼差しが放たれる静かに、冷たく、冷徹に、そしてゾッとするような迫力に、春花の身体が硬直すると、理巧は痺れて動けない筈の身体を動かし、春花の腹部に掌底打ちを叩き込んだ!

 

「くっ、うぅ・・・・っ!?」

 

倒れた春花が顔を上げると、理巧が冷酷な目で自分を見下ろしている姿が映った。しかしーーー。

 

「(あぁ、か、身体が、ゾクゾクしちゃう・・・・!)」

 

春花は身体に走る得も知れない快感に、身体の痛みすらも快楽に感じているのか、呼吸が少し荒くなり、うっとりとした目で理巧を見上げていた。

 

「お前、動けなかった筈じゃ・・・・!」

 

焔は理巧に小刀を構えて、警戒心を露にする。

理巧は掌を握っては開き、握っては開きと、身体状態を確認しながら、焔の方に目線を送る。

 

「(“昔”に比べると免疫力が少し落ちたかな・・・・)ちょっと痺れたけど、この程度の薬品なら数秒くらい痺れるだけで、まるで問題無いよ」

 

「(問題無いだとっ? 春花の薬品の効力を数秒で無効化したって事なのかっ!?)」

 

焔は直感した。コイツと、理巧と戦うのは危険過ぎるとーーー。

 

「(・・・・オーナーからもらった“コレ”を使うか)」

 

焔は懐から、“水晶でできた人形”を取り出し、スカートのポケットから、“怪獣が描かれたカプセル”を取り出した。

 

「っ、それは・・・・!」

 

この時、理巧の視線はカプセルに注ぐ。それは自分が持つウルトラカプセルと非常に良く似ていたからだ。

焔はカプセルのスイッチを上げて起動させた。

 

ピギャグゥゥっ!!

 

「フンッ!!」

 

焔は人形の背中にある窪みにカプセルを嵌め込んで、人形を街の方へ投げ飛ばした。

 

「何だ・・・・?」

 

理巧のずば抜けた視力で投げ飛ばされた人形を追いかけると、人形が光り輝き、飴細工のように形を変化させて人形の大きさがとてつもなく巨大になると光が収まると、人形がその姿を変えた!

 

全身が蛇腹のような凹凸に覆われた黄色い外皮、高さを強調するように足元から頭頂部への体形は細くなっている体型、腕はとてつもなく太い怪獣。

 

「あれはまさか、『ドクロ怪獣 レッドキング』?!」

 

『ピギャグゥゥっ!!』

 

レッドキングはその太い両腕あげて雄叫びを上げた。




焔が持っていた“水晶の人形”の説明は次回で明らかになります。
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