閃乱ジード   作:BREAKERZ

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今回、ウルトラ怪獣のアイドル登場!


這緊虞だぜ、飛鳥さん!

ー理巧sideー

 

忍の修行『這緊虞』へとやって来た理巧達は、それぞれに分断されながらも、目的地である山の頂上へと向かった。

 

「(1日で頂上に着くのは不可能だな。スタミナ配分を考えると、行けるところまで行ってから野営して夜間の休憩ってところか・・・・・・・・斑鳩姉さんと葛姐さんは、このまま進んでいれば夜頃に合流するな。雲雀ちゃんと柳生さんは間もなく合流できるな)」

 

「あっつ~い・・・・。本当にここ日本?」

 

理巧は、ズバ抜けた気配探知能力で他のみんなの居場所をだいたい把握していると、後方から付いてくる飛鳥の言葉に、あらためて森を見る。

熱帯雨林のようなジメジメとした湿度と気温に、頬から一筋の汗が流れた。

 

「確かに、熱帯雨林ってこんな感じ・・・・!」

 

理巧はバッと後ろを振り向き、首に巻いていたマフラーをほどいていた飛鳥に向かうと、グイッと抱き寄せた。

 

「えっ!? り、りっくんっ!? な、ななななにしてンのっ!? こ、こんなところでそんな嬉しーーーー」

 

と、頬を赤らめた飛鳥の目の前で、“上からボトボトと落ちてきた物”を見て、顔を青ざめた。

 

「こ、これって・・・・!!」

 

「ヒル、だね・・・・」

 

それは、飛鳥の指くらいの大きさはあろうかと言うほどの、環形動物のヒルだったーーーー。

 

「いやぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっ!!!!」

 

飛鳥の悲鳴が、うっそうとした森に響いた。

 

 

ー葛城sideー

 

「さ、寒い・・・・! 本当にここ日本かよ・・・・っ!」

 

その頃の葛城は、到着した雪山が吹雪になって、視界が悪く、降り積もった雪のせいで、前に進みにくくなっていたが、突如目の前にーーーー。

 

グルルルルルゥゥゥゥゥゥゥゥ!!

 

なんと、3メートルはあろう巨大な白熊が現れた。

 

「はぃぃぃぃぃぃぃっ!? 北極じゃねぇんだぞっ!!」

 

 

ー斑鳩sideー

 

斑鳩は川の断崖にある小さな岩場を足場に頂上へ向かったいたが、断崖から吹き抜ける風の勢いに、身体が揺れる。

 

「今にも飛ばされそうですわ・・・・っ!!」

 

ふと足元を見ると、太いマムシのような蛇がチロチロと舌を出しながら、斑鳩の足に巻き付いて登ってきた。

 

「あぁっ!! (この蛇、なんて禍々しく、イヤらしい気配を・・・・!)」

 

 

ー柳生sideー

 

柳生は番傘を逆さにし、舟のようにして、川を下りながら雲雀を探していた。

 

「・・・・雲雀はこの辺りにいるな」

 

雲雀が着地した地点に近づき、辺りを見渡す柳生。

しかしその時、川の中から一匹の魚が飛び出し、柳生のスカートの一部を噛みちぎった。

 

「なっ! しまった・・・・!!」

 

次々と襲い来るように川から飛び出す魚は、ピラニアだった。

 

「ピラニアだとっ!? アマゾンかこの山は・・・・!」

 

 

ー霧夜先生sideー

 

「この『締魔破空<テイマパクウ>』は、ただの山ではない! だがお前達なら、必ずやり遂げてくれるはず!!」

 

≪んで、その『締魔破空』ってなんなんだよ?≫

 

凧飛行で飛んでいるサングラスを掛けた霧夜先生にゼロが訊く。

 

『締魔破空<テイマパクウ>』。あえて過酷な状況に陥るようなカラクリが無数に設置された特殊な修行空間である。

 

≪(こりゃウチの親父や師匠にも匹敵するかもな・・・・)≫

 

 

ーペガsideー

 

「レム。みんなはどんな感じ?」

 

『斑鳩は断崖の地点に確認。葛城は雪山の地点に確認。二人はこのまままっすぐに進めば夜間に合流します。柳生は川の地点にいますが、雲雀が向かっており間もなく合流します。理巧と飛鳥は森を抜け湖に到着します』

 

ペガは秘密基地にて、理巧達の現在位置を把握しているレムに状況を聞くと、レムは淡々と答えた。

 

 

 

ー飛鳥sideー

 

「はぁぁ~・・・・。まさかあんなに大きくて大量のヒルと遭遇するなんて・・・・」

 

盛大なため息を漏らす飛鳥の声を聞きながら、理巧は森を抜け、大きな湖に到着した。

理巧は手のひらで湖の水を掬うと、口に運んで飲んだ。

 

「・・・・・・・・・・・・うん、大丈夫だ。これなら飲み水として持ち運びができる」

 

「えっ、本当?! 良かったぁ、森を抜けるまでお水を飲み干しそうだったから助かったね!」

 

飛鳥は中身がほとんど無くなった竹筒を持ち出すと、湖の水を入れようとしたその瞬間ーーーー。

 

「っ!! 飛鳥さん!」

 

「えっ? うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

突然湖の中から出てきた巨大な尻尾が胴体に巻き付き、飛鳥は湖に引きずり込まれ、尻尾の先からとてつもなく巨大なウナギ?が現れた。

 

「ウ、ウナギっ!? ううん違う! 髭があるからドジョウだっ!!」

 

「ドジョウって最大でも20㎝なのに、こりゃ20メートル以上はある大きさだね」

 

「とか言ってる場合じゃな~い!! こうなったら! たぁあああああああああああああっっ!!」

 

飛鳥は空いている手で納刀している脇差しでドジョウの頭を盛大に殴った。

 

ーーーーゲェェェェェェェェェェ!!

 

ドジョウはそのまま目を回して湖に沈んでいった。

 

「ゴメンね、ドジョウさん・・・・」

 

「やれやれ、さて他のみんなは?」

 

飛鳥がドジョウに謝罪しているのを見た理巧は、気配探知で他のみんなの様子を探る。

 

「(・・・・葛姐さんも斑鳩姉さんは問題無く進んでいる。雲雀ちゃんと柳生さんは無事に合流したか)」

 

 

 

ー???sideー

 

ーーーーグルルルルルゥゥゥゥゥゥゥゥ!!

 

『締魔破空』が展開された山に眠る異形は、自分の領地に侵入した侵入者達の気配に唸り声を上げていた。

 

 

ー飛鳥sideー

 

湖を伝って山を目指していた理巧と飛鳥は、すっかり日が落ちたので湖の近くで野営をすることにした。

身体も結構汚れたので、飛鳥はそのまま下着姿となって湖で水浴びをしていた。

 

「・・・・・・・・」

 

【お前に『伝説の忍の孫』を名乗る資格はないっ!】

 

焔に言われた言葉を思い出し、物思いにふける飛鳥。

 

ーーーーパシャン・・・・。

 

「ん?」

 

飛鳥は近くで水の音が聞こえ、不審に思って湖を泳いでその場へ向かい、ちょうど自分の姿が隠すのにちょうど良い草が生えていたので、そこで息を潜め、静かに草をかき分け、少し開けて見るとソコにはーーーー。

 

「・・・・・・・・」

 

「ーーーーっ!(り、りっくん・・・・!)/////」

 

理巧が裸体で水浴びをしていた。下半身は湖に沈んでいたが、上半身は水に濡れ、美しい緋色の髪と、華奢そうに見えて、細い身体に引き締まった筋肉をした肢体に付いた水滴が月明かりでキラキラし、女の自分ですら息を呑んでしまう美しさがあった。

 

「(あわ、あわわわわわわわ・・・・!)//////」

 

まぁりっくんも水浴びくらいはするよね、なんて思いながら、理巧の肢体に目が離せない飛鳥は、両手で顔を覆いながらも、指は開いて、そのままジッと理巧を見つめていた。

 

「(・・・・なにしてンだろ、飛鳥さん?)」

 

理巧も飛鳥の気配を察してはいたが、とりあえず無視したが、

 

「っ・・・・誰だ?」

 

「(ビクンッ!!)」

 

突然理巧が静かに声を発すると、飛鳥はバレたと思って身体をビクッ、と振るわせるが、理巧は飛鳥の方ではなく、別の方角にある草むらを睨んだ。

するとーーーー。

 

『キュ? キュワァッ!』

 

湖の草むらから出てきたのは、赤いギザギザの身体に1.0メートル位の体躯に、愛らしい顔と小さな手をした珍獣が二本足で立ち、挨拶するように手を上げた。

 

「(な、なにアレッ!?・・・・ちょっと可愛いかも・・・・)」

 

「『友好珍獣ピグモン』か・・・・」

 

飛鳥はピグモンに仰天するが、理巧は閲覧した怪獣のデータにあった個体であると知り、冷静にピグモンも見据えて近づく。

 

『キュワァ?』

 

「フッ・・・・」

 

理巧は静かに笑みを浮かべると、ピグモンに向けて声を発する。

 

「はじめまして。ここは君の生活圏なの?」

 

『キュワ!』

 

理巧の言葉に、ピグモンは肯定を示すように身体を揺する。

 

「へぇ、言葉は分かるんだ? ピグモンは元々それなりに知能が高いって知ってはいたけど・・・・」

 

「(あの動物、ピグモンって言うんだ・・・・)」

 

「悪いけど、少しの間この辺りで休ませてくれないかな? 明日の朝には出ていくから」

 

『キュ。キュワッ!』

 

ピグモンは了承したように身体を揺すると、少し離れ、大きな葉っぱに乗せた木の実や魚を持ってきて、理巧に差し出した。

 

『キュワッ!』

 

「えっ? くれるの?」

 

『キュゥッ! キュゥッ!』

 

「・・・・そうか、ありがとう」

 

理巧がお礼を言うと、ピグモンは嬉しそうにピョンピョンと跳ねながら去っていった。

 

「さて、夕飯も思わぬ形で手に入ったし、そろそろ上がるかな」

 

「(わっ! わわっ!! まずい!)」

 

飛鳥は水音を立てないようにその場を去った。とっくに理巧にはバレているのも気づかずに。

 

 

 

 

夜が明け、2人は霧夜先生からもらっていた地図で、山への近道となっている洞窟の中を歩いていた。

 

「理巧くん。みんなは大丈夫かな?」

 

「斑鳩姉さんと葛姐さんと合流して山を登ってる。柳生さんと雲雀ちゃんも、ジャングルを真っ直ぐに進んで山の頂上を目指している。心配は無いよ」

 

「・・・・理巧くんは凄いよね。気配探知はズバ抜けているし。天才って言われている柳生ちゃんと互角以上に戦えるし。・・・・それにウルトラマンジードとして怪獣とだって戦えるんだもの・・・・」

 

「・・・・飛鳥さん」

 

言いながら、顔を俯かせる飛鳥に、理巧は声を発すると、飛鳥は両手を前にだして振る。

 

「あっゴメンね! 別に悪気がある訳じゃ・・・・」

 

「いえ・・・・。あまり気負い過ぎなくても良いと思いますよ。師匠達曰く。【無理をしていると自分だけでなく、周りの人達にも心配をかけてしまう】、って言ってましたから・・・・」

 

「む、無理なんてしてないよ! 私は、『伝説の忍の孫』なんだから!!」

 

ーーーー笑止っっ!!!

 

「「っ!!」」

 

突然洞窟内に響いた声に、2人は身構える。

 

ーーーー『伝説の忍』。その孫にいかほどの価値があるや?

 

暗がりの向こうから現れたのは、巨大な黒猫だった。

 

「で、出たーーーー!!」

 

「デカい猫ですね・・・・」

 

飛鳥は仰天するが、理巧は半眼で巨大猫を見据える。

 

『ニャアアアアォォォォォォォォォォォォンンッ!!』

 

巨大猫が雄叫びを上げて身体を上げると、洞窟の天井に当たり、岩が落下した。

 

「っ!」

 

「よっ!」

 

2人は落ちてくる岩を回避しながら巨大猫と距離をとる。

 

ーーーー血筋など、縁の記憶に過ぎぬ! 翻弄されるなど、これ愚かなり!!

 

巨大猫が言いながら、爪を立てた腕を振るう、飛鳥は刀で防ぎ、理巧はヒラリっと回避する。

 

「ほ、翻弄されてなんか・・・・!」

 

ーーーー『血縁』が己を強くするかっ!? ならば己とはなんだっ!?

 

「っ! お、己・・・・自分・・・・」

 

巨大猫に一括された言葉に僅かに心が乱れる飛鳥。

その僅かな隙を見逃さず、巨大猫が腕を振るった。

 

「おっと・・・・!」

 

飛鳥が巨大猫の攻撃への対処が遅れると判断した理巧が、飛鳥を抱き抱えて回避した。

 

「り、理巧くん!」

 

「油断しない」

 

ーーーーほぉ、流石だな少年。貴様はどうだ? 自らの遺伝子に刻まれし『悪の刻印』をなんと思う?

 

「っ! (りっくんに刻まれた、『悪の刻印』・・・・『べリアルの遺伝子』・・・・!)」

 

「・・・・どうでもいい」

 

ーーーーなに?

 

「えっ?」

 

巨大猫の言葉に、飛鳥を地面に下ろした理巧は、巨大猫の目の前に立ってそう答え、飛鳥も目をパチクリさせた。

 

「『べリアルの遺伝子』がどうだって言うんだ? それで僕がべリアルのように、『悪の道』に堕ちるとでも?」

 

ーーーー貴様は己は堕ちないと言えるのか?

 

巨大猫の言葉に、理巧は肩をすくめながら口を開く。

 

「ま、100%そんな事は無いなんて言えませんよ。先の未来がどうなっているのかなんて、誰にも分からないですしね。でも、僕にこの名前を、『暁月理巧』って名前を付けてくれた、『家族』になってくれた人達に恥じない生き方くらいはしないと、『大切な家族』のみんなに顔向けできませんからね!!」

 

「あっ・・・・!」

 

飛鳥は理巧の言葉に、幼い頃に祖父・半蔵が言っていた言葉を思い出す。

 

【お前は父親似じゃのぉ・・・・】

 

【えっ? おとうさんに? わたしが?】

 

【お前のお父さんは、お母さんとの結婚に猛反対するワシに、『弁護士の夢を捨て、寿司屋をやる』、と言いおった。『愛する人と添い遂げるためなら、夢も金も地位もいらない。自分には、その『覚悟』しかありません』。とな・・・・。フフッ、『覚悟』だけでこの半蔵を説得しおった。見かけによらず強い男じゃよ。お前の父は。そしてそんな男を見初めた、お前のお母さんもな・・・・】

 

幼い頃に祖父・半蔵と共に見つめた父母の姿を思い出した。

 

「(そうか、『資格』なんて、どうでも良かったんだ)」

 

飛鳥は立ち上がると、理巧の隣に立った。

 

「じっちゃんがいるから、お父さんとお母さんがいるから、今の私がいる! それだけで私は!!」

 

「・・・・フッ、行ってこい」

 

「うん!」

 

理巧は飛鳥の背中をポンッと押すと、飛鳥は巨大猫に向かって走り、二刀を構える。

 

「『秘伝忍法 二刀繚斬』!!」

 

背後に召喚獣であるガマガエルの幻影を出し、緑色の斬撃を交差させ、巨大猫の額を切り裂いた。

 

『ニャアアアアォォォォォォォォォォォォンンッ!!』

 

悲鳴を上げる巨大猫。しかし、『謎の声』は響いた。

 

ーーーー『期待への重圧』。『重圧故の劣等感』。此れ即ち、矮小なる心の曇り! 曇りなど恐れるに足らぬ!!

 

声が響くと、巨大猫が霞のように姿を消す。

 

「き、消えた!?」

 

ーーーー心せよ。真に恐れるべきは、『己自身の弱さ』なり!

 

「・・・・・・・・」

 

理巧は暗がりの洞窟の向こうにいる人影を睨む。

 

ーーーー少年よ。貴様も忘れるなかれ、貴様に刻まれし『悪の刻印』が、貴様に『逃れられぬ宿命』を背負うと事になる言う事を!

 

「その宿命が何であろうと、僕は『覚悟』を決めて進みますよ」

 

ーーーーならばその『覚悟』! 真の芯か見定めよう! 頂上で待つぞ!!

 

そう言って、『謎の声』の主は消えた。

 

 

 

 

そして頂上にたどり着いた理巧と飛鳥。

それと同時に、斑鳩と葛城、柳生と雲雀も、まったくの同時に着いた。

 

「かー! 同時かよ!」

 

「勝負は?!」

 

「1等賞はどうなるんだろう?」

 

「・・・・それは、あの人に聞いてみれ良いかもね」

 

理巧が指差した方を見た一同の視線の先には、頂上にあった岩柱の天辺に立っている女性に注がれた。

 

「我! 自ら現れる! 勝者の証を欲っすば、汝らの死力を尽くすが良い!!」

 

其処に立っていたのは、着古した学ランに豊満な胸をサラシで巻き、ごわごわとした黒髪の20代位の女性だった。

 

「どういう事です?」

 

斑鳩が質問すると、女性は勝者の証である巻物を突き出した。

 

「我! 『締魔破空』の最後の関門にして、『這緊虞』の目標なり!」

 

「巻物・・・・! じゃコイツを倒して」

 

「奪い取ると言う事か?」

 

「貴女は!?」

 

葛城と柳生と斑鳩がそう言うと、女性はニッと口角を上げて声を発する。

 

「我は・・・・『大道寺』!」

 

「『大道寺』だって!?」

 

「もしや貴女は伝説の、『大道寺先輩』!」

 

「葛姐さん。知ってるの?」

 

「名前だけはな。『卒業試験』には合格しているが、自らの意思で何年も留年している、伝説の超強い先輩がいるって・・・・!」

 

「そ、そんな人がいたなんて!」

 

「何年も留年・・・・。それだけでも十分伝説になるな・・・・」

 

「て言うか、女だったのか・・・・」

 

葛城の言葉に飛鳥と柳生は驚き、葛城は件の先輩が女だったことに半眼になる。

 

「何だかスッゴく男らしい!!」

 

「(・・・・て言うか、何年も留年って。あの人、歳いくつ・・・・?)」

 

雲雀が目を輝かせるが、理巧も葛城と同じように半眼になっていた。

 

 

ーピグモンsideー

 

『キュゥッ! キュワッ!』

 

ピグモンは山の麓にある地下洞窟の前でピョンピョンと慌てながら跳ね回る。

 

『グルルルルルルルルルル・・・・!!』

 

地下洞窟の奥から、竜のような風貌の黒い怪獣が這い出ようとしていたーーーー。

 

 

ー伏井出ケイsideー

 

「・・・・・・・・」

 

『キシャァァァァァァッ!!』

 

伏井出ケイはフッと笑みを浮かべると、『怪獣カプセル』を起動させた。

 

 

 




友好珍獣ピグモンはウルトラ怪獣のアイドルです。
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