閃乱ジード   作:BREAKERZ

57 / 107
ゼロが復活し、新たな力を手にする!


甦れ、ゼロ!

ー理巧sideー

 

飛鳥達が伏井出ケイを発見したのとほぼ同時刻。

特殊フィールドが消えると、服やらがボロボロになっているが、その瞳には苦難を乗り越えた強い意志が宿った理巧を、ウルトラマンゴライアン達が見据える。

 

『これで、我々の訓練は終わりだ。若き光の戦士、お前の名は?』

 

「暁月理巧・・・・ウルトラマンジード、です」

 

『常在戦場。これを心掛けよ』

 

『我々の力は使い方を誤れば災いとなる。これを忘れるな』

 

『星に生きる生命を感じ、それらを護る為に戦え』

 

『お前の力は、強さは、その為に有るんだからな』

 

『お前は一人じゃねえ、それを忘れるなよ』

 

『『『『『行け、ウルトラマンジード! 我らの新たな兄弟よッ!!』』』』』

 

五人の光の戦士達は粒子となって、ずっと後方で座禅していたゴライアンの持つ、アイテムへと戻っていった。

 

「・・・・・・・・ふぅ~」

 

「ゴライアン」

 

「これで、我が兄弟達の心と力を、お前に託した」

 

「はい」

 

「暁月理巧」

 

「っ」

 

始めて理巧の名を呼ぶゴライアン。

 

「お前は一人ではない。人も、ウルトラマンも、皆一人では生きていけない。だからこそ、仲間や兄弟や大切な人達との繋がりが、己を強くし、己を動かすのだ」

 

「・・・・・・・・」

 

「お前にもあるだろう。大切な人達が、仲間が、その人達との繋がりが・・・・!」

 

「・・・・・・・・」

 

理巧は目を閉じると瞼の裏に、鷹丸にハルカ、ナリカとスバルがいた。昔はこの人達だけで良かった。だが、今自分には多くの仲間達の姿が映った。

焔が。詠が。日影が。未来が。春花が。鈴音先生が。大道寺先輩が。斑鳩が。葛城が。柳生が。雲雀が。半蔵が。ペガが。霧夜先生が。ゼロが。そしてーーーー飛鳥がいた。

理巧は、その人達と目に見えないが、しかし確かに存在する繋がりーーーー絆があった。

 

「はい・・・・!」

 

「うむっ!」

 

理巧の迷いない言葉に満足気に頷くゴライアン。だが、二人は遠くから感じた邪悪の気配を察知する。

 

「どうやら動き出したようだな」

 

「ええ。手は打っておきました。後は、僕とおじさんと、ゼロ次第だと思います」

 

「うむ。では行け! 光の戦士、ウルトラマンジード!」

 

「はいっ! ジーッとしてても、ドーにもならない!!」

 

[フュージョンライズ!]

 

「決めるぜ! 覚悟!! ジィィィィィィィド!!」

 

[ウルトラマン! ウルトラマンベリアル! ウルトラマンジード! プリミティブ!!]

 

走り出した理巧は、ウルトラマンジードに変身して、空を飛んだ。

 

「若者が飛ぶ。お前も遅れる訳にはいかんぞ、ゼロよ・・・・」

 

 

 

 

ー飛鳥sideー

 

「焔ちゃん! 蛇女のみんな! 一体どうして!?」

 

「久しぶりだな飛鳥。言っておくが、私達は蛇女子学園を離れてな。今や『抜け忍』となったんだ」

 

「「「「「『抜け忍』っ!?」」」」」

 

「これからは、『焔紅蓮隊』と名乗らせて貰う。そしてここにいる理由は、夏休みに入ってすぐに理巧と出会ってな。私達蛇女を裏で操っていた黒幕の捜索に、手を貸してやっていたのさ」

 

「まさか、著名な小説家さんが黒幕だったなんて・・・・」

 

「誰も思い付かんなぁ」

 

「さっきの話は全部聞かせて貰ったわよっ!」

 

「覚悟は決めてるわよね?」

 

瞳に物騒な輝きを放つ焔紅蓮隊。

 

「くっくっくっ。分かっていませんね。ここでも私の部下達が目を光らせていますよ? 下手な真似をすれば・・・・」

 

「確かに、その通りですわね」

 

著名な小説家。それも昨日テレビで怪獣騒動に出くわした人間に女子高生が危害を与えれた。マスコミが喜びそうなネタである。

だが、飛鳥達も同じ轍は踏まない。

 

「だから、とっくに対処させて貰いましたわ!」

 

斑鳩が指差すと、気を失って拘束された異星人達の縄をペガが握って手を振っていた。

 

『へっへ~!』

 

「なるほど、既に捕まえていたのですか・・・・」

 

「それに、ちゃんと来てくれるヒーローがいるんだよっ! 」

 

『シュゥワッ!!』

 

『グワンッ!』

 

ウルトラマンジードが、キングジョーに蹴りを叩き込んで横に倒した。

 

『シャッ!』

 

「ほお、ウルトラマンジードですか。しかし、彼はあの怪獣達に敗北したのでは?」

 

「・・・・りっくんを、ウルトラマンジードを、甘く見ないでっ!」

 

 

 

ージードsideー

 

『「リベンジと行くか・・・・!」』

 

理巧はカプセルホルダーから、『ウルトラマンレオカプセル』のスイッチを押して起動させる。

 

「融合!」

 

ィヤーッ!

 

カプセルから『ウルトラマンレオ』の姿が現れ、カプセルを装填ナックルにいれる。

 

「アイ・ゴー!」

 

カプセルホルダーから『アストラカプセル』を起動させ、『アストラ』の姿が出現した。

 

ヤー!

 

『アストラカプセル』をナックルに装填し、ジードライザーのスイッチを押して起動させた。

 

「ヒア・ウィー・ゴー!!」

 

装填したナックルを取り外し、ジードライザーにスキャンさせる。

 

ドクンッ! ドクンッ!

 

ジードライザーの中央のカプセルに、赤と青の光が交差するように交わる。

 

[フュージョンライズ!]

 

「滾るぜ、闘魂!! ハァア・・・・っ!」

 

理巧はジードライザーを掲げて胸の前でスイッチを押した。

 

「ハァッ! ジイィーーーーード!!」

 

ライザーのカプセルが回転し赤く輝き、理巧の身体が青く輝く。

 

[ウルトラマンレオ! アストラ! ウルトラマンジード!! リーオーバーフィスト!!]

 

『イヤァーッ!』

 

前回敗北したリーオーバーフィストに変身したジードに、キングジョーは4体の宇宙船に分離し、ジードを中心に取り囲むように回ると、光線で攻撃する。

がーーーー。

 

『「(葛姐さん、少し技を借りる・・・・・・・・常在、戦場!)」』

 

ジードは取り囲んだキングジョーの宇宙船の光線が当たる寸前、身を低くして回避すると、その場でエアートラックスをするように回転し、竜巻を巻き起こした。

 

『はぁああああああっっ!!!』

 

ジードの起こした竜巻に呑み込まれた宇宙船達はその気流に流され、ひとまとめにされるとジードが足に炎を燃え上がらせ、地上から回転しながら必殺の蹴撃を叩き込む。

 

『『スクリューオーバーキック』!!』

 

ーーーードガァアアアアアアアアアンンッ!!

 

ひとまとめにされた宇宙船を貫通し、粉砕した。

 

 

 

 

ー飛鳥sideー

 

「あれって、アタイの『秘伝忍法 トルネードシュピンデル』!?」

 

「それを応用した技のようですね。以前も焔さんと日影さんの秘伝忍法を応用したりしましたが・・・・」

 

「理巧さん。技のコピーがえらい上手いなぁ」

 

「この短期間で、動きや技のキレが増している・・・・!」

 

「アイツ、どんな特訓してきたのよ?」

 

全員が理巧の新たな成長に驚いていた。

 

「なるほど。確かに成長したようですね」

 

伏井出ケイは無表情でそう呟いた。

 

 

 

 

ー霧夜先生sideー

 

霧夜先生はセリザワと共に、融合獣とロボット怪獣達と戦うジードを見つめる。

 

「ゼロ、見てるか? 理巧はさらに強くなった。家族以外はどうなろうと知った事じゃないと言っていたアイツが、家族以外の為に強くなった。ウルトラマンの後輩が頑張っているんだぞ。いつまで眠っているつもりだっ! ウルトラマンゼロっ!!」

 

霧夜先生は、ウルトラゼロアイNEOを握り締めながら、ゼロに向かって叫んだ。

すると、ウルトラゼロアイNEOの中心の宝石が光輝きーーーー。

 

≪流石は俺の相棒。中々パンチの効いた起こし方だな・・・・!≫

 

「ゼロ!」

 

「戻ったか」

 

≪世話をかけたな、セリザワ。いや、『ヒカリ』≫

 

「あぁ。行ってこい!」

 

≪あぁ、行くぜ、霧夜・・・・!≫

 

「ああ!」

 

霧夜先生はウルトラゼロアイNEOを目に当て、スイッチを押した。

 

「シャッ!!」

 

すると、霧夜先生の身体が光り輝き、ウルトラマンゼロへと変身した。

 

『シュァッ!』

 

ゼロはジードと交戦していたギャラクトロンを蹴り飛ばし、ジードの近くに着地した。

 

『俺はゼロ。ウルトラマンゼロだっ!!』

 

『「ゼロ・・・・!」』

 

ジードがゼロに駆け寄る。

 

『「随分と、遅い登場だね?」』

 

『へっ、良く言うだろ? 主役は遅れてやってくるってな!』

 

『「ふっ・・・・それじゃ遅れた分、活躍してもらうよ!」』

 

『ったり前だっ!!』

 

『「よし行くぞ!」』

 

二人は構えると、ギャラクトロンとナースに向かった。

 

 

 

 

 

ー飛鳥sideー

 

「ゼロさんっ!」

 

「やったぁ! ゼロさんが復活した!」

 

「ふっ・・・・」

 

「よっしゃぁ!」

 

「ええ!」

 

「まさか甦ってくるとはな・・・・!」

 

「理巧様から聞いたときは、駄目かと思っていたけど」

 

「ホント、しぶといわよね♪」

 

「の、ようやな」

 

「後は、この殿方を捕縛すれば終わりですわっ!」

 

「「「「「『忍転身』!!」」」」」

 

飛鳥達が忍転身すると、焔達と並んで武器を伏井出ケイに向けて構えた。

が、伏井出ケイは余裕の態度を崩さず、笑みを浮かべて忍達に向けて口を開いた。

 

「絶体絶命、ですね。・・・・しかし、1つ確認しておきたいのですが・・・・皆さん。どうして、ここにいるのがーーーー“伏井出ケイだと思ったのですか?”」

 

『えっ!?』

 

一同が肩を揺らすと、“伏井出ケイ”は身体を震わせながら笑い声をあげる。

 

「はははははーーーーハハハハハハハハハ!!!』

 

なんと、伏井出ケイの姿が、『ザラブ星人』へと変わった。

 

「「「「「ザ、ザラブ星人っ!?」」」」」

 

「なにぃっ!?」

 

「まさか!」

 

「やられたわね・・・・!」

 

「偽者やったんか」

 

「それじゃ、本物は何処よっ!?」

 

 

 

ー伏井出ケイsideー

 

そしてここは、ジード達の戦いが一望できるビルの屋上にあるカフェテラス。

そこで客もスタッフもいない無人の場所で、椅子に腰掛けテーブルに置いた紅茶を優雅に飲みながら、伏井出ケイが観戦し、歪んだ笑みを浮かべていた。

 

「良いですねえ! こんなに楽しめるゲーム、いまだかつて無かった!・・・・では、こちらも」

 

伏井出ケイはギャラクトロンのウルトラカプセルを起動させると、装填ナックルに入れてライザーに読み込ませた。

 

[ギャラクトロン!]

 

音声が鳴ると、ライザーを天にかざし、光が空に吸いまれると魔法陣が展開され、新たなギャラクトロンが現れる。

 

「さらに・・・・!」

 

伏井出ケイは、新たな重厚なロボット怪獣が描かれた『怪獣カプセル』を取り出し、装填ナックルにいれ、ライザーに読み込ませた。

 

[インペライザー!]

 

「はぁっ!」

 

新たなギャラクトロン、ギャラクトロン2の近くに、ライザーから発射された光から新たな魔法陣が展開され、そこから重厚なロボット怪獣が現れた。

『無双鉄神 インペライザー』だ。

 

 

ージードsideー

 

『キュォォォォン!』

 

『ーーーーーーーー』

 

ギャラクトロン2が『ギャラクトロンスパーク』を、インペライザーは駆動音を響かせながら、両肩のビーム砲『ガンポート』を放つと、ゼロとジードに当たった。

 

『危ねえ!』

 

『おっとぉ!』

 

突然の攻撃にジードとゼロは回避すると、ギャラクトロン2とインペライザーが降り立った。

 

『こっちは任せたぜ!』

 

『「そっちは任せる」』

 

ゼロはギャラクトロン2とインペライザーに向かい、ジードはギャラクトロンとナースに向かう。

 

 

 

 

ーセリザワsideー

 

「っ・・・・!!」

 

セリザワは拳を握った右腕を胸の前にかざすと、変身アイテム『ナイトブレス』が出現し、左手に持った『ナイトブレード』をブレスに差し込むと、ナイトブレスから放たれる青い光に包まれ、セリザワの姿が光の巨人へと変身した。

 

『シュッ!』

 

巨人は飛び出して、ナイトブレスから現れる光の剣『ナイトビームブレード』で、ギャラクトロン2とインペライザーを斬り、二体の攻撃を止めた。

 

『シュアッ!!』

 

ジードとゼロの前に立つその光の巨人こそ、知性のウルトラマン、『ウルトラマンヒカリ』だった。

 

『ヒカリっ!』

 

『「セリザワ殿っ!」』

 

『「あっ・・・・」』

 

『・・・・・・・・』

 

ヒカリはジードを一瞥すると、ゆっくりと声を発する。

 

『共に戦おう、ウルトラマンジード』

 

『「っ!・・・・はい!」』

 

ヒカリはインペライザーと戦い、ジードは体術を用いてギャラクトロンとナースと戦い、ゼロはギャラクトロン2のブレードを受けて、ビルを砕いて倒れる。

 

『うわっ! あぁ!!』

 

 

 

 

ー飛鳥sideー

 

「あ、あのウルトラマンって!」

 

「ウルトラマン、ヒカリ・・・・!」

 

飛鳥達も(ヒカリのリトルスターだった斑鳩は特に)、ウルトラマンヒカリの登場に驚きを隠せなかった。

 

『これは少々マズイですねぇ。では・・・・』

 

ザラブ星人はそう言うと、瞬間移動でペガの隣に現れた。

 

『うわっ!!』

 

『邪魔ですよ坊や!』

 

ザラブ星人は、飛鳥達の方にペガ投げ飛ばす。

 

『うわぁあああああああああ!!』

 

『ペガ(君)!!』

 

飛鳥達が受け止めると、焔達がザラブ星人を逃がすまいと駆け出す。がーーーー。

 

『では、皆さん。ご機嫌よう』

 

ザラブ星人はそのまま捕まった仲間達と共に、焔達の間合いに入るギリギリで転送され、その場から消えてしまった。

 

 

 

 

ー伏井出ケイsideー

 

「・・・・宇宙警備隊のブルー族ですか。余計なゲストにはご退場願いましょう」

 

立ち上がった伏井出ケイは、身体からドス黒いオーラを放ち、ジードライザーを取り出すと、ゴモラの『怪獣カプセル』を起動させる。

「ゴモラ!」

 

キシャアァァァァァ!!

 

『ゴモラカプセル』を装填ナックルに入れる。

 

「タイラント!」 

 

ヒャアァァァァァァッ!!

 

『タイラントカプセル』を起動させ、ナックルに装填しライザーのスイッチを押す。

 

「これでエンドマークだ!」

 

ライザーでナックルをスキャンする。

 

ドクンッ! ドクンッ!

 

ナックルのカプセルのエネルギーを読み込んだライザー中央のカプセルが目映く発光して、音声が流れる。

 

[フュージョンライズ!]

 

「ハァアアアアアア・・・・ハァアッ!!」

 

ライザーを胸元に持って、起動スイッチを押した。

 

[ゴモラ! タイラント! ウルトラマンべリアル! ストロング・ゴモラント!!]

 

伏井出ケイの姿が『ウルトラマンベリアル』の姿へと変わり、ベリアルの前に『ゴモラ』と『タイラント』の姿が現れると、2体は黄色と灰色の粒子となってベリアルの口の中へと吸い込まれ、ベリアルの姿がストロング・ゴモラントへと変貌した。

 

『キヒャァァァァァァッ!!』

 

 

 

 

ーゼロsideー

 

『『『「「っ!!」」』』』

 

ウルトラマン達が4体のロボット怪獣と戦っていると、さらにストロング・ゴモラントが現れた。

 

『「伏井出、ケイ・・・・!」』

 

『やっぱり現れやがったか!』

 

『この者が、私の造ったライザーとカプセルを盗んだ犯人か・・・・!』

 

『「・・・・レム。そっちにいる伏井出ケイは?」』

 

≪ザラブ星人が変身した偽者のようです。既に逃走しました≫

 

『「そうか・・・・」』

 

ジードは構え、ヒカリはゼロに話しかける。

 

『ゼロ。今こそ、君の“新たな力”を使う時だ! 霧夜殿!』

 

『「うむ!」』

 

ゼロのインナースペースにいる霧夜先生は、懐から取り出したのはーーーージードライザーと装填ナックルだった。

 

『それは・・・・!』

 

『『ニュージェネレーションカプセル』。ゼロ専用のパワーアップアイテムだ! 君に力を授けるため、後輩達が力を貸してくれたのだ』

 

さらに霧夜先生の懐から、

『遥か未来の戦士 ウルトラマンギンガのカプセル』。

『地底世界の勇者 ウルトラマンビクトリーのカプセル』。

『電子の勇者 ウルトラマンエックスのカプセル』。

『さすらいの風来坊 ウルトラマンオーブ オーブオリジンのカプセル』が飛び出し、カプセルから四人の若者達の幻影が現れた。

 

『っ! 輝・・・・! ジーク・・・・! 士道・・・・! ガイト・・・・!』

 

ウルトラマンギンガと共に戦う『希堂 輝』。

ウルトラマンビクトリーとなって戦う地底人『ビクトリアン・ジーク』。

ウルトラマンエックスと共に戦う『五河 士道』

ウルトラマンオーブとして戦うO-50の戦士『ツルギ・ガイト』。

 

《ゼロ。負けるなよ》

 

《お前なら、大丈夫だろう》

 

《諦めるなんて、2万年早いぜ!》

 

《ゼロさん。俺達後輩の力、お貸しします!》

 

『さぁ行け!』

 

後輩達とヒカリの言葉に、ゼロはインナースペースに具現化し、霧夜先生と視線を合わせる。

 

『(コクン!) 行くぞ霧夜!』

 

「(コクン!) 応っ!!」

 

二人は頷くと身体を1つにし、ジードライザーを後輩達の幻影がカプセルに戻ると、『ギンガカプセル』を起動させる。

 

『「ギンガっ!」』

 

ショオラッ!

 

空色の光が幾つも現れ、『ウルトラマンギンガ』の姿が現れ、『ギンガカプセル』をナックルに装填すると、『オーブ オーブオリジンカプセル』を起動させた。

 

『「オーブっ!」』

 

デュワッ!

 

白い光が幾つも現れ、『ウルトラマンオーブ オーブオリジン』の姿となった。

ジードライザーでナックルのカプセルを読み込む。

 

ドクンッ! ドクンッ!

 

ライザーのスイッチを押すと、空色と白の光が混ざり合った粒子が、ウルトラカプセルへと変化した。

 

[ウルトラマンギンガ! ウルトラマンオーブ オーブオリジン! ニュージェネレーションカプセル・アルファ!]

 

ウルトラマンギンガとウルトラマンオーブ オーブオリジンが向き合い、中心に二人のマークが描かれたカプセル『ニュージェネレーションカプセル・α』。

 

『「ビクトリーっ!」』

 

テアッ!

 

『ビクトリーカプセル』を起動させると、黄色の光が幾つも現れ『ウルトラマンビクトリー』となりナックルに装填する。

 

『「エックスっ!」』

 

イィィィーッ! サァァァーッ!

 

最後に『エックスカプセル』を起動させると、緑色の光が幾つも現れ、『ウルトラマンエックス』となりナックルに装填した。

 

ドクンッ! ドクンッ!

 

ライザーのスイッチを押すと、黄色と緑色の光が混ざり合った粒子が、ウルトラカプセルへと変化した。

 

[ウルトラマンビクトリー! ウルトラマンエックス! ニュージェネレーションカプセル・β!]

 

ウルトラマンビクトリーとウルトラマンエックスが向き合い、中心に二人のマークが描かれたカプセル『ニュージェネレーションカプセル・β』。

ウルトラゼロアイNEOとジードライザーを合体させると、『ニュージェネレーションカプセル・α』を起動させた。

 

『「ギンガ! オーブ!」』

 

ショオラッ!

 

デュワッ!

 

ギンガとオーブオリジンが向き合うように現れた。

次に『ニュージェネレーションカプセル・β』を起動させる。

 

『「ビクトリー! エックス!」』

 

テアッ!

 

イィィィーッ! サァァァーッ!

 

ビクトリーとエックスが向き合うように現れる。

そして、『α』と『β』の『ニュージェネレーションカプセル』をナックルに装填し、ライザーで読み込んだ。

 

ドクンッ! ドクンッ!

 

[ネオ・フュージョンライズ!]

 

『「俺に限界はねぇっ! ハアァッ!!」』

 

霧夜先生(inゼロ)は、合体させたジードライザーをウルトラゼロアイNEOで変身するように眼前に持っていき、

 

[ニュージェネレーションカプセル! α! β!]

 

ウルトラマンゼロの姿が、新たな姿へと変わっていくーーーー。

 

[ウルトラマンゼロビヨンド!!]

 

『ハァアアッ!!』

 

銀を基調とした紫の体色。両肩に銀の突起をつけ、胸のカラータイマーの回りにカプセルのような水晶を付け、頭部のスラッガーが四本以上なり、頭部のビームランプも大型になり三つとなった。

 

『俺はゼロ・・・・。ウルトラマンゼロビヨンドだ』

 

若きウルトラ戦士達の力を受け、『最強の戦士』は限界を『ビヨンド<超越>』した。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。