閃乱ジード   作:BREAKERZ

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遂にご対面だぜ、伏井出ケイ!

ー理巧sideー

 

ゼロが飛び立って翌日の昼。理巧は飛鳥達と焔達と雪泉達とウィンドウショッピングに来ていた。

 

「焔ちゃん達、お洋服とか買っておいた方がいいよ。いつもジャージで過ごしてるって言うし。りっくんとデートする時とかに備えてね」

 

「うるさい!・・・・でもまぁ、少しは服とか選んでおくか」

 

「よぉし! んじゃ日影も着替えて見ようぜぇ! このチャイナドレスとか! ミニスカメイドとか! ミニスカポリスとか!」

 

「アンタの趣味全開やな」

 

「いや、お巡りさん。我は怪しい者では・・・・」

 

「おい夜桜。叢が警察に職質されてるぞ」

 

「あんな怖いお面付けて街を歩くから」

 

「はぁ・・・・回収して来ます」

 

「四季さん! 美野里さん! 最近雲雀さん達と蛇女の悪忍と何か話していると思ったら、新作のゲームを買いに来ていたのですか!?」

 

「ふぇぇ〜ん!」

 

「良いじゃん雪泉っち。偶には息抜きは大事っしょ?」

 

「未来さん。バイトの量を増やしたと思ったらゲームを買う為だったんですの?」

 

「だって、最近ネットゲームで『紫忍者』ってネームの奴がいて、ソイツに負けないように訓練しようと思って・・・・」

 

「雲雀さん。幾ら理巧くんが優しいとは言え、あまり基地にご自分の私物を置くのは感心しませんわよ」

 

「でもでも、雲雀、未来ちゃん達と一緒にゲームしたいなぁって・・・・」

 

「女三人寄れば姦しいと言うが、十五人もいれば五倍姦しいな。ペガ、悪いけど『ダークゾーン』に買った物入れてくれる?」

 

『良いよ♪』

 

それぞれが姦しくも、楽しげな会話を繰り広げ、理久はペガの『ダークゾーン』に、買った物を収納していた。

買い物をそれなりに終えて、基地に帰ろうとする一同。

だがーーーー。

 

「・・・・んっ? あーちゃん、焔、雪泉さんこれ?」

 

「え?」

 

「は?」

 

「??」

 

ソコで理巧は、飛鳥と焔と雪泉の顔を交互に見ながら、素っ頓狂な声を上げた。斑鳩達に詠達、叢達も飛鳥達を見て訝しそうな顔をする。

飛鳥と焔と雪泉の額に、まるでライト光機のようなマーカーが、付けられていたのだ。

三人も、理巧久の反応に戸惑い首を傾げた。

 

「・・・・っ! 三人とも!」

 

と、その時ーーーー三つの方向から殺意を感じた理巧は三人を突き飛ばした瞬間。

 

ーーーーバシュッ! バシュッ! バシュッ!

 

今し方まで三人がいた地点に、五百円玉くらいの大きさの円形の穴が、地面にプスプスと煙をあげながら開いていた。

 

「「「なっ!?」」」

 

『っっ!!?』

 

飛鳥と焔と雪泉。そして斑鳩達に詠達、叢達も異常事態に目を見開き、手に手裏剣やクナイを持って周囲を警戒して身構える。

 

『理巧! あそこ!』

 

「なっ!?」

 

『はぁっ!?』

 

ペガが示した方向を見て、理巧も忍達も目を見開いて驚いたがそれも仕方ない。

何故なら、追っていた敵がーーーー伏井出ケイが、ベンチに座り優雅に本を読んでいたのだから。

 

「・・・・やっと見つけたよ」

 

『伏井出ケイ!! っ!!』

 

理巧が伏井出ケイに近づき、忍達も動こうとするが、足元に光線が飛び、三つの穴が作られ、思わず動きを止めた。

 

「半蔵学院のお嬢さん達! 抜け忍のお嬢さん達! 並びに月閃女学館のお嬢さん達! スナイパーがあなた達を狙っています。それでも動くなら・・・・」

 

伏井出ケイの声が少し距離がある忍達の耳に届くが、周囲の人達には聞こえていないようだ。恐らくそう言う事ができる装置でも使っているのだろう。

伏井出ケイは視線を母親と手を繋ぎながら、もう片方の手で風船を持っていた女の子に向けると、女の子が持っていた風船に光線が発射され、風船が割れて女の子が泣く。

 

「・・・・!」

 

『ーーーーっ!』

 

理巧が視線を鋭くし、忍達が目を見開く。

それを見て伏井出ケイは次に、可愛らしい赤ん坊を抱いた奥さんと、ベビーカーを押す旦那さんに目を向けると、ベビーカーの左右のタイヤが二つの光線で破壊され、夫婦が何だ何だ? とベビーカーを見る。

 

「もしもあなた方が逃げようとしたり、『忍結界』を展開しようなどと余計な行動をしようとするものなら、スナイパーはここにいる無関係な市民を撃つように言ってあるんですが。それでも、やりますか?」

 

「や、やめて!」

 

「貴様ぁっ!」

 

「なんて卑劣なっ!!」

 

飛鳥は顔面蒼白になり、焔と雪泉が顔を強ばらせる。他の皆もそれぞれ苦い顔や憤怒の顔になるが、動く訳にはいかず、そのまま立ち往生してしまう。

 

「・・・・くっ!」

 

「ーーーーまだ殺しはしない。君が対話に応じなくなるのは困りますからね」

 

伏井出ケイの言葉に、理巧は顔を顰める。

 

 

 

 

 

ー飛鳥sideー

 

忍達の後ろ、伏井出ケイに見えないようにして、『ダークゾーン』からペガが顔をヒョッコリ出した。

 

『皆・・・・』

 

「ペガくん。こっちに来てたの?」

 

『助けがいると思って・・・・』

 

飛鳥達と焔達と雪泉達は、ペガの姿を伏井出ケイやスナイパー達に見えないように配置する。

 

「スナイパーは三人いるが、何とかできるか?」

 

『レムが位置を見つけてくれている。やってみるよ!』

 

「ペガくん。コレを持って行って」

 

春花がコッソリ懐から、自作の薬が入った三つの試験管をペガに投げ渡した。

 

『わっとと! ありがとう春花!』

 

何とか三つとも手にしたペガが、『ダークゾーン』の中に入っていった。

 

 

 

 

 

ー理巧sideー

 

伏井出ケイが、理巧に話しかけてくる。

 

「十六歳か・・・・早いなぁ・・・・。“君が『研究施設』で訓練励んでいたのが、まるで昨日の事のようだ”」

 

「っっ!!」

 

伏井出ケイの言葉に、理巧はーーーー“八歳以前の記憶が、次々と蘇ってくる”。

まだ意識が覚醒する前、自分を見つめる『冷酷な瞳』。

あらゆる痛みに耐えれる頑強な肉体を作る拷問。

食べさせられる食事も水も、全てが即死性の毒。

常に『死』と隣合わせの訓練。

今朝方、隣にいた人間が、昼頃には死体になっているのが当たり前の日常。

人が肉片になってしまう光景が当たり前。

毎日毎日、心が摩耗していくような日々。

己の心が空虚になっていくような感覚。

そしてーーーーそれらが炎に包まれて無くなっている光景。

 

「ーーーーまさか、アンタが・・・・!」

 

記憶にある『冷酷な瞳』が、伏井出ケイに重なる。

 

「ーーーー殺す前に話しておきたかった。八年前、君が育った『研究施設』を滅ぼし、君を野に放ったのはーーーー私だ」

 

「っ、やっぱり、か・・・・!」

 

僅かに動揺する理巧の顔を見て、伏井出ケイは嘲弄の笑みを浮かべながら続ける。

 

「フフッ、いい反応だ。絵描きがいたらその間抜け面を書かせていたのになぁ!」

 

「お前は何者だ?」

 

「私の事よりも、自分が何者なのかのを心配したまえ」

 

「・・・・・・・・」

 

伏井出ケイは、動揺する理巧を面白がっているような笑みを浮かべていた。

 

 

 

 

 

ーペガsideー

 

『・・・・・・・・』

 

『〜〜〜〜!』

 

ペガがスナイパーの1人を見つけた。『宇宙帝王』を自称する『バド星人』だった。

 

『・・・・よし!』

 

ペガは、バド星人の背後に回ると、春花から貰った試験管の一つを手に持って、バド星人に向けて投げつけた。

 

 

 

 

 

ー理巧sideー

 

「私の目的は、起動した状態の『ウルトラカプセル』の収集だ。しかしカプセル起動に必要な『リトルスター』は、ウルトラマンにしか反応しない。ソコで私は『ベリアル様』に提案した」

 

「『提案』?」

 

「【カプセル起動を促す存在を作ってみてはどうか?】、と」

 

「っ、まさか・・・・!」

 

雪泉が、否、何人かが、目を見開く。

 

「ベリアル様の遺伝子を預かり、『研究施設』で、“ウルトラマンになり得る生命体を作った”。ーーーーそれが、君を含んで・・・・ざっと百人以上だよ。ーーーー『No.〇七九号』、だったね?」

 

「っ!」

 

『っっ!!??』

 

忍達は驚愕に目を見開いた。

ーーーー理巧は・・・・暁月理巧は、“人工生命体”だったという事だ。

理久自身、凄まじい動揺で言葉を失うが、何とか堪えて言葉を発する。

 

「・・・・・・・・・・・・思い出したくも、懐かしいと欠片も思えない名前だ。アンタの話が本当ならーーーー僕は、イヤ僕達は、『ウルトラカプセル』を起動させる為に、あんな訓練という名の拷問を受けていたのか?」

 

「ベリアル様の力を受け継ぐには、並大抵の肉体と精神力ではとても耐えられない。肉体の限界を超えた訓練は他の試験体が死んでいったが、君は生き残り『超人』になったんだ。感謝して欲しいくらいだね? だが、肉体は幾らでも鍛えられても、精神はそうはいかなかった。だから、唯一生き残った君を野に放ち、ソコで精神を鍛えようと思ったんです。ーーーーあの道元‹ゴミ›に拾われれば、使い捨ての道具になっていただろう。ーーーーあの黒影‹骨董品›に拾われても、つまらない正義漢気取りになっていただろう。ーーーーあの戦部家‹人間達›の元に拾われたのは、行幸とも言えますね?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

理巧は、呼吸が段々荒くなっているのに気づき、何とか落ち着かせようと浅く深く息をする。

伏井出ケイはそんな理巧の様子を滑稽と見るように、ニヤついた笑みて言葉を発する。

 

「君はーーーーウルトラマンジードとして、『正義の味方』にでもなっていたつもりだったのだろうが」

 

「(ーーーーイヤ、それは全っっっ然思っていない。寧ろ面倒事をやるハメになったと思っているから・・・・)」

 

途端、理巧の動揺がかなり収まり、気持ちが冷静になる。

 

「戦ってあげていたのだよ。私が」

 

「(こっちは別に戦って欲しいと思ってないんですが? アンタが面倒を起こすから相手していただけだし・・・・)」

 

理巧は内心半眼になり、少し呆れながら思うが、伏井出ケイは構わず続ける。

 

「私が、君がウルトラマンになるように誘導していた。君に『リトルスター』を譲渡した人間達は、つくづく愚かだと思わないか?」

 

「は?」

 

「私は今日、君の持っている『ウルトラカプセル』を、全て受け取りに来た。君の仲間が余計な事をしたせいで、早急に必要になったんだ」

 

「(仲間・・・・〈AIB〉か。どうやら、おじさんとゼロの向かった座標に、ベリアルがいる可能性が、これで一気に高くなったな・・・・)」

 

思案する理巧に構わず、伏井出ケイはあくまで表面上はにこやかに話す。

 

「お体の完全なる復活とは行かなくとも、ベリアル様が新たな拠点へと向かうには十分過ぎる程揃っている。さぁーーーー渡しなさい」

 

伏井出ケイが手を差し出すと、理巧は努めて冷淡に応える。

 

「ーーーーアンタさ、馬鹿か? そんな事言われて、ハイ渡しますと言うと思ってる?」

 

「言いますねぇ。ですが、渡さぬなら君の友達を撃つ」

 

「・・・・ふん。アンタの弱点が一つ分かったよ」

 

「ん?」

 

「アンタは周りの人達を、取るに足らない低レベルな存在としか見ていない。ーーーーそんな、道元‹ゴミ›と同レベルの傲慢な考えだから、簡単に足元を掬われる!」

 

理巧が装填ナックルを握ると、レムの声が響く。

 

《理巧。全てのスナイパーを無力化しました》

 

 

 

 

 

 

ーペガsideー

 

『フン!ーーーーこれで、おしまい!』

 

『『『ZZZ・・・・ZZZ・・・・ZZZ・・・・』』』

 

ペガは、理巧が伏井出ケイの話を聞きながら時間を稼いでいる間に、春花から貰った強力睡眠薬入りの試験管をバド星人達に投げつけて浴びせて、三人仲良く眠らせると、全員から武器を奪い、ロープでこれまた三人仲良く縛り上げた。

 

《お見事です。ペガ》

 

『へへっ。理巧や皆のおかげだよ!』

 

試験管の投擲と、気配を殺すやり方、縄を使った拘束術は、理巧や飛鳥達、忍の仲間達に教えてもらっていたのだ。

 

 

 

 

 

 

ー理巧sideー

 

「(コクン)ーーーー皆!」

 

『(コクン!)』

 

ーーーーシュバッ!

 

飛鳥と斑鳩と葛城、焔達紅蓮隊、雪泉と叢と夜桜が、伏井出ケイを包囲するように展開し、柳生と雲雀、四季と美野里はペガの方に応援に向かった。

 

「形勢逆転、かな?」

 

囲んだ一同が武器をコッソリと構え、いつでも動けるように構えている。が、伏井出ケイは余裕の態度を欠片も崩さなかった。

 

「クックック、残念だ。君が『ウルトラカプセル』を渡していれば、この静かな街がーーーー瓦礫の山と化す事は無かったのになぁ!」

 

ベンチから立ち上がった伏井出ケイのその手には、ライザーが握られていた。

 

「っ、やめろ!」

 

『っ!!』

 

「はぁっ!!」

 

止めようと動き出す理巧と忍達だが、伏井出ケイがライザーを握っていない手から黒いエネルギーを放出しながら振るうと、

 

「ぐっ!」

 

『ああっ!!』

 

そのエネルギーに、理久は後退し、飛鳥達は倒れてしまう。

 

「“〈光の国〉からライザーとカプセルを盗んだ時”、君と戦うのは宿命となっていたのだよ」

 

「(〈光の国〉から盗んだ・・・・?)」

 

理巧は伏井出ケイの言葉の一部に反応するが、伏井出ケイは気にせず、身体から黒いオーラを漂わせながら薄く笑みを浮かべ、目を瞑って呟く。

 

「ーーーーベリアル様。私に力をお貸し下さい・・・・!」

 

カッと目を開いたその目は赤く光り、身体のオーラが伏井出ケイを包み込んだ。

そして伏井出ケイは、キングジョーのカプセルを起動させた。

 

「キングジョー!」

 

ーーーーピー! グワシ! グワシ!

 

キングジョーの駆動音が響き、『キングジョーカプセル』を装填ナックルに入れる。

 

「ゼットン!」

 

ーーーーピポポポポポ、ゼットーンッ!

 

次に、笑みを濃くして『ゼットンカプセル』を起動させて、ナックルに装填し、ライザーの握り手のスイッチを押す。

 

「これでエンドマークだ!」

 

ライザーでナックルをスキャンする。

 

ドクンッ! ドクンッ!

 

ナックルのカプセルのエネルギーを読み込んだライザー中央のカプセルが目映く発光して、音声が流れる。

 

[フュージョンライズ!]

 

「ハァアアアアアア・・・・ハァアッ!!」

 

ライザーを胸元に持ってきて、起動スイッチを押した。

 

『キングジョー! ゼットン! ウルトラマンべリアル! ペダニウムゼットン!!』

 

伏井出ケイの姿が『ウルトラマンベリアル』の姿へと変わり、ベリアルの前に『キングジョー』と『ゼットン』の姿が現れると、2体は緑色と青色の粒子となってベリアルの口の中へと吸い込まれ、ベリアルの姿が変貌した。

ゼットンにキングジョーのパーツが食い込んだような様はまるで、『サイボーグ化したゼットン』といえる姿。角や両腕の爪はカイザーベリアルを思わせる赤く禍々しいものになっていた。ベリアルの胸部のカラータイマーは首元にある。

 

『ピギュポポポゼットーンッッ!!』

 

新たな融合獣、『ベリアル融合獣 ペダニウムゼットン』が誕生した。

 

「りっくん!」

 

「・・・・皆、避難誘導を頼む。アイツは、伏井出ケイはーーーー僕がやる! これは僕の意志だ!」

 

理巧はジードライザーを構えると、カプセルホルダーから『ウルトラマン』のカプセルを取り出し、スイッチを押して起動させる。   

 

「融合!」

 

ーーーーシャアッ!

 

カプセルから青い光の線が幾つもの放たれ、『初代ウルトラマン』の姿が現れ、カプセルを装填ナックルにいれる。

 

「アイ・ゴー!」  

 

すぐに『ウルトラマンベリアル』のカプセルを取り出し起動させ、『ウルトラマンベリアル』の姿が出現した。

 

ーーーーウエェェッ!

 

『ベリアルカプセル』をナックルに装填し、ジードライザーのスイッチを押して起動させた。

 

「ヒア・ウィー・ゴー!!」

 

装填したナックルを取り外し、ジードライザーにスキャンさせる。

 

ーーーードクンッ! ドクンッ!

 

ジードライザーの中央のカプセルに、青と紫の光が交差するように交わる。

 

[フュージョンライズ!]

 

「決めるぜ、覚悟!! ハァアアアっ!」

 

理巧はジードライザーを掲げて胸の前でスイッチを押した。

 

「ハァッ! ジイィーーーーード!!」

 

ライザーのカプセルが回転し赤く輝き、理巧の身体が青く輝く。

 

[ウルトラマン! ウルトラマンベリアル! ウルトラマンジード!! プリミティブ!!]

 

ウルトラマンとベリアルの姿が重なり合い、理巧は2人のウルトラマンの姿を合わさり、その姿を変える。

 

『シャァッ!!』

 

『ウルトラマンジード プリミティブ』と『ペダニウムゼットン』が、その姿を露わにする。

インナースペースにいる理久に、レムが通信を寄越す。

 

《地下基地を準備し、ジードライザーとカプセルを置いたのは、彼のようです》

 

『「・・・・レム。確認させて欲しい。君は『敵』か? それとも、『仲間』か?」』

 

《ーーーー現在のマスターは理巧。裏切る事はありません》

 

『「そうかーーーー僕は、お前達の手駒なんかじゃない!」』

 

理巧、ジードがそう言うと、ペダニウムゼットン、伏井出ケイが応じる。

 

『「ならば見せてみろ! お前が何者なのかを!」』

 

『「レム。民間人の避難はっ!?」』

 

《現在、飛鳥達が行っていますが、まだ逃げ遅れている人達が多くいます》

 

『「コイツを相手に被害が出ないように戦わなくちゃいけないか! キッツイなぁもう!」』

 

『シュアッ!!』

 

『ゼットン!』

 

ジードとペダニウムゼットンが、ぶつかりあった。

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