2024年8月9日、海上自衛隊の編入された俺たちは、ブリーフィングの時に自己紹介する事になった。
「三河勇三等海尉であります。よろしくお願いします」
「霧島大和三等海尉。よろしくお願いします」
「相沢和樹准海尉です!よろしくお願いします!」
「山城梓・・・准海尉です・・・。よ、よろしくお願いします・・・」
「登坂澪准海尉です!よろしくお願いします☆」
(((((((いや、そんなの反則だろ)))))))
澪のアイドルがやってそうな自己紹介に突っ込みつつ自己紹介を続けた。
「サイ・アーガイル准海尉です。よろしくお願いします」
「鳳翔赤城一等海尉。よろしくお願いします(昼ご飯まだですかね)」
「鳳翔加賀一等海尉。以後、お見知り置きを(ブリーフィングが終わったら食べれます赤城さん)」
「あ、赤城美奈三等海尉。よろしくお願いしますわ・・・(い、一航戦の権威が使えないなんて・・・)」
海上自衛隊呉基地に志願兵みたいな形で現地配属された俺たちは自己紹介を終えると席に戻った・・・というかサイは大丈夫なのか?だが・・・俺は頭を抱えていた。
海上自衛隊に艦娘が加入した。と海上自衛隊以外の人に言ったら、今度こそ「そうかそうか、今から病院に行こうな、頭の」と引きずられそうだったので海上自衛隊以外では大和や一航戦、狐耳の赤城のことは伏せておこうとみんなで誓った。
「ではブリーフィングを始める」
なんだかんだで今後の方針を考えていると、ブリーフィングが始まった。
今回の作戦は、外交官を乗せた護衛艦いずもの護衛、そう、昨日の会議で決定したものだ。呉からは俺たち大和艦隊が、横須賀からは第4護衛艦群が、在日米軍からは空母ロナルド・レーガンが護衛に向かうそうだ。それは、日本の未来が、俺たちの手にかかっていることを意味していた。そして、出港日は3日後だ。
あと、大和の艤装についてクリーブランドの対空レーダーを流用することで、大和は高い防空能力を、技研はクリーブランドの艤装と装備のデータを得る機会を手に入れることができた。
「なお、途中で攻撃された場合は柔軟に対応しつつ専守防衛を心がけるように。では諸君の健闘を祈る!解散!」
こうしてブリーフィングは終わった。
「サイ・・・本当に良かったのか?」
「何がだ?」
サイに助けられたことがあったが、俺は内心複雑だった。アメリカ人であるサイまで自衛隊に入っても良かったのか、それでサイの両親に迷惑をかけてしまうのではないのか。俺はそう思ってならなかった。
「いや・・・サイに迷惑かけちゃったかなって。それにーー」
サイがあっさりした表情で続ける。
「ああ、俺は大丈夫だ。それに、俺がアメリカ人だからってここで遠慮するな。ここが自衛隊だからって、気にしないぜ」
俺もあの時、泣いたり戸惑ったりする余裕なんて無かった。それでも・・・心残りが無い訳でもなかった。
「・・・ありがとうな」
俺とサイが話している間、一航戦も狐耳の赤城と話していた。
「ところで気になったことがあるのですが・・・」
「何かしら」
「一昨日のあのプロペラが後ろに付いた戦闘機と液冷付きの爆撃機、あれは一体何なのですか?」
「ああ、震電改と彗星改のことですか。あれは史実で実戦入りを果たせなかった航空機を現代で開発したものです」
「史実に無かったものを・・・。何故そうする必要があるの?霊(ゼロ)を強化すれば良い話だったのでは?」
「旧式のものをいくら強化してもいずれ限界は訪れるものです。だから史実に無かった高性能の装備を開発するんです」
「貴女のところではそういう計画はあったのですか?」
「いえ、そんな計画は一つも無かったわ・・・ただ、あの時に出てきたものだけを開発していた、それだけですわ」
「そうなの・・・」
「・・・大丈夫ですわ。後で特訓させてくれないかしら」
「・・・ええ、いつでもオーケーです」
「おっ、お前らか?ユニオンってところの艦隊追い返した大和の乗員は」
ふいに誰かから声を掛けられた。俺たちがその方向を見ると、赤髪赤眼の女の人が立っていた。
「・・・?どちら様で?」
「おう、俺はトム。アメリカ海軍、ロナルド・レーガン所属だ。まあ、気楽にやろうぜ。よろしくな」
トムと名乗るその女の人・・・アメリカ軍パイロットは軽く自己紹介すると、丁度昼食を取ろうとしていたようで俺たちと一緒に食堂へ向かい、そこでいろいろ話した。
「・・・で、そのクリーブランドって奴、よっぽどの暴れ馬なんだな」
「はい・・・それで警察が尋問に相当手古摺ったそうなんですけどね・・・」
いろいろ話した俺たちの話題は、クリーブランドの話へと移っていった。
クリーブランドは日本を重桜と思っていたようで、警察の尋問に対して「そんな嘘はお見通しだ!」とか「重桜の脅しに屈するものか!」とか言って聞かなかったそうだ。
その前の話題はというと、一昨日大和を殺そうとしたあの白帽子の話だった。なんと彼女も艦娘で、自衛隊機やトムさん達米軍相手に弓で応戦していたそうだ。トムさんは同じロナルド・レーガン所属のライノというパイロットとの連携プレーで弓を破壊して撤退に追い込んだそうで、かなりギリギリだったと言う。
「重桜か・・・もしかすると、そこがもう1人の赤城・・・あんたの祖国だったんだろうな・・・」
「あっ・・・」
「ええ・・・」
「確かに・・・」
「そんな・・・」
「そうだったの・・・」
「・・・」
「・・・指揮官様・・・私は一体、どうすれば・・・」
みんなそれぞれの反応を示す。特に、狐耳の赤城は愛する人に会えなくなったという非情な現実を突き付けられ、絶望という言葉が当てはまる、そんな表情をしていた。
「クリーブランドが消息を絶っただと・・・?」
「ええ、その通りでございます」
白い帽子を被った女性とメイド姿の女性が焦った様子で話す。
白帽子の名はエンタープライズ。そう、呉事件で他の空母艦船と共に航空機を繰り出し、大和に弓引かんとした張本人である。何故彼女が撤退したのかというと、トムとライノによる爆風を起こしやすい装備での連携攻撃で弓と艦載機を飛ばす為の飛行甲板が使えなくなり、戦闘不能になってしまったからなのだ。
そのエンタープライズの問いに答えたのが、ロイヤル所属の軽巡洋艦ベルファスト。彼女もまた、この攻撃に参加していたのだが、大和の主砲の威力に恐れをなして撤退したのだ。
「クリーブランドはユニオンのバトルスターの一員だ。やられるようなことは無い筈だ・・・何者が・・・」
彼女達が気にしていることはただ一つ。エンタープライズと共に戦場に留まり、消息を絶ったクリーブランドのことである。彼女はエンタープライズが撤退した後から消息を絶ち、多数の艦船も彼女と共に行方不明となった。
当然、こんなことは看過できるものではなかった。
「恐らく・・・彼女は沈められたのでしょう」
案外早く、ベルファストはクリーブランドの死を断定した。クリーブランドがまだ生きているとも知らずに・・・。
「彼女はバトルスターの一員でございます。それ故に狙われやすい存在だったのでしょう。それにあの未確認の航空機・・・あれは恐らく重桜が極秘に開発したものと思われます」
ベルファストは、眉を顰めた。
「あのプロペラが後ろに付いた戦闘機と新型爆撃機・・・そして血に染まったトムキャットか・・・」
ベルファストの推測を聞いたエンタープライズは忌々しそうにそう呟いた。
「貴方はどう思うか、指揮官」
エンタープライズが男にそう質問を投げかける。指揮官と呼ばれた男ーーアスラン・ザラは答えた。
「・・・確かに危険だ・・・これは・・・
新たな戦乱の火種になりかねない存在だ」
3日後、ついに日本の未来がかかった作戦が始まった。
俺たち大和艦隊とロナルド・レーガンは呉を出て、無事にいずも含む第4護衛艦群との合流を果たした。
そして、ミッドウェーに差し掛かった時ーー
『所属不明機、接近!機数、およそ40!機種からユニオンのものと思われる!』
護衛艦やましろが敵機発見の報を伝える。
「何!?合戦よーい!総員、第一戦闘配置!」
「合戦よーい!総員、第一戦闘配置!」
「来たか!俺は準備オーケーだぜ!サイ、梓、そっちはどうだ!?」
「準備は万全だよ」
「ああ、こっちもだ!」
『こちら機関室、異常なしだよ~!』
『準備万端です』
『敵は私たちをここで沈めるつもりです』
『こちらも準備万端ですわ』
こちらも準備は万端だ。規模からして空母艦娘は1人だけなのだろう。そう思っていた時、さらに続報が入る。
『対水上レーダーに感!数、5!サイズから艦娘と思われる!』
「敵の艦娘が5人・・・そのうちの1人が空母艦娘だな」
「おっ!一航戦が艦載機を出すぞ!」
『艦載機、発艦!』
『艦載機、発艦』
『艦載機、発艦!』
一航戦と狐耳の赤城が震電改と彗星改を出す。ロナルド・レーガンからも赤いF-14Dと青いF/A-18Eが発艦した。
赤いF-14Dのパイロットーートムさんがこちらに戦闘の意思が無いことを伝えるも、勧告虚しく敵機が攻撃を始めた。
米軍と震電改が敵の爆撃機・・・サイによるとこれはSBDドーントレスというらしい・・・と攻撃機・・・こっちはアヴェンジャーらしい・・・を優先して撃ち落としているお陰でまだこっちの艦艇には被害は出ていない。
その時、敵艦娘から通信が入ってきた。
『こちらはアズールレーン、ユニオン海軍第14独立艦隊所属のワスプだ!重桜艦隊に告ぐ!直ちに武装解除し、投降せよ!』
俺たち、いや、それだけじゃない、第4護衛艦群や米軍もその言葉に耳を疑った。
なんとワスプと名乗る敵艦娘は先制攻撃したにも関わらず投降しろと命令したのだ。
もう一度言おう。投降しろと命令したのだ。
『こちらは日本国海上自衛隊、護衛艦いずも。我々の目的は貴国との国交開設であり、決して敵対の意思はーー』
『フン、そんな嘘で我々を欺けられると思ったか!攻撃続行、クリーブランドを沈めたあのKAN-SENを狙え!』
クリーブランドを沈めただって・・・!?彼女はまだ生きているんだぞ!安否を確認しないでよくそんなことが言える!
『大和とうやら、クリーブランドを沈めた罪、死を以て償ってもらう!』
「こちら大和艦隊旗艦大和!いずも艦長の言ったことは本当だ!我々に敵対の意思は無い!」
『その声・・・貴様が指揮官か!ならば貴様諸共沈んでもらう!』
ワスプは俺たちの弁明を聞こうともしない。もはや戦闘は避けられ・・・いや、もう既に始まっているか。幸い彼女たち
の狙いは外交官を乗せたいずもではなく俺たちに絞られている。上手くやればいずもが1発も攻撃を受けずに済むかもしれない。
「敵艦娘4人、突っ込んで来るぞ!」
「クッ・・・仕方ない!大和、ワスプ以外の敵の艦娘が全員こっちに来る。副砲で弾幕を張って牽制してくれ!」
「わかりました。サブウェポンフリー!」
大和が副砲と機関砲で弾幕を張る。今、第4護衛艦群、ロナルド・レーガン、そして俺たち大和艦隊は密集している。そんな時に主砲を撃てば味方をも巻き込みかねない。
それでも、敵艦娘たちがなかなか接近できていないようで、弾幕による牽制は効果があった。
『ああ~~~!上手く接近できないのだああああ!!!』
『弾幕で近づけられない・・・』
『こんなの聞いてない・・・』
『は、ハロー・・・』
敵艦娘4人は大和の弾幕を前に混乱している。ワスプの方も、出した艦載機が第4護衛艦群の対空ミサイルとトムさん達米軍、そして一航戦と狐耳の赤城の震電改に翻弄されて手も足も出ない状況だ。
と、その時一航戦から通信が入った。
『こちら赤城。敵1名の投降信号を確認。受け入れますか?』
「ああ、頼む。敵はなるべく殺さないでくれ」
『わかりました』
『こちら加賀。敵部隊の撤退を確認しました』
「わかった。追撃の必要無し!」
どうやら敵は撤退したようだ。しかし、何故敵は俺たちを重桜と決め付けるんだ?その国がこの世界の日本なのか?そう思っていると、やましろから通信が入ってきた。
『敵機発見!機数150!増援と思われる!』
敵機を見つけたようだ。だが、さっきの3倍以上の数だ!とすると増援は空母艦娘3人か?
「やっぱり俺たちをここで沈めるつもりか・・・?」
『やはりそう来たか!ちと探り入れてくる!』
赤いF-14D・・・トムさんが補給を受けて発進した後、敵機が来た方角に偵察に行った。そしてすぐに報告が入った。
『緊急事態だ!増援送り込んだ艦娘の中に呉を襲った奴がいる!』
「何だって!?」
「それは本当ですか!?」
「マジか!?」
「それはまずいな・・・」
トムさんの言うことには敵の艦娘は空母3人と軽巡1人で、そのうちの2人が呉事件に関わった艦娘だと言うのだ。
「その艦娘の特徴ってわかりますか!?」
『ああ・・・白い帽子を被っていた、俺が追い返した奴だ!』
「白い帽子・・・ッ!!!」
「そいつって・・・まさかあの時大和を殺そうとした・・・あの白帽子のことか!!」
「そんな・・・」
『グレイゴースト・・・』
『えっ・・・?』
『ええ、白い帽子を被った空母艦船といえば奴しかいないわ』
『まさか・・・ミッドウェー海戦の再現をするつもりだというのですか!?』
「グレイゴーストという異名を持つアメリカの空母といえば・・・エンタープライズか!?」
「ああ、そいつだ!」
なんてことだ。敵はミッドウェー海戦を再現しようというのか。こっちはただコンタクトを取りたいだけなんだぞ。
一航戦と狐耳の赤城が震電改を出して迎撃しているが、物量では僅かに不利だ。だが、そこは震電改。30㎜機関砲による対B29を想定した圧倒的火力で次々と敵機を撃ち落としていく。
このまま行けるか、と誰もが思ったその時、白帽子ーーエンタープライズがなんとSBDドーントレスに乗って突撃して来た。
『ッ!?こっちに来る!』
『何ですって?』
『はあ・・・しかしどうしたらあんなことができるのやら・・・』
狐耳の赤城が呆れたような感じで言うが、どう考えても緊急事態だ。というかエンタープライズはよくあんなことができるなと俺も思った。
エンタープライズが弓を構えながら一航戦の赤城めがけて突っ込んで来る。
『ーー終わりだ』
そう言ってエンタープライズが矢を放とうとした、その時だった。
『俺のことを忘れるなよ!!』
『ッ!?』
赤い閃光が2人を爆風で遠ざけた。
それは赤いF-14D、そう、トムさんだった。
『よう、また会ったな!』
『お前は、あの時の・・・』
『呉でやりたい放題やってくれたテメェが何の用だ?ああ!?』
『お前たちをここで沈める』
『ヘン、何の理由も無しにか?』
トムさんとエンタープライズが口論していると、そこにいずもの通信が割り込んできた。
『待ってくれ、こちらは日本国海上自衛隊、護衛艦いずも。我々の目的は貴国との国交開設であり、決して敵対の意思は無い!』
一瞬、沈黙が辺りを包んだ・・・だが、
『・・・お前たちは危険な存在だ。だからーー』
『だからここで全員海の藻屑にしてやろうってか?こっちは手と手取り合って仲良くしましょうってテメェんとこにコンタクト取りに絶賛航海中なんだぜ』
『何だと・・・!』
『それにこんな盛大にドンパチ殺りに来なくとも他に取るべき方法あるんだ!テメェらの国だって友好国は多い方がいいだろう?』
『ッ・・・』
どうやらエンタープライズは今のトムさんの一言に言い返すことができないようだ。トムさんの言うことは誰がどう考えても正論だ。それ以上でも以下でもない。
と、そこにメイド服の女が割り込んで来た。艤装からして軽巡艦娘だろうか。
『確かにそれが現実かもしれません。ですが、如何なる理由であれ貴女方の存在は看過しかねます』
『・・・そうか』
その軽巡艦娘の言葉にトムさんは悔しさを抑えるような声で返す。しかし、何故敵はこちらを殲滅したがっているんだ?
俺たちが危険な存在だと言っているが、具体的に言って欲しい。
『・・・実は今ここにテメェが殺そうとした俺のダチがいるんだが、丁度いい、ここで紹介するぜ。おーいお前ら!』
「「「「「!?」」」」」
と、トムさん!いきなり注意をこっちに引きつけないでくれ!
「お・・・俺の名前は三河勇・・・」
「大和型戦艦一番艦、大和です」
「はあ・・・俺は相沢和樹だぜ」
「ほええ・・・山城梓・・・だよ」
「サイ・アーガイルだ」
しょうがないので艦橋にいる人全員で自己紹介をした。当然、エンタープライズは俺たちを睨んでいる。
『お前か・・・クリーブランドを沈めた大和というKAN-SENは!』
「待ってくれ、クリーブランドは死んでいない!彼女はまだ生きている!」
「勇の話は本当です。深海凄艦がいる現在、私たち艦娘は手と手を取り合って共に戦うべきです」
「そーだよ!その艦娘が何で史実を再現しようとするんだ!」
「俺だって共闘しようと思うぞ」
『ここでお前たちを逃せばさらに被害が出る!ならばここで沈めるのが最良の策だ』
俺たちが説得をするが、エンタープライズは聞こうともしない。それどころか、沈めるのが一番ベストだと言っている。
どうする?どうすればエンタープライズを説得できる!?そう思っていたその時だった。
「お前・・・そんなんじゃ好かれないぞ」
『なっ!?』
なんと和樹が呆れたような感じでエンタープライズのやり方の穴を見つけて指摘したのだ。エンタープライズの方はかなり動揺している。どうやら彼女にとって痛いところを突いたのだろう。
「だってサイだってアメリカ人だけど俺たち仲良くやれてるんだぜ!それなのにお前はどうなんだよ?わかり合おうとも
しないで誰彼構わず撃つなんて、それじゃどう考えたって友達できるわけ無いじゃないか」
『ユニオンが重桜と仲良くなれるだと・・・!?』
「ああ、そうだよ。日本人とアメリカ人が仲良くなるのは今じゃ当たり前だぜ。なあ、サイ?」
「ああ、人は分かり合えるさ。どんな時でも、な」
「うん!梓もそう思う!」
「勇、お前はどうだ?」
「・・・ああ、俺も同じだ」
「私も、そう思います」
そうだ、人は分かり合える。俺たちのように、仲良くなれる。そうだろう、父さん・・・。
『大統領より伝言です。貴国との会談の場を設ける、とのことです』
『なっ!?ベルファスト!?』
軽巡艦娘のその一言にエンタープライズが驚く。
結局、ベルファストという軽巡艦娘が伝えた伝言のおかげで戦闘は収まり、俺たちは何とか事なきを得た。
エンタープライズ達の提督は一体何者だろうか。何故、日本を攻撃したのか。その謎がもうすぐ解き明かされようとして
いた。
西暦2024年8月15日・・・もとい海暦2023年8月15日、日本の運命が決まる。
いかがだったでしょうか?