ホームレス拾いますか?《YES/NO》   作:御伽辰巳

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今更ながらのQ&Aのコーナー

Q.シャレイの正体って?
A.レアハンターです。

Q.レアハンターのエクゾディアって確か遊戯さんに破られたんでは?
A.リストバンドにもう3セット用意していました。

Q.エクゾディアって扱いがいつも悪くないですか?
A.インセクターさんに海に投げられ、遊戯さんに破かれ、記憶編でも負けていましたよね。

Q.正直お姉ちゃんキャラ薄くね?
A.遊戯王のヒロインはキャラが薄いです。特にDM。原作をリスペクトした結果です。

Q.主人公の名前がまだ出てないんですけれど……。
A.というか、この小説の登場キャラに本名がついてるのいないじゃないですかw

Q.店長さんの正体って……?
A.今回分かります。

Q.毎回感想書いてくれる人がいる。
A.いつもありがとうございます。

Q.ハーメルンの総合評価の計算式が分からない。
A.取扱い説明書を読みましょう。

Q.なんでこんな小説に読者がいるの?
A.さぁ?

Q.お腹痛いです。
A.トイレに行きましょう。

Q.デュエルしろよ。
A.キングクリムゾン!

Q.一日三回投稿するなら、初めからまとめて出せばいいじゃね?
A.あ、アクセス数が欲しくて…………(震え声

Q.その癖に評価低いよね?
A.お前、後で体育館裏な。

Q.ところで主人公の名前は?
A.調整中


仮面×奇術師×爬虫類

-26-

 

 

 入り口にいた二人の男を決闘(デュエル)で蹴散らした僕とシャレイは、ビルの中にはいる、

 正面にはカウンター。左右にはドア。そして奥には階段がある。

 敗者の二人に電話の相手、つまり盗賊――グールズ残党のボスが何処にいるのかと聞くと、最上階にいると言っていた。

 だから僕とシャレイは迷わず階段を登った。

 

「少しいいか?」

 

 階段を登っていると、となりにいるシャレイが控えめに僕に声をかける。

 

「ん? 何?」

 

「俺のせいで……こんな事になってしまった。すまない」

 

「いや、いいよ。大丈夫。気にしないで」

 

「しかし、君は好意で行くあてのない俺を助けてくれたというのに、そんな俺は犯罪者だった。それは、君の期待を裏切った事になるのではないだろうか?」

 

「…………」

 

 いや、それは違う。

 僕は好意で助けたんじゃない。

 ただの好奇心で助けたんだ。

 だからバチが当たったんだ。

 

「そんなの関係ないよ。言ったじゃん、僕。シャレイの記憶を取り戻す為にがんばるって。その記憶がたとえ犯罪者の記憶だったとしても、今のシャレイはそんな奴じゃあ……ないでしょ」

 

「そうだな」

 

「……さ、一緒にネェちゃんを助けよう。もちろん協力してくれるよね」

 

「ああ。ありがとう」

 

「礼を言うのは僕の方だよ」

 

 階段を登りきると、そこは大きな、何も無いスペースだった。

 いや、違う、元々ここには色んな部屋があったに違いない。

 ただ、その壁を、無理やり全て取り除き、無理やり大きな一つの大部屋にした――そんな階だった。

 奥には、階段の上に上る階段。

 僕らは更に上に上がるに、奥の階段を目指す――だが、そう簡単にはいかなかった。

 

「ちょっと待つんだな!」「待ってもらおうか!」

 

 突如聞こえてくる声。

 そう、この大きな、壁を全て取り除いたような部屋には、既に先客がいた。

 真っ黒な外套に身を包んだ二人の男。

 グールズの人間だ。

 

「どうやら」「交渉は決裂みたいな話しになったみたいだかんな」「だが」「そうなった場合は力ずくでカードを奪うのみなんなんだかんな」

 

 二人の男は、まるで一つの文を二人で分割して読んでいるような、変わった二人だった。

 一人は、小さな太った男。もう一人は大きな痩せた男だった。

 小さな男は、顔の左半分に白い笑った仮面が取り付けられており、大きな男には、顔の右半分に黒い怒った仮面が取り付けられていた。

 まるで、二人で一人。一人の人間から光と闇を分断したような人間だった。

 

「俺は――光の仮面!」

 

 小さな男がそう名乗る。

 

「俺は――闇の仮面!」

 

 大きな男が、小さな男に続いて名乗る。

 どうやら、他の普通のグールズとは違う人間な気がした。

 

「俺達は」「他の奴等とはちがうんだかんな」「二人で一人」「光と闇の二つの仮面」「仮面コンビ!」

 

 二人の男は、息ぴったりに、口上を上げる。

 

「ここを通りたければ」「俺たちを倒さないといけないんだかんな」「ただし」「タッグ決闘(デュエル)なんだかんな」

 

 二人の男は、僕らにタッグ決闘(デュエル)を挑んできた。

 タッグ決闘(デュエル)とは、二対二の四人で『デュエルモンスターズ』をプレイする事で、パートナーとのコンビネーションの良さが需要になる。

 実は僕はやった事がない。

 だが、向こうの二人は息ぴったりで、おろらく、いや絶対タッグ決闘《デュエル》用のデッキで来るはず。

 つまり、僕らは圧倒的に不利だという事だ。

 

「さぁさぁ」「さぁさぁ」「早く」「決闘盤(デュエルディスク)を構えるんだな!」

 

「くっ……」

 

「シャレイ……どうする?」

 

「うむ、この決闘(デュエル)、かなり不利になると思うが、こいつらを倒さない限り、先には進めない」

 

「やむ得ない……という奴か」

 

 そう判断し、不利だと分かっていながら、他に手段が思いつかなかったので、僕とシャレイは決闘盤(デュエルディスク)を構える。

 そして、決闘(デュエル)を始めようとしたその瞬間――思わぬ横槍が入った。

 

「――ちょっと待つのですっ!」

 

 僕、シャレイ、光の仮面、闇の仮面。その四人しかいないはずのこの部屋に、いつの間にか、もう一人の人間が――存在していた。

 そう、本当にいつの間にか、さっきまで誰もいなかったのに、まばたきをした瞬間、いつの間にかいたみたいな、そんな感覚だったり、今までずっとここにいて、でもこの部屋にいた四人がいまの今まで気づかなかった、そんな感覚だったり、まるで魔法のように、この場に瞬間移動してきたような――そんな感覚だった。

 

「だ、誰だっ!?」

 

 突如現れた第三者に、痩せた背の高い男、闇の仮面がそう言った。

 

「お前、いつの間に俺達の間に出てきたんだ!?」

 

 光の仮面もそれに続く。

 

「にょほほほほ――私――スーパー・オブ・マジシャン。奇術師パンドラに不可能などありません」

 

 突如現れた第三者。それは、まるで、手品師だったり、魔術師だったり、奇術師だったり、そんな格好をした人だった。

 

 黒いシルクハット。仮面舞踏会のような、白黒模様の顔上半分を隠すマスク。真紅のシーツに身を包み、またもや白黒模様の蝶ネクタイを付けた、ピエロと手品師を足したような――奇術師と呼べば相応しいのは、そんな人間だった。

 声は高いが、男の声。

 

「にょほほほほ――なかなか面白い事をしていますねぇ――皆さん。私も仲間に入れてくださいよ」

 

 奇術師パンドラと名乗る男は、そう言って、仮面の二人組みの方を向き、言った。

 

「後ろのお二人さん。ここは私が引き受けましょう。あなた方二人は早く上の階に行くのですよ」

 

「えっと、あなたは一体……?」

 

「にょほほほほ――なぁに、通りすがりの奇術師ですよ」

 

 「私の事は気にせず早く先に行くのです」と、否応言わせない強い口調で、そう言われ、僕は何も言えなかった。

 

「誰だが知りませんが、ありがとうございます!」

 

「恩に着る」

 

 僕とシャレイは、そう礼を告げて、三人の脇を抜けて上の階を目指す。

 

「あ、ちょっと!?」「待つんだな!!」

 

 すると、二人組の仮面は僕らを止めようとするも、

 

「あなた方の相手は私ですよ!」

 

 仮面の二人組の前に、突如突き刺さるトランプ。

 いきなり飛んできたトランプに驚いた二人は足をとめ、僕らはもう追いつかれない程離れていた。

 

「にょほほほほ――さぁさぁ、数年振りに帰って参りました! 奇術師パンドラのマジックショー! 観客は二人と若干少ないですが――まぁいいでしょう。さぁ、二人まとめてかかってきなさいな」

 

 僕とシャレイは、階段を登った。

 何故だか、あの奇術師の人とは、初めて会った気がしなかった。




仮面コンビとレアハンターとパンドラの夢の共演!
これがやりたかった!!

次回、本当にデュエルあります!!
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