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僕とシャレイは、突如現れたパンドラという人にあの仮面を着けた二人組を任せ、階段を登った。
三階は、至って普通のビルの内装のようで、いくつかの部屋があり、一番奥に上へと続く階段があった。
だがそう簡単には通してもらえる訳もなく、僕達の前には黒い外套を纏った人間達が立ちふさがった、でも
現在四階で、四階にいるグールズの団員を全て
五階も、二階のような無理やり壁を取り払ったような大きな部屋ではなく、三階四階と同じような普通の構造だった。
だが、他の階と違うのは、今まで僕らを拘束しようとしていたグールズが、一人もいない事。
否――正確に言えば、人はいた。
でも、その人はグールズのような黒い外套を見に着けていない、至って普通の服装をした男性だった。
「よく、ここまで、辿りつけましたね」
グールズとは少し雰囲気が違う男性が、賞賛の言葉を送る。
「いやいや、素晴らしい、でも、あなた方の、快進撃は、ここまでですよ」
「いや、悪いけど、僕はあなたも倒して先へ行かないといけないんです、ですから……倒させてもらいます」
「はぁ、せっかちな方々ですね、分かりました、では、早速
そう言って、男性は
そして――悪魔のような顔をこっちに向けた。
「っ……!?」
その男性の顔は、正直、酷かった。
いや、醜い容姿をしていたわけではない、顔のパーツはどちらかと言えば整っている。
ただ、目が、イっていた。
悪魔のような眼。
見られた石にでもされそうな、シャレイが蛇ならこの人は悪魔だ、と言っても可笑しくない、イった目だった。
直視できない、目がイカレル。あまりに酷すぎて、あまりに恐ろしすぎて、あまりに悪魔すぎる。
悪魔の眼をした人間だった。
生まれつき目付きが悪いなんて生易しいものじゃない。
人間にどうやったらこんな目が出来るんだ、と言いたくなる様な……悪魔の目。
「さぁ、かかってきなさい、どちらが、お相手してくれますか? それとも、両方、ですか?」
僕は正直、この人と闘いたくなかった、いや、それ所か、この人と同じ空間にいたくなかった。
気持ち悪い、吐き気すらする…………おえっ。
「ここは……俺がいこう」
僕がその男の目に嫌悪を抱いていると、シャレイが僕の前に出た。
「君は、先に行くんだ。こいつは他の雑魚とは違う。俺も勝てるかどうか分からない。精々足止め程度だろう。だから、早く行くんだ」
「でもシャレイ……」
僕は今にでもこの空間から逃げ出したい所だったけど、僕は正直、シャレイが心配だった。
この男とシャレイを一緒に置いておきたくないみたいな、心配だった。
「早くするんだ! 君の姉が危ないんだろう!」
「はっ……!?」
シャレイの一言で、僕は正気に戻った。
そうだ、僕は姉を助けるために、ここに来たんだった。
こんな所で立ち止まっている場合ではなかったのだ。
「シャレイ……頼んだ!」
僕はシャレイにその場を任せ、先へ進んだ。
「まぁ、正しい判断でしょうね、私が相手できるのは、一人まで、です、すると、一人、取りこぼしてしまうのは、仕方ない、事ですからね」
シャレイ……負けないでね。
僕はシャレイにその場を任せ、階段を登った、するとそこは、最上階だった。
現在四階で、四階にいるグールズの団員を全て
→どっちがグールズが分からない…………。
Rの百野さんが登場です。
シャレイVS百野というのは、なかなかない組み合わせなのでは……?
さすがに、大丈夫なはず!!