オススメの小説とか、ユニークな小説とか、自分の書いている小説とか、紹介していただけると助かるのですが←厚かましい
ヒロイン登場です。
お姉ちゃんがヒロインです。
お姉ちゃん登場に基づき、タイトルも一新。
-10-
姉が帰ってくるのは、大学が遠くにある事から、だいたいいつも九時前後に帰ってくる。今日は九時五分の帰宅だった。
言っちゃ悪いが焼きそばみたいな髪型の姉だ。兄も焼きそばみたいだ。僕は父親似なのか髪の毛はストレートだけど。
「ただいま~……ちょー疲れたー」
姉は帰ってくるなりフラフラな足取りでリビングに入ってきて、テレビ前のソファにうつ伏せに倒れる。
毎日そんな感じだ僕の姉は。一体大学で何をしているのだろう? とよく疑問に思うが聞いた事はない。
何でも生物学の研究をしているらしい。
兄は現役ゲームクリエイター、姉は生物学者志望、なんとも方向性が違う兄弟だ。
僕は……カードゲームのプロ目指してますけど。
家族に言うにはちょっと抵抗があるのだが、僕の姉は美人だ。兄も美形だった事からうちの家族は結構優良な遺伝子を持っているのかもしれない――外見は。
「弟~。ビール、ビール!」
姉は顔をソファに沈め、命令口調で言ってくる。うーん、だらしない。
しかし、今日の僕は姉に用事があるのだ、酔っ払ってからじゃ困る内容だ。よって僕は姉の命令を一旦無視する。
「あのさぁ、ネェちゃん。ちょっと相談があるんだけど……?」
「ビール! ビールビールビール! ビール持って来い!」
駄目だ……話しが通じないぞこの
「話しが通じない
この姉っ!? 僕と同じ事考えてたぞ!? やはり血は争えないのか。
「やーだー! ビール飲みたい~。飲まないと死ぬ~。しーぬー!」
このアルコール中毒者ッ!
ついカッとなりそうになったが、ここは平常心を持ち、なんとか姉を会話出来る状態にしようと試みる。
「あのさぁネェちゃん、聞いてくれよ。今日動物拾ったんだよ」
僕がそう言うと、いままで駄々っ子のように手足をばたばた動かしていた姉が、ピタッと、充電が切れたロボットのように動かなくなる。
そして、うつ伏せの体を起こしてソファにすわり、僕の顔を見てくる。
「マジ?」
「マジ」
「何拾ったの? 犬? 猫?」
「えっと……言いにくいんだけど……」
簡単に理解出来るように、僕は実物を姉に見せる事にした。
「シャレイ、入ってきていいよ」
すると、今まで部屋の外に待機していたシャレイが部屋に入ってくる。
のっそのっそと、身長百八十を超えた人間の男性が。
「ネェちゃん。人間拾った。家で飼いたいんだけど」
…………。…………。…………。…………。沈黙。そして――
「マジ?」
「マジ」
「お世話になります」
――僕の説得タイムが始まる。
残念系お姉ちゃんはドストライクです。
天然ゆるふわ系の妹はもっと好きですけれど(笑)
主人公のお兄ちゃんとお姉ちゃんは髪の毛がヤキソバみたいらしいです(主人公曰く)
>っていうか、ホームレス飼うのに説得とか常識的に無理だろ
>いや、遊戯王で犯罪者捕まえる警察がいる世界に常識を求めちゃ……
>あっ……!?