戦姫絶唱シンフォギア 転生をしたらアダムになっていた\(^o^)/オワタ 作:桐野 ユウ
「・・・・・・・・・・・・・・・」
朝早くアダムは誰もいないのを確認をして転移石を持っていた。その理由は彼の体のメンテナンスのことだ。
知っている人もいればそうだが彼の体はティキたちのような体とはかなりの構造などが違うため彼は今までは簡単なメンテナンスだけで終わらせていたのだ。だが彼自身もこの頃調子が悪いなと思いながらも彼らの前でその姿をさらしていない。
彼は両手を動かしながらも辺りを見ながら転移石を割りある場所へとやってきた。そこは地球より離れた場所であり彼が生み出された場所だ。
「もう二度とここには戻ってこないつもりだったが・・・・・・まさかメンテナンスだけで戻ってくることになるなんてね・・・・・・」
『ここがアダムが生み出された場所なのかい?』
「あぁそのとおりだリク、僕が生まれた場所でもある・・・・・・さて扉がしまっているな・・・・・・まだ使えるならいいが・・・・・・ナンバーズZX001コードネームアダム・ヴァイスハウプト。」
【アダム・ヴァイスハウプト承認確認。】
しまっていた扉が開いて彼は中へと入っていき辺りを見ている。
「妙だ・・・・・・生命反応がない感じがする・・・・・・」
彼は歩きながら警戒をしていき突然として何かが接近をしてきたあまりの速さにアダム自身は構えることができない。
(速い!!)
「アダム?」
「え?」
彼は振り返るとそこには金髪の女性が立っていたが彼のメモリーにそんな人物はいない。
「誰だい君は・・・・・・それにその体は・・・・・・人間?」
「あぁそういうこと、私はここのメインコンピューターですよ?」
「は?」
彼はメインコンピューターがなぜ人の体をもっているだろうかと思っていると彼女は近づいてきた。
「回路などが焼き切れているのと各部関節部分に異常があるわね。なるほどあなたがここにやってきた理由はわかったわ。これは本格的なメンテナンスが必要になるわね・・・・・・ほらはやくはやく。」
彼女は彼の手を握りメンテナンスルームへとやってきた。アダムはここで生み出されたなと思いながら眠らされる。
「さてとりあえずアダム、あなたの回路を一度落とすわね?」
「あぁわかっていると思うがメモリーを消去などをしたら君を潰すよ?」
「わかっているわよそんなこと私はしないわよ。とりあえず一旦お休み。」
彼女に回路を切られてアダムは機能を停止をした。彼女はさてっといい彼の体を調べている。
「彼の体は人とだいたい同じように作られているから男性としての機能はもちろん一部分を機械類にしているからね。いえば人造人間・・・・・・みたいな感じね。さてっとうわ・・・・・・よく数百年以上稼働ができたわ。まぁ彼自身が誰にも正体を明かしていない感じね・・・・・・とりあえず自分ができる範囲でのメンテナンスをしている感じ。一度パーツなどを取り換えておかないとね。ついでに出力なども上げておいてっと・・・・・・」
メインコンピューターであるコードレイはアダムの体を色々といじっていく、彼の調整などもしておりついでに彼のメンテナンスを行えるように新たなものを作ったりと色々と彼女は改造をしていくのであった。
アダムside
「さぁ目を覚ましてアダム。」
声を聞いて僕は目を開ける。そこには金髪の女性がいたがメインコンピューターのレイだとわかる。僕はメンテナンスベットから起き上がり指などを動かしていた。というよりも何か知らないが力がかなりみなぎっているのはなぜだろうか?
「何か僕の体にしたのかい?何か知らないが今まで以上の力を感じるだけど?」
「あーそれは簡単よ。あなたの体の調整をしたときにバージョンアップをしているのよ。これであなたが錬金術を使っても気にしないで済むようにね。」
なるほどね。これならバンバンと錬金術を使うことができる。前はそれを気にしながら錬金術を使っているからこれならいいか?それと気になったけどその後ろの物は何でしょうか?
「あーこれ?ここまで戻ってくるのめんどくさいでしょ?だからあなたの体のメンテナンスができるようにと作っておいたのよ。それと私もついていくからよろしく。」
「はぁ!?ここはどうなるんだい?ここは創成主がいただろう。」
「主ならもういないよ?随分前に亡くなったから。私はずっとここで一人で過ごしていたのよ・・・・・・そこで廃棄処分をしていた体たちを使って体のフレームを完成させたというわけ。」
なるほど、それで彼女はこの中を自由に動いているわけか、まぁここは彼女一人しかいないってこともあるからね。
さて僕たちはここのデータなどを回収をして転移石を使って転移をした。
「おかえりなさいおじさま。」
「やぁサンちゃんにカリオストロにプレラーティじゃないかお疲れ様。」
「まぁあーしたちは簡単に事を済ませるからね。」
「それでアダム、その後ろの女は誰なワケダ?」
プレラーティに指摘されて僕は後ろの彼女をどう紹介をしようか迷っていた。どういったらわかりやすいかなっと・・・・・・
「私はメインコンピュータレイと申します。」
お辞儀をして挨拶をしたのでまぁ適当な説明をして彼女はチフォートシャドーのメインコンピュータにアクセスをしていた。
「マスターよろしいですか?」
「気にするなティキ。」
ティキがレイのことをじーっと見ているが僕は気にしないでといい、弦十郎くんと連絡を取ることにした。
「やぁ弦十郎君、そのあとのことを聞きたくて連絡をさせてもらったよ。」
『あぁアダム、響君は君の言う通りに仲間として加わることになった。現在は俺や奏を中心に彼女を鍛えているところだ。』
「そうか、彼女が加われば今まで三人でまわしているところも楽になるからね。だけど弦十郎君彼女は一般人だったからね。それはクリス君とかも言えないけどね。」
『あぁわかっている。』
「とりあえずまた何かあったら連絡をくれないかい?すぐに駆けつけるさ。」
『あぁよろしく頼む。』
お互いに通信を切り、原作みたいに進んでいるみたいだね・・・・・・だが問題はネフシュタンの鎧などはどうなるのだろうか?ソロモンの杖を起動させるには原作ではクリスが起動させているからね・・・・・・なら今回はどうなるのか・・・・・・僕は気になりながらも眠ることにした。
次回 アダムたちは転移石を使い響達と合流をするとそこに現れたのはネフシュタンの鎧を着たクリスだった。
「私!?」
「これはいったい・・・・・・」
全員が驚いている中ネフシュタンの鎧を着たクリスそっくりさんは襲い掛かる。
次回「襲い掛かるネフシュタンの鎧をきた少女。」