戦姫絶唱シンフォギア 転生をしたらアダムになっていた\(^o^)/オワタ 作:桐野 ユウ
アダムside
サンちゃんから連絡を受けた僕はパヴァリア総社移動基地に帰還をして事情を説明をしてもらうことにした。
「やぁサンちゃん急いで帰ってきたけど状況を説明をしてもらってもいいかな?」
「はい局長。実は連絡を受けたのは我らの調査団でして突然として謎の黒いノイズが現れたそうで彼らはすぐに撤退をしたので被害はゼロです。」
「黒いノイズ・・・・・・か・・・・・・」
僕は知っている。黒いノイズってことはカルマノイズで間違いないね・・・・・・まさかこの世界に現れるなんてね思ってもいなかったよ。
「なぁ現場に向かうとしよう・・・・・・」
僕は立ちあがり幹部や錬金術師たちを連れて現場の方へと向かった。
「この辺で陣地を撮っておりましたら。黒いノイズが現れたのです。」
「この辺でとっていたらか・・・・・・」
僕は辺りを見ている。ここは遺跡に近い場所での陣地になる。だがどうしてカルマノイズが発生をしたのか不明だな・・・・・・いずれにしても「局長!!」声がして振り返ると黒いノイズが立っていた。
「あれです!!黒いノイズは!!」
「・・・・・・カルマノイズ・・・・・・」
「カルマ・・・ノイズ?」
「あぁ気を付けたまえ・・・・・・アルカ!!」
『御意!!』
僕の前に現れたアルカ・ノイズたちは現在はノイズと同じような姿をしているってことで彼ら専用の鎧を作った。てかコードギアスのナイトメアフレームとほぼ同じだけどね(笑)
その中でアルカはランスロットアルビオンを装着をしている。まぁ原動力は違うけど空を飛んだりすることが可能で翼はエナジーウイングなどが搭載されておりほかのアルカ・ノイズたちもナイトメアフレームのヴィンセントなどを装着をしている。
アンクたちもグリードに変身をして僕はオーズに変身をしてオーブカリバーを装備をして構える。
「はあああああああああああ!!」
ウヴァとアグル君が接近をしてカルマノイズに攻撃をするが回避をした。
「な!!」
「回避をした!?」
「この!!」
カテリアが銃を構えてサンちゃんと共に攻撃をするがカルマノイズは回避をして彼女達に攻撃を加えようとしていた。
「させないよ!!」
僕はシールドを発生させてサンちゃんたちの前に落としてガードさせる。カルマノイズたちにヴィンセント装着のアルカノイズたちがヴァリスを構えてこうげきをするがカルマノイズは回避をして僕はその間にオーブカリバーのエレメントを一周させる。
「スプリームカリバー!!」
オーブカリバーから強力な光線が放たれてアルカノイズに命中をする。
「やったか?」
レイジが言うが嫌な予感がする。煙が晴れてそこにはカルマノイズが立っていた。
「な!!アダムの攻撃が効いていないワケダ!?」
「嘘でしょ!?」
「これは・・・・・・」
僕は驚いてしまう。スプリームカリバーを受けたはずなのに無傷のカルマノイズが立っていた。さすが厳しい敵だな・・・・・・するとミサイルなどが飛んできて僕たちはいったいどこからと見ていると上から響ちゃんたちが到着をした。
「アダムさん!!」
「無事ですか!!」
「二課のみんな!?どうしてここに。」
「あぁ突然として謎の反応が出てな。それで二課に出動命令が出たってことだ。んでなんだあの黒いノイズは・・・・・・」
「気を付けたまえ奴は強い!!」
僕たちは構えていると鋸や鎌、ビームや短剣がカルマノイズに命中をした。FIS組の方も到着をしたみたいだ。
「おじさま!!」
「マリアちゃんたちどうして!!」
「ナスターシャ教授から謎の反応が出たと聞きまして。」
「急いで飛んできたんです。」
「その通りでーす!!」
ここで9人の装者が集まっているが・・・・・・カルマノイズに効くのかどうか・・・・・・僕はメダルを変えてこの形態に変わる。
【コブラ!カメ!ワニ!ブラカーワニ!】
ブラカワニコンボに変身をしてカルマノイズが攻撃をしてきた。僕は腕部のカメアームでカルマノイズが放つ攻撃をガードをした。
「ぐ!!」
「「でああああああああああ!!」」
奏ちゃんとマリアちゃんのダブルガングニールの槍が命中をしてカルマノイズは後ろへ下がる。そこに調ちゃんと切歌ちゃんのコンビネーションの鎌と鋸が放たれて回避をするが突然として動き止まった。
「謎のノイズにも影縫いは効きましたか・・・・・・今だ雪音姉妹!!」
「よっしゃ!!フルオープンアタックを受けてみやがれ!!」
「ファイア!!」
雪音姉妹が放つ一斉射撃がカルマノイズに命中をして爆発を起こす。
「やった!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
煙が晴れてそこにいたのはカルマノイズだ。だがアッチコッチにダメージがあるみたいで効いている様子だ。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「おじさま・・・・・・」
「わかっているが・・・・・・まさかここまで苦戦をするとはね・・・・・・カルマノイズたちの方もダメージを負っているようだしね。」
僕はカルマノイズがダメージを受けているので一機にとどめを刺そうとしたときに砲撃を受けて吹き飛ばされる。
「アダム!!」
「マスター!!」
「おじさま!!」
「ぐ・・・・・・・・・」
僕は攻撃を受けてオーズの変身が解かれてしまう。だが今の攻撃は・・・・・・
「ほーう僕の攻撃を受けてそれだけのダメージで済むとはね・・・・・・」
その声に僕は聞き覚えがあった。いや違う・・・・・・聞き覚えとかじゃない・・・・・・間違いないこの声は。
「流石異世界僕ってところかな?」
「・・・・・・・・・最悪だね。」
そう目の前にいたのは僕と同じ姿をしているアダム・ヴァイスハウプトがいたからだ。白いシルクハットをかぶっていた。
「おじさまと同じ姿?」
「お前はいったい誰だ!!」
「僕かい?君達も知っているはずだよ?」
「なんだと?」
「僕はアダム・ヴァイスハウプト・・・・・・まぁこことは違う世界から来たのだけどね。」
「並行世界・・・・・・か。」
「ご名答。この世界は月が壊されていないか・・・・・・まぁいいさ。」
彼は持っているシルクハットを投げつけてきた。僕は手から風の弾を作りだして彼のシルクハットを相殺をした。
「ほーう錬金術をうまく使えるのかい・・・・・・面白いね並行世界は。」
「何が目的だい君は・・・・・・」
「決まっているじゃないか、神の力を再び手に入れるためだよ!!」
「神の力だと・・・・・・」
そういうことか、つまりこの僕はかつてシンフォギアたちに敗れたアダム・ヴァイスハウプトで間違いない。だが彼の怨念をカルマノイズが吸収をしたのかこの世界で復活を遂げたというわけか。
まずいな・・・・・・おそらくあいつは僕と同じならあの怪物の姿になることができる。だが僕はあの姿になるだけはできない・・・・・・サンちゃんたちの前で・・・・・・
「まぁいいさ、黄金の錬金術を発動をさせるとしようか?ここにいる全員を殺すまでのね。」
彼は上空に浮かんで大きなものを出していた。まずい・・・・・・こんなところで発動をさせたらサンちゃんたちに被害が出てしまう。
ぼくはどうしたらいいと考えていたとき。
「Balwisyall Nexecell gungnir tron」
起動聖詠?だがガングニールと言ったね。僕は振り返ると響ちゃんはここで纏っているしなら誰が?
「おりゃああああああああああああああ!!」
上空から僕に攻撃をしている女の子がいた。あれは響ちゃん!?だが装備などはXVの装備ってことはさらに5人のシンフォギア装者たちが降りたつ。
「アダム!?まさかギャラルホルンを通ってみたらまさかあなたがいるなんてね!!」
「それに二人もいる・・・・・・だがあちらは。」
「まさか君たちから来てくれるとはね。まぁいいここは退かせてもらう!!」
「逃がすと思うかい!!ロックカリバー!!」
僕は地面に突き刺して岩などをたくさん飛ばしたが逃げられてしまう。
「・・・・・・ちぃ。」
「おじさま大丈夫ですか!?」
「ありがとうサンちゃん・・・・・・」
さて問題はあっちの方かな?あちらの世界の響ちゃんたちは僕の姿を見て驚いているね。
「なんだあれはアダムにあんな装備はあったか?」
「それに今きいたかよ。あいつにおじさまって呼んでいたぞ!?」
まぁそこまで驚かれてもしょうがない。
「えっと助かったよ君達、とりあえずこっちに来てもらえたらうれしいのだけど?」
「ごめんなさい。でもあなたもアダムなんでしょ?」
「そうだね。僕はアダム・ヴァイスハウプト・・・・・・パヴァリア総社の局長を務めているよ。」
「サンジェルマンたちを利用をしているの?」
「利用ね・・・・・・」
すると僕の前にサンちゃんたちが立ちふさがった。
「貴様!!おじさまに向かって!!」
「え?」
「アダムがあーしたちを利用をしている?冗談じゃないわ!!」
「その通りなワケダ。」
さらにほかの幹部たちも前に出てきた。それは錬金術師たちも・・・・・・
「私たちはアダムさまに助けてもらった!!」
「そうよ!!私たちは自分たちの意思であの方についてきているの!!だからもしこの人のことを悪く言うなら・・・・・・」
全員が武器を構えている。これはまずい・・・・・・
「やめないか君達!!」
「邪魔をしないでください局長!!」
「そうじゃ!!このわからない餓鬼どもを!!」
「やめろ!!」
「「「「!!」」」」
僕は思いっきり大声を出したから全員がびくっとなっていた。普段僕はこんなんで大声を出したりしないからだ。
「君達の気持ちは嬉しい、だけど彼女たちと戦っても意味がないからだ。無意味な戦いを起こそうとしないでくれ。彼女達を許してもらえないだろうか?」
「あ、あぁ・・・・・・」
「す、すみません・・・・・・」
まぁ原作の方から来ているってことはおそらく僕を倒した後だからね。とりあえず彼女たちを連れて帰る前にほかの装者たちも連れて帰らないとね。もちろん弦十郎君たちともね。
次回 アダムたちの前に現れたのはギャラルホルンから通ってきた原作の装者たちだ。アダムは突然として現れたもう一人の自分と対峙をすることになるとは思ってもいなかったなと思いながらも戦う決意を固める。
次回「ギャラルホルンから通ってきた装者たち。」