最近友人の様子がおかしい
前からおかしな行動はとっていた。
家の屋根から飛び降りてみたり、学校のテストで0点取ってみたり、学校の先生を蹴ったり、授業さぼったりとハチャメチャなことはしているが、いつも笑っていた。
それが最近になってから、すっかり笑わなくなった。
理由を聞くが「お前の勘違いだろ。」といって笑う。ただその笑いも作り笑いのようだった
明らかにおかしかったのだが、体調はよさそうなのでいつもどおり過ごした。
ところがある日、友人と連絡がつかなくなった。心配して家に行くが居なかった。
・・・いや、それ以前に友人が住んでいたと“思われる”部屋には家具ひとつなかった。
引っ越しでもしたのだろうか
隣の部屋の住人に話を聞いた。
「403号室にはここ2年だれも住んでいないよ」
耳を疑った。確かにここには友人が住んでいた。
俺はここに泊まりに来たこともある。間違えるはずがない。
若干の寒気を覚えつつ携帯の連絡帳を見た
そこに友人の名がなかった。
「おいおい、冗談よせやい」
昨日まであったはずのものがない。
さすがに自分でもこれがドッキリでもなんでもないことに気づく。
手当たり次第電話を掛け友人のことを聞いたが
「誰それ?」
「そんな奴いたかな?」
おかしい。なぜ覚えてないのか。
いったい“あいつ”はどこに・・・
あいつとは誰だ。
忘れ始めている。確かにあいつはいたはずだ。一緒に遊んだし、登下校を一緒だった。
旅行も行った。忘れるなあいつは確かにいたのだ。あいつの名前は・・
なんだった。
名前を忘れた。
「消された?」
ふと、そう思った。
今、あいつに関するものが消されているのであれば、何をしても無駄である。
その結論に行き着いた俺は急いで、自分の部屋に戻った。
家にあるあいつとの写真や思い出の品等をなるべく目立たないように隠した。
あいつにかかわるものが消されているならば消している奴がいるはず。ならなるべく見つからないようにすれば消されないのでは?と思いやってみた。
整理していて一番いい写真を服の裏ポケットに入れた。
二人で肩を組み初日の出をバックに撮ったものだ。
毎年二人で見に行っているところだ。
「そういえば、あいつ変なこと言っていたな」
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去年の初日の出を見ていた時だ。
「そろそろ、就職先考えたか」
朝日を見ながらぽつりと友人がつぶやいた。
「まだだな。何をするかは決まったが」
大学二年となればそろそろ進路について考えなければならない。
どう自分が生きていくか。また、その先の未来は。
そんなことを頭の片隅に置いていた。
「お前はどこいく?」
俺はよく友人に進路のことに関して相談を重ねたが、友人は俺に相談したこともない。
いつも俺の話ばかりなので、友人のこの先を聞きたくなった。
「俺?俺はどうだかな」
「なんだそれ、まだ決まってないのか」
自分のことを話してないので、てっきり決まったものだと思っていた。
「そうだな、決めたところで意味ないし」
「やりたいことが仕事にできないのか」
「まあ、近からず遠からずだな」
悲しそうな顔をしながら言った
こいつは一体何を考えているのかわからなかった
「今年のうちにもう一回来ようぜ」
「なんで?ここら辺は遊べるとこないだろ」
「いいからさ、そうだな。快晴の日の夕方くらいかな」
「なるほど、夕日か...確かに見てみたいな」
「だろ?朝日しか見てないのはもったいない」
この時だろうか、花より娯楽のこいつが初めて花をとったのは......
今思い出すとこの状況が説明つく自分自身が消えてしまうのであれば仕事もなにもできるはずがない。
俺は頭の中で今の状況を整理しつつ、携帯で天気を見た。
九月十二日木曜日
晴れ
レーダーによれば夕方から夜にかけては雲一つとしてない様子だ。
「偶然なんかない、あるのは必然」
よく、あいつが口ずさんでいた言葉だ。
アニメの影響だったか、何かあるたびにいつも言っていた...
家を出て、バイクにまたがりエンジンをかけた。
ふと鍵を見るとお守りがぶら下がっている、はじめてバイクを買ったときにあいつがくれたものだ。
こんなに目立っているのに消えていない、まだ時間はありそうだ。
バイクで走行中いろいろ考えた。
あいつが自分の消えることを誰にも言わなかった理由
消えるタイミングを知っていること
なぜ、俺に教えたか。
そしてあいつは何者なのか?
寺の駐車場にバイクを止め。できれば、上りたくないと思わせる階段を上った。
寂れた寺を通り過ぎまた階段を上がる
そうするとそこには小さな神社がある。
看板には「世徒神社」と書かれている。
いつもとは逆側で、神社の裏の丘に出た。そこにはオレンジ色に光る大きな夕日があった。
「おつなものだな、これなら月見もいいな」
「確かに、なんなら今度月見でもするか?」
すぐに後ろを振り返った。
そこには、いつもの奇妙で腹立たしいほどきれい笑顔をした。あいつがいた。
「なんだよ、散々探してここにいんのか」
「おいおい、なんだその反応。普通は記憶が消されてかけてる理由を言えとかそんなんだろ?」
「お前を見て戻ったからいい。それより、正月の意味深なことと、今おかれている状況を教えてもらおうか。」
「はいはい。まったく、面白い表情が見れると思ったのに」
残念そうな顔をしながら、友人は神社のほうに歩き出したのでついて行った。
神社の扉まで着くと、何やら変な印を組み始めた。
「何やってんだ?」
「まあ見てろって、これやらないと。理由を簡単に説明できないし。」
印が組み終わると扉を開けた。
中に入るとそこには、透き通った世界が広がっていた。
いきなりのことに慌てていると、
「よし、いい顔見れた」
「いやいや、それだけのためにやってないだろうな」
「そんなわけないだろ」
友人がそこにいるからかわからないが、あれやこれやと話に花を咲かせていた。
「いやー。お前とこんなに話したの久々だわ~」
「そんなことないだろ。せいぜい話してないのは二週間くらいだし」
「ああ、そうか・・・世界軸違うんだった」
意味不明だが、この状況下ならなぜか納得できた。
友人にそろそろ説明してもらおうとした時だった。
「まじか......あいつらは呼んでないのによぉ」
「なんだ?あいつらって...」
あたりには何の変化もないが友人は前を凝視している。
空間が歪んだ、そこにあるはずの風景がグネグネと歪み始めた。
バリン!
大きなガラスが活きよい良く割れた音がした。
そこからは小さな黒い生命体が出てきた。
「なんだこれ?なんか小さいな」
「普通もっと慌てるだろ。まあ、こいつら雑魚だけど数が異様に多いからな」
確かにどんどん増えて行っている。ざっと数えて30はいる。
「はあ。まあいい。どちらにせよ、あとで、やる羽目になったからな」
ため息をつきながら友人は腕を空に向けた。
手から炎が噴き出し剣の形になった。
「何でもありだな。さて、俺は逃げ回っていればいいのかな?」
「理解が早くて助かる、あいつらに触れんなよ」
友人は黒い生命体の群れに突っ込んだ、あいつは主人公になったのか・・
俺はなるべく戦場から離れて、様子を見ていた。
「どこの、無双系主人公だよ...」
呆れながら言った。謎の黒い生命体を斬り殺す友人の姿があった。
そんな喧嘩が得意じゃない友人が巧みな剣さばきをしている。
どこでそんなの覚えたのだろうか...アニメで見たことある動きがあったりするのは気のせいかな?
殺した数を数えていたがなぜかさっき見た敵の数より増えている。
戦っている友人のあたりを見回すと地面に黒い穴が三つほどあった。
「お~い、煉土。なんか黒いやつが出てくる穴が三つほどあるぞ」
「おお、まじか...今日はちぃーと多いな、もうちょっと遠くに行ってくれや」
「あいよ」
返事をした後すぐさま後ろを向き全力疾走した。十何秒か走ってから振り向いた。
友人の姿が見えにくいのでなるべく聞こえるように合図した
「ここまでで、大丈夫か!」
今出せる精一杯の声なのでこれで聞こえなかったら。もう待つだけだ。最悪傷を負ってもどうにかなりそうだし。
「OKだ。・・さて、久々にいいもん見せてやるぜ!!」
さて、煉土のいるほうから何やらすごい光が・・あ、爆ぜた。
うん。文字道理爆ぜました。爆弾が爆発したらこんな感じなんだなーと思いました。
(後で知りましたがあれ、ミサイル並みの威力らしいです、結界も張っていたとか。)
音と衝撃あと爆風、それは聞こえないし来ない、なぜだろうと思いつつ煉土の返事が来るまで待ってみた。うん、待った、けどさ
『おーい、終わったからこっち来てくれ』
念を送ってくるとは思わないしい初めての体験です、なので
「おいまて、どこから聞こえた。まさか、透明になってきているのか?」
とかなって焦りました。いやー恥ずかしい、だが、よーく考えたらあんな爆発できるんだから今更念話くらいでと思ったよ。
煉土のほうに向かってみたらこっちのほうに歩いてきた、あんな爆発の中にいたのに服すら傷ついていない。化け物誕生、煉土お前がNO,1だ!
「おいごら、誰が化け物だ」
「平然と人の心の中読むな!」
「俺の今のジョブは神様だから人間の心くらいなら読めるからな」
「だまれ、似非神様。で、さっきのやつのこと詳しく......あとな・ん・で連れてきたか教えていただこうかな?」
煉土が自分のこと神様といったことには信じられるが、心を読めるという発言は信じるに信じきれない、それよりも、あの黒いやつはいったい何なのかを今一番知りたい。
「まあまあ、もう少しでわかるから」
「さっきからそれだけだろうが、誰かを待ているようだけど誰を待っているんだ?」
「俺の上司兼俺を神様にした神様」
いや誰だよ?全くわからん...そこは名前を言えよ名前を
「なにか、わかりやすくたとえてくれ。たとえば、天照とか月詠とか素戔嗚とか...」
「なぜおまえは日本神話で攻めてきた、え~とな?一番わかりやすくいってもわかりにくいぞ。」
「それでいい。」
「わかった、例えるとゼウスとかの上司で神々の世界を作った神様。」
ん?何言ってるんでしょうかこの人は、ゼウスってたしか最高神扱いの人でしょ。その人に上司なん・・・いやまてよ?それぞれの神話に最高神がいる。じゃ、その最高神は誰によって生まれた?ゼウスは確かお父さんがいたけど....けど、そのお父さんは誰からだ?
もともとの神様?元祖神様的な人がいるのか?
「その人?神様?はお前の上司だよな?」
「おう、直属の上司だ。」
「ってことは、お前ゼウスと同格?」
「いや、違う。まあ、同格扱いなのかな?」
「やばい、わからん。」
とりあえずわかるのは、その神様は最高峰の神様であって煉土はその直属の部下にあたるということ。で、煉土はゼウスなどの神話の最高神たちと同格に近い?いや、まて、もしかしたらそれより上?もしくは、その権限を受けない立場?
「久那兎よ、そんなに考え込んでいてもらちが明かんぞ?もうすぐ来るから
考えるだけ無駄だ......そうそう、言っておくけどフレンドリーに接してやってくれ」
「はいよ、ここまで来たらなされるがまましかできんよな」
「さっすが!お前の諦めがいいのはいつも助かってるぜ」
「ただただ、俺を雑用にするためやっていることだろうが」
はあ~、正直。神様のことに関して何考えても常識が通用する相手じゃないよな。だったら、もうなされるがままだ。
ピンピロピロリン
「あ、神様につながった。」
いや、いいのかそんなどこぞのゲームのなぞ解きをした音で、もうちょっといいのあったやろ。
「ではでは、神様のご光臨でーす。」
「もういや...この雰囲気......」
なんだろう、神々しさとか緊張感とかそんなものがなくて、ただただバライティーみたいな流れどうにかならんかな。
『どうにもなりませんよ』
「そうですね。今更、こいつの性格かえるのもできないよな」
『はい、煉土さんはいつもこんな感じですから』
「あ~~。もういやだ。さっさと神様着てくんないかな」
『もう来てますよ』
「いやいや。どこに・・・あれ、誰と話してんだ俺?」
『煉土さんが言っている神様と話しています』
「嘘だ!!」
「いきなりネタ出すな、ツッコめん」
いやいやいや、ヘッドホンしているみたいな感じで声が入ってきてるんですけど!?
まあ、神様ですしこれくらいやってのけるかもしれませんが、こんなことがいきなり起きれば誰だってびっくりしますよ!!おまけにさらっと心読まれてますし。
何、、神様って姿がないのか?いや、でも煉土は姿がありますし。
『わかりやすく言えば現人神みたいなものですからね』
「現人神よりは仕事してますよ」
いやいや、頭掻きながらなに「部下よりは仕事できますよ」みたいに言ってんの。
前まで人間でしたよねあなた。
『はい、確かに煉土さんは人間でした』
だから、さっきから心読まないでくれ...てか、煉土も読心術使えるからこの状況わかるだろ。何とかしてくれよ。
「無理だ、神様が出てこない限り俺はなんもできんからな」
さて、土下座の準備で『いいですいいです、今出ますから』も
なんだ、よかった。
「まずいっ!閃光弾くるぞぉぉぉ!!」
大きな声で煉土が叫んだのでとっさに目の前で腕を組んだ。
目をつぶってもなおわかるくらい、強い光が光った。
なんだかスマホのライトを目の前に出されたようだった。
目がぁ!!目がぁぁぁぁあ!!!
「なんてことしやがる!久那兎の目が失明するだろうがこの駄女神!」
光がやんだと思ったら今度は怒鳴り声か!?
一体全体なんなのやら...話を察するに目を開けても大丈夫そうなので開いた。
『だってだって!!神様らしいとこしたいじゃないですか!!』
「限度ってものがあるだろうが!やっとのことで連れてこられたのに無駄に
するきかこのあほが!」
そんなに怒鳴るなようるさい、てか、そんな子供に言ってもわからんだろうが。
そもそも、その子は神様のお孫さんかなんかでしょうが、担当の神様に文句言えよ...
「おいごら、久那兎?なんで俺が悪者になっているんだ!」
「当たり前だろ。そんな小さな子いじめて、どうせこの子の祖父母がお前の神様なんだろ?子供の間違いくらい許してやれよ新人さんみたいだし。」
『そうですよ、こんな可憐な神様にひどいいいようです。』
ほっぺを膨らませて「私怒ってます」感だしてるけど実際子供が起こってるのと変わらんな~、かわゆい
「騙されるな、この神はもう何万年も生きているし、性別不明だ。さらには姿だって一瞬で変えれるぞ!小さな子供をふりをしているババアだと思え」
「さすがに失礼極まりない。だが、かなりわかりやすい」
『納得しないでください、もともとの姿は光の球体なのですよ?人の形のほうが混乱されなくて済むのですよ!!』
「まあ、おれたちの想像している神様ってみんな何かしらの形があるからな。」
「そこの配慮ができてんのにな。」はあ~
まあまあ、そんなに怒るなよ。今の姿のほうが見てる分楽だし・・・ん?いや待てよ......
「すみません、質問です。」
『なんでしょう?』
「どうせ、男神と女神の割合聞きたいとかそんなんだろ。」
なに、ばれているだと!?ああ、心また読まれたのね。糞野郎お前もどうせ性転換とか姿変えたりして楽しんでんだろ。
「こっちが心読めるからって軽く心の中でディスルのやめてくれませんかねぇ?」
「勝手に心読んでる仕返しだ、それで、実際どうなんですか?」
答えによっては対応の仕方が180度変わってくるからな。さあ、どうだ...
『そうですね。女神9割2分で男神が8分でしょうか。』
「ウェェェェェイ!!」
「やめろこのむっつり野郎」
ゴツン
痛いであります、いいジャマイカ。おれまだDTだし、そこらへんは勘弁してほしいものだぜ。
「はっ、お前まだ童○だったのか。悲しいやつよのぉ?」
「うるせえ、お前だって○貞だろう。」
「ッハ、俺はもうとっくに卒業してるわ、言ったであろう軸が違うと」
「時間軸だったのか、おまけに神様となれば転生し放題だしな」
「気が付いたか、このたわけめ。」
「解せぬ」
くっそあいついつの間に。包丁で刺されてタヒねばいいのに。英雄王(笑)
『あの~、そろそろ本題に入りたいのですが?』
「お前の登場の仕方のせいで話膨れたからな」
「煉土の爆弾発言もあったせいだろう」
「知らんな」
「チクショウメェ!!」
『本題に入らせてください!』
まあ、そろそろ神様が痺れを切らせているので始めますか。
「話を進めるにあったて必要なものがそろってないな、そうは思わないか久那兎よ」
「必要なものなんかあるのか、プロジェクターとかつかうのか?」
「立ったまま話すのか?俺は断じてやだ、紅茶とイスと机がほしい」
「贅沢言うなよ」はあ~~
『確かにそうですね、立ったまま話すのもなんですし、えい』パチン(指をはじく音)
神様が指はじいたらなんか魔法みたいに机やらがいきなり出てきたんだけど?
あれ?ティーポットの中身ないじゃん。
「あの~紅茶が入ってないんですけど?」
「何言ってんだ?お前が淹れるに決まってるだろ」
「なんで俺が!?」
「だって、お前が淹れたほうがおいしいもん、自分でやったけどなんかいまいち...神様でもなんかな~って思うのだよ。」
『私も人の入れた紅茶が飲みたいですし...』
「え~、面倒くさい、ティーパックでいいじゃないか」
「仕方がない、神様ちょっと来い」
『なんですか?』
おい、いきなり耳打ちはじめんな。かわいい女神にに耳打ちなんて羨まゲフンゲフン失礼だろ。
「あいつのところでカクカクシカジカ」
『なるほど。よし、久那兎さん』
あれ、なんか姿が変わって。これは・・いやこれは合法だセーフだ、弁護士を呼んでくれ。
落ち着けこんなにかわいく中学生くらいだが中身は神様だ。ああ、白髪にほっそりとした見た目、将来性を漂わせる二つの小山、まだ幼さの残るかわいらしい顔、少し肌白いほっぺ。
「はい、なんですか?(ああ~癒されるんじゃ~。)」
「(神様ここで犬耳としっぽを追加しろこれでやれる)」
『(わかりました)・・・えい。』
「な!?犬耳だとっ!?」
これはこれはもう最高ですな。はあ~
「どうしたんですか、そんな抱きしめゲフンゲフンかわいいすがたして。(なに、抱きしめさせててくれるんですか。)」
「(読心術使ったけどなんか嫌な予感が。)」
『久那兎さんが淹れた紅茶が飲みたいのですが、だめですか・・』ウルウル上目
使いほほ赤め
「カハッ」精神ダメージ99999
「しまった!あいつ好みの姿じゃオバーキルだったか...」
『ふぇぇ...ああ、どうしましょう、口から血が...』あわあわ
「大丈夫だ。そうだ、何か一言かけてやれ」
『ええと、紅茶お願いしますか?』
さて、始めるか俺が出せる最高の紅茶を・・
「・・・・・・・・」シュババババババ
「こいつ無言でなんかすごいスピーディーに紅茶用意し始めたんですけど。あれ、まだ神格付与してないよね?」
まず、茶葉はブレンドしてからお湯を沸かして・・・コンロはあるのに火がない。
「・・」ニヤニヤ
「(あとでブッコロしてやる)」
「(いま、俺殺されなかった!!)」
さて、ここで中二病発動!{炎よおいでませ} ボウ
あっできたわ。まあ、こんな世界だからな普通か
それよりも神様に最高の紅茶をお届けしなければ!!
「(神様神様、もう神格与えたんですか?)」
『いいえ、まだ与えてないはずなんですけど…』
「(炎出してませんでしたか、あいつ?一応魔法なしの現代世界生まれのはずなんですが)」
『(あとで、魂の追憶見ておきます。もしかしたら・・)』
また念話で会話してんのかな?まあいい、火力が強いからすぐにお湯が沸く。
少々冷ましてお湯を注ぐ、茶葉から茶が出る前にティーカップに砂糖を・・・
「神様。お砂糖はいくつ入れますか?」
『ふえ!ああ、えっと二つほど。』
「お~い俺は、「ああ、小さじ2くらいだろ知ってる」おっおうなんか怖いな。」
そして出来た過去最高の紅茶を飲みながら本題へと入っていく...