転生者を逮捕する警察 D   作:ガンダムラザーニャ

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皆さん、新年明けましておめでとうございます。

今回はかこの話を書かせていただきました。


サイドプロフィール:かこ

これはバンがパトレンジャーになって数日後、アースラが修理のために本局に戻ってきたときの話。

 

無限書庫、そこは時空管理局本局にある書庫で、様々な世界やロストロギアなどの知識が記された本が収められている。

 

中は辺り一面に本棚があって本が敷き詰められていて、階段どころか足場がなく無重力状態になっている。

 

しかし、あまりにも知識が膨大過ぎてほとんどが未整理の状態だった。

 

だが、2年前の「闇の書事件」をきっかけにユーノ・スクライアを筆頭に様々な職員が導入されたことにより本本格的に書物の整理が行われ、今となっては検索するだけで大抵はすぐに出てくる状態にある。

 

そんな中で一人の少女は浮いている本を本棚に詰めている。

 

「えーと、この題名だからこっちで、ジャンルがこれだからあっちで、えーと…」

 

本棚と本を見比べながら本を敷き詰めている、肩まで切りそろえた緑の髪の小柄な少女は夏ノ森かこ、13歳。

 

1年前までミッドチルダの図書館で両親とともに職員として働いていたが、管理局からのスカウトで両親ともども無限書庫の司書として働いている。

 

彼女の家族は歴史や文書などに詳しく、その影響でかこ本人は本や書類の整理が得意で最近ではあるジャンルでだが本を自分で読む目的で書いている。

 

「かこ、ちょっといいかな?」

 

黄緑色の髪をした少年であり、職員としてかこの先輩の当たるユーノ・スクライアがかこに声をかけた。

 

「ユーノさん?

あの、どうしましたか?」

 

「君宛に客が来ていて、入り口前で待ってるんだ。

何でも、君が先日倒れたことに心当たりがあるみたいだけど…」

 

「は、はぁ…」

 

「あと、それも兼ねてスカウトしてるみたいなんだ。

だから行ってあげなよ」

 

「スカウト、ですか…。

わかりました、失礼します!」

 

かこは疑問に思いながらユーノに言われた通り入口に向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お待たせしました!

無限書庫司書の夏ノ森かこです!」

 

「お時間いただきありがとうございます。

僕は時空管理局特命係の杉下右京です」

 

「同じく特命係職員兼アースラの湖光食堂のコックの湖光バンです」

 

かこは無限書庫を出て、談話室にいた右京たちに挨拶をする。

 

「あの、それで私に何か用があると聞きましたが…。

何でも先日私が倒れたことについて心当たりがあるようですが…」

 

「失礼、実は君たちのリンカーコアがあるロストロギアと共鳴したそうでしてねぇ…」

 

右京は懐からVSチェンジャーとトリガーマシンを取り出して見せる。

 

「…これらの反応を頼りに、君を探していたのです。

それで、君をスカウトするために、ここに来たと言うわけです」

 

「その、これには転生者という奴らに対抗する力があってだな…」

 

「転生者という存在については、私も理解はあります。

一応、書庫の本にもその人たちのこと書いてありましたし、魔導師たちからもその手の情報も提供して頂いてるので。

ですが…」

 

「兼業という形でも構いませんよ?」

 

「それはありがたいのですが…」

 

かこはそう言うと、不安そうに顔を伏せる。

 

「私はデバイスを持ってますが戦ったことはありません。

それに兼業と言いましても、元々戦闘目的のために無限書庫で働いてるわけではないので…!?」

 

そう言いかけた途端、無限書庫から何か騒ぎが聞こえた。

 

「…無限書庫から何やら騒ぎが起きてるようですねぇ」

 

「とにかく行ってきます!」

 

かこは何か嫌な予感がして急いで向かい、右京とバンもそれについていくように向かった。

 

 

 

 

 

 

 

『っ!?』

 

無限書庫にたどり着いたかこたちが見た光景は衝撃的だった。

 

書庫に漂う本は開いたページは全て白紙で、何人かの司書たちもまるで何かを抜かれたように目を開いてる状態だった。

 

その中には、かこの両親もいた。

 

「…っ!?

お父さんっ、お母さんっ!!」

 

かこの両親と思われる緑の髪の女性と青髪の眼鏡を掛けた男性の下へと飛び呼び掛ける。

 

「お願いっ、しっかりして!」

 

「…気を失ってるようですねぇ。

脈もあることから、命に別状はないかと」

 

「…右京さん、多分あいつじゃないですか?

あの中央で何か文字を吸い寄せてるやつが」

 

バンに言われた通り書庫の中央を見ると、一体の怪物が手を広げていた。

 

その見た目は◯×や?マークの模様が施され、両肩の脳みたいな装飾にはビスやコードが繋げられたような姿をしていた。

 

その怪物は両手を広げて、本棚にしまってる本から文字を吸い寄せてるようにも見えた。

 

怪物の周りに、ユーノたちが警戒しながら戦闘体勢に入っている。

 

「…あの野郎!」

 

「…!

来ちゃ駄目だ!

やつに触られたら、知識を奪われるぞ!」

 

「っ!?」

 

バンが出向こうとした途端、ユーノがそれに気付いたのか制止をかける。

 

「どういうことだよ!?」

 

「さっき、見たんだ!

あいつに触れられた皆から、知識らしきものを奪っていくところを!

もしかしたら、記憶も…」

 

「そ、そんな…!」

 

ユーノの言葉にかこは戦慄を覚える。

 

それを聞いて怪物が口を開いた。

 

「…ふん、さっきから近づいてこないと思えばそこまで解析していたか」

 

「失礼、今の話が本当なら、それがあなたの能力ですか?」

 

「だからどうした?

俺の特典はアナザークイズであり、その上書物とか碑文のような書き記したものだったら手を翳すだけで知識を奪えるというものだ。

もちろん、今言ったように人間から知識だけでなく記憶も奪えるがな」

 

「じゃあ、お父さんもお母さんも…」

 

「あぁ、そこに漂ってるやつか。

本から知識を奪おうとしたら邪魔したんでな。

ま、当然の報いだな」

 

「そ、そんな…!」

 

かこは今にも泣きそうな顔になりながら両親にすがり付く。

 

右京はそんなかこを一瞥してからバンに指示を出す。

 

「…バンくん、このままでは書庫の職員も書物も壊滅してしまいます。

僕は、避難を行いますので」

 

「…了解です。

…しゃあ、やってやろうじゃねぇかこのクソヤロウ!!」

 

バンは好戦的な目付きになって怒鳴ると、すぐにデバイスを展開する。

 

『multi from』

 

「なっ!?」

 

多節棍になったデバイスで怪物の足を縛り付けて、出入口に目掛けて投げつけようとする。

 

「おいってめぇら!!

壊されたくなかったら開けろ!」

 

「は、はい!!」

 

司書たちは急いで出入口を開けると、バンは怪物を放り投げる。

 

「よーし、確かこの先は誰もいなかったな…。

待てコノヤロー!!」

 

そう言ってバンは変身して、怪物を追いかける。

 

一方、右京はその様子を見た後で、かこに目を向ける。

 

「…」

 

「かこさん、少しよろしいですか?」

 

「…何ですか?」

 

「今は彼一人で転生者を押さえていますが、経験も少ない彼では倒すのは困難でしょう。

それに、もし魔導師たちの救援が来る前に彼が倒れれば、またしてもここに来るかもしれません。

…それで、そんな事態を防ぐためというのもあるのですが、あなたはどうしますか?」

 

「…」

 

右京は再びVSチェンジャーとトリガーマシンをかこに見せ、かこはそれを見ながら周りを見渡す。

 

職員に救出される知識を抜かれた司書たち。

 

本棚からはみ出て開くは、何もかもが抜き取られて何も書かれていない白紙の本。

 

そして、かこの目の前で横たわる両親。

 

もし、右京の言ってることが現実になってしまったら?

 

バンだけでは倒せなかったら?

 

それでも魔導師の救援が遅れればどうなるのか?

 

かこもさっきの怪物の力を見ていたのでよくわかる。

 

ユーノたちは攻撃をしなかったのではない、知識を抜かれてしまう可能性からできなかったから警戒して解析していたのだ。

 

そう考えただけで、このロストロギアに選ばれた自分も戦うしかないのかと、かこは自分のやることを悟った。

 

「…私は、戦います。

ここには、様々な世界の知識が詰まってるんです。

その知識を守るのが、私たち司書の役目でもあるんです…!」

 

「なるほど、ではこれを受け取ってください」

 

「…!」

 

かこは受け取った瞬間、頭の中で使い方が流れ込み、それが終わった後でVSチェンジャーとトリガーマシンを強く握る。

 

「…では、行きます。

正直、私がどこまで行けるか、わかりませんが…」

 

「えぇ、もしその時は、僕もサポートは惜しみません」

 

かこはそのままバンが向かった方向へと移動するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちぃっ、こいつ!」

 

一方バンは、書庫から怪物を引き離したのは良かったものの苦戦していた。

 

「どうした、もう終わりか?」

 

「くっ!」

 

怪物は先ほど書庫から奪った知識を使っているのか、様々な魔法でバンを翻弄している。

 

「てめぇ、この力ってまさか…!」

 

「そうだ、俺は奪った知識を自分の物にする。

つまり俺はその知識を能力として使うことができる。

だからこうやって魔法が使えるんだよ」

 

「こいつ…!」

 

「ふっ」

 

バンがVSチェンジャーを構えようとした途端に怪物が手を翳すと、バンの周囲から魔法で作られた鎖が出現し、バンの手足を引っ張る形で縛り付ける。

 

「しまっ!?」

 

「さて、さっきはよくも書庫から放り出してくれたな。

おかげで全ての知識を奪えなかったし、さっさと倒して再び奪いにいかないとな」

 

「くっ、ここまでか…」

 

「失せろ…!?」

 

瞬間、バンの後ろから飛んできた銃弾が怪物の足元を撃ち抜き、さらにはバンを縛っていた鎖を砕き、バランスを崩して倒れる。

 

「一体何が…!」

 

「誰、だ?」

 

銃弾が飛んできた方向を見ると、そこにはかこが震える手でVSチェンジャーを構えていた。

 

「お前、それは…!」

 

「…司書のガキか。

余程知識を奪われたいらしいな」

 

「その前に、教えて下さい…」

 

「は?」

 

「あなたが書庫でしたことは許せません。

本のことも、お父さんとお母さんも含む司書たちにしたことも…!

あなたが転生者だというなら人間でもあるはず。

何でこんなことしたんですか、知識が欲しいなら、私たちで教えることもできたはずなのに!

あなたは、こんなことをして、何とも思わないですか!」

 

かこは少し怯えながらも、怪物に人としての良心を問うように聞く。

 

「…そんなの、決まってるだろ。

俺は人間が嫌いなんだ、信用できるわけがない。

人間に嘘つかれるくらいなら、最初から奪って置けば良い。

それにそもそも俺が知識を記憶ごと奪ったのは、いきなりこんな世界に飛ばされたから、俺が生きていくには必要なことでもあったんだ。

それに記憶があればその知識に関する経験も手に入るわけだからな」

 

怪物は一息入れて拳を握り、かこを睨む。

 

「知識を求めて何が悪い?

平和に生きたいと思うことが何が悪い?

生きていく方法を知りたいと願うことの何が悪い!?」

 

「…!」

 

かこは慟哭にも似た怪物の叫びに怯みかけるも、それでもかこは決して逃げようとしない。

 

「それでも、どれだけ人間不信でも、どれだけ生きる手段が欲しくても、知識を奪うことも、人から記憶を抜き取るのも、あってはならないんです。

あそこの書庫には、色んな世界の知識が詰まっていて、その知識は守らなければならないんです。

それに、その人には大切な思い出があるんです。

だから、そうやって記憶も、知識も、簡単に奪ってしまうことは、それは絶対にあってはいけないのです…!」

 

「…何だ、何だお前は?

何だって言うんだ?

何様のつもりだお前はっ!?」

 

「…私は、かこ、夏ノ森かこ。

無限書庫の司書です。

あなたが奪ったものを取り返すためにここにいます。

だから…」

 

かこは覚悟を決めた目で、トリガーマシンを取り出して構える。

 

「あなたが奪った本の知識と、皆さんの記憶を返してもらいます!」

 

【2号!

パトライズ!】

 

「警察チェンジ!」

 

【警察チェンジ!!】

 

【パトレンジャー!!】

 

かこはVSチェンジャーとトリガーマシンで変身し、バンの隣に立って、手を差し伸べる。

 

「大丈夫、ですか?」

 

「あ、あぁ…、ありがとな夏ノ森さん」

 

「かこ、って言ってください。

それに、あの人の力、奪った知識を使えるみたいですね」

 

「そうだな、あいつ書庫の知識を使ったのか魔法が使えるんだよ。

それが厄介でな、おかげで俺の魔法を使う暇もねぇ」

 

「そうですか、ならここは私が押さえます」

 

「は?」

 

かこの言葉に思わず呆けるバン、しかしかこは少し怯えながらも栞型のデバイスを取り出す。

 

「私の魔法で、あの転生者の力を相殺します。

その間に、バンさんは叩いてください」

 

「…一応聞くけど、相殺なんて、そんなことできるのかよ?」

 

「やったことはありません、ですが、やれないことではないと思うのです。

…あの人が書庫にあった本と司書たちの知識を使うなら、なおさら」

 

「…?

わかったぜ、じゃあその間に俺があいつをぶっ飛ばしてやるぜ!」

 

「何をしても無駄だ!

お前らまとめてその知識を記憶ごと奪ってやる!」

 

「来ます!」

 

「おう!」

 

『rod form』

 

『gun form』

 

怪物は両手から魔方陣を出し、それを確認したバンはデバイスを長い棒に変形させてまっすぐと走り出す。

 

その隙にかこは栞型のデバイスを展開し、栞を挟んだ本を出して、さらに栞を取り出して銃に変形させる。

 

そして本はひとりでにかこのそばを浮遊しページを開く。

 

「くらえぇ!!」

 

両手の魔方陣から様々な魔法が飛び出し、バンに向かって飛んでいく。

 

「やはり、それは書庫にあった本の魔法…。

ならば、リプロダクション!!」

 

『reproduction』

 

かこの意志に応えるように本がページをめくり、怪物が出した魔法と該当する名前と知識が光り、それと連動するように手に持っている栞型の銃も光る。

 

かこはそれを確認した後、狙いを定めてバンに向かっていく魔法目掛けて撃ち抜き、ぶつかり合うように消滅した。

 

「なっ!?

ちいっ、こんなのまぐれだ!」

 

「その魔法も、書庫の本にあった魔法です!」

 

『reproduction』

 

怪物が別の魔法を使おうにも、かこがすぐにそれをぶつけ合わせて消滅させる。

 

「なぜだ?

何故俺の攻撃が無効化されるんだ!?」

 

「そんなの簡単です、私が、あなたと同じ魔法で相殺してるからです!」

 

「何だと?」

 

「私の魔法は、記録と再現。

一度私を通してデバイスに記録されると私自身が忘れても残り続けます。

そしてその上で私はその魔法を、私自身の魔力を超えない限り再現できます…!

だから、あなたの魔法を相殺して無効化することなんて、やってみればそう難しいことではないんです!」

 

「くっ、このメスガキ…!」

 

「おらぁ!!」

 

怪物がかこに油断してる隙にバンはデバイスで怪物の顔面をフルスイングする感覚で殴り飛ばす。

 

「ごはぁ!?」

 

「もう終わりだ、大人しく奪った知識と記憶を返してもらうぜ」

 

「くっ、まだだ…!」

 

瞬間、バンの周りから鏃のついた鎖が飛んで来る。

 

だが、かこはデバイスの銃とVSチェンジャーの二丁で正確に撃ち抜いていく。

 

「今です!」

 

「おう!」

 

『benefit sealing』

 

「これで、終わりだぁ!!」

 

「ぐぁはあぁ…!!」

 

VSチェンジャーの封印の一撃が、真っ直ぐと怪物の胸に着弾し、一瞬で氷付けにする。

 

そして怪物の体から小さな光が出現し、それがVSチェンジャーに吸い込まれて消えた。

 

『arrest completed』

 

「任務、完了…!」

 

その言葉と共に、怪物は青年の姿になり、体から様々な文字が噴き出し、それらがある方向に向かって吸い込まれるように飛んでいく。

 

「おぉ、こいつは!」

 

「まさか、書庫や運び出された司書たちのところに飛んでるんじゃ…!」

 

それで何かを察したのか、かこは変身を解除して走り出した。

 

バンは変身解除した後、怪物だった青年を右京や魔導師たちに預けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

怪物だった青年は右京たちから事情聴取を受けている間、バンはかこのところへ向かった。

 

そこで、出入口の近くになると、出入口からかこが出てきた。

 

「かこ…」

 

「あ…」

 

顔をよく見ると、先ほどまで泣いていたのか、少し目が赤くて涙の跡があった。

 

「あの、今回はありがとうございました…。

おかげで皆さんの記憶も戻りましたし、本も元通りです」

 

「いやいや、あれはお前がいたから勝てたんだよ。

…それで、もう大丈夫なのか?」

 

「はい、お父さんとお母さんの記憶も戻りましたので。

あの…、それで、なんですけど…」

 

「…?」

 

かこが何かもじもじしながら何かを言いたそうにしているが、すぐに決心がついたのか、真っ直ぐとバンの目を見るように見上げる。

 

「あの、改めて、兼業ですがパトレンジャーとして、バンさんたちと一緒に戦っても、良いですか?」

 

「…!

おいおい良いのかよ、うちは確かに兼業もいけるけど、お前はやりたがらなかったじゃねぇか」

 

「はい、構いません。

転生者の中でも、今回みたいに、生きるためでも、誰かを傷付ける人がいるなら、見過ごしたくない。

それに、今回のような被害者を、出したくないんです…!」

 

「…そうか」

 

かこの覚悟を聞いたバンはニカっと笑い、太ももに懸架していたVSチェンジャーを取り出した。

 

「なら、今日から俺とお前は仲間だ。

そら、お前もVSチェンジャーを出せよ♪」

 

「は、はい!」

 

かこも慌ててVSチェンジャーを取り出した。

 

「じゃあ、これを互いに掲げるぞ♪

せーのっ!」

 

「…!」

 

二人は同時にVSチェンジャーが交差するように天井に向けて掲げる。

 

「あの、これって?」

 

「へへっ、何かこうやってたら、仲間になった感があるだろ?」

 

「…ふふっ、そうかもしれませんね。

では、改めてよろしくお願いしますね、バンさん!」

 

「おう♪」

 

改めて仲間になったことを確信した二人は互いに笑いあうのだった。

 

こうして、かこは特命係のパトレンジャーに入隊したのだった。

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