どう書こうか迷って遅くなりました。
「それにしても、こうして海が見えるって何だか気持ちが良いよね」
バン、かこ、アストルフォ、なのは、フェイト、はやては海鳴市を見回している。
右京たちと別れてから見回しているが、特に異変もなく、平穏な雰囲気だった。
ちなみにバンたちはパトレンジャーの制服ではなく、各々の私服で、ヒポグリフはいくら小さくても見た目が見た目なだけあって地球では目立つためアースラで留守番している。
「普段はこんな感じでのどかな街なんです。
たまに暴走したり暴れたりする転生者を発見してはそれに対応してますが」
「それに、転生者じゃないんですけど、先日のルナアタックで他の街では被害の影響で何件かこの街に引っ越してるそうなんです」
「へぇ…」
「それで、この近くにその一つがあそこらしいんです」
はやてがそう言って指を指した方向を見ると、そこには喫茶店があった。
「nacita…?」
「ここ、前は別の街で別の名前だったらしいんですけど…」
「とりあえず、入ってみようよ!
少し小腹も空いてるしさ!」
「あ、おいアストルフォ!?」
「アストルフォさん!?」
アストルフォがnacitaへと走っていくので、それを追いかける形でバンたちも入っていく。
「いらっしゃいませ…」
「6名で」
nacitaに入っていくと、厨房の奥から褐色の青年がバンの顔を見て若干ひきつりながら顔を出して、席を案内される。
「では、ご注文は後程で」
「その、その前に少し良いか?」
「…何か?」
席を案内した青年は厨房へと戻ろうとして、そこでバンが引き留めて話を聞こうとする。
一方アストルフォも、話を聞こうと姿勢を変えていた。
そこへ、なのはたちと同い年かそれよりも下なのか、金髪の少女が水を配ってくる。
「ほい、水じゃ」
少女はややそっけない様子でアストルフォたちに水を配って、その場から去ろうとした。
「ねぇ君!」
「…何じゃ」
鬱陶しそうな目で睨むが、それでもお構い無しにアストルフォは話しかける。
「君ってこの店の子?」
「そうじゃが?」
「にひひ」
アストルフォはニカッと笑いながら少女の頭に手をポンと置いてヨシヨシと頭を撫でる。
「まだ小さいのにお店のお手伝いしてるなんて、えらいえらい♪」
「ブチッ」
アストルフォが少女の頭を撫でてると、少女の顔に青筋が浮かぶ。
その瞬間。
「んがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「ぎゃふ!?」
少女は、自分よりも体格の大きいアストルフォの体を持ち上げて、その前に背中を仰け反らせそのままアストルフォの頭を思いっきり床に叩きつける。
「アストルフォ!?」
「アストルフォちゃん!?
…すごいこれがジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールドなんですね!」
バンとなのはたちが驚き、かこはアストルフォの心配してる一方で少女がかけた技に目を輝かせている。
「何だこれ…?」
その時に、この店の店員なのか、黒髪の青年が入ってきた。