「ん」と「ね」と「(単語)」しか言わないクラスメートの性欲がヤバすぎる件について 作:羽虫の唄
クラスメートの性欲がヤバい。
それを知ったのは何時のことだったか、記憶が確かならば、きっと◯曜日のことである。
「
そう訊ねてきたのは円場クン。
〝個性〟「空気凝固」の彼とは模擬戦闘訓練でチームを組んだ仲だ。
放課後を利用した訓練の反省会には全員が参加しており、あのチームは凄かった、あの場面ではどうすればよかったか、などの会話が絶えず行われている。
「そーいやそうだね」
「訓練では使ってなかったっぽい……」
敵チームでオレたち2人をコテンパンにした取蔭サンと柳サンが続けて言うと、周囲数名も反応し、オレ–––弘原海 ありすの『個性』に興味を示し始めた。あっという間に包囲される。
「弘原海、個性把握テストの時も使ってなかったよな?」
「増強系? それとも発動系か?」
「気になりマース!」
「ん」
悲しき陰キャの性。矢継ぎ早の質問攻めにあわあわしだすオレ。キモい。
……否ッ。決めたはずだ、無個性でイジメを受けた中学時代、
モテるんだろ弘原海 ありす! お前の原点を思い出せ!
「え、えと、オレの〝個性〟は–––サキュバス!」
……教室の空気が固まる。アレ、円場クン個性使った?
「エロいことなら大体出来ます──?!」
弘原海 ありす
〝個性〟 「サキュバス」!
エロいことなら何でも出来るぞ!
口で説明するより見せた方が早い為、個性を発動。
雄英指定の男子用制服に包まれていた細身の体はアイドルもビックリの豊満さとスレンダーさを手に入れ、お世辞でも美形とは呼べない顔面はすれ違った人全員が振り向く様な美しさに整った……ハズ。
鏡がないと自分の姿は確認できないので、個性を発動してもきちんと出来ているのか不安になる。個性自体、譲渡されてからまだ数ヶ月なので慣れていない部分があるのだ。
閑話休題。
視線を一点に凍り付いた教室の空気。そりゃそうだ、見た目栄養不足のオタクが突然、男の妄想をそのまま具現化した姿になれば──その上、
しかし。
しかしながら、凍り付いたのは何も皆だけではない。この状況を生み出したオレ自身もそうなっているのだ。
「……」
視線の先、黒髪セミロングの美人女子。
「ん?」
*小大 唯:性欲 100/100*
彼女の頭上に浮かぶ謎の文字及び数値。
……何か、クラスメートの性欲がやばすぎる件について。
これは、無個性だったオレが個性を授かり、最高かどうかはわからないけどヒーローを目指──そうとして、性欲がヤバすぎるクラスメートに振り回される。
そんな感じの物語だ。
ー姦ー
今後の展開には、どの様な要素を取り入れれば良いと思いますか?
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ラブコメ
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シリアス
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バトル
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んほぉ゛♡!!