「ん」と「ね」と「(単語)」しか言わないクラスメートの性欲がヤバすぎる件について 作:羽虫の唄
うぅむ話がうまく纏まらん。無理に纏めようとすると長くなるし、かと言って短すぎても読み応えに欠けてしまう…。
うぅむ、難解だ…。
Q.投稿頻度を上げればいいのでは?
A.あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!(発狂)
Q. ◯◯が人と同じサイズだったらその運動能力は?
この設問、多くの人が耳にした・目にしたことがあると思われる。例えば蟻だったら何々を軽々持ち上げるだとか、蚤だったら何々の高さをひとっ飛び…と言った具合で。
では質問。
兎が人と同じサイズだったらその運動能力は?
──その答えを文字通り『体現』するのはラビットヒーロー・ミルコだ。ウサギっぽいことをウサギ以上に行える彼女はその健脚によって驚異的推進力を獲得した後、想像することも憚れる威力の足技を放つことが出来る。
彼女の口癖でもある脱兎の如く。常人では視界に捉えることも困難な速度でミルコが駆け出した。
「ポチッとな」
軽い調子で言葉を吐き出しながら行った動作はスマートフォンの液晶を指で軽く叩いたのみ。それだけでミルコの弾丸じみた速度の蹴りが容易く封殺される。
ミルコの一撃を防いだのは半身がびちびちと不気味に蠢く触手の塊と化した男女だ。差異こそあれ、平均して人間の腕と同程度の太さを持ち1メートル前後の全長を持った肉塊である。ぐじゃりとした気色の悪い音を鳴らした触手は、中身がぎっちり詰まっていることをその脚を受け止めたことでミルコに理解させた。
舌打ち一つ。一度飛び退いてから再度『跳ぶ』ミルコ。地を這う様な低地点からの突撃──からの凄まじい蹴り上げ。
「ポチッとな」
が、それも横合いから放たれたタックルに体勢を崩されたことで不発に終わる。
「チィッ!」
ミルコに強烈な体当たりを喰らわせたのは、サイズの縮んだショクダイオオコンニャクの花に上半身を飲み込まれた男性だ。下半身の服装からサラリーマンと判別出来る彼はそのままミルコを拘束する為腕を振るうも、クワガタを連想させるその動きはミルコが『跳んだ』ことで空振り、派手に転ぶ。
…花がクッションの役割を果たしたのか意識が無いのか、そこそこな勢いで地面に激突したにも関わらず植物クリーチャーは呻き声すら発さない。
「ポチッとな」
敵の個性で操られているとは言えど、相手は一般人。…だがそれを憂き目として隙を突かれるなど以ての外だ。最低限彼ら彼女らとの戦闘を避けるが、プロヒーローとしてミルコは一切の躊躇を見せず渾身を振るっていく。
その前に。
「──ミルコサン!」
躍り出たのは変態じみたコスチューム──から着替え、現在は安物のジャージとなった
よくやった、と言葉に出す代わりに裂けんばかりに口角を釣り上げるミルコ。そうしてヴィランへ一息に向かい──
「アイテム選択・[銃]」
ガチャっ、と。
そんな彼女に
息を呑んだのは弘原海だ。
装弾数5発の9mm弾──弾数の少なさや扱い辛さから事あるごとにオートマチックに変えろよと叫ばれている──日本の警官が装備する標準的リボルバー。威力こそ低いが当たりどころによれば
「ハッタリだな」
しかしそれを向けられて尚、ミルコもまた笑い。
「鉄の匂いがしねェ!!」
ゴギッ!! と迷うことなく放たれた一撃は容赦無くその腕ごとリボルバー…ではなく、反対の手に握られたスマートフォンを粉砕した。鈍い音に重なるのは、手首を起点にひしゃげてしまった腕の痛みに悶えるパピヨンマスクの呻き声である。
多量に脂汗を流す彼女は………だがしかし、それでも笑みを崩さない。
「は──はっはっは、ああクソ、痛いな」
一呼吸挟み、
「流石ですねー、プロヒーロー。…でも、貴女は分かって、いない。私の個性は言いましたよねー、「エロゲーム」。そこに登場する設定や、要素を、引き起こすって」
血の気が失せ青くなったその唇から紡がれる言葉は、現在進行形で彼女に襲いかかっている激痛により、途切れ途切れだ。
「で。ですね。まぁ、多分…貴女はエロゲームとか、やらなそうだから、きっと知りませんけど…世の中には、有るんですよねー。──
──個性柄か実際にプレイしたからかはさておいて、意味ありげなその言葉に真っ先に反応したのは弘原海である。
さて、今し方のパピヨンマスクの言を念頭においた上で振り返ってみよう。先程ミルコは一体何をしただろうか?
「ダ……メだ、ミルコサン離れて下さい!!」
──ぞぶおァッッッ!!! と。
言い終わるよりも先に、パピヨンマスクの身体から奇異な植物が花開き、そこから無数の虫と毒々しい色合いのガスを噴出した。
ミルコが飛び退く間も無く、触手群と化したパピヨンマスクの右半身がその脚を絡め取る。咄嗟に顔に手をあてがうも、ガスは兎も角として媚毒を持った虫の針は防ぎようがない。錐を突き立てられた様な感覚から始まり、次いで血管の中にマグマを注がれた様な強烈な刺激がその体に襲い掛かる。
「ふ、くぅあああ♡!!?」
腑抜けた、と外野に評されても反論のしようがない嬌声がミルコの口から上がってしまった。
頬を上気させ、褐色の肌に幾つも汗の玉を転がし、呼吸は荒く深い。そんな状態に陥りながらも何とか連続して蹴りを放ち、触手の拘束を解除させる。同じく淫毒に襲われたMt.レディを介抱していた弘原海と峰田の付近まで飛び退いた彼女は、力が込められゴキゴキと固い動きを行う指で刺された箇所を掻きむしる…直前に何とか堪えた。
下手な刺激はそのまま快楽的ダメージに繋がってしまう。衝動的な動作を理性で抑えた彼女は褒めて讃えられるべきだろう。
──本能と理性が行ったり来たりして、扇情的なミルコと怪物そのもののパピヨンマスクへ亜音速で視線を向けている葡萄頭を視界に捉えつつ、弘原海は唸り声を発した。
「う、うう。こうなったらオレが…!」
ピーキー過ぎる側面を持った(側面と言うか全面か?)「サキュバス」だが、相性のみで見ればパピヨンマスクには最高の組み合わせだろう。目には目を、或いは毒を以てと言うやつだ。
しかし向こうと違い、こちらは下手をすれば自滅の可能性が十分に有る。先程のパピヨンマスクの情報が正しければ、クリーチャーと化した現在の彼女は
「…いいや、──んくっ、いい…」
──若干声を蕩かしながら立ち上がったミルコが、弘原海の決心を遮った。脚の震えを誤魔化せず多量の汗を滴らせる彼女は、両の鼻腔から思わず小さな悲鳴を上げたくなる勢いで血を吹き出している。
ただしそれは、虫の毒によるものではなく…、
「…別にっいぃん、血を出したからってえぇ、毒もおっ一緒に出るう゛訳ではないんですがねー」
クリーチャー改めパピヨンマスク、先程の言葉に嘘は無かったらしく酩酊したかの様にフラフラしながら回らない呂律でミルコに言葉を放っていた。
その顔(があると思しき場所)は明々後日の方向を向いているが。
「もともと血の気が多いンでなァ。──これでスッキリしたッ!!」
自ら顔面に一撃加えたらしき彼女は言葉と同時に駆け出し、その速度を乗せた蹴りを
「──ぐぇっ!?」
──浴びせる寸前、その酩酊具合から体勢を崩したパピヨンマスクが素っ頓狂な声と共に転倒する。その所為でミルコは渾身の一撃を空振る…が、その勢いをむしろ利用し遠心力によって更に威力を底上げし、今度の今度こそその一撃をお見舞いした。
ッッッッッド!!! とその速度に見合う撃音が空間を震わせる。
続くのはもろにその音の原因を喰らったパピヨンマスクの悲鳴だ。
「ご、…ぉがああああああ!!?」
転がる、と言うより吹き飛ぶ異形。
コンクリートに着地するもその勢いは止まらず、花弁を触手を僅かに露出していた人体を、どちゃどちゃ音を立てながら不出来な団子状に丸めていく。
そして。
「ぶ、ぼぁっ!! ──ぐっ、
──次の瞬間、
「………は?」
惚けた声は、必殺の一撃を放ったミルコか、それを見て勝利を確信した峰田か、それとも未だダメージから立ち直れず腰を痙攣させていたMt.レディか。
…思考を巡らし、漸く何が起きたか理解を追いつかせた弘原海が悲鳴を上げる。
「時間、を………
──パピヨンマスクの手に、吹き飛ばした筈のスマートフォンが握られていることが何よりもの証拠だった。
「チィ…ッ?!」
詰まるところ、振り出しに戻った。
いや。こちらは有効打であるプロヒーローがどちらも再起不能間際に追い詰められた状態で、向こうはダメージが文字通りゼロになった頃に戻ったのだから詰み一歩手前と言ったところである。
熱に蕩ける思考と身体を何とか働かせ、ミルコが蹴りを放つが、万全でないキレの落ちたその攻撃が目前のヴィランに届くことはなかった。
「アイテム選択」
表情は笑み。
「[触手トラップ]!」
ぞるっ!! とミルコの足下から突如生み出された多量の肉塊は、あっという間に彼女の体を飲み込み巨大な『壁』を形成した。
巻き込まれたラビットヒーローは、両腕を後ろにした正座に近い体勢で拘束を──手っ取り早く言えば、赤黒い肉の壁で臀部を突き出す恰好を強制的に取らされている。
ジャンルの呼称は壁尻だ。18歳未満の良い子はネット検索なんてしない様に。そしてくれぐれも親御さんに尋ねない様に。
「こ、んの…ッ。真面目に戦る気ある──おひぃっ♡♡!?」
っパァン! と『壁』から生えた一本の触手によって尻を
「さて、と。1番厄介なミルコの無力化には成功しましたし…」
残りは有象無象。
そう言いたげな表情のパピヨンマスクが弘原海たちを視界に捉えた。
「………(ガキンチョ共、救援要請を送ったわ。アイツの個性に対抗出来るヒーローがじきにやって来る)」
さて、ここで──未だダメージから回復し切っていない──Mt.レディが声を発する。相手に気づかれない様に声量を抑える彼女は、カナルイヤホン型の連絡端末で付近のヒーローに救援要請を送ったらしい。
近接戦闘に於いては一流を誇るミルコを失ったのは痛手だが、何とか時間を稼ぐことが出来れば………勝機は見えてきた。Mt.レディは先のミルコを見習い、震える脚に力を込めて立ち上がる。
それを見て笑うのはパピヨンマスクだ。
「おや、そんな状態でも立ち上がりますか」
「あ………ったり前でしょ」
対してMt.レディは、大胆不敵な笑みを浮かべつつ短く返す。
「──ヒーローは、どんな時だって諦めないのよ!」
Mt.レディは対大型ヴィラン戦でこそその真価を発揮するが、かと言ってそれ以外ではからっきしかと問われればそうではない。意外にも、個性を発動していない普段のサイズでもそこそこの戦闘能力をMt.レディは有しているのだ。
ヒーローとは一芸だけでは務まらない。
──そうして駆け出した彼女は、終ぞ背後にて発せられた「そのセリフはフラグだから」と言う慌てた声に気づくことはなかった。
「手も足も、出せなかったよ…。──あへぇっ♡」
Mt.レディィイイイッッッ!! と。
見事に即堕ち2コマを決めた彼女に残された2人が声を揃えて叫ぶも、力尽きた蛙みたいに仰向けで大股開きとなったMt.レディはぜひゅぜひゅと舌を突き出して荒い呼吸を繰り返すだけであった。
いつの間にかアンケートの選択数爆上がりしててびっくり。
①んほぉ゛っ♡!
②んほぉ゛っ♡!
③んほぉ゛っ♡!
④んほぉ゛っ♡!
⑤んほぉ゛っ♡!
喘ぎ声のフォントはどれがいいと思いますか?
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①(今のまま)
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②
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③
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④
-
⑤