自殺愛好者(贋作)の刃   作:後藤さんのゲッターすごいのね〜‼︎

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「鬼滅の刃×文豪ストレイドックスのクロスオーバーのSsなど!バカなことはやめろ!」

「貴様ほど急ぎもしなければ、まだこのSsに絶望もしちゃいない!」

「書く原稿はまだあるのだぞ!」


自殺愛好者(贋作)の刃

私はいわゆる転生者というものだ。はいそこ石を投げるために石を探さないで!

 

なぜかというと私には、前世とも言える記憶を持っていた。そのことに気がついたのは良き学び良き遊べと言われる子供の頃。いつものように近所の友達たちと外で遊び、川で自身の姿を見たことからだった。

 

アッレー?ナンデ私、文豪ストレイドッグスの太宰さんのショタになってるのカナー…?

 

Q.文豪ストレイドックス(通称:文スト)はどんなお話なの?

 

A.文豪の名前をしたフレンズたちがヨコハマでドッカンバッタンな物理な大騒ぎをするお話です!

 

なぜか文ストの舞台である現代ではなく、大正なのかは謎だが、それまでは前世の「ぜ」の字もなかったが、記憶で私は、平凡な顔立ちで、今の時世である大正より、約百年後の平成の日本で激しい喜びは無く、深い絶望もない、そんな植物のような学生生活を過ごしていたが、転生の条件なのか通り魔に刺されて気がついたらピカピカの小年生とも言える年の太宰さん、つまりショタ太宰さんになっていた!さらに名前も太宰治というオプション付き。

 

私には何が起こっているのかさっぱり分からねぇ!コナンの方がまだマシじゃないか!

 

そして平成の義務教育で学んだことはどうあがいても、大正の小学生が知っていてはいけない知識である。もしそれが知られればどうなるかなんて想像できないが、ロクなことにならないと本能で察した。というか息子が教えてもいないことを知っていたらどうですか?私の場合は恐れて距離を置きます。

 

こうしてそのことを誰にも知られないように隠しながら生きることにした。

 

そうして六年が経ち、十四歳となった。自分を偽りながら暮らすということを繰り返す日々はまるでやりたくもないゲームを延々とやらされているような嫌な気分だった。

 

そしてそのうち私は何で生きているのか。なぜこうまでして生きなくてはならないのか。と私は文ストの太宰さんのように、生きる理由を見失い、空っぽになってしまった。太宰さんのように自殺行為を繰り返すことも考えたが、痛いのは嫌だし、何より万が一に自殺ができてしまった場合、産んでくれた親より先立つのはなんだか嫌な感じがしたからだ。

 

その生活に嫌気がさした私は、深夜に家を抜け出して寝静まった街を目的なく歩くことが趣味みたいなものになった。

 

月の綺麗な夜のことだった。いつものように深夜の街を月明かりを頼りに歩き明け方が近くなってきたと思っていると、誰もいないはずの裏通りから金属と金属同士がぶつかってなる『カァーン!』、『キン』という音、つまり剣戟の音が聞こえる。

 

ものすごいドロドロな夫婦喧嘩(修羅場)なのかと思いそこへと行ってみると、そこには蝶の羽のような柄の羽織をきた女性と血をかぶったような髪色の人ならざる者の気配を纏う男が死闘が繰り広げられていた。

 

一般の人はその光景を見て腰を抜かすか、悲鳴でもあげるのだろう。だが私は───

 

魅入っていた。そしてこう思った。

 

これだ!これこそが!空っぽな私を満たしてくれるナニカ、そして生きる理由を見つけられるかもしれない!

 

そのせいか興奮し、心臓の鼓動が早くなり、左手の甲が燃えるように熱くなる。

 

そして私の世界の流れが緩やかになった。先程まで、何がどうなっていたのかが分からなかったが見える。全てが見える。

 

そして蝶の羽織の女性がこちらへと吹き飛ばされ、私の横の壁へと激突する。そして一本の刀が私の目の前にあった。どうやら女性は壁に激突する直前に刀から手を離してしまったらしい。

 

「お姉さん、刀を借りるよ」

 

気付けば、私は刀を拾い両目に「上弦」、「弐」と書かれてある男へと対峙していた。

 

「うん?君は誰だい?」

 

「戦ってはだめ。ーッ逃げて!」

 

男は、私に哀れむような視線を向け、女性は逃げるようにいう。

 

でも私は…

 

「なんかいつもより身体が軽くて、今の私ならなんでもできるような気分なんだ」

 

引かなかった。私は腰を引いた構えで、奇妙な痣ができた左腕を突き出し、左手にイメージする見えない弓に構えるように刀を構え、刀の先を左手に添えてそう言う。

 

現代の漫画愛好者がいればこう思うだろう。「これ…牙突の構えじゃね?」と。

 

「鬼殺最強の柱でさえ、あんなになってるのに、君は面白いことを…」

 

男が言い終える前に私は前へと出て、構えていた刀を男の頸へと放つ。

 

-牙突

 

それが私が放った技の名である。某流浪剣客に登場する悪即斬を掲げる男の技である。

 

男の子なら誰もが一度は傘で構える技順位(ランキング)上位の技でもある。

 

私は刀など今まで構えたことがない素人だ。刀を振り回したりするのは厳しいが、突きならばなんとなく成功しそうと思ったのでこの技を選んだ。

 

牙突は新撰組副長である土方歳三が考案した突きを斎藤一を昇華させた技。その威力は絶大。だが男の鉄扇にて防御された。

 

直感がその場にいることに警告を与える。それに従い下がると、先程までいたところに氷塊ができていた。直感に従っていなかったら腰から下が固まっていただろう。

 

そして男は、氷をいくつか放ってくるが、わたしはすべて見えたので、突きで撃ち落とすか、必要最低限の動きで回避した。

 

そして夜明けが近づいてくる。

 

「なかなかやるね。俺は優しいから君の修行相手になってやりたいがもう夜明け。名残惜しいけどまた今度にしよう!」

 

そう言って男は楽しそうに去っていった。どうやら男は私が剣の素人だと見抜いていたらしい。ひとまず脅威は去ったと思い、私は壁に激突した女性の状態を確認する。

 

外傷は擦り傷のみだが、肺の損傷がなかなかひどい。このままでは死んでしまいそうだ。

 

悩んでいると、ふとあることを思い出した。文ストの太宰さんは『異能無効化』という某不幸なツンツン頭の右手(幻想殺し)のような特殊能力をもっていた。

 

これ… 中身が贋作である私でもいけるのでは?

 

なぜ疑問形なのかというとこの世界で異能、つまり魔術や特殊能力を持つ人と戦ったことはおろか、あったことすらないのだ。あくまで仮説だ。だがやらないで後悔するよりもやって後悔したほうがいい。

 

そう思い私は女性の胸の部分、肺がある場所へと手を合わせる。緊急時だから胸を触れてしまうのは是非もないよネ!

 

そう思っていると、私の触れている部分から、まるで文ストの異能者たちが異能を使う時に出る文字が溢れ出てきた。

 

どうやら私の仮説は正しかったらしい。女性の肺を蝕んでいた氷の異能を無効化出来たらしく、女性は苦しそうな顔から穏やかな顔へとなった。

 

女性の近くに紙が落ちていた。どうやら壁に激突した際に懐から落ちたらしい。それを戻そうと思い拾うと、私に一つの案が浮かんだ。

 

 

***

 

「…さん!姉…ん!姉さん!」

ぼんやりとしていた意識が、最愛の妹の必死な呼びかけで覚醒する。

 

「しのぶ…」

 

「姉さん!」

 

私が起きたことに笑顔で応じるしのぶ。だが私の脳裏を浮かんだのは私を守ろうと、上弦の弐へと対峙したあの少年だった。おそらくは…

 

「しのぶ。近くに少年の遺体が…」

 

「少年?ここには姉さん以外誰もいませんけど…」

 

「え?」

 

私が壁に激突したのは明け方近くだとは言えども少年を殺めるのは赤子の手を捻るように簡単の筈だ。そう思ってると、しのぶがそっと気まずい顔で、紙を差し出した。いつも私が懐に入れている紙だ。何か書いてあるらしい。

 

「あと近くにこれが…」

 

もしかしたらと思い、その紙を見ると…

 

『刀しばらく借ります』

 

と流暢な字が私の吐いたと思われる血で書かれていた。

 

「えっ?」

 

言われてみれば辺りには私の刀、日輪刀がない。腰のあたりにあったはずの鞘もだ。

 

「どうしよう…」

 

それを聞きしのぶは慌てるが、私が困惑してるのは刀のことではない、私を助けてくれた少年に一目惚れしてしまったことだ。

 

私はあの少年の笑顔なのに空っぽな目をする顔を思い出した。なそう思うと心臓が熱く、そして真っ黒な気持ちでこう思った。

 

ー私の家族《もの》にしたい

 

と…

 

 

***

 

「へクション!どうやら誰かが私の噂でも知るんかな?」

 

くしゃみをしながら私はそんな呑気なことを考えていた。あれから私は、刀を借りるよという書き置きを残して去った。生まれ育ったあの街から。

 

理由はいくつかある。まず一つはこの世界が文ストではなく、『鬼滅の刃』だったことだ。今までずっと疑問だった『ナンデ文ストの太宰さんなのに、文ストの舞台である現代ではなく大正時代に生まれたのか』という疑問の一部が解けた。私は『鬼滅の刃』の狂信的なファンではないので細かい内容は覚えていないが、大まかな流れなら覚えている。

 

そして今は、まだ原作には入っていないはずだ。なのでそれまでの間に体を鍛えたい。人間をやめた鬼と死闘をするには一般の体では太刀打ちどころか一矢報いることさえ厳しい。瞳に『上弦』、『弐』と書かれた鬼、童磨と会って生きてるのはまぐれだ。もし彼があの時万全だったら今私はここにいないだろう。

 

もう一つは、蝶の羽織の女性の人こと、胡蝶かなえさんの日輪刀を借りパクしたからだ。なんでかなえさんの刀を借りパクしたからのかというと、私の生きる理由が見つかったからだ。

 

私の生きる理由、それはまだなんのかははっきりとはわからないけど命を懸けた闘い、つまり死闘の中にあると昨日の出来事でわかった。

 

文ストの 太宰さんも生きる理由がわからないから死と暴力に近いところにいた。だから私もそこにいれば見つけられるかもしれない。

 

そして最後が、先程言った通り鍛えるためだ。ただし鬼殺隊の卵を育てる育手の元へはいけない。なぜならばカナエさんの刀を借りパクしたからだ。

 

カナエさんの刀は独特な形状をしている。もしわたしが鬼殺隊のトップならば鬼殺隊の隊員ではない者が、育手のところにくるのでは?と思い情報を流しているだろう。

 

修行するのが面倒だからという理由ではないのだ。ないと言ったらないのだ。

 

そこで四方八方ふさがれてしまった私はダメ元である街へと向かうことにした。

 

 

これは、中身が贋作の自殺愛好者がハッピーエンドを目指す物語だ。

 




続くかな…?

感想お願いします

Q.どうしてオリ主に牙突を撃たせたの?

A.筆者はバカなので個人的に突き技が一番簡単な技だと思ってます

Q.どうしてオリ主は転生の知識を公開しなかったの?

A.あなたの息子が教えてもいない知識をペラペラと喋り出したらどう思いますか?

Q.痣の出現方法ヒドイ…酷くない?

A.すいません許してください!筆者のバカな頭じゃあんな方法しか思いつかなかったんです!

Q.じゃあ痣出現させなければいいのでは?

A.瞬殺されます

Q.どうしてカナエさんを病ませたの?

A.某ぎゆしのヤンデレSsの影響を受けてしまったからです(しのぶさんは落ちません)

竈門一家は

  • 全員死亡(悲しいかなぁ…)
  • 一部生存
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