転生したキラー専がシンフォギアの世界でry   作:zevoc

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学術書やスキンのフレーバーテキストを読み直す今日この頃



18話 ピエロの格好でry

悠Side

帰還後、響ちゃんと翼さん、そしてなぜか俺も検査を受けることになった。響ちゃんは過労、翼さんも少しの疲労で済んだが、俺は全身に打撲、擦り傷だらけになってしまった。もう少し傷が多ければ、ミイラになっただろうな。

 

ということで治療を受けているが

 

悠「痛って!」

 

了子「もう、男の子なら我慢しなさい」

 

翼「珍しいですね、悠さんがここまでケガしてるなんて」

 

悠「まあ、今まで軽い疲労と筋肉痛で済んだのがラッキーだったかもな。痛っ!あんたわざとやってねぇか!?というか普通医者がやるところじゃないのか!?」

 

了子「これくらいの処置なら私でも大丈夫よ。はいこれで終わり」バチン!

 

悠「ア"ア"ィ"!けが人叩く医者がどこにいる!」

 

響(うわぁかなり強めだったな…)

 

一応正しい処置はしてくれているが当たりが強い。精神的にも物理的にも。

しかし、元の姿に戻るとダメージがある程度軽減されていたはずが、今回はほとんど軽減されなかった。なんでだ?

 

指令室へ入ると弦十郎さんたちはクリスやフィーネについて話し合っていた

 

了子「深刻になるのはわかるけど、シンフォギア装者も悠君も健在!頭を抱えるにはまだ早いわよ」

 

弦十郎「翼!まったく無茶しやがって」

 

翼「独断については謝ります。ですが、仲間の危機に臥せっているなど、できませんでした。」

 

お?

 

翼「立花は未熟な戦士です。半人前ではありますが戦士に相違ないと確信しています。」

 

おお?

 

響「翼さん」

 

翼「完璧には遠いが立花の援護くらいなら戦場に立てるかもな」

 

響「私、頑張ります!」

 

おお!デレた!

よかったよかった。

何とか仲良くなってくれたか~(←何もしてない)

とマスクの下でニヤニヤして話を聞いているといきなり響ちゃんの叫び声が耳に響く

 

響「にょわああああああああ!なんてことを!」

 

了子「響ちゃんの心臓にあるガングニール破片が前より体組織と融合しているみたいなの、驚異的なエネルギーと回復力はそのせいかもね」

 

響「融合ですか?」

 

了子「大丈夫よ、あなたは可能性なんだから」

 

翼さんが響ちゃんを認めていい感じに仲良くなったのを見てニコニコしたりして、今日は解散し、しっかり休息をとることになった。それに伴って了子さんからハグについていろいろ聞かれなかったのはラッキーだった。

 

了子「はいこれ、頼まれてた資料よ。大っぴらに開けないでね、かなり機密性が高いから」

 

悠「どうも」

 

てことで家に帰って、ゆっくりするか

 

 

悠「って思ったらなんで出くわすかね~」

 

夜の公園で幼い兄妹が迷子になっていた、そこへクリスも加わり困っていた。

 

え〜っと確かクラウンのお面が…あったあった

 

 

 

クリスside

 

なんでだよ…

フィーネは本気で私を捨てるのか?私はまた…

 

ん?子供の泣き声?

 

クリス「おいこら弱いものをいじめるな!」

 

少年「いじめてなんかいないよ妹が」

 

クリス「いじめるなって言ってんだろうが」

 

少女「お兄ちゃんをいじめるな!」

 

クリス「お前が兄ちゃんからいじめられてたんだろ?」

 

少女「違う!」

 

クリス「ああ?」

 

どういうことだ?じゃあなんで泣いてんだよ?

するといきなり背後から奇妙なお面を付けた男に話しかけられる

 

???「やあやあ、子供たち。どうしたのかな?こんな夜更けに?」

 

クリス「は?お前は!」

 

間違いない!あの殺人鬼だ!姿は今までと違うがあんな仮面あいつしか付けない!あたしをつけてきたのか?

 

少女「おじさん誰?」

 

殺人鬼「お!…じさんはねっ、近くで手品の練習をしてたピエロだよ?」

 

おじさんで来るものがあったのか明らかに動揺する殺人鬼

というか、ピエロがこんなところにいるわけないだろ!もうちょっとましなウソをつけよ!

 

殺人鬼「そういう君たちは迷子だね?」

 

クリス「迷子?」

 

少年「う、うん、父ちゃんがいなくなったんだ、一緒に探してたんだけど、妹がもう歩けないって」

 

クリス「何だよ、だったらハナッからそういえよな」

 

少女「だって~」

 

クリス「追いこら泣くなって」

 

少年「妹を泣かしたな!」

 

クリス「あーもうめんどくせー!」

 

殺人鬼「ほらほら、ちびっこ相手に怒鳴らない。これでも食べて落ち着きな」

 

クリス「誰がお前のものなんて食うか!」

 

殺人鬼「えーおいしいのに、アム、君たちはどう?お菓子を食べると幸せを感じるって誰かが言ってたよ」

 

殺人鬼が持ってた飴を食べつつ二人の子供に渡そうとする。

 

クリス「ま、待て!あたしが食う」

 

殺人鬼のものなんて、ろくでもないもんに決まってる、子供にそんなもの食わせられるか!

 

殺人鬼「そう?じゃあはい」

 

パク…

いちごみるく…

普通の飴だ

 

殺人鬼「な~にを勘違いしたかは知らないけど…そこのコンビニで買った普通の飴だよw あ痛!なんでぇ!?」

 

顔は見えないが絶対笑ってやがる!!

 

少年「ケンカしちゃだめだよ」

 

殺人鬼「あはは、ごめんね~」

 

クリス「ふん!」

 

この間とは打って変わって優しい態度をしてやがる。

 

殺人鬼「よし!じゃあ交番に行こう!もしかしたら君たちのお父さんがいるかもしれないしね」

 

 

悠side

 

ということで、みんなでアメを食べながら交番へ向かう。通り過ぎる人が時々二度見してくる。そんなに変か?このお面

 

クリス「♪~♪~」

 

鼻歌歌ってる…

子守歌として聞いたら1分で堕ちるレベルだ

 

少女「おねーちゃんは歌好きなの?」

 

クリス「歌なんて大嫌いだ、特に壊すことしかできない私の歌はな」

 

にしては優しい目してたけどな~

 

少年「おじさんはなんでそんなお面付けてるの?」

 

悠「ん?あー、おじさんはピエロなのに怖い顔だから、それを隠すために変なお面を付けてるんだよ。それに」

 

少年「それに?」

 

悠「辛いことや泣きたいときはこんな顔するとちょっとだけ明るくなれるから」

 

クリス「とてもそういう感じには見えないな」

 

悠「ま、まあ、このお面も大分古いからね」

 

と雑談を交えながら、歩いていくと交番が見えてくる

 

悠「ほら、あそこが交番だよ」

 

少年「あ!父ちゃん」

 

ちょうど父親も交番へ来ていたようで、慌てて駆け寄ってくる

 

父親「お前たち、どこ行ってたんだ!?」

 

少女「おねーちゃんとピエロさんが一緒に迷子になってくれた」

 

少年「違うだろ?一緒に父ちゃんを探してくれたんだ」

 

父親「すみません、ご迷惑をおかけしました」

 

クリス「いや、成り行きだから、その」

 

悠「いえいえ、見つかってよかったです」

 

父親「ほら、お姉ちゃんたちにお礼言ったのか?」

 

少年&少女「「ありがとう」」

 

悠「どうしたしまして、もう逸れちゃだめだよ」

 

クリス「仲いいんだな…」

 

クリスの目が一瞬こっちを見た

俺がいるから聞こうとしたこと聞けなかったのか?

しまったな…

 

よし!

 

親子が離れたのを確認して、クリスに話しかける

 

悠「あー少しお話でもどう?」

 

クリス「殺人鬼が話?冗談も大概にしろ」

 

おおぅ、思ったより敵意むき出しだな…まあ本気で死ぬかもって恐怖を与えちまったしな

 

悠「分かった分かった…ここで解散、お互いなにも見なかった、それでどう?」

 

クリス「そうだな…それでいい」

 

悠「でも一つ訂正させてくれ」

 

クリス「訂正?」

 

悠「俺は殺人鬼の力を使ってるだけで、誓って殺しはやってない」

 

クリス「…それを信じろって?」

 

悠「ナースの時に向けたあの殺意も元々はナースの力だ、だから今君に殺意を向けようとしても、ガン飛ばしてるようにしかならない。」

 

あのときと同じ様に睨みつける。クリスもそれについては納得したらしい。が

 

クリス「人殺してないやつがあんな脅しできるかよ!」

 

悠「頑固だな〜 あ、なら俺の使ってる殺人鬼の話をしよう。君と似たような境遇だったからちょっとは、親近感沸くかもよ?」

 

クリス「似た境遇?」

 

悠「お、聞く気になった?なら少し歩きながら話そうか」

 

なんとか食いついてくれたので、繁華街を出て歩きながら話す

 

悠「戦争の被害にあったレイスって殺人鬼がいる」

 

クリス「何でそれが似た境遇だと分かる?」

 

悠「え?だって言ってたじゃん、戦争の火種を無くしたいって、余程戦争に恨みを持ってないとそんな望み出てこないだろ?」

 

クリス「…」

 

レイスの過去を淡々と語る。ヒルビリーの時みたいに記憶が見えたりはしなかったが、それでも覚えてる。あの学術書の内容はかなりキツかったからな。

 

のどかな村で暮らしていたレイスことフィリップ・オジョモは、金で雇われた傭兵に村を襲われた。親を失い、老人と数人の子供達でなんとかやり過ごすが、フィリップのミスがきっかけでフィリップ以外全滅してしまう。強い恨みを持って復讐を考えるが、友人や祖母から「目には目を」では何も解決しないと言われたが、

 

悠「まあ、無理な話だよな?親も友達もみーんな殺されたのに、生き抜いて証人となれるように、慈悲の天使に祈りましょうって?ははは!俺でも無理だね」

 

クリスの拳が震えている。余程この話が刺さったか?

さあ?どうする?

 

クリス「そのフィリップはどうしたんだ」

 

悠「傭兵が寝てるところに灯油を撒いて火を着けた」

 

クリス「な!」

 

悠「そして、傭兵たちは痛みと恐怖に顔を歪ませ、見事仇討ちは成功したのでした。イェーイ!まあ、これがきっかけで、金のために人殺しするやつがこの世で一番許せないものになって、そういう連中を殺すのに一切の躊躇が無くなったけどな」

 

クリス「なんで楽しそうなんだよ」

 

悠「そりゃ因果応報で完璧な話だからな!平気で村を焼き払って、死体で遊ぶような非道な連中に勇気をもって立ち向かったフィリップ君!お前もそういうの好きだろう?」

 

クリス「私はっ!」

 

クリスの言葉を遮り続ける。一度感情爆発させてみるか。

 

悠「親を殺されたか?友人を殺されたか?我が身に非道なことをされたか?ならそいつらを同じ目に合わせてやればいい。そうすればお前の心もグッ!」

 

堪忍袋の緒が切れたらしく、突然胸倉を掴まれ、壁へ押し付けられる

 

クリス「知った風な口をきくな!私は殺しがしたいんじゃない!争いを無くしたいだけだ!」

 

悠「ふふっ」

 

クリス「何がおかしい!?」

 

悠「そこがフィリップとは違うところだな」

 

クリス「何?」

 

悠「お前もフィリップも、戦争を憎んでる。フィリップは仇と銘打って、連中をじっっくり苦しめてやろうとか、殺されたみんなと同じ目に合わせてやろうとか復讐がメインになってた。でもお前はそんなことしなかった。どうすれば戦争が無くなるかって考えただろ?」

 

クリス「あぁ、戦う意志と力を持つ奴を片っ端からぶっ潰す!そうすれば!っ!」

 

色々言わされた事に気付いて、俺を放り投げる。

 

悠「いててて、君は優しいね。レイスと違って。」

 

クリス「優しいとか言うな!あたしはお前達の敵だぞ?」

 

悠「2回」

 

クリス「は?」

 

悠「君が俺を見逃した回数だ。工場地帯で車につっかえた時と合わせて2回。殺ろうと思えば出来ただろ?」

 

クリス「…」

 

悠「今だって、怒りはあれど殺意はなかった。」

 

クリス「そんなことまで分かるのかよ」

 

悠「これは俺の直感」

 

本気で殺す気があるやつはもっと…

 

悠「ちなみに二課で君を敵と思ってる奴のほうが少ないよ?]

 

クリス「はぁ!?なんでだよ!」

 

悠「俺たちの目の前であんな裏切り劇場見せられたんだし」

 

クリス「うっ、それは…」

 

悠「まあ、フィーネのとこに戻るなら気を付けな、経験上、ああいうやつは足がつかないように協力してくれた奴を平気で消すからな」

 

クリス「フィーネはそんなことしない!」

 

悠「だといいな、ほれ」

 

自販機で缶コーヒーを買ってそれを渡す。

 

悠「まあ、もし君がこっちに来るなら、それなりに歓迎されると思うよ?決めるのは君次第だけどな」

 

クリス「あたし次第…」

 

悠「じゃ、頑張れ〜」

 

クリス「おい!チッ!コーヒーありがとな」

 

手を振って帰路につく。いかんいかん、楽しくなって、マジキチスマイルになっちまった。

迷子を助けて、ちゃんとお礼も言えて、やっぱり優しいな。クリスは

それに比べてフィーネは…

 




みなさん、空気の乾燥や急な気温の変化にはお気をつけて(1敗)

パークの解説

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