この創造神が行く東方projectをお読みいただきありがとうございます。
今後ともゆる~く更新していくので応援よろしくお願いします。
追伸:2020/11/3リメイクいたしました。
PART.1 創造神の誕生
何もない空間。そこには光すらなくただ真っ黒の空間に私はいた。周りの様子もよく見えず、本当にただ虚無が広がっていた。
(ここはどこだ?そして私は誰だ?...ダメだ...全く分からない。)
その空間で漂いながら少し考えていると、何処からか、一人の声...おそらく女性のだろう、その声が響いてくる。
「起...き...ろ...」
(誰だ...そしてここは何処だ...)
「おい...起...き...ろ...」
(何も分からない...本当にここは何処なんだ?そして私に語りかけてくるのは誰なんだ...?)
少し考えていると、
「起きろーーーーー!!!」
「ファツ!?」
「やれやれ、やっと起きましたか。」
その怒鳴り声のする方向に視線を向けると、そこには一人の銀髪ロングヘアーで、着物を着こなした美人の女性が立っていたのだった...
「おはようございます♪お二人とも♪」
「お二人」という言葉に引っ掛かり、すぐに横を向くと、そこにはもう一人、長めの髪をした男性がいたのだった...
(ここは勇気を出して目の前の女性に色々聞くべきか...)
と悩んでいると、隣にいる男性が、
「誰だお前。そしてここは何処か教えろ。」
この態度には私も唖然するばかりだった...
あらあら...ずいぶん反抗的な態度で...私はあなたたち二人の母親、そしてここは私が創った空間ですわ♪」
と、優しく微笑みながら話すのであった。だが、
(額に小じわが...これ明らかに怒ってるな...)
と、内心怯えているのであった。
「とりあえず、まずは自己紹介から行きましょうか。って言っても貴方たちはまだ名前がなかったわよね?」
二人「そうだな。」
「ならそこの貴方からね?」
と、自分を指さし、
「貴方の名前は、
「いい名前だな...ありがとうな。」
「そして貴方は
「いい名前じゃないか...ありがとな。」
「そして最後になっちゃったけど、私がこの世界全てを統治する者、
と、目の前の女性が名乗るのだった...
「ところで、名前が二つあったが、それは意味があるのか?」
と、千古という女性に問いかけると、
「ええ♪勿論意味がありますわ♪最初の名前は言わば貴方達の普通の名前。名乗るときとかに使いといいかもね♪そして二つ目の名前は神名。つまり貴方達の神様の名前ってことなのよ。」
「つまり私たちは神様ってことでいいのか?」
「そうよ♪武志は創造神、理都は理神よ。そして貴方達は双子の神として、この世界を創造していくのよ♪」
ここに双子の男神が誕生した瞬間だった...
今回はここまでです。私はこの作品が初投稿となるので読んでくれた人、ありがとうございます!
<編集小話>
洩矢千古の「千古」には大昔、永遠という意味があります。そして「洩矢」という苗字、勘の良い人どころか殆どの人がピンとくるはずです。まぁ、関係性はまた後日分かることでしょう...偶然なのか意図があるのか...
※暫く東方要素は出てきません。本当に申し訳ない。
<追伸>
この話からすべてが始まりましたが、短いですね。昔は投稿頻度を気にして話を小出しにしていたというのもありますが。今では考えられませんね(現在の投稿ペースから目をそらしつつ)