とりあえずこれからもよろしくお願いいたします。
前回の話から数年たったころの事。
「ちょっといいかしら。武琉。」
「ん?なんだ?」
「ちょっとこのチラシを見てほしいのよ...」
「どれどれ...」
そこには大きな文字で、
従軍希望者募集中
と、書かれていた。
「これに参加しろというのか?」
「そうよ。察しが良くて助かるわ。」
と、永琳は言うが、下に読み進めていくと、
希望者の職種、年齢、性別は問いません。テストに合格すればすぐに従軍できます。出来が良ければいきなり隊長クラスになることができるかも...!
と、書いてあった。それを見て武琉は...
(テスト後いきなり隊長て...責任重大すぎだろ...)
と、心の中でツッコミを入れるのだった。
「で、どう?出る?」
「あぁ。勿論出るさ。」
「そう♪なら頑張ってね♪」
実際の話、永琳の警備は侵入者も少なく、特に目立ったこともしないので、薬の実験台にされる方が多かったのである。その現実を打破するために武志は参加するのであった...。
「あ♪言い忘れていたけど、軍隊は週休二日制だから、仕事のない日は私に付き合ってもらうわよ。」
「え...まじかよ...」
合格しても打破することができない事にショックを覚える。しかも参加すると言った手前、今更やめることもできないので仕事が増えるだけである。やめたら永琳に殺されそうだしな。
「何か言ったかしら?」
と、物凄い真っ黒な笑顔で微笑んでくる。
「い...いや?気のせいじゃないかな?」
と、この永琳の黒い顔にはさすがの武琉もビビってしまうのだった。
「遂にこの日がやってきたよ...」
「そうね♪応援してるわ♪」
「...私も。」
そう。今日は待ちに待った従軍テストの日。武志はこの日を楽しみにすることもなくただ早く終われと祈るばかりだった。
「テスト参加者の方は10分後に三号館手前に集合してくださーい」
「じゃあ行ってくるよ。」
「頑張ってね♪応援してるわ♪」
「ハハハ。嬉しいねぇ」
と、言い残して集合場所へ向かう。
「はい。テスト参加者の皆さんこんにちは。坂東魯鵡と申します。位は大佐です。今日は皆様にテストのご案内を申し上げます。まず最初のテストは、組み手をしてもらいます。ゼッケンの番号が同じ人を探してください。」
「あ、あの人かな...?」
そこには人相の悪い、どう見てもヤのつく見た目の人が立っていたのだった。
「すみませ~ん」
「おう、どうした。もしかして兄ちゃん、あんたが俺の相手かい。」
「そうだ。今日はよろしくな。」
「よろしくな。兄ちゃんよぉ。」
と、二人は握手をするのだった。
放送「それでは相手は見つかりましたか?それでは第一試合と第二試合を同時に行います。Aコートにゼッケン1の方、Bコートにゼッケン10の方どうぞ~」
私たちが10番のようだ。Bコートに向かおうか。」
「おっ、そうだな。」
二人はBコートへ移動するのだった...。
「それではBコート第一試合を行います!右は八意様推薦、八意様専属護衛の洩神武琉!左はこの国一番の力持ち、
「兄ちゃんはあの八意様の専属護衛だったのか!これは燃えるぜ!」
「この国一番の力持ちってすごいな。私は力はあまりないから羨ましい。」
「それではお互い見合って............ファイト!」
「先手必勝...!」
開幕いきなり耶摩のストレートパンチが飛んできたが、
「ふっ...!」
これを無駄のない方法でしゃがんで避ける。そして、下からアッパーを入れる。
「これくらいで終わると思うなよ...!」
なんとアッパーを掴まれ、そのまま投げられてしまう。しかし、華麗に着地して、
「やっ! はっ! やっ!」
連続ストレートを決める。そして、
「とどめだー!」
数々の侵入者を一発K.O.した技、一歩間違えば首の骨を折る大けがをする技を決める。
「ぐぼはぁ...!!」
「勝者!洩神武琉!」
と、武琉の勝利で終わるのだった。しばらくして、第一テストが終わるのだった。
「第一テストを通過した皆さんありがとうございます。第二テストは射撃のテストです。ターゲットとなる的が動くので、当ててください。正確さと時間で評価します。」
射撃か。これなら得意だから取りたいものだ。
「それでは銃とを皆さんに配ります。弾はマガジンに8発入るので、弾数には注意してください。」
と言われ、拳銃を配られる。
「それでは一人ずつ行ってください。ゼッケン1番の方からどうぞ~」
しばらくして、自分の番が回ってくる。
お待たせしました~ゼッケン10番の方どうぞ~
と言われ、会場に向かうのだった。
「それではマガジンを配ります。それでは頑張ってください。」
と言われ、リロードして構える。
スタッフ「それではスタートです!」
ババババババババン! カチャリ ズババババババババン!
という具合に、目にもとまらぬ早打ちで、しかもターゲットを全員ヘッドショットで満点を取るのだった。
スタッフ「終了でーす!向こうの方に向かってくださーい」
といわれ、移動する。その先には、
面接会場
と、書かれていたのだった。
「どうぞ。それでは面接を行うので、準備が出来たら入って下さい。」
「分かりました。」
と、言われ、ノックをしてはいる。
「失礼します。」
「はい。名前言ってから座るのネ。」
「洩神武琉です。」
そういってから、用意された椅子に座る。
「最初の質問だけど、どうして従軍しようと思ったんだい?」
「はい。軍に入って、この国を妖怪から守るためです。そして八意様に限らず、多くの人の笑顔のために頑張りたいからです。」
「成程ネ。なら次で最後の質問だけど、貴方は今まで八意様の護衛をしていた訳じゃないのネ?その時の仕事の感想と、なぜそれを蹴ってここに来たのか教えてほしいのネ。」
「八意様の護衛をしていた時は、侵入者を捕まえたり、八意様の雑用をやっていました。私は誇らしかったですし、手伝った研究が世に評価されたこともありました。このテストも八意様の推薦で来ました。「彼女曰く、貴方ならやれる」だそうです。」
「成程ネ。確かに八意様から推薦頂いてるのネ。」
「それと、先ほどのテストの結果。おめでとう。合格だ。」
「それと貴方みたいな方は滅多に居ないのネ。隊長として1週間後から来てほしいのネ。」
「おめでとう。洩神君。君の活躍を楽しみにするよ。」
そう。武志は隊長クラスとして、入軍するのだった。
「こんにちは!ユレイドスです...ってあれ?いか天さんは?」
『現在風邪のため今日はお休みです。一人で頑張ってね。』
うげ...マジですか...
えっと、隊長としての入軍おめでとうございます!そして、皆さんも風邪には気を付けて、しっかりと手洗いうがいをして予防してくださいね!
それでは皆さんさようなら~!
【追伸】
面接の書き方とか当時は分からなかったね。今は分かるけど。
あと昔にしては長い文章ですからねこれ。基準って変わるもんだね。