創造神が行く幻想の世界   作:しぐれ水天丸

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とある東方のグッズの料金を支払うためにATMのあるコンビニを30分探してたいか天です。田舎のせいかそもそもコンビニが少ない...(カードとか使え)


PART.11 はじめてのおしごと

「武琉ー!起きなさーい!」

 

朝から永琳の怒鳴り声が家に響く。

 

「あぁ...今日から軍隊で仕事をするのか...」

 

本来ならまだ寝ている時間だが、軍の仕事が今日からなのを思い出し、起きる。あと、ここで起きないと永琳に殺されるから起きなければならない。

 

「全く...貴方はそろそろ一人で起きたらどう?今日だって軍隊の仕事が初日でしょ?初日から遅刻とかいろいろOUTよ?」

 

「はい...起きる努力はします。」

 

ここで反抗するとまた殺されかねないので素直に反省する。そんなやり取りを行いながら朝ごはんを食べる。

 

「なら行ってくるよ。」

 

「フフッ♪お仕事頑張ってね♪」

 

と言い、仕事場である軍事基地に向かう。

 

「おはようございます。」

 

「おはよう。確か貴方は今日からの新入りですよね?」

 

「はいそうです。隊長に任命された洩神です。」

 

「あぁ~、あの大佐大絶賛の方ですか。おっと、ここで立ち話をするのもアレだ。そろそろ向かった方が良いでしょう。...そうだ。大佐から、一号館の二階に来るようにとのことだ。すぐに行った方がいいだろう。」

 

「ありがとうございます。」

 

入口を見張っている監視員と他愛のない会話をして、一号館の二階に向かう。

 

(大佐がお呼びか~一体なんだろうか。)

 

そんなことを考えながら足早に向かう。

 

『隊長移動中...』

 

「お呼びですか大佐。」

 

「おぉ...!これはこれは...洩神様。お久しぶりでございます。ささ、どうぞこちらにおかけください。」

 

「いやいや。いいですよ。貴方の方が立場は上ですから。」

 

「いえいえ。こちらの世界になじんだとはいえ、貴方は月読様からの使者なのです。そんな風には扱いませんよ。」

 

と、いつの話かも分からないことを言ってくる。正直、自分が元使者だってことをすっかり忘れていた。まぁ、もうこの都市の人間なのだからそんな扱いはいらないが。

 

「そうか...。まぁ勝手にしてほしいですが...。それより大佐、ご用件は何でしょうか。」

 

「おっと。すまない。貴方が指揮する部隊の紹介をしようと思ってな。こちらについてきてくれないか?」

 

「分かりました。」

 

「なら行きますぞ。」

 

そう言われ移動すること数分...。

 

「この扉の向こうに貴方が指揮する部隊がある。人数は平均的な30名。そしてそこそこの実力を持つ優等生集団さ。

 

と言われるが、武琉はとある言葉に引っ掛かる。

 

「えっ、新入りである私にそんな優等生集団を任されてもよいのですか?」

 

「おいおい、そんな卑屈になるなよ。私は貴方の才能に投資をしているんだ。貴方ならこの集団を任せることができるだろう。頑張れよ。」

 

と言われた。そんなやり取りをしていると、

 

「おっと、こんなところで立ち話をするのもなんだ。とっととご対面と行こうじゃないか。」

 

と言い、扉を開けると、そこには兵士たちがきれいに並んで待っていたのだった。

 

「今日からお前たちを指揮することになった洩神武琉だ。よろしくな!」

 

と、軽い自己紹介をすると、

 

「ハイ!」

 

と、威勢の良い返事が返ってくる。

 

「洩神様は本日着任された方です。まだわからないことだらけだと思うのでそこは貴方達でフォローしてあげてください。」

 

それでは私はここでお暇するよ。規律に違反さえしなければどんな訓練や考え方をしたって構わない。それではこの隊の健闘を祈るよ。

 

と、坂東大佐は去っていくのだった。

 

「それではお前たち、点呼を取りつつ名前を覚えていくから、名前を呼ばれたら返事しろよ!」

 

「ハイ!」

 

「ハハッ!いい返事だな!それを維持できるように頑張れよ!それでは点呼を始める。......」

 

と、一人ずつ点呼を取っていく。

 

「点呼終わり!これで全員だな?」

 

「ハイ!」

 

それでは早速訓練を始める。とりあえず装備を付けながらフルマラソン42キロ走れ!だいたいこのコースを7周だ!

 

「ハイ!」

 

と威勢のいい返事だけ返ってくるが、兵士たちの顔は青くなっていた。

 

そしてマラソン中...。、

 

「そこ!へばるな!おい!お前は吐くなら隅で吐け!」

 

と、典型的なスパルタ式トレーニングをするのだった...。

 

そこに一人の女性が通りかかり、こう聞いてくる。

 

「あそこで走ってるのは貴方の部隊の方々ですか...?」

 

「はい。そうですが。」

 

「あんなに苦しそうなのになぜそこまで走らせるのですか?しかも装備を付けて。」

 

この国の装備は戦国時代の兵士が着ていた服装に近い。そう問われると、

 

「そうだな...単純なスタミナ増強というのもあるが、実践では装備を付けて走るだろう?トレーニング用の服でやっても体が付いていかないのさ。それに慣れさせるために装備有で走らせているのさ。」

 

そう。要は実践を意識した訓練をさせているのだ。鎧を付け慣れていない状態で動いて変に転んだらケガもするし、敵がいたら隙をつかれて殺されてしまう。だから鎧を付けている状態で体を動かすことに慣れさせているのだ。

 

「へぇ...。無理はさせないでくださいよ?」

 

「分かってますよ。この後休憩させるつもりです。」

 

と言い、軽く会釈して女性はこの場を去っていく。そうして、兵士たちが次々に走り終えてその場にダウンしていくと、

 

「お前ら!このくらいでへばるとは何事だ!まあいい。とりあえず30分自由休憩。30分後ここに集合だ!解散!」

 

先ほどの女性に休憩させると言ったからには休憩させようと考える。そうして、休憩中に次の訓練を考える。そして休憩が終わると、

 

「次はお前たちの腕を見たい。と言う訳で俺と勝負だ!武器の使用は許可するが、味方には当てないようにしろよ?」

 

「ですが隊長は...?」

 

「俺のことは心配するな!さぁ!来なさい!」

 

と言い、8人くらいが後方から弓を構え、残りが特攻してくる。

 

「君はまっすぐ来すぎだ!」 パコン!

 

「君はもうすこし相手の動きを見るとよい。」 バシン!

 

と、素手で撃退していく。そうして3分もしないうちに残り五人になった。

 

「さぁ...来なさい。えぇと、確か...」

 

「私は大鹿美晴(おおが みはる)です!」

 

と、長い剣を持った女性は名乗り、

 

「僕の名前は一ノ瀬世界(いちのせせかい)」です!

 

と、銃を構える兵は名乗り、

 

「俺の名前は山本比呂士(やまもとひろし)だ!覚えとけよ!」

 

と、大剣を持った兵は名乗り、

 

「私の名前は勝馬純平(かつまじゅんぺい)でございます。」

 

と、盾にハンドガンを持った兵は名乗り、

 

「僕の名前は華田翔(はなだしょう)です!」

 

と、槍を持つ兵は名乗った。

 

「わざわざ自己紹介ありがとな!だが戦場ではそんな悠長に喋っている時間は無いぞ!」

 

と、銃。見た感じ旧式のスナイパーだろうか。を持っている一ノ瀬との距離を一気に詰める。

 

パシン! カキン!

 

「くっ...」

 

「君は敵の動きを見て距離を取ろうね!」 パコーン!

 

と、まずは一人ダウンさせる。

 

次に勝馬に詰め寄り、攻撃をすると、横から華田が突っ込んでくる。

 

「君は横を取るのは素晴らしいが、油断はしないようにしようね!」

 

と言い、攻撃しようとすると、

 

「させませんよ!」

 

と、山本が妨害を入れてくるのだった。

 

「連携は素晴らしいね...でもまだ甘い!」

 

と言うと、また華田に詰め寄り、盾をはじくと、そのまま一撃を入れる。

 

「君は盾に頼りすぎない!そのハンドガンは飾りか?」

 

「ごっふ...」 ドサッ

 

山本「おらあぁぁぁ!」 ドーン

 

と、山本がすごい勢いで一撃を入れるが、それを避ける。

 

「一撃の威力はすごいけどそれだと隙が大きいから気をつけようね!」

 

と、カウンターの一撃でダウンさせる。

 

「覚悟です!」 カキイン!

 

大鹿が素早く剣を振ってくるが、避け続ける。すると横から、華田が一撃を入れてくる。

 

だが、大鹿は一瞬仲間が来て油断したのか慢心したのか隙を見せた。それを狙ってカウンターを入れる。

 

「その一瞬の隙が命取りだよ!」 パシン!

 

そして勢いで華田に詰め寄り、

 

「君も相手の動きは見ようね!」

 

と、言い残してダウンさせる。

 

「やりすぎたかな...」

 

と、30名の兵士が気絶しているのを見て呟くのだった...。




「どうも。いか天です。」

「ユレイドスです!」

「いや、どの世界に行っても仕事はあるんだって改めて思いましたね!」

「まぁ今までが自宅警備員(給料付)だったからね。そう思うのも無理はないか。」

「まぁ、ご主人様には頑張ってもらいたいですね!しかしあれはやりすぎですよ!」

「そうだね。それでは皆さんさようなら~。」
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