創造神が行く幻想の世界   作:しぐれ水天丸

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今回で古代都市編が最後になる(はず)...


PART.14 創造神の孤独な闘いと帰還

ロケットが発射した後も、武琉は地球に残って妖怪と孤独な戦いを繰り広げていた。

 

「喰らえ!」バァン

 

「ギャー!」

 

武琉は作戦で使用していたショットガンで応戦していたが、

 

「あーもうキリがない!数が多すぎるんじゃ!」

 

倒しても倒しても数が全然減らないため、苦戦する一方だった。すると、一匹の妖怪が後ろから武琉を攻撃しようとする。

 

「キシャー!」ザシュ!

 

「カハッ!」

 

一人で何時間も戦っていれば疲労もたまるだろう。武琉は敵の攻撃に被弾してしまったのである。

 

「くっ...まだここで死ぬわけにはいかん!」

 

因みにだが、武琉は死ぬことは無い。死んだら力が大幅に減って蘇るだけである。勿論老衰で死ぬこともない。実質的な不老不死である。だが、そんなことは知っていても死ぬことは嫌なのである。

 

「ここで死んだら永琳たち仲間にも申し訳がなくなる...!」

 

「俺は...!死ぬわけにはいかないんだ!」

 

すると、周囲に変化が起こる。妖怪たちは次々と木っ端みじんになり、周辺の地形が壊れ始め、火が付いているところもある。

 

武琉は突然の状況に困惑した。すると突然、頭痛がしだし、武琉の頭の中にとある文字が浮かんでくる。そしてそれはこう書かれていた。

 

【万物を破壊する程度の能力】

 

「これは...俺の新しい能力か...?」

 

そう。これは武琉の言う通り新しい能力である。すると武琉はとあることを思い出す。

 

「そういえば千古がこんなことを言っていたな...。確か、」

 

~~~~~~~~~~~

 

「武琉、理都、貴方達には二つの能力があることを知ってるかしら。」

 

「いや。知らないな。」

 

「同じく。」

 

「そう。なら教えてあげるわね。貴方達には正の力と負の力があるわ。正の力は皆を助けたり、笑顔にしたりする力でまぁ、貴方達が普段使用している力ね。負の力は民を苦しめたり、怒りとなって表れる力ね。」

 

「それって自由に扱えるのか?」

 

「いい質問ね♪正の力はいつでも使えると思うけど、負の力はとある事がキッカケとなって使えるようになるわ。一度キッカケを掴めばあとは自由に使えると思うわ。」

 

「そうか。」

 

「あと、その力を使い分けることも可能よ♪姿を変えたりして、この時だけ正の力!なんて事もできるわ♪それと大体の負の力が正の力の反対になってることが多いから。ある程度は予想できるかもね♪」

 

「そうか。ありがとな。」

 

~~~~~~~~~~~

 

というやり取りを脳内で思い出す。

 

「つまりこれが俺の負の力ってことだな!暴れ倒してやるか!」ドカーン

 

そういった瞬間、周辺が爆発したりして、一瞬で地獄絵図となる。もう武琉に歯向かってくる妖怪はあまりいなかった。すると、空から落ちてくる物体を見つける。

 

「何だあれ...あっ、原子爆弾か!」

 

武琉は計画で話していた原爆について思い出す。

 

「ならあれが落ちる前に帰還しないと!」

 

そうして、足元にテレポーターを出現させる。

 

「さらば下界!」シューン!

 

こうして、武琉もとい武志は下界から脱出するのだった。そしてその直後、爆弾が着弾し、周囲に大きな爆発が発生するのだった...。

 

「ただいま~」

 

「お帰り武志~♪お疲れ様~♪」

 

「やめろよ母さん。この年になってみっともない。」

 

久しぶりに帰還したからなのか、千古のテンションがラブラブの夫婦並みで少し困る。

 

「それで、ある程度は下界から見たけど、どうだったの?なんか物凄い大爆発が起こってたけど...。」

 

「あぁ~、下界には下界なりに楽しい生き方をしているんだなと思ったよ。それと、あの爆発はおそらく爆弾だね。移住作戦に成功したから落ちてきたんだよ。」

 

「移住作戦?」

 

移住作戦について聞かれたから簡単に説明する。

 

「なんか穢れが増えてきて下界から月に移住するんだとさ。私は作戦には参加したが月にはいかなかったさ。」

 

「へぇ~下界にもそんな技術があったのねぇ...。まぁ、続きは皆がいるときに話しましょうか♪」

 

「そうだな!」

 

そういって、千古と別れる。

 

「ユレイドス!ただいま~!」

 

「ご主人様!おかえりなさい!」

 

武志はユレイドスのもとに行く。

 

「ユレイドス、頼んでいた仕事は全うしたか?」

 

「はい!最初は大変でしたが、三か月もすれば完全に慣れました!」

 

その事を聞いて安心する。ここで前々から考えていたことを口にする。

 

「そうかそうか。ところで君を神使から神へと昇進させてあげよう。」

 

「本当ですか!ありがとうございます!」

 

「あぁ。君は今から進退の神、【諭令度須進退神(ユレイドスのしんたいしん)】と、名乗るがいい。進退を司る神として頑張りなさい。」

 

と、神名を頂くのだった。

 

「本当にありがとうございます!」

 

「皆~集まって~」

 

と、千古が大きな声で皆を呼ぶ。

 

「おっと、お母様がお呼びだな。行くぞ?諭令度須進退神?」

 

「はい!」

 

こうして、千古の集会に行って、武琉の下界での話をした後に、千古や天照、月読などから最近の天界の様子について聞かされるのだった。




「どうもいか天です。」

...あれ、ユレイドスは?

...手紙が置いてあるな。

...何々、「ご主人様の帰還のため、本日はお休みします」...か

まぁ今回も見てくれてありがとうございます。次回からは幕間を挟んで洩矢編になると思います。(予告)

それでは皆さんさようなら~!


...ユレイドスがいないとテンションが低くなるや...。
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