創造神が行く幻想の世界   作:しぐれ水天丸

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今回から正式に諏訪の国編です。

※12/08追記:話数間違えていたので修正しました。



第三章 諏訪大国の土着神
PART.16 土着神の創造


古代都市が消滅し早数千年...。前回の話から、人間を創造して300年くらいたった時の事...。

 

「やっと下界にも生物、そして人間が増えてきたな。」

 

「そうね♪本当に嬉しいわぁ♪」

 

と、千古と二人で談笑していた。マザコンかよと言いたくなるが、一人で眺めているときに千古から話しかけてきたのでマザコンではない。(たぶん)

 

「なら俺はまだやらなければいけないことがあるからこれで。」

 

「寂しいわねぇ~。」

 

「仕方ないさ。仕事があるのは栄えてる証拠だし。」

 

「まぁそうね♪なら行ってらっしゃい!」

 

「下界に行くわけではないんだがな...まぁいいや。」

 

と、内心呆れていたが、千古の所を後にする。

 

自室にて...

 

「さて、俺も地上に拠点(神社)を作りたいんだよな。私は信仰は必要ないが地上に拠点として構えるには神社があった方が便利だしおまけ程度に信仰ももらえるからな。 ...おっと、独り言が過ぎたな。早速向かうか。」

 

そう言って武志はとあるところへ行く。

 

「着いた。ここが私が目を付けていた場所だ。」

 

武志がたどり着いたのは山の中に大きな湖があるところ。現代でいうところの諏訪湖だ。つまり武志は諏訪の所に拠点を構えようとしているのだった。

 

「さて、どんなのを創るかな。」

 

と、考えていると、殺気を感じる。

 

「チッ」ドーン!

 

攻撃が飛んできた方向を見ると、とても大きく、赤い目をした白蛇がこちらを睨みながら攻撃してくるのだった。

 

「ここを元々治めていた神か...!まさか先客がいたとはな!」

 

だが、民間信仰の神と、中央神話の上級神が戦えば結果は一目瞭然だろう。

 

「クタバレ!そしてこの土地は貰うぜ!」セイヤッ!

 

と、その白蛇を一瞬にして叩きのめす。白蛇はその場で気絶して動かなくなった。

 

「祟り神か...そうなると管理する奴も必要になるな...それに祟り神は信仰を変えられないからな...仕方ないこの地域の守り神をもう一人創るか...。」

 

と、その場に座り込む。

 

「しっかしそれ抜きにしても良い所だな。さてどんなのを創るか...。やっぱり大きくて豪華なのが良いかなぁ...。」

 

と、考えた末に、湖の南側の平野に一つの大きな神社を作り出す。

 

「出来た!名前は...後で考えるか。信仰目的じゃないし...。」

 

そして少し離れたところに離れを作りだす。

 

「これで湖の周りは俺の土地となったかな。」

 

と、計四つの建物を作り出す。

 

「この一番大きいところに私が住んで、この離れを研究所にするか。」

 

と、決めていく。因みに、現代でいうところのそれぞれ上社、下社である。

 

「出来た。これなら別荘として機能し、且つ、地上の神達にも俺の力をいい感じに誇示できる。これなら攻めてくることはないだろう。」

 

と、武志はあることを思い出す。

 

「しまった。俺がいない間の守り神を作ってないや。ここに拠点の神社を設置して...よし!」

 

武志は拠点から離れたところに小さな神社を作る。

 

「よしよし...名前は私の直轄だとわかるように【洩矢神社】としよう。次に守り神だが...俺の能力を少し分けるような能力でいいだろう。。」

 

武志はそういうと、武志は一人の少女を作り出す。

 

「ふぁぁ...おはよう...?」

 

「おはよう。目覚めたかい。」

 

「私は一体誰?そしてここは何処?」

 

「君の名前は【洩矢諏訪子】。そしてここは私と君が治める土地であり、君が住むところさ。」

 

洩矢諏訪子の名前の由来は、武志が直々に生み出し、能力も武志譲りのため、洩矢の姓を引き継がせ、湖と共に長くいてほしいから諏訪子なのである。

 

「なるほど~。そして貴方は誰?そしてこの蛇は何?」

 

「私は洩矢武志。君を創った神さ。そしてこの蛇はミシャグジというここの元々の神様だ。この蛇は君が管理するんだ。そうしたら信仰もミシャグジを通して君に入ってくるはずさ。」

 

簡単に言うと、実質的な信仰はミシャグジ様だが、集めるのは諏訪子って事である。ミシャグジ様が集めた信仰が、諏訪子に戻ってくるということだ。まぁこんな回りくどい言い方をする必要はないんだけどな。

 

「つまり?」

 

「君がミシャグジ様を管理すれば信仰が入ってくるという事さ。」

 

「成程ね♪分かったわ♪」

 

「それと俺は基本的に天界という空の向こうにある世界に住んでいる。だから殆どここには来ないだろう。」

 

実際、ここも別荘として作ったため、そんな頻繁には来れないことを伝えておく。

 

「分かったわ♪私頑張るね♪」

 

「頼んだぞ。ならここに里を作ってあげよう。それと、君には【坤を操る程度の能力】...まぁ地面を操るようなものだな。その力でここの民を統べるがよい。それと。もし敵が攻めてきた時のためにこれをあげよう。」

 

といい、最新式の武器である鉄製の輪っかを出す。

 

「分かったわ♪ありがとね~!嬉しいわ~♪」

 

「あぁ。この諏訪大国は君に任せたぞ!そして一人じゃ大変だろうから補佐役も創造しておいた。それではまたな!」

 

と言って、天界に戻る。一方、残された諏訪子は、

 

「私にできるかなぁ...。」

 

と、呟く。その時、ふと近くを通りかかった村人が諏訪子に話しかける。

 

「諏訪子様、良ければ私が貴女を補佐しましょうか?。」

 

と、いきなりトンデモなことを言いだしてくる女性が話しかけてくる。諏訪子は、

 

「君は...?」

 

「私の名前は」東風谷瑠美(こちやるみ)と申します。それで、貴方を助けたいのですが...」

 

(もしかして武志が私を助けるために創ったのかなぁ...。)

 

「いいよ!ならこっちへ来てよ!」

 

と、自分の神社に案内するのだった...。




「どうも。いか天と、」

「ユレイドスです!」

「遅くなったけど神に昇格おめでとう。」

「ありがとうございます!」

「ところでユレイドスのままで自己紹介するんだね。」

「はい!武志様から名乗るときは好きな名前で名乗っていいと言われてるので!」

「へぇ...。ところでまた地上で何かやってるね。」

「そうですね。あれから地上にも神が増えましたからね。」

「まぁ私は武志様らしくて良いのですが、お体だけは大切にしてほしいですね。」

「それにしても遂に諏訪子様が登場しましたね~。」

「そうだね。因みに私は諏訪子様が大好きだよ。」

「えっ...」

「ちょっと!大丈夫だって、そう言う訳ではないから!」

「そうだといいですがね...」

「ハハハ...それでは皆さんさようなら~」


≪追伸≫
私の一番推しである諏訪子様の登場です。前々から主人公が洩矢姓なのも諏訪子様譲りです。
諏訪子様とミシャグジ様の関係性をいまいち把握してないためここではこのような形を取らせていただいてます。(間違ってはないはず)
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