創造神が行く幻想の世界   作:しぐれ水天丸

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まあ暫くは幕間的なのが続きます。
そしてメリークルシミマス!サタンクロースが全国のリア充にTNT爆薬をプレゼントするよ!

...とまぁ過激思想は置いといて本編始めようか。


PART.25 自立という名の家出

再開発も終えて気ままに休んでいるとある日の事。千古が自室の扉をノックして入ってくるのだった。

 

「武志~、理都何処にいるか知らな~い?」

 

「なんだいきなり...いや知らないが。」

 

「前に案内されたときから帰ってきた後どこにも見当たらないのよ~」

 

「そんな事言われてもな...まぁ一緒に捜そうか。」

 

「ありがとう武志♪」

 

「とりあえずこの家はくまなく探したのか?」

 

「勿論♪能力まで駆使して探したけど見つからなかったわ♪」

 

「なら天界と下界だな。いるとしたら。急いで捜すぞ。」

 

「分かったわ♪」

 

と言って、二人はその場から離れる。

 

(まぁ母さんには黙っていたが大体の心当たりはあるんだよな...)

 

と心の中で呟き、その場所へ向かう。それは天界の隅にある桃の木が群生している森。その中の小さな広場みたいなところに理都はよくいる。

 

「やっぱりいたか。」

 

「あぁ、誰かと思えば武志か。」

 

やっぱりここにいたようだ。武志は本題を切り出す。

 

「母さんが探してたぞ。早く向かった方がよくないか?」

 

「あぁそうだな...。ところで武志よ、」

 

「ん?なんだ?」

 

理都がいきなり質問を投げかけてくる。

 

「俺さ、この神界から家出して下界に永住しようと考えているんだ...。」

 

と、いきなりなことをカミングアウトしてくる。

 

「いきなりだな。」

 

「いきなりだろ?でもさ、考えてみたんだ。このまま神界でおふくろの元で働いているのもつまらないなとさ。」

 

「確かにな...。」

 

確かに神界にいる間は休みもあるが、ほぼ母さんもとい全能神千古の元で雑用や、神としての仕事をするだけだ。それに神界や天界は何の面白みもない。それに比べたら下界は日々変化に富んでいるため暇しない。私も下界に憧れているからよく分かる。

 

「それでさ、お前はどう思うよ。」

 

「ふむ、私も下界に憧れているフシがあるからな。いいだろう。応援しよう。」

 

「ありがとうな。」

 

「いいさ。とりあえず家に戻ろうか。母さんも探してるし。」

 

「そうだな。」

 

二人は高天ヶ原の家に戻るのだった...。

 

 

「母さん、見つけたぞ。」

 

「すまないな。心配かけて。」

 

「いいの~、無事で見つかって何よりよ~。」

 

「それでなんだが、一つ大事な話がある。」

 

「いきなりね~、まぁ言ってみなさい。」

 

「俺、下界に移住したいんだ。こんな変化のない毎日より日々変化している下界の方にいたいんだ。」

 

理都が先ほどの事を伝えると、自分もカミングアウトする。

 

「その事なんだが、私も下界に移住したい。」

 

「えっ...」

 

「二人が地上に移住ね~」

 

理都は想定外だという感じで驚き、千古は悩んでいるみたいだ。

 

「いやまぁ私のかわいい双子たちの願いを受け入れてあげたいのは山々なのよ。ただ、そうすると他の神達との区別がつかなくなるし、貴方達だけにしかできない仕事もあるから、そこをどうするかなのよ~」

 

と、理由を述べて遠回しに却下してくる。だが武志はとある案を思いついた。

 

「だったら私の能力を使って分身を作ればいい。まぁ私の場合はユレイドスが代理を務めることができると思うが。」

 

「それはいい案だな!おふくろ!その案じゃダメなのか?」

 

「それならいいわよ♪だけど本当に作れるのかしら?」

 

「あぁ。勿論作れるさ。」

 

勿論言ったからにはやらなければならない。まぁ神様を作るのは簡単だし、能力を使いこなせるようになって人間を生きたまま創ることもできるようになったから苦ではなくなったが。ただ、かなり疲れるし、使いすぎると世界のバランスが崩れるかもしれないので人間はあまり作らないが。

 

「だったらその案を採用するわ♪武志、今すぐ分身を作って頂戴。」

 

「分かった。」

 

そう言って武志は理都の分身を出現させる。

 

「理都のはできた。私の代わりはユレイドスがやってくれるから問題ないだろう。」

 

「分かったわ。だったら今日は送別会を開きましょうか♪二人の旅立ちを祝って乾杯しましょう♪」

 

「ハハッ!そうだな!」

 

「そうだな。最後の夜を楽しもうか。」

 

こうして二人は送別会という名の飲み会を行い、最後の夜を満喫するのだった。そして翌日...

 

「なら私は出発しようと思う。」

 

「俺もそろそろ旅立つとするよ。」

 

「えぇ♪二人共元気でね♪」

 

「下界に移住すると聞いたときは驚きましたが、お二人共お体には気を付けてください。」

 

「また機会があったら顔を見せに来てね~。」

 

「あぁ、また逢う日までな。」

 

と、四人が出発に見送りに来てくれたのだった。

 

「ありがとうな。また機会があればちょっと顔を出すよ。」

 

「じゃあな皆。そしてこの神界よ。」

 

「さようなら~」

 

という感じで二人は下界に降り立つのだった...

 

 

「さてと、下界に着いたがお前はどうするんだ?」

 

「俺は適当に山にでも籠って修行しようと思う。そういう武志はどうなんだ?

 

私はこの近くにある都に身を置こうと思っている。そこで今の人間たちの生活とかを観察しようかな。」

 

「そうなるとここからは別行動か。」

 

「そうなるな。」

 

「そうか。ならお互い下界...いや地上で頑張っていこうや。」

 

「そうだな!ならここでお別れだな!」

 

「そうだな。じゃあな武志!」

 

「理都も元気でな!」

 

二人共こう言って別れたのだった...。二人の地上暮らしはここから本格的に始まるのだった...。




「どうも。いか天と、」

「ユレイドスです!」

「しかしまた武志様が地上に行かれました...。しかも永住ですって!」

「そうだね。やっぱり寂しいかい。」

「そうですね...でも武志様が持っていた役職に入ることが出来たので、それほど私を信用してくれていたっていうのが分かりますね。」

「確かに生みの親だしな。そう考えると自然なのか。」

「そうだね。ところで、名前の件がそろそろ決まりそうなんだ。」

「そうですか!楽しみですね!」

「あぁ。正常にいけば次回のあとがきにはその名前で名乗れるはずだ。」

「へぇ...楽しみにしています。」

「そして世間はクリスマスイブ。私は絶賛ボッチですよ。」

「...お疲れ様です。」

「あぁ~、サタンクロースが表れて全国のリア充に爆弾をプレゼントしてくれないかな~?」

「過激ですね...だからボッチなんですよ。」

「知らん。それでは皆さんさようなら~!」
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