と言う訳でこの投稿が本当に今年最後となります。皆様本当にありがとうございました。また2020年もよろしくお願いします。
「ここです。」
神子に連れられてやってきたのは大きな部屋で、そこには先ほどの銀髪の子と、緑の髪の子が座っていた。
「皆様初めまして。洩矢武志と申します。今日はここに泊まることになりましたよろしくお願いします。」
「よろしくじゃ。我は物部布都じゃ。太子様の使いをやっておる。日中は本当にすまなかったな!」
「おう私は蘇我屠自古だ。よろしくな。」
と、二人と自己紹介をして座る。
「それでは食べようかの!」
「そうですね。いただきます。」
「いただきます。」
と、給食みたいな挨拶をやって食べ始める。礼儀正しいのはいい事だ。
「おいしいですね。」
「そうであろう!太子様の作った飯が不味いわけなかろう!」
「おい!そう言ってるけど作ったの私だからな?」
「二人共、今この場で喧嘩をしないでください。」
「はい...」
と、喧嘩を始めるが、神子の一言によって収まる。その様子を見るに、相当二人を扱うのには手慣れているなと思う武志であった。
「しかし今日はいつにも増して豪華じゃのう。」
「えぇ。今日は年の瀬ですから豪華に作るようにお願いしたのです。」
「ふふん!どうだ!私が本気を出した料理は!」
「本当に美味しいです。」
「どうってことよ!」
「そういえば貴方は先ほど旅人だとおっしゃっていましたが、前まではどのような旅をされていたのですか?」
「そうだな...私がいたところは諏訪の方の田舎で、そこから当てもなく歩いて都まで来たって感じですね。」
「諏訪ですか...という事はとても遠くから来られているのですね。」
「まぁそうなるな...本当に遠かったですよ。」
「おぬしがな~?」
布都よ、不思議がるのはいいがぺちぺちするのはやめてくれ。
「布都やめなさい。それより、今後はどうするのですか?」
「本当に当てがないからなぁ~、まぁ暫くこの都でゆっくりするつもりだ。」
と、お茶を飲みつつ言う。
「でしたらその間私の家に泊まりませんか?」
と言われ、飲んでいたお茶を吹き出す。
「ゴホゴホ...なんでまたいきなり...」
「貴方は優秀そうな人材だからです。それに布都や屠自古も賛成のようですが?」
と、その二人の方をチラッと見ると、二人共にっこりと笑っているのだった。
「分かった...だったら暫くはここに泊まろう...。布都、屠自古、改めて暫く居候することになったがよろしくな。」
「こちらこそよろしくな!」
「あぁ、歓迎するぞ!」
「それでは新たな住人が増えたことを祝って乾杯でもしましょう。」
「カンパーイ!」
こうして四人は新たな住人の歓迎と、年の瀬のお祝いで豪華な宴を開くのだった。
夜が明けて......
「ふぁぁ~、よく寝た~。」
あくびをしながら起きて扉を開けると
「おはようございますそしてあけましておめでとうございます武志さん。割と早起きなんですね。」
「おぉ、あけましておめでとうございます。まぁ、旅人の朝は早いからな~」
神子が朝の運動?というか座禅をしているのだった。
「え~と、何やっているのですか?」
「あぁ、日課の修行です。体を鍛えるために毎日やっているんですよ。よかったら一緒にやりますか?」
「なら私もやりますよ。」
と、朝一番から神子の隣で一緒に座禅を組むのであった。
こうして、武志は新たな地での生活を一歩踏みだしたのだった...。
「こんにちは。水矢と」
「ユレイドスです!」
「いや今年の更新は全開で最後じゃなかったんですか?」
「あぁ、それは嘘だ。」
「完全にそれがやりたいだけですよね...。」
「いやそんなことは無いさ。それより無事に武志は都の生活になじんだようだね。」
「そうですね。私としても嬉しい限りです。」
「今後どうなるかはまた来年!これが本当に最後となるよ!それでは皆さんさようなら~!よいお年を~!」
「いや次回予告もう少し何とかならなかったんですか?」
「...知らん。」
「えぇ...」