前の話から数百年後...三人は能力の練習や戦いの練習、そして三人で組み手などをしていた。武志も理都も大きくなり、前よりも仲が良くなったが、千古はあまり変わらなかった。そんなある日のこと、
「そういえばこの何もない世界にもそろそろ飽きてきたな。」
「確かに何も無いもんなぁ...」
そう、この世界にはまだ何も無いのである。流石に何もない真っ黒な空間で毎日同じことをしていたら飽きが来てしまうのも当然である。暫く考えていると理都がとある提案をする。
「ならおふくろにこの事を話してみるか?」
「それが安泰かもしれんな。」
~~~双子移動中...~~~
「母さん、そろそろこの何もない世界に何かを飾りつけないか?ずっとこのままと言う訳にはいかないだろ?」
「俺からも頼むよ。おふくろ。」
二人からお願いされた千古は、少し考えて、
「そうね...そろそろ良い頃かしらね...」
と、呟くが、二人はまさか一発で許可が出ると思わなかったため、キョトンとしていた。しかし、そんな事は気にせず、千古は続けて、
「貴方達にはその生まれ持った能力を使ってこの世界に飾りを創ってほしいのよ。二人ならきっと良いものを作れると思うわ!」
「そうと決まれば、理都!どちらがいい飾りを創るか勝負するぞ!」
「あぁ!望むところだ兄さん!」
と、二人は勝負して飾りを制作するのだった...そして数日後、
「二人共飾りはできましたか?」
「あぁ。」
「勿論OKだ。」
(この飾りなら理都どころか母さんにも勝てそうな気がするな...!)
武志は創造神であり、その能力故、いい感じの飾りを創ることができたが、理都はというと...
(飾り一つ作るのがこんなに大変だとは思わなかった...)
と、半ば心が折れかけているのであった...
「なら私からお披露目しましょうかね...♪ それっ!」
「デカいなこれ...」
「あっつ!」
と、二人共驚くのであった。皆様の言葉ではこういうでしょう。
「この飾りの題名は【太陽】よ。世界の中心で私みたいに光り輝くモノをイメージしたわ。」
というが、二人ともこれには、
「ナルシストだ...」
「完全に思考がナルシストのそれだな。」
と、ただただ呆れるばかりなのであった。
「さて!次は誰がお披露目する?」
「俺が行こう。......武志は絶対にいいモノを作るからインパクトに欠ける...!」
その呟きは誰にも聞こえることは無かった...
「俺が創ったのはこれだ。」
「多いですね~」
「これだけの量よく作ったな。」
と、感心されるが、実際は、失敗を繰り返し、最終的に形として残ったのは6個である。その中には、何故か周りにリングができた【土星】、赤く乾いた【火星】、小さい【水星】、そしてとても大きい【木星】、そして【天王星】があるが、
「その中でも俺はこれを代表として出すぜ。」
「なんか不思議な光を放つ飾りですね~」
「あぁ。思わず見とれてしまうな。」
「この飾りの題名は【月】だ。」
「貴方にしてはいい名前ね。理都。」
「うるさいやい...」
「さて、最後は武志。あなたの番よ。」
と言われ、前にでて発表する。
「私が創ったのはこれらだ。」
「どれも凄い飾りだな...すげぇや...。」
「どれもいい飾りね~」
武志が見せた飾りは、金色に輝いている【金星】と、とても青く澄み渡っている【海王星】があるが、
「その中で俺はこの飾りを代表として出そう。」
そういって出したのは、緑と青で構成されていて、所々に白が混じっている飾りを出した。
「これは【地球】という飾りだ。」
「おぉ...すごいものを創ったわね武志...」
「あぁ。完敗だな。俺はこの星が一番良いと思うぜ。」
「理都もそう思うのね♪私もそう思うわ♪」
そう。この二人も自分の作った飾りが一番だと思ったのだ。
「おめでとう武志。一番になったから何か願いがあったら言って頂戴。」
「願いか...ならこの地球に生命を誕生させてほしい。母さんは許可を、理都にはその生命が規律良く生きていられるような理を創ってほしい。」
「ふふっ♪その位ならいいわよ♪沢山の生命を創って頂戴ね♪」
「分かったよ母さん。」
こうして地球は誕生した。そしてそこには沢山の生命が誕生し、それを規律良くするために生死という理や、生命を守るための理が創られた。
後に作られた飾りは、千古によってひとまとめに、【星】、【惑星】と名付けられたのであった。
そして、現在の活動範囲を地球のとある島周辺まで縮小し、これからは地球を中心に活動することにしたのであった...。
どうも。水矢天です。遂に世界が誕生しましたね。ですが、まだ暫くは東方要素が出てこないと思います...。
ちょっと詐欺になりかねないので早めに出したいのですがね...(苦笑い)
まぁ、気を取り直してまた次回!それでは皆さんさようなら~!
<追伸>
まだ短いですね。現在の書き方は命蓮寺編後半くらいからですが、この辺の書き方はそれなりの良さがあっていいですね。(でも現在の方が良いと思いますが。)
リメイクと言ってもセリフを少し増やしたり、台本形式を直すくらいなのでそんなに時間がかかりませんね。数多いけど。