創造神が行く幻想の世界   作:しぐれ水天丸

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皆様久しぶりです。

リアルでのゴタゴタがなくなり久しぶりの投稿となりました。またのんびり執筆していくので気長に待っていてください。

それでは本編どうぞ。


PART.30 そして語り継がれる伝説

夕飯の時間になり、武志と神子たちの四人でご飯を食べる。それはいつもの光景だった。

 

「おかわりじゃ!」

 

「はい。」

 

と、本当にいつもの光景だが、神子は何かに迷っているような顔をしていた。

 

「太子様、どうかなされましたか?」

 

「あ、いや、何もない。ただ考え事をしていただけだ。」

 

「そうですか。」

 

(おそらく青娥の言っていた仙人についてだろうな。まぁこれに関しては私からは何も言えないからな...)

 

そして数分間経った頃神子がいきなり吹っ切れた感じで口を開く。

 

「決めました...私、豊聡耳神子は仙人になろうと思う!」

 

(ついに決心したか...)

 

「えっ!?」

 

「それは誠か!?」

 

「えぇ。今の世は仏教によって支配され、我らが信仰している道教は衰退の一途を辿っている!だから私は一度眠り、また時が来た時に道教を広めようと思う!そして貴方達は自分たちの道がある。自分の意志で私についていくか、私を見送るか選択してくれ!」

 

神子はそう述べると、二人は考え始める。

 

「我は太子様についていく!それが我の道じゃ!」

 

「あぁ。私もついていこう!太子様と一緒なら死なんて怖くない!」

 

と、二人共神子についていく決心をした。

 

「二人共...ありがとうございます。」

 

「あぁ。太子様...いや神子さんの意志はしかと聞いたさ。私は今の世を生きるが、また生まれ変わったら逢おう。」

 

「そうですか...武志さんは行かないのか。少し寂しくなるが武志さんも元気にしてくれ。」

 

「ところで...そろそろ出てきたらどうだい?青娥。」

 

そういうと壁の一部に穴が開き、青娥が入ってくる。

 

「流石ね~武志さんは♪」

 

「誰じゃ?」

 

「この方が青娥か?」

 

「そうですが...なぜ武志さんがその名前を...?」

 

「いや数日前に会った...。」

 

「あ、分かった。」

 

「しかし私をすぐに見破るんだもの♪やっぱり貴方仙人にならないかしら?」

 

「断る。私は今の世を満足に生きればそれでいいからな。」

 

「残念ね~」

 

「ところで...話は聞いていたんだろ?」

 

「勿論よ♪彼女らがしっかり蘇るようにサポートはするわ♪」

 

「心強いな。」

 

「ところで...武志さんはもう仙人にはならないのですよね?」

 

と、寂しそうに聞いてくる。

 

「あぁ。まぁ、さっきも言ったけど、俺がまた生まれ変わって逢えたらその時はまた仲良くしてくれ。」

 

自分は死ぬことは無いため、神子が蘇ればまた逢うことはできるのだ。そんなことを考えながら武志はさらに口を開く。

 

「えぇ。また蘇ったときはよろしくお願いします!」

 

「我も頼むぞ!」

 

「私の事も覚えとけよ!」

 

「あぁ...皆ありがとうな。」

 

「ところで眠りにつくまでどのくらいあるのじゃ?」

 

「大体2~3週間後よ♪だからそれまでは今の時間を大切にしていてね♪」

 

「分かったぞ!」

 

そして三週間後、彼女たち三人が眠りにつき、彼女たちの葬儀が始まった。

 

「太子様...、貴方は良い人でしたよ。」

 

「...そうだな。また来世でも幸せになって下さい。」

 

と、河勝と武志で別れの言葉をかける。

 

「私が太子様に貰った面、永遠に大事にしますよ...。」

 

「私が太子様から貰ったご恩は絶対に忘れません。居候の身ながら側近として屋敷に止めてくれて本当にありがとうございました。」

 

そして葬儀が終わって、河勝と別れた後、武志は誰もいない屋敷に戻ってたそがれる。

 

「......。」

 

「どうしたの?やっぱり寂しいのかしら?」

 

何も言わずただ黙っているだけの自分に話しかけてくる。

 

「いや、青娥...。」

 

「何かしら?」

 

「彼女たちが迷わないようにしっかりと道を示してくれよ...?」

 

また元気な姿で合えるように願いを込める。それに対して青娥は笑顔で答える。

 

「勿論よ♪」

 

その言葉が聞けただけでも満足だった。そして後ろを振り向き、

 

「私はもうしばらくここにいようと思っているが、また何か手伝ってほしいことがあったらいつでも訪ねてくるといい。」

 

「分かったわ♪それじゃあお元気で♪」

 

と言って壁にめり込んで消える。そして上を向いてこう呟く。

 

「神子様、布都、屠自古...、次逢うときはいつになるか分からないけど、また逢えたらその時はよろしくな...。」

 

と呟く。そして武志は不自然な場所におかれた箱に気づく。

 

「そういえばこの箱見覚えがないな...。なんだ...?」

 

箱のふたを開けるとそこには一つの面と、手紙が添えてあった。

 

「何々...?」

 

"武志さんへ 今までありがとうございました。最初は居候の身でしたが、私の側近として今まで勤勉に働いてくれたことを誇りに思う。この面は河勝に送った物とは別の物だ。【未来の面】とでも名付けておこうか。また遠い未来で生まれ変わった君と会えることを祈るために私が手作りした面だ。その時を私は楽しみにしているよ。 豊聡耳神子"

 

と書いているのであった...。

 

「これが未来の面か...。ありがとうございます神子様。」

 

そして武志もまた一人の生活に戻っていくのだった。




「皆様久しぶりです水矢と、」

「ユレイドスです!」

「あの、水矢さん、なんでこんなに間が開いたのでしょうか。」

「あ~、活動報告でも書いたけど、リアルが忙しかったからですね。ちょっと信州の方に行っていたので遅くなったんだよ。」

「そうですか~、楽しかったですか?」

「そりゃあ楽しかったさ。スキーとかも出来たし。」

「それは良かったです。」

「話は変わるけど次回からまた話が大きく変わるからね。飛鳥の都編はまだまだ続くよ。」

「えっ、聖徳太子様はもう眠りについたはずでは...という事は誰がサブ主人公に...」

「さぁ?そんなことは知らないな。とりあえず次回をお楽しみに~」

『それでは皆さんさようなら~』
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