創造神が行く幻想の世界   作:しぐれ水天丸

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皆様、うるう日ですってよ!四年に一度の日ですよ!

そんなありがたい日にキャノボで諏訪子様ピックアップを五十連しましたが大爆死しました。厄日ですね間違いない。

因みに命蓮寺編最終回です。


PART.39 兄弟決戦。そして暫しの別れ

「先手必勝!」

 

理都は開幕から一撃を決めようとする。が、

 

「甘いな」

 

その一撃は躱され、逆にカウンターで一撃を喰らう。

 

「これならどうだ!」【呪符「リーマンの神秘」】!

 

札を構えてからそう唱えると円形の魔法陣が出て、四か所から多数の弾幕が展開される。しかも展開する場所は回転しているため、中々の密度となっている。

 

「これが陰陽術だ!」

 

陰陽術とはいわば技みたいなもの。一緒に来ている晴明や道満も似たような術を持っている。

 

「成程な。だが単調だな。」

 

武志は避けながらMR-24を連射する。そして技を繰り出す。

 

【乱射「拡散バレットヘル」】

 

そう唱えるとタレットが出現し、一斉掃射を開始する。この弾幕はランダムに飛んでいくのと、圧倒的弾幕量の為、避けるのはなかなか難しい。理都もこれはまずいと感じたのか技をとめる。そしてまた札を構える。

 

【結界「リーマンウォール」】!

 

そう唱えると今度は大きめの結界が展開され、武志の散弾を全て受け止める。

 

「ふむ...やはり散弾では結界はきついか...ならこれはどうだ!」【掃討「ガトリングバレットヘル」】

 

するとタレットが一回消え、また別のタレットが出てくる。先ほどのタレットが銀色だったのに対し、これは黒となっている。そして砲身が回転し、物凄い弾幕が連射される。これには理都の結界もにもヒビが入り始める。

 

「マジかっ!」

 

理都は素早く回避するが、ガトリングはまだ理都を狙い続ける。理都はひたすら回避するが、それでもきつそうだ。

 

「ルールを制定する。この戦いの間時代に合わない機械は動かなくなる。」

 

理都の理だ。まずい。これではタレットが動作しなくなるばかりかチェルベッロの板が使えなくなる恐れがある。元は現代のタブレットに近いものだからだ。武志は急いでチェルベッロの板からカタストロフィーを取り出す。そして取り出した直後、タレットは動作を停止し、チェルベッロの板も画面が付かなくなった。

 

そして理都が素早く近接戦を仕掛けてくる。武志もカタストロフィーで応戦する。カタストロフィーは、叩くものすべてを破壊するが、柄の部分で応戦しているため、理都が吹き飛ぶことは無い。それに誤爆防止のため自分から叩かないと物が壊れることは無い。

 

「やるな...理都!」

 

「兄さんこそ。」

 

武志は理都をはじくと、技をかます。

 

【破壊神のロックブラスト】

 

カタストロフィーを振り下ろす。すると物凄い衝撃波と共に、大地が隆起する。理都はそのうちの一つをよけきれず被弾する。

 

「ぐっ...だがまだまだ!これでも喰らえ!」

 

【司法の鎖】

 

すると多数の鎖が射出される。ただ、あらゆる方向から飛んでくるため、下から来た鎖に武志は足を拘束されてしまう。

 

「しまっ...」

 

それを皮切りに次々と鎖で拘束される。武志は完全に動けなくなる。

 

「...ここまでか。」

 

「一回痛い目を見ろ!」【神剣「黒常御剣」】

 

それはかつて武志が神器をつくるきっかけとなったあの黒い飛燕剣だった。武志はそれで胸から腹にかけてを斬られる。

 

「ぐっ...」

 

武志はそのまま崩れ落ちる。よってこの勝負は理都の勝ちとなった。

 

「やるな...理都。」

 

「兄さんこそ大分強くなってたよ。それにその傷も早く治るでしょ?」

 

「よく言うよ...まぁ10時間もあれば治るかな。」

 

一応手加減はしてくれていたのか分からないが割と傷は浅かったので時間をかければ治りそうだ。

 

「それで?お前は聖を封印しに行くのか?」

 

「あぁ。そのつもりなんだが...、もう終わったようだな。」

 

武志は後ろを振り返ると、そこには紫と金色のまばゆい光が放たれていたのだった。

 

「そうか...。最後に別れの挨拶ぐらいはしたかったな。」

 

「仕方ないさ。この時代、人間からすれば妖怪は悪の対象。そして人間でありながら妖怪に味方することが一番の重罪とされているからさ。殺されないだけマシだったと思うよ?」

 

「そうか...。それで?聖はどこへ封印されたんだ?」

 

「確か魔界の果て、法界というところに厳重に封印する予定だったはず。そして他の妖怪らもおそらく別の所へ封印されるだろう。」

 

「そうか...。分かった。お前はもう味方の元へ行ってこい。私は暫くここで休んでいるよ。」

 

「わかった。またいつか。」

 

そう言って二人は分かれる。

 

聖...

 

その呟きは誰にも聞こえることは無かった。

 

 

五時間ぐらいして、ある程度傷も癒えたので寺へ戻る。するとそこには数々の戦った後、ところどころ焼け焦げた木材、そして寺は半壊していた。

 

「武志さん!無事だったんですね!」

 

声がしたので振り返るとそこには星とナズーリンがいた。

 

「星か。他の皆は?」

 

「聖はどこかに封印されました。一輪や村紗も船と一緒にどこかへ封印されました。」

 

「私とご主人は毘沙門天様のご加護があったから封印の影響を受けることは無かったが、それでもこの有様さ。」

 

「そうか...。辛かったな...。」

 

「そんな事よりその傷は大丈夫ですか!」

 

「あぁ。問題ない。大分治りかけてきたからな。」

 

「しかしその回復能力は一体...。」

 

自分の回復能力の高さに驚いたのか変な事を聞いてくる。ただ、正直に答えると話がややこしくなるので話をぼかす。

 

「あぁ。元々治癒能力だけは高くてな...。おかげでちょっとの傷なら死ぬこともない。」

 

「あぁ~、貴方は妖怪だったんですね。」

 

「まぁそんな所だな。」

 

嘘はついてないのでよしとする。しかしこの惨状をどうするか。

 

「しかしここからどうするんだ?」

 

「私は聖を見殺しにしてしまいました。だからその償いも兼ねて暫くここに残ろうと思います。」

 

見殺して。一体何があったんだよ。だが、深くは追及しないことにする。星も話したくないだろうから。

 

「そうか...。まぁ何があったかは聞かないでおくが、残ることは分かった。私はまた新天地を求めて旅をすることにするよ。」

 

「そうですか...。お元気で...。」

 

「またな。武志さん。」

 

「あぁ。二人共元気でいてくれよ。」

 

こうして武志は命蓮寺だった建物を後にするのだった...。




「どうも。水矢と、」

「ユレイドスです!」

「いや~兄弟の決闘は理都に軍配が上がったね~。」

「本当ですね!武志さんも惜しいところまでは言ったのですがね。」

「まぁ前にも言ったけど二人はほぼ互角の強さだからね。どっちが勝っても可笑しくはなかったさ。」

「そうですね。」

「そして聖が封印され、武志も寺を去ったね。」

「ですね~。まぁあの尼さんは優しすぎたですからね。その優しさが仇となりましたからね。」

「過ぎた優しさは身を滅ぼすって奴だね。」

「それはちょっと違うと思いますよ...?」

「...そうかい。」

「まぁ次回もゆっくり待ってくれると嬉しいな。何も決まってないけど。」

「いや決めてくださいよ。」

「ハハハ。だって仕方がないじゃないか。本当に何も決めてないから。」

「えぇ...」

『それでは皆さんさようなら~!』
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