創造神が行く幻想の世界   作:しぐれ水天丸

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ついに世界が出来上がる。それは誰もいない、自分だけの世界だった。

だがそんな世界に仲間が出来る。

武志の新世界発展ドラマ「The Creater」今回から絶賛放映


武志「しません。諦めてください。」


PART.42 いざ制作

武志は一週間の滞在の後、とある真っ白な世界に来ていた。その理由は二時間前にさかのぼる...。

 

 

~二時間前~

 

 

「さて、そろそろ世界作りにとりかかるかな。」

 

武志は地下のラボに向かうと、念じ始め術式を詠唱する。普段使うようなものは一瞬でできるが、星や世界を一から作るとすると時間がかかるからだ。一時間後、念じ終わるとそこには新しい空間へと繋がる裂け目が出来上がるのだった...

 

「成功だな。」

 

武志はその裂け目に入ると、その裂け目は消えてなくなる。そしてその先にあったのは何もない真っ白な世界だった。

 

武志はもう一回裂け目を開き、それをくぐると元居たラボに出てくる。

 

「うん。しっかり行き来もできる。とりあえず世界の元はこれで大丈夫だろう。」

 

そういうとまた裂け目を開き、真っ白な世界に入っていく。

 

「さて、そろそろ始めるか...。」

 

武志は次々に高層ビルやマンションを出現させ、更に片側二車線道路や、高速道路、更には線路まで出現させる。そして、世界の端は海岸や堤防となり、その向こうには青々とした海が広がっていく。陸の広さは大体300㎢で、実在の都市だと名古屋市より少し小さいくらいである。

 

「ハハハ。やり遂げたよ...。私は少しこの誰もいない世界で休憩するとしますかね...。」

 

武志は少し休憩と称して眠りにつくのだった...。

 

 

 

~~3時間後~~

 

 

「...おはよう。って誰もいないのだったな。」

 

あたり前のことだが、この世界に生物はまだいない。いるのは武志ただ一人である。

 

「とりあえず、残りの仕事を片付けるか。」

 

武志は世界の中心にそびえたつタワーへ飛んでいくと、チェルベッロの板を取り出し、とある術式を詠唱する。

 

「...これでよし。これで変な奴が勝手に抜け出すことはできない。まぁ、そんな奴がいたら速攻で制裁を加えるが。」

 

武志が展開したのは内側から勝手に外の世界へ抜け出すことが出来なくなるようにする結界。まだ生物はいないが、後々必要になると思って展開したものだ。

 

とりあえず、私の拠点に向かうか。

 

武志は南方へ飛んでいく。するとそこには明らかに他の物とは雰囲気が違う建物だった。

 

「ここだな。我が拠点は。」

 

武志はその中へ入っていくと、【執務室】と書かれた看板の隣にある豪華な扉を開けて、中に入る。そこには、シンプルでモノトーンカラーの机と椅子が置いてあったのだった。

 

「ここで日々の仕事を行うとなると最高だな。」

 

そう。武志はこの世界で神界からの仕事をして暮らそうと考えていたのだ。

 

「だが、先にこの世界に生物を作るのが先だな。この世界はまだ味気ない。

 

そう。生物は武志だけだと完全体を作ることが出来ない。それは武志に生を与える力がないからだ。

 

「とりあえず千古に相談をして、無理だったらそれから考えるか。」

 

武志は裂け目を通して千古の元へ向かう。

 

「母さん、ちょっと相談があるんですが、」

 

「ん?いいわよ♪続けて♪」

 

「私に完全な生物を作ることが出来る力が欲しい。」

 

「生物ねぇ~、いいわよ♪」

 

「そうか仕方ない...え?」

 

これは予想外だ。拒否されると思っていたのにあっさり許可が出るとは。

 

「いや~、私も最近大変だから生物を武志に任せたいと思っていたのよ~。」

 

「分かった。その使命を全うするとしよう。」

 

「じゃあ力を与えるからこっち来て~。」

 

武志は千古の元へ行くと、千古の手から淡い緑色の光が出てきて武志を照らす。

 

「これでいいわよ♪あっ、そうそう、これであなたも生物を作れるわけだけど、その生物に力を持たせる場合、自分の好きな力を持たせることが出来るけど、それだとかなり大変だから、自分の力の一部をコピーさせるのが良いと思うわ。最も、貴方ならそんな事簡単でしょうけど...。」

 

これはいい情報も聞けた。

 

「分かった。」

 

「あ、最後に一つだけ。くれぐれも悪用はしないで頂戴ね?下手すれば貴方を封印することになるかもしれないから。」

 

「分かった。気を付けて扱おう。」

 

武志は再び自分の世界へ戻ると、再び生物について考える。

 

「とりあえず自分の秘書的な役割の人が欲しいな~。ユレイドスを引き抜くのもいいけど彼奴はもう神界でかなり重要なポストを任されているみたいだから新しく召喚するべきかな~。それと私の所で雑用...まぁ働いてくれる人も欲しいんだよな...。いざとなれば戦ってくれるような方。」

 

そう考えながらとりあえずどんな見た目と力にするか考える。考えた末とりあえずその二人を作ってみることにした。

 

「さぁ行くぞ。」

 

武志は二人を早速召喚する。一人は黒いベレー帽に紺色の軍服ワンピースに黒ブーツを履いた茶髪ショートボブで黒い瞳の娘と、黒のブレザーに白いシャツと赤いスカートとリボンで、黒いカンカン帽をかぶっている黒髪ポニーテールで緑の瞳をした娘だ。

 

「...あれ?ここは...?」

 

「んん~、ここはどこ...?」

 

「おはよう君たち。」

 

「貴方は誰?そしてここは何処?」

 

後者の子がそう訊いてくる。

 

「私は洩矢武志。君たちを生み出した神さ。とりあえず君たちに名前を付けてあげよう。」

 

そういうと名前を考える。因みにだが、武志にネーミングセンスは悲しいほどない。それはもう酷い名前だ。

 

「まず君が金河吉美(きんが よしみ)。」

 

黒いベレー帽の娘に向かってそういう。

 

「わ~!いい名前をありがとう!」

 

「そして君がラダヴィーニャ・A・ハルトマン(Ladavina・Ann・Hartmann)。」

 

カンカン帽の娘に向かってそういう。

 

「長いけどいい名前だね。ありがとう。」

 

で、ここがどこかだけど...、

 

(そういえばここの名前決めてなかったな...。まぁいいか。)

 

ここは私たちが住む家だ。

 

「名前ってあるのー?」

 

吉美がそう尋ねてくる。

 

「いや特にないな。まぁそれについては後で考えるとして、このモニターに私の過去をダイジェストで映すから見ててくれ。」

 

そう言いながらモニターを出し、武志の過去のビデオを流す。大体150分くらいだろうか。

 

「終わったぞ。」

 

「貴方って創造神だったのですね。」

 

「なんか深かったです!」

 

「まぁ、俺の事は適当に呼んで構わないから。」

 

「だったらマスター(master)と呼んでいいでしょうか?」

 

「私もー!」

 

マスターか。まぁいいだろう。

 

「いいぞ。」

 

「それでだ、この建物の名前を決めようじゃないか。」

 

「だったらいい案があります。」

 

「いいぞ。ラダヴィーニャ。」

 

「創造神であるマスターの名前からとって【創武殿(そうぶでん)】という名前はどうでしょうか。」

 

創武殿か。悪くないな。

 

「あぁ。いいだろう。ってか意外にセンスあるんだな。」

 

「ありがとうございます。」

 

「まぁとりあえず吉美は私の従者として働くことが多くなると思うが頑張ってくれ。ラダヴィーニャは私の秘書として頑張ってくれ。そして今日から君たちは我が洩矢武志之創造神の神使...とまではいかないが私の従者としてこれからも頑張ってほしい。」

 

「はい!頑張ります!」

 

「分かりました。お役に立てるように頑張ります。」

 

「よし。今日は歓迎会という事で派手にいこうじゃないか。」

 

武志は豪華なご馳走やお酒を出して、朝まで派手に宴会を開くのだった。そして、これから武志の新しい世界で新しい従者との生活が始まるのだった。




「どうも。水矢と、」

「ユレイドスです!」

「はい。今回はついに自分だけの世界が出来上がりましたね。」

「そうですね。...ってそうじゃないですよ!投稿が遅くなりすぎですよ!」

「お前は編集者みたいな事言うねぇ...。ちょっとマイクラの某レルムで村人強制収容所を建設したり馬用高速道路を建設したりしただけじゃないか...。」

「いやそうじゃなくてですね...。とにかく次からはもう少し早めに投稿してくださいよ...?貴方いつもそれで前回の内容とか忘れて手間取っているじゃないですか!」

「努力しますよ。あと言いすぎだ。とりあえず今後もペースが落ちるかもしれないのでそこのところはよろしくお願いします。」

『それでは皆さんさようなら~!』



「って、肝心の世界はどうなんですか~!」
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