By.水矢天
追伸:2020/11/3リメイクいたしました。
神界ができて暫く経ったある日のこと...
「いや~、しかし、こう、神々も増えてきたなぁ。勿論、神々が増えるのはいいことなんだけど、仕事が増えてしまったなぁ...。」
「はぁ................」
武志が大きなため息をつくと、千古が入ってきて、
「大分お困りね?武志?」
「あぁ...神や生物が増えて、この世界に住みつくようになったのはいいが、仕事が多くなってなぁ...」
そう。ここに住む神達は少しながらも増え。さらに下界にも生物や妖怪が増え、仕事が増えたのである。
「書類も多いが、なぜあんなに妖怪が増えてるんだよ...」
「妖怪とは、人間が理解を超える奇怪で異常な現象だったり、あるいはそれらを起こす、不可思議な力を持つ非日常的・非科学的な存在のなのよ。」
「つまり、人間が生み出した存在って事か...」
「そうね。また、人間が妖怪を恐れ、その恐れをエネルギーとして増えたり強くなったりしてるみたいなのよ。まぁ、増えすぎないように貴方と理都で調整しているのでしょう?」
「まぁな。だが直接的なことをすると下界にも影響を及ぼすのさ。だから遠回しなことしかできない。」
そう。理都の理で数を増えすぎたりしないようにすることは可能なのだが、それでは下界の環境が大きく変わりかねない。だから地道にスサノオと狩っているのだが、それでも数が追い付かないのである。理都の理もあるにはあるが、微々たる数しか抑制できないのである。
「まぁ、下界の連中も短期間であそこまでできるのなら、何らかの手は打つだろう。俺らにはこれ以上どうすることもできないしな。」
「成程ねぇ...それで、話を戻すけど、貴方は仕事が多くて大変なのね?」
「そうだな。すっかり元の話を忘れてたな...」
そうだった。妖怪の話をしていたが、話の本題は仕事が多いって話だった。
「なら、神使、もとい神獣を作るのはどうかしら?ここにいる神の中には作っている方もいるのよ?」
「そうなのか?」
「えぇ♪例えば天照も神使を従えているのよ?」
「えっ、そうなのか!」
まさか身内にもいるとは思わなかった。そう驚いていると、
「神使はとても便利でね、ペットにするのもいいのだけれど、命令したらその通りの事をしてくれる子もいるみたいなのよ...♪」
(まじか...とても便利じゃん...)
「どうやって作るかとか分かるか?」
「そうね~これは私よりも天照に聞いた方が早いかも。」
そういって千古は天照を呼ぶと、少しして、
「どうしましたかお婆様?」
天照が速攻で来るのだった。
「天照、武志に神使の作り方を教えてやってくれない?」
「分かりました。」
どうやら了承してくれたようだ。天照はさっそく説明を始める。
「神使を作るのは簡単です。自分の血を動物に飲ませるか、自分の力を動物に宿させるかの二つがあります。最も、創造神であるお父様なら神使を自分で作るのもアリだと思いますが...」
これはいい事を聞いた。だったら自分好みの奴を創ればいいじゃないかと。
「分かった。ありがとうな。」
「いえいえ。ところで私の神使を知りませんでしたか?三本足の烏で
と、言われるが、そんな鳥なんて見ていないので、
「いや見てないな...」
と、言うしかなかったのであった。
「そうですか...あの子よく何処か行ってしまうので...見つけたらお願いします。」
「わかった。」
「分かったわ♪また見つけたら教えるわね♪」
「母さんもありがとうな。」
「いえいえ♪困ってたから助言してあげただけよ♪私は理都の所へ行って神使について話してくるわ♪」
と言い、この場を去っていくのであった。
「神使かぁ...とりあえず作ってみるか...。とりあえず研究所に行くか...。」
~~~男神移動中...~~~
「とりあえず大まかな案を考えるか。」
と、暫く考えると、幾つかの案が浮かぶ。
「やっぱりデカくてカッコよくて、せっかく作るならオンリーワンな奴にしたいな~」
と、大体の案を思いつく。以外にも彼は少年気質だったようだ。
「そうと決まれば話は早い。とりあえず形を出そう。」
と、能力を使って形を作る。そんな手間を踏まずにいきなり作ればいいじゃないと思う方もいるだろうが、彼は動物...いや、命を作ることが出来ず、動物を作ろうとすると、動物の死骸が出来てしまうのである。
「出来た~。あとはこの機械を弄ってっと...」
そういうと何かの機械の数字やボタンを弄り始める。因みに、この機械は、彼の作った動物の形に命を吹き込む機械である。何気に理都との共同作品である。
「よし!あとはこのボタンを押したら...カチッ」
ボタンを押すと、その機械から眩しい光が放たれ、すぐに消える。すると、そこには、
「ブルルルルッ」
頭は馬、上半身と手は筋肉質な人間の体。下半身は蛇で、しっぽの先には大きなハサミが付いている、高さ4メートルくらいの怪物が出で来るのであった。
「よーし、おい、お前は今から俺の神使だ。今からお前に神使としての名前を与える。」
「ブルルッ!ブルルッ!」
「嬉しいか。お前の名は
「ブルルルルル!!!」
と、目の前の怪物もといユレイドスは、喜ぶのであった。
「とりあえずお前にこれを与えよう。」
と、ユレイドスに一本の金ぴかの槍を手渡す。
「これは【進退の槍】。これを使えばあらゆる物を進化させたり退化させたりできるぞ。」
「ブルルルッ!」
「これはしゃべるようにさせた方がいいかなぁ...」
と、武志は内心思うのであった。
こんにちは。水矢天です。遂に彼に神使が出来ましたね。見た目は大分化け物に近いですが...
次々回くらいには話の展開が変わり始めると思います。
それでは皆さんさようなら~
<追伸>
みんな大好きユレイドス。当時はあとがきキャラが欲しくて無理やり作った存在ですね。今では優秀な神様として何気に高天ヶ原の重役として活動してます。