因みに今回はちょっと短いです。
休憩も終わり、武志は千古に例の話を始める。
「そういえば母さん、例の話はどうなったんだ?」
「あ~、今案内するわ。ついてきて。」
武志は千古の後についていく。
「この先よ。」
そこはかつて過去に武志が作ったラボの準備室があったところだった。今は理都が入っているであろう棺と神聖な感じを醸し出している。
「これが理都よ。」
千古がその棺の蓋を開けると、そこには光り輝いている黒こげの何かがあった。
「酷い有様だな...。」
「でしょ...?高出力のレーザーか何かで焼き尽くされたみたいでね。今のままでは復活には1000年近い期間がかかるわ。だから武志、貴方が理都の新しい肉体を作りなおしてそれを依り代に理都の神霊...まぁ本体みたいなものね...。を宿らせるわ。そうしたら10日くらいで復活すると思うわ。」
「なるほどな...。」
我々肉体を持つ神々は桁外れの力を持つことが出来るが、復活や治癒が遅い。だから肉体ごとつくりなおして神霊を宿らせる。神霊とは神の御霊で要は神様の本体みたいなものである。神霊だけでも形をつくることはできるが、よほどのことが無い限りは力は劣る。(例外も中にはいるけど)
「分かった。外見はそのままでいいよな?」
「勿論よ。」
それを確認すると、武志は理都の新しい肉体を生成する。青白い光と共に理都の肉体が生成されていく。
「完成だ。あとは頼む。」
「はいは~い♪」
今度は千古が何かの術式を組み立てる。恐らく神霊を肉体に宿らせる術だろう。まばゆい光が数秒間照らした後、
「終わりね。しばらく理都には休んでもらいましょうか。」
「...終わったのか?」
「えぇ♪遅くても10日後、理都は貴方と比べて治癒能力が高いからもう少し早く回復するかもね♪」
「ならよかった。」
しっかりと成功したようだ。とりあえずは一安心だがこれからどうするか。
「ところで母さん、理都が完全回復するまではどうするべきだ?」
「ん~、暫くかかるだろうから下界に戻っても構わないし、神界を散策してもいいわよ。」
「そうか。だったら他にやることもあるから一度自分の世界に戻るとするよ。」
「分かったわ~♪完全復活しそうになったら連絡するわね。」
「了解。」
武志はポータルをつなげて自分の世界に戻る。
「あ、マスターおかえりです。」
「あぁ。ただいま。」
「そういえば神界ってどんなところなんですか?」
あれ、ラダヴィーニャとかってまだ神界に連れていってなかったっけ。確認のために一度聞いてみる。
「ラダヴィーニャって神界には行ったことなかったっけ?」
「少なくとも私と吉美さんはあの映像で見ただけですね。」
そうだったか。少なくとも天界はあのころから大分変わったから見せるのもアリだな。どうせなら皆連れていくか。
「なるほどな。また近々神界の方に行く用事があるからその時は他の奴らも連れていこうか。」
「いいんですかマスター?」
「むしろ人数が多い方がいいさ。私の弟と改めて顔合わせしたいからな。」
「分かりました。他の方々に伝えておきますね。」
「ありがとう。気が利くね。」
「これも秘書の務めですから。」
私が創った人だから死ぬことは無いだろうけど過労で倒れる事だけはしないでほしいと思いつつ、ラダヴィーニャの日々の働きには感謝だなと思った。
「とりあえずラダヴィーニャ、今日は休んでいいぞ。」
「そうですか。ではお先に失礼します。」
「あぁ。」
そう言ってラダヴィーニャは執務室から出ていく。
「さて、他にやることが多いが、片付けていかないとなぁ...。」
目の前には【創武殿警備隊編成図】【諏訪洩矢郷防衛警備隊(
「とりあえずやれることからやらないとなぁ...。母さんからの連絡を待つとするか。」
重要書類を前にそう呟くのだった...。
「どうも。水矢と、」
「ユレイドスです!」
「いや最後急に現実に戻りましたね。」
「いきなりそこから突っ込むかね。」
「いや流石にそこから言いますよ。どうせさぼってたんでしょう?」
「いや違うよ。ちょっとお金稼ぎしてたり、勉強してたり、課題をしていただけだから。」
「本当ですね?」ジトー
「本当さ。」
「で、今回は理都の蘇生編第一話でしたね。」
「そうだね。理都の完全回復はまた次回以降だね。」
「以降?」
「そこは理都の回復次第だね。武志もだいぶ忙しいみたいだからどっちが先になるかは時間次第さ。」
「あっ、そうなんですね。」
「それと重要なお知らせだけど、12月まで更新ペースが極端に落ちます。」
「8月9月はまだマシかもしれないけど10月以降は本当に更新できるかどうかも怪しくなります。どうか長い目で見まもってください。」
「まぁこのことは後で活動報告にも載せますので今後ともよろしくお願いいたします。」
『それでは皆さんさようなら~!』