そしてこれが今年最後の投稿となります。また来年もよろしくお願いいたします。
武志達と侵入者達の戦いが始まる...。
「帰れ!この世界からな!」
武志はいつも通りタレットを召喚する。しかも今回のは火力が増した榴弾マシンガンだ。着弾地点に小規模の爆発を起こすかなり強い代物だ。だが、
「そんな攻撃当たらないわよ!」
マシンガンの弾は全弾避けられる。そしてお返しに巨大な斧から斬撃が繰り出され、タレットは破壊される。
「流石だな...。今回のはかなり丈夫に作ったんだが...。」
「私をナメないことね。そのくらいじゃ簡単に破壊できるわ。」
武志は考えるフリをして周辺をチラッと見る。すると吉美はメルヒェンと、ラダヴィーニャはエクセルと戦っているのが見える。
「しかし埒があかなそうだな。まずはお前のその狐面を外すところから始めるか。」ギュイーン
武志は黒金刃を取り出し振り回す。流石に相手もチェーンソーはまずいと思ったのか受け止めたり回避する。
「さっきまでの威勢が嘘のようじゃないか。神をも殺せるこの武器に恐れ慄いたか?」
「...。」
「何も言わないか。だったら追撃するとしよう。【神殺「悪夢のチェーンソーダンス」】」
武志はチェーンソーを踊るかのように振り回す。しかも一切の隙がないため距離を詰められると一瞬でバラバラになる。
「もらった!」
「...!」パリン
目の前の女性の狐面が割れる。すると中からは美人な女性の顔が出てくる。
「〜!」
「中々の美人さんなんだな。」
「...どうやら貴方は絶対に殺さなければいけないみたいね。ここ大和のとある高貴な狐の神様から奪ったお面なのに...。それにこっちの世界で私の素顔を見たものは絶対に殺すと決めているからね。もう容赦はしないわ。」
するとさっきまでとは比にならない速さで武志に攻撃を仕掛けてくる。
「...!」ガキーン
「...今のに反応するとはね。驚きだわ。」
「そうだろう。伊達に死戦をくぐり抜けた訳では無いからな。」
「でもその武器は限界みたいね。」
「...え?」
武志は黒金刃を見ると、確かになんか少し嫌な音が...。
ぼふん!
その音とともにチェーンソーが動作を停止する...。
「まじかよ。これを壊されるとは驚きだな。」
「そう。ならまだまだ行かせてもらうわね!」
先程とは比にならない速さで攻撃を仕掛けてくる。武志はそれを必死に避けるが、流石に一撃貰ってしまう。
「...っ!なかなか一撃が重いな...。」
「でも刃の直撃を避けただけでも上々よ。今度はしくじらないわ。」
「武志はカタストロフィーを取り出し、迎撃体制に出る。」
【破壊神のロックブラスト】
地面から石が飛び出し、敵に命中する。早すぎて曲がりきれなかったようだ。
「流石に対応されちゃうか。だったらもう付き合う理由もないしそろそろ終わらせるわね。メルヒェン!エクセル!貴方達はそろそろ逃げなさい!」
それを聞いて嫌な予感がするのでこちらも従者を避難させる。
「ラダヴィーニャ、吉美!お前らはどこか安全な所へ逃げろ!」
お互いの仲間がどこかへ逃げていく。
「あら、貴方は逃げないのね。」
「あぁ。ここで刺し違えてもいい。お前はここで止める!」
相手の方も術式を唱え始める。ならこちらも応戦するまでだ。
【殺戮衛星「あじさい」】
何が来るかわからないため相手の詠唱に合わせてチャージする。一応少しでも溜めておけば打った後の反動が楽になるからな。
...と、そんなことを考えていたら相手の術式が終わったみたいだ。何かデカい技が来る。
「ここで貴方は終わりよ!【ラフィーネ・デラロビーナ】」
斧を一振りするといくつかの球体が出現し、そこから武志めがけてビームが飛んでくる!武志はそれに合わせてあじさいの破壊光線を発射する。
二つのビームは互いにぶつかり合い、大爆発を発生させる。
「...やったか?」
「それはフラグと言うんですよ?」
ラダヴィーニャがポータルから頭だけを出してそう告げる。そんな事を話していると煙の向こうから先程の悪魔が現れる。
「あの爆発に巻き込まれてまだ生きてるのか...。」
「貴方こそまだ余裕そうね?」
「まぁとびきり強力な結界で防いだからな。しかしお前のような骨のある奴は久しぶりだ。お前は名をなんという?」
「あら?まだ名乗ってなかったかしら。私はオタワ・ヴィヴァレティ。巷ではヴィヴァレットデビルとも呼ばれているわ。どうぞお見知りおきを。」
「そうか。私は洩矢武志。この地球の創造神の一人でありこの世界の管理人である。よろしくな。」
因みにこの地球の創造神の一人というのは説明するとややこしくなるため、ここでは地球などを作った存在がいて、それが地域によって様々な伝わり方をして、神道の創造神武志だったり、他の神話の創造神が生まれたということにする。勿論このことは他の神様たちにも言える。
「しかしお前はまだやるのか?」
「勿論よ。貴方を倒すまでは終われないわ。」
「執念深いな。しつこい女性は嫌われるぞ?」
「あら、それはあなたにも言えることじゃなくて?」
お互い睨み合いが続いたあと、お互いの従者達が戻ってくる。
「さて、決着はまだのようですな。姫様。」
「ええ。貴方達は先ほどの奴らの相手をしてなさい
「分かりました。」シュン!
先ほどの従者四人たちがラダヴィーニャと吉美を捜索する。どこに逃げたかは知らないがおそらくこの世界にはいないと思われる。バンディと大無が心配だが彼らなら何とかなるだろう。
「それで?まだやるのか?」
「えぇ。ここまで骨のある相手は久しぶりよ。まっ、まだまだ私を楽しませなさいね!」シュッ!
今度は槍が飛んでくる。武志はカタストロフィーを手に応戦する。
「流石にきつくなってきたな。【創造神式防御結界α】」
ちなみにこの防御結界は何通りかあるが、α型は一番単純かつ一番強度が強いものである。それゆえ敵の妨害にも強い代物である。
武志は向かってくる槍を迎撃しながらオタワと距離を詰めていく。そして、力を込めた一撃を決める。
「~っ!」
「その様子だと随分響いたようだな。いまならまだ見逃してやるがどうする?」
「...まだまだね。しかしその防御結界は反則じゃないのかしら。」
「勝手に襲撃してきた奴が言う台詞ではないな。それでは決めさせていただこう。【破壊神災厄の一撃】」
しかし武志は気づかなかった。オタワの口元が少し吊り上がっていたことに...。
「甘いわね。【ルイン・ペネトレイター】」
するとほぼノーモーションで斧が下から上がってくる。この技は威力は強いが少し振りかぶる上に動けなくなるので避けることが出来ず、斧が命中する。しかも防御結界まで貫通してくる始末だ。
「そんなに隙が多い攻撃はいい的よ。おバカさん。」
「...。」
流石に今の一撃は結構こたえたため、まともに戦えそうではない。
「まぁいいわ。貴方の首でも持ち帰って飾りましょうか♪きっといいコレクションになるわ。」
流石にまずい。あまり動けないうえに首を持ち帰るとかいって斧を構えてきた。仕方がないがここは最終手段をとるしかないか。
「じゃあね!ここまで骨のある奴は久しぶりだったわ!」シュッ! ガキン!
「...逃げられたわね。仕方ない。探しに行きましょうか。」
「姫様、ご無事で?」
「...あぁタルボットじゃない。私は無事よ。結構いいセンスだったけど寸前で逃げられたわ。」
「そうですか。追いますか?」
「勿論よ。恐らくこの世界からは出ていないはず。急いで捜すわよ。」
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...非常にまずいことになった。緊急テレポートで吉美やラダヴィーニャの所に飛んだはいいが、思いっきり諏訪洩矢郷の中である。二人の話を聞くに、脱出阻害の術がかかっているらしい。つまりここからは逃げられない。どうすればいいか。
「とりあえずマスターは大丈夫なの?」
「問題ない。ここで少し休めば回復するだろう。」
「一体あの侵入者たちは何なのでしょうか。」
「んー、私には心当たりがないが...、ちょっと回復したら調べてみようか。」
「お願いします。」
「あぁ。流石に敵前逃亡はシャレにならないからな。この分はきっちりとお返ししないとな。」
武志たちはつかの間の休息を過ごすのだった...。
「どうも。水矢と、」
「ユレイドスです!」
「ところでですが、一つだけ重要なお知らせがあります。」
「どうしたんですか?改まって。珍しい。」
「いやね、私が描いたキャラクターの絵をアイコンに使ってくれている人がいたんですよ。無断ですけど。」
「無断で使うのはあまりいいことではないですが、それは嬉しい事ですね。」
「でもね、その人アイコンは自作です!なんて発言してたんですよ。」
「それは酷いですね。」
「基本的に私の絵は自作発言を禁止としていますので、ご理解とご了承をお願いいたします。」
「見つけた場合は容赦なく通報してください。勿論私に知らせても構いません。自作発言・無断使用は立派な悪質行為なので慈悲はいりません。皆様のご協力をお願いいたします。また、一声かけてくれたら常識の範囲内での利用は認めますし、アイコンとかに使いたい場合もどこかに作成者:水矢天という旨の文章を書いてくれたら無断でも構わないので、この点もご協力をお願いいたします。」
「...てか私達ってこんなこと言う人じゃないですよね。」
「仕方ない。思いっきりここのキャラだったから。」
「それで、この作品が今年最後の更新ですが、皆さまこの一年間この小説をお読みいただきありがとうございました。」
「また来年も本小説をよろしくお願いします。」
「それではいいお年を!それでは皆さんさようなら~!」