次回から新章に入ります。
因みにですが新生活がスタートし、私も一人暮らしとなりました。それにより投稿ペースが今まで最低1ヶ月1本だったのがさらに減ると思います。さすがにこのペースは守りたい(何ならもっと上げたい)ですが、暫くはペースが落ちるかもしれません。ごめんね。
因みに微エロ注意です。
歓迎会の翌朝、武志は清々しい朝を迎える。
「さて、今日はいよいよ復興とかしなければいけないな……。」
そんなことを言いながら起床、そしてバンディ達のいる食堂へむかう。
「おはようボス。」
「……おはよう。」
「おはよう。吉美とラダヴィーニャは?」
「オタワの所へ行ったぞ。なんか袋を持って言ってたな。」
「そうかそうか。」
しっかりと袋を持って言っていたか。因みに袋の中身はオタワのために作った新しい服である。昨日ラダヴィーニャに渡しておいたやつである。
「ところでボスはなぜ敵を仲間に引き入れるんだい?聞いた話だと相当頭にきてたみたいだろ?」
「あぁ。その理由か。」
勿論理由もしっかりあるので述べる。
「オタワを仲間にした理由だが……、単純に気に入ったからだ。戦闘面でのセンス、強さ、見た目とかが良かったからだ。」
「……つまり一目惚れしたと?」
「いやそんな訳では無い。第一、恋愛とか考えてない。」
「そうなんだな。」
振り返ってみると我ながら理由になってないとか思ったけどまあいいかとも思う。
「キャーーーーーーーーーーーー!!」
上から悲鳴が聞こえてくる。恐らくオタワのだろう
「……敵か?」
「いや違うだろ。仮に敵なら今頃爆発音がしてるさ。」
それに敵の力も感じないため襲撃ではないと考える。
「まぁあれだ。お楽しみという奴だ。戻ってきたら『先程はお楽しみでしたね』とでも言おうか。まぁ、私達が行くのも野暮だろうから待っておこうか。」
〜〜〜三分後〜〜〜
「お待たせ〜♪」
「すみませんね。待たせちゃって。」
2人が戻ってくる。
「先程はお楽しみでしたね?」
「……やっぱり分かりました?」
お約束のやり取りをして気づいたことを述べる。
「ところでオタワは?逃げたのか?」
「ちゃんといますよ。」
そしてオタワを呼ぶと、向こうから武志の創った服を来たオタワがやってくる。
「似合ってるな。流石だ。とても尊い。」
「いいじゃん。」
「……いい。」
男性陣からは歓喜の声が上がる。オタワが着てきたのはそう。赤のマイクロビキニである。武志がこの戦争に対する責任として渡したものである。
「なんでこんなもの着させるのよ!」
オタワは顔を赤くしながら武志にキレかかる。まあ無理もないだろう。男性陣いるし。
「だって昨日までの戦争でこっちは多大なる犠牲を払ったんだぜ?それ相応の報いを受けるのは当たり前だろ?」
「はっ……!どうぜエ□同人みたいなことするんでしょ!」
正直そこから先は考えていないため冗談めかした感じで言う。
「……いや磔にしたあと銅像に変えて創武殿の地下で永遠に飾る予定だったが?」
「どっちみち磔だった!」
「冗談だ。磔にするつもりもない。ましてやエ□同人みたいなことなんて絶対にしないさ。この小説がR15の限りは。」
「それに裸なんてなんて事ないしな。長く生きてるのもあるけど人間や動物を創ったのも私だから構造も熟知してる。」
「……それ一歩間違えたらセクハラ案件ですよ?」
「……残念だけどもうなってるんだよね……。脱がしてる時点で。」
女性陣からはドン引きされている気がするため流石にしっかりとした服を出す。
「……とりあえずその衣装で居られるのも困るから新しい服をあげよう。どこかで着替えてきなさい。」
「……ありがとう。」ダッシュ
オタワは大急ぎで隣の部屋へ消える。数分後、
「お待たせ。」
「こっちも似合ってるじゃないか。」
「こっちもは余計よ。」
武志がオタワに手渡したのは白いシャツに赤のリボン、朱色のベストと襟に白いラインが入ったグレーのジャケット、そして紅色のスカートである。
「そしてこれを付けるといい。」
更に渡したのは黒い帽子である。狐の面がくっついた特別仕様である。
「未来の面を欲しがっていたからな。さすがに本物は渡せないが本物そっくりのレプリカを付けておいたよ。」
「これが未来の面ねぇ…。思ったよりまともな面なのね。」
「そうだろう。」
因みに完全な別物である。本物は絵が下手な人が描いた布都と屠自古の顔が半々で描かれた面である。
「まぁ、それをつけて生活するといい。」
「ありがとう。武志。」
「おいおい、名前呼びとか久しぶりだな。普通にマスターとかでいいぜ?」
「私が呼びやすいからそれでいいの。」
「そうかい。」
照れ隠しとしては下手だと思ったがまぁいいだろう。こうして正式にオタワが仲間となった。
そして本題に入る。
「それで?この諏訪洩矢郷とか創武殿とかを復興するが、なんか意見ないか?この際お前らの意見も取り入れようと思うんだが。」
この諏訪洩矢郷を創った時はまだ仲間が一人もいなかったためリニューアルすると同時に従者たちの意見も取り入れて更により良い都市を作ろうと考える。
「まぁ、なんだ。食べながらでいいから考えてくれ。」
『『『『『はーい』』』』』
返事の後みんな遅めの朝食を食べ始める。早速ラダヴィーニャが意見を言う。
「諏訪洩矢郷の方は何も問題はないんですけど、創武殿の方は色々ありますね。例えば見えないとはいえ全面ガラス張りな所とか。」
その意見にはみんな首を縦に振る。かっこいいからやったが酷い不評だ。
「そ、そうか。他にはないか…?」
「そうね。住んでないからなんとも言えないけど私もガラス張りなのはおかしいと思ったわね。着替える時とか見えない?あれ。」グサッ
「ビルで高いのは良いんだけどやっぱり移動が大変だよね〜。エレベーターがあるとはいえやっぱり大変だよ。」グサッ
「そうだな。プライベートバーがあるのはいいが他の設備で建物と切り離してもいいのは切り離した方がいいと思うな。単純に落ち着かない。高いのは良かったんだがな。狙撃ポイントとしては。」グサッ
「……自惚れの塊。」グサグサグサッ
「……マスター生きてます?」
批評の嵐で瀕死になりかける。大無に至ってはただの暴言だろ。
「……大丈夫だ。致命傷だが。」
「そんな冗談が吐けるなら大丈夫ですね。」
あれ今サラッと見過ごされた?まあいいか。
「え、そこまで批評するなら何か意見はあるか?」
そこまでボロクソに言うならさぞいい意見をお持ちなんだろう。武志はそれに期待する。
「そうですね。建物は今みたいなビルではなく豪邸みたいな感じにしてガレージも小さくしていいと思います。車使わないし。」
「島を広げるなり増やすなりして施設等は全部分けた方が良いだろうな。俺は狙撃ポイントがひとつあれば十分だ。」
「今よりもより生活感のある間取りにして、あとは倉庫とかあったらいいんじゃない?物置が大きさの割に少なかったし。あとやっぱり部屋を狭くしてもいいからもっと家っぽくして欲しいな。」
「……門をもっと立派にするべきだ。」
……完璧である。確かにそうだな。私が間違っていたかもしれん。
「……そうか。だったら今の意見を参考にしてよりよい創武殿を作ってくるよ。」
武志は建物を後にして街の中心部へ向かう。
「こんな時の為に作っておいて良かったなぁ。」
武志はとあるビルの中に入っていく。そこにはとてつもなく大きな機械が置いてある。そう。これは少ない神力でこの諏訪洩矢郷を修復することが出来るようになる機械である。
武志は慣れた手つきでボタンをいじり、スタートボタンを押す。
すると機械が光輝き始める。武志はその様子を見届けてその建物から出る。そして創武殿へと向かうのであった。
「うん。しっかり動作してるね。元の諏訪洩矢郷に戻ってる。」
武志は修復の確認をしながら創武殿方面へと飛んでいく。そして創武殿があった島へとたどり着くのであった。
「……跡形もないな。」
武志は先程のアドバイスで貰った意見を反映させていく。
島を広げ、新しい建物を建てて、あったら便利なプライベートな施設を建て、倉庫も作る。また、もうひとつ小さめの島を出現させ、そこに警備員たちの詰所を作る。
「……これで良いだろう。警備兵たちも前の服装とほぼ同じで良いよな……?」
諏訪洩矢郷中に住民や警備員を出現させる。これで前のような賑わいを見せる地へと戻るのであった……。
「さて、オタワ達を呼ぶか……。」
武志は通信機を取り出す。ラダヴィーニャの能力を使った高性能通信機である。
『ラダヴィーニャ?復興が終わったから創武殿へ来てくれ。』
『分かりました。すぐそちらへ向かいますね。』
数分後、武志の所にポータルが出現する。そこから仲間達が全員出てくる。
「お待たせしました。早いですね。」
「まぁ復興は直ぐに終わるからな。殆どこっちの方で悩んだよ。」
「それで?後ろに見えるのが新しい創武殿ですか?」
「ボスがここまで意見を反映してくれるとは思わなかったな。」
「おいバンディどういう事だ。」
そんなやり取りを続けるのも不毛なのでそろそろ案内に入る。
「まぁいい。ここで話すのも何だからそろそろ案内に入ろうか。……あと誰か倉庫あった方がいいと言ったな。」
「私だね。」
「倉庫はあれだ。」
武志は白、グレー、ライムグリーンの3色の建物を指さす。さしずめ物流センターを小さくしたような感じだ。
「……結構大きくない?」
「……え?いい感じの大きさだと思ったんだけど?」
「マスターの実家って倉か何かあるんですか?」
「あるな。」
「なら納得だね。」
因みにあの倉庫は地上は1階だが、全部で地下2階まであり、創武殿とも地下で繋がっているがそれは黙っておくことにする。
「あとバンディのために狙撃ポイントも作っておいた」
武志は反対方向にある鉄塔を指さす。見た目は完全に通信塔だが実際も通信塔である。
「ありがとう。ボス。」
「いいよそのくらい。じゃあ中を案内しようか。」
武志達は創武殿の中へとはいる。因みに創武殿の外見は白とグレー基調のモダン風な豪邸である。
「内装だいぶ変わりましたね。」
「貴方達のマスターってかなりセンスいいのね。」
「そりゃあマスターだからね!」
内装も小綺麗なモダン風で、白基調で下に黒い線が入った壁壁に白いタイル風の床となっていて、家具もガラスだったり、黒や金属の家具で統一されてかなり洗練された雰囲気になっている。しかもアイランドキッチンまでついているという徹底ぶりだ。
そのまま武志達は浴室、ダイニングキッチン、リビング、応接室、客間を順番に見て、2階に上がっていく。
2階の廊下は1階と同じだが、部屋に入ると濃い茶色のフローリングとなっていていい感じとなっている。
「とりあえず部屋決めジャンケンでもしようか。広さはここが1番広くて次にこの部屋で、こことこの部屋が同じで…」
〜〜〜〜〜ジャンケン中〜〜〜〜〜
「やった〜〜!1番広い部屋だ〜〜!」
「やっぱり私が1番強いわね。」
「窓際の部屋で良かったよ。」
「…いい部屋で良かった。」
「広いけど窓がない……。まぁ仕方ないです。」
「……そういえばマスターはジャンケンに参加しなかったけど部屋どこにするの?」
「あぁ私は奥の部屋にするよ。因みに1番広い。」
「え、そんなのズルくな〜い?」
「いや間取りの都合でね……。上に仕事の部屋があるんだ……。」
「それは仕方ないですよ。」
「むー。」
いじける吉美はもう置いといて屋上テラスを見る。
「ここで寛いだり何か見たりすることが出来る。」
「いいわね。楽しそうで。」
因みに1階にもプールとかウッドデッキがある。
「とりあえず部屋も決まったし今後はここで暮らして行くことになる。要望はできる限り反映したが何か意見がある奴はいないか?」
「私はいいと思います。」
「大丈夫だよ〜!」
「私は特にないわ。」
「……特にない。」
「最高だと思うな。ありがとうボス。」
みんないい意見ばかり言ってくれる。とてもありがたい。
「じゃあこれで行こう。諏訪洩矢郷の復興と新しくなった創武殿を祝って少し贅沢な夕飯にしようか。」
「いいわね。」
「2日連続でご馳走だ〜♪」
「いいじゃん。最高だぜ!」
そしてその夜、新たな船出のパーティをするのであった。
「どうも。水矢と、」
「ユレイドスです!」
「という訳で復興しました。」
「良いですね〜!私もあんな家に住みたいです!」
「いやあなたの家も結構豪華だと思うけどね?」
※ユレイドスの家は高天原のすぐ横の豪邸です。
「確かにそうだけれども…!隣の芝は青く見えると言いますから。」
「まぁそうだけどね。因みに中の人も新生活が始まるようで忙しくなるとか言ってたな。」
「え、そうなんですか。」
「そう。だから投稿ペースが落ちるとか何とか。」
「それは大変ですね。それでは皆さんさようなら〜!」