創造神が行く幻想の世界   作:しぐれ水天丸

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スペルカード製作編です。
幻想入り編もあと少し...。


PART.74 スペルカード

前回の話で幻想郷に新たなる神社【洩矢大社】を創った数日後の話...。

 

「...。へ~。今の流行りってこんなのなんだな。」

 

「何見てるんですか?」

 

「あぁ。これさ。」

 

武志はチェルベッロの板を見せる。そこにはこんなことが書いてある。

 

『幻想郷に命名決闘法案(スペルカードルール)可決!』

 

「...何ですかこれ。」

 

「なんでも弾幕を使って美しく戦うらしい。...あ、下にルール書いてる。」

 

「どれどれ...?」

 

ルールにはこんなことが書いてある。

 

『壱.この法案は先の吸血鬼異変に基づき種族間を超えた平等な決闘の方法として制定する。以後、揉め事や紛争はこの法案に則って決着をつける。』

 

『弐.弾幕を用いて美しく派手に魅せる。攻撃より人に見せることを重要とする。』

 

『参.武器に制限はない。各自の好きな武器を用いて戦うべし。尚、弐の戦い方に則って行う必要がある。』

 

『肆.あらかじめ技の名前と、その技名を体現した技をいくつか考えておき、技名を契約書形式に記した紙を任意の枚数所持しておくことになる。この契約書を「スペルカード」と呼ぶ。このスペルカードをいくつか持つべし。』

 

「...っと、ここから先はどうでもいい情報ばかりだな。」

 

「そうですね。なんか死ぬとか不穏な事が書かれている気もしますが...。」

 

「いや私たちは死なないからいいんだ。」

 

一応説明しておくと、武志は持ち前の再生能力で滅多なことでは死なないし、仮に死んでもしばらくすれば生き返る。ラダヴィーニャと吉美は武志による超回復機能により、ひとかけらでも残っている限り時間が立てば再起可能。勿論寿命もない。大無とバンディは蓬莱の薬による不老不死。オタワも上級悪魔のため特別な方法でないと死なないのだとか。一応寿命はあるらしいがまだ平均の1/10も行ってないとか。

 

「...確かにそうですね。」

 

「まぁ何が言いたいかってこれから幻想郷での争いがあったらこのルールに則って戦わないといけないってわけだ。」

 

「そうですね。」

 

「とりあえず皆を呼ぼうか。」

 

武志とラダヴィーニャは皆を呼ぶ。

 

「マスター、用ってなに?」

 

「あぁ。俺達も暇じゃないからな。早めに終わらせてほしいんだが。」

 

いきなり前座から入る。

 

「すまないな。今ここに集まってもらった理由はこれだ。」

 

武志は先ほどの記事を見せる。

 

「これは幻想郷にあるとある新聞記事なんだが、ここに書かれてある命名決闘法案に則っていくつかスペルカードを作ってもらおうと思う。」

 

「それって何なの?」

 

オタワが訪ねるので武志はいい感じに返答する。

 

「美しく戦うために技をセットするものだ。カードは沢山あげるから好きな風に作っていい。勿論、今の技をオマージュしたものでもいいし新技でもいい。ただし必ず避けることが出来るようにな。」

 

「「「「はーい。」」」」

 

とりあえず一人に予備含めて一束ずつ渡す。一束50枚なので一生分のスペルカードがあるだろう。そんなに技が出てくるとは思わないが。

 

「さて、私も作るとするか。折角だから名前もこの際一新するか。」

 

一度技名を決めるとあまり変えることが出来ないため古いネーミングセンスの名前を一新しようと考える。

 

「どんなのにしようかな...。」

 

武志達は一生懸命スペルカードを考える。

 

 

~~~~~約一時間後~~~~~

 

 

「できたわ。」

 

「私も~♪」

 

「やってみると楽しいもんだな。」

 

「わかる。」

 

「今後幻想郷内で争いが起こったときはこれで戦えばいいんですよね?」

 

「そうだ。」

 

全員のスペルカードが出来上がる。勿論武志も満足するものが出来た。

 

「一応補足しておくとスペルカードを使わなくても簡単な攻撃はしていいらしいから覚えておくといい。」

 

「なるほど。それってつまりスペルカードが無くなってもそれで攻撃できるということ?」

 

「いや、どうやら最後のスペルカードを使いきっても負けらしい。」

 

「そうなんだ。」

 

「一応ある程度の枚数は決まっているから注意が必要だな。」

 

「...なくなる前に火力で圧倒すればいいだけの話だ。」

 

「間違ってはないけどな...。さて、皆スペルカードも作ったことだしさっそくテストプレイと洒落こもうじゃないか。」

 

「...つまり模擬戦をすると?」

 

「そういう事だ。一応ここに基本的なルールがあるからそれに則っていこうか。」

 

武志は模擬戦のルールを説明し始めるのであった...。




「どうも。水矢と、」

「ユレイドスです!」

「ついにスペルカードが登場しましたね。」

「そうだね。」

「着々と幻想郷のルールになってきてる気がしますね~。」

「そうだね。もう次章から原作に入っていこうと思うからそのつもりでいた方が良いかもね。」

「なるほど。ところで過去に設定の振り返りとかキャラ設定などの総集編を作るとか言ってなかったでしたっけ?」

「言ってたね。それもこの章の最後に作ろうと思う。まぁ一部は最初の章に挿入されるかもしれないけどそれはまだ分からないかな。」

「もう覚えてない設定も多そうですからね。」

「とりあえず"幻想入りし始めてから見る新規さんの為にもこれだけ見ればわかる"ことをコンセプトに作る予定だからお楽しみに。」

「それでは皆さんさようなら~!」
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