創造神が行く幻想の世界   作:しぐれ水天丸

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霊夢達とは違う視点で話は進む...。


PART.82 理都からの手紙

諏訪洩矢郷に戻った2人は早速仕事に取り掛かる。ラダヴィーニャはこの事を他の方の仲間たちに知らせ、武志は千古にこの事を問い合わせる。

 

チェルベッロの板から千古の姿が飛び出る。これが武志流のテレビ電話である。

 

「もしもし龍神様。武志だ。」

 

「あら〜♪久しぶりね♪」

 

「挨拶はいい。ちょっと緊急事態でな。現在幻想郷が季節外れの大雪なんだが、他の所はどうなってる?」

 

「え〜そうなの?他の所は……、うん。今日は爽やかな晴れ模様ね♪雪なんてどこにも降ってないわ♪」

 

「…マジ?」

 

「えぇ♪確かに幻想郷だけは雪のようね♪」

 

「…誰かが人工的に雪をふらせているというのか…?」

 

「ん〜、それはまだ分からないけどその可能性はありそうね。一応幻想郷にもその手の力に長けた妖怪はいるみたいだからね。」

 

千古の横にウィンドウが出てくる。そこにはレティ・ホワイトロックという人物とチルノという人物が出ている。

 

「あなたがこの雪を止めさせたいというのなら、1度2人に会ってみるといいわ♪もしかしたら何か分かるかもね♪」

 

「…感謝する。」

 

「いいのよ〜♪子の悩みに付き合うのも親の務めってモノだし〜♪それに、神界の方でも少しだけ話題になってるのよ。”なんでここだけこんなに大雪が続くんだ”って。」

 

「続いてるのか?」

 

「かれこれ1ヶ月くらいね。」

 

よく神社潰れなかったなと思ったが、それよりもあの雪はそんなに続いてたのか…。

 

「とりあえずこちらの方でも少し調べてみる。ありがとう。」

 

「いえいえ〜武志も頑張ってn」ピロン

 

武志は通話を切る。それを見計らってかラダヴィーニャが入ってきた。

 

「…ラダヴィーニャ、早いな。」

 

「マスター宛に手紙が届いてまして。」

 

「…手紙?」

 

手紙を見てみると、どうやら理都からのようだ。

 

「理都からか…。」

 

「確かマスターの弟さんでしたっけ…?」

 

「あぁそうだ。」

 

手紙を開封して早速読んでみる。

 

『兄さん、元気ですか?こちらは元気です。旧地獄はいつも活気があってとても有意義な生活を送っています。ただ、地上の方は5月というのにまだ大雪が続いています。調べたところ”春度”と呼ばれるものが不足しているらしいです。その春度がどこに向かっているのかを調べたところ、遥か上空の方に沢山集まっていることが判明しました。実際、上空の方はとても暖かかったです。遥か上空には冥界というところがあります。冥界には西行寺幽々子という亡霊とその従者がいます。もしかしたらその2人が何か関係あるのかもしれません。ですが、私は既に死んだと思われている身。それに幽々子の方には従者まで顔が知られています。そのため迂闊には動けないため兄さんに調査を依頼します。聞いたところによると既に動いている人がいるようです。その人たちと協力するのも手でしょう。健闘を祈っています。』

 

「…冥界か…。」

 

「更に下になんか書いてありますよ?」

 

『P.S. 冥界にはたくさんの桜がありとても綺麗な所です。但し、その中に1本、とても大きい桜があります。それには十分気をつけてください。あれは西行妖といって人の生気を吸う殺人桜です。現在は厳重に封印してるので大丈夫だとは思いますが、誤って封印を解かないよう気をつけてください。解いたが最後幻想郷が滅びます。』

 

「…怖いな。」

 

「その西行妖の封印ってどのくらい厳重なのでしょうね?」

 

「分からないが理都が厳重に封印したと言うからには大丈夫だろう。封印術に関しては私より上手だからな。」

 

武志は封印=消滅なのでそもそも封印という概念がないからである。最も、そっちの方が安全ではあるのだが。

 

「…だけどそれを解くためにその春度とやらを集めてるとしたら…?」

 

「…まさかな。」

 

武志の中でも少し嫌な予感がする。

 

「桜が開花したら滅びると考えると春度とか最適なものでは…?」

 

「…。」

 

武志は少し考え、

 

「ラダヴィーニャ!急いで吉美とオタワを招集してくれ!急いで冥界に向かう!」

 

「…分かりました!」

 

数分後、吉美とオタワがこっちに来る。

 

「話は聞いていると思うが今から幻想郷に向かう。一応この2人に会ってから冥界に向かう。」

 

「レティ・ホワイトロックと…、」

 

「チルノね。この2人はなんの関係が?」

 

「もしかしたらこの雪を止ませることが出来るかもだからな。」

 

「なるほどね。」

 

一応雪を止めるのも目的ではあるため2人へのコンタクトも目標に入れる。

 

「しかし吉美は分かるけどなんで私も?」

 

「人数は多い方がいいからな。あとは最悪バレても顔が割れない。」

 

まあオタワは紅魔館組には顔割れてるらしいし吉美も1回幻想郷創設時に連れていった気がするが気にしない事とする。

 

「…まぁ技が2人とも派手だからな。」

 

「確かにね。」

 

「それは言えてるわ。」

 

「とりあえず今から早速向かう。各自、気を引き締めるように。」

 

「「分かりました。」」

 

3人は早速白銀の幻想郷へ向かうのであった…。




「どうも。水矢と、」

「ユレイドスです!」

「早速異変の全貌が見えてきましたね。」

「早くないですか??」

「霊夢たちが手探りで探すなら武志達は情報を手に入れてから的確に行くというのは間違ってないと思うけどね。」

「まぁ、それもそうですが…。」

「という訳で次回、妖々夢1面。」

「それでは皆さんさようなら〜!」
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