――日本連邦体制が扶桑国民に受け入れられたのは1947年以降のことであった。日本の一部政治家と官僚が扶桑を『都合のいい駒』扱いしていた事がばれ、その火消しに時間がかかったからである。ダイ・アナザー・デイの際にそれがバレたが、ダイ・アナザー・デイの際には表面化はしなかった。だが、太平洋戦争開戦後についに表面化。政治的意味合いでのいざこざに発展してしまう。日本側は火消しに必死になり、矢継ぎ早に技術を与えたため、1940年代の内にF-4戦闘機が生産されるほどに加速された。そんな世界に飛ばされた『史実に近い世界の501統合戦闘航空団』と『502統合戦闘航空団』の面々は今いる世界が『自分たちが力になれない世界』であることに鬱屈した思いを抱いていた。1949年についに実戦に関わることとなったが、A世界の苛烈な実戦は彼女たちを震えあがらせるほどであった――
「人間同士の戦争が本当に起きてる世界があるなんて……。……怖いけど、みんなを、この世界の人達を守らなくちゃ…!」
芳佳Bは怪異との戦闘とは根本的に異なる相手との空戦に身震いする。相手は当時に敵の主力の一つであった敵機『F3Hデーモン』であり、敵側の最新鋭機である。史実後期型相当の性能があるため、当時としては高めの空戦性能があり、ドッグファイト可能な能力を備えるジェット機という、彼女らからすればカルチャーショックものの代物である。芳佳Bは今、A世界の自分とその夫が心血を注ぎ、この世界での父親の最後の遺産でもある『震電改二』ストライカーで戦っている。その関係でスピードでは上回っているが、あまりに元の震電とパワーが違う上、勝手が違う『高速戦闘』に四苦八苦していた。
「世界や時代が違うからって、こんなに速いなんてぇ~!射撃するのが難しいよぉ~!?」
芳佳Bはジェット同士の高速戦闘を初体験したわけだが、お互いの射撃機会がジェットの時代にはレシプロ時代より少ない事もあり、その感覚をつかめずにいた。扱う武器が大口径化した事も困惑の要因でもある。その差もあり、武器の射撃タイミングがつかめないのだ。
「クソ、この世界のジェットは積極的にドッグファイトを仕掛けてくる。馬鹿な、信じられん!メッサーとは比較にならん機動性だぞ!?」
バルクホルンBも相対する敵ジェット戦闘機の機動性が自分たちの知る機体とは比較にならない事を実感する。自分達の知るジェット戦闘機(戦闘脚)メッサーシャルフ(A世界では、本当にメッサーシュミットと改名しているが。)Me262があくまで対大型怪異用の邀撃ストライカーであるのに対し、その次世代機たちが目指している事が本当に実現し、それが『当たり前』になった後の未来を見ているのだ。
「!!奴らはなぜ、あんなに瞬発力がある!?」
ジェットエンジンは加速が遅い。初期ジェット機で出来上がっていた先入観をぶち壊すのが再燃焼装置(オーグメンダー/アフターバーナー/リヒート)である。バルクホルンBはその猛威を実感した。
「説明書にあった『再燃焼装置』だよ。燃料をバカ食いするが、その分、ネックだった加速が改善される。とは言え、あまり使えない。燃料がなくなるからな」
冷静に解説するシャーリー。アフターバーナー(オグメンタ)は23世紀に熱核反応タービンができるまでの長い間、『使用に伴う膨大な燃料消費』がつきまとった。とは言え、極初期のジェット機の難点を解消し、レシプロ戦闘機を戦場から駆逐したほどの利点が存在する。シャーリーAはバルクホルンBにアドバイスをしつつ、自身はロールアウト間もない『F-100』ストライカーで空戦を行う。
「リベリアン、お前……。そちらではやけに落ち着いたな?」
「ガキどもの面倒を見てりゃな」
「お前、妙な格好だな」
「坂本少佐には見せた。要は耐Gスーツだよ。特注品だからな、これ」
紅月カレンであった時期に着用していたパイロットスーツに改良を施したものをシャーリーは着ている。プリキュアに変身していない場合には、それを着用して戦う。ジェット時代にもなれば、通常の服装での高機動戦は難しくなるのだ。(普通に飛行する分には良いのだが)
「お前、ここでは誰の配下だ?」
「あの三人の配下になる。坂本少佐が一線を退いた後はお前が戦闘隊長代行になったんで、あたしは小隊指揮官に収まったが、あの三人が戦闘を総括してるんでな」
「あの三方はなんなのだ?怪異は物の数でない技を持ち、それでいて、ウィッチとは違う力を持つ!」
「元はれっきとしたウィッチだよ。ただ、ほんの偶然で神様に仕えるようになってからは文字どおりに超人だけど。あたしもそうなっちまったけどな」
「神、だと」
「そこがミソだ。理解されないところだよ。オリンポス十二神に忠誠誓ったなんて、誰が信じる?それでいて、普通に軍人続けてんだし」
「あの三人はそれを差し引いても、手練だと?」
「事変のトップ3に君臨してたんだぞ?その時点で敬意を払うに値するぜ」
「待て、事変のトップということは、45年には」
「お前の世界の三人がそうだろ?とっくに引退したロートル。だが、この世界じゃ天下無双のケッテだ」
シャーリーは携行しているサイドワインダーミサイルで敵機を落としつつ、バルクホルンBと会話を交わす。別の自分はバルクホルンAが面倒を見ているためだろう。とは言え、三人の選んだ道はそれぞれ異なるため、ケッテを組んで戦う機会そのものは減っている。例えば、黒江と智子は聖闘士になったが、普段は機動兵器のパイロットにほぼ転職している黒江、生身での戦闘を好む傾向がある智子とで綺麗に分かれている。圭子はその中間である。共通するのは、『一度戦えば、異能生存体でもない限りは生きて帰れない』とされるほどに戦場を支配できる点だ。
「とは言え、あの三人は得意分野が違ったから、それぞれ別の道にいった。とは言え、ピンでも戦場を支配できる。お前らと更に別の世界で鍛えられたからな」
「戦場を支配、か。なぜそこまで言い切れる?」
「行った世界が宇宙開拓時代って言うべき宇宙戦争の時代の世界だったからさ。そこで鍛えられた三人は、この世界の戦場を『支配』できるわけだ。個人の強さじゃな。それで近代戦は戦えねぇのは承知してるけど」
「この世界のカールスラントは何故、見る影もなく没落した?」
「別の世界からの政治干渉に抵抗する術が無かったからさ。リベリオンや扶桑にはそれがあった。カールスラントの外征軍隊としての再建は放棄されて、今は雇用維持センターみたいな様相だよ。防衛型軍隊に立て直そうにも、な…」
この時期のカールスラント連合帝国三軍は4年の軍縮で形骸化しており、皇室親衛隊も実戦部隊としては解体済み、海軍は沿岸防衛用目的の範疇の再建であり、お情けで戦艦を六隻、鹵獲したモノを修復した空母を四隻持つ程度の規模、陸軍は最盛期の三割にも満たない定数と兵器保有数、空軍はその稼働機は数百機程度に落ち込み、本土奪還など夢のまた夢になった。ノイエ・ベルリンには失業軍人が溢れかえり、治安悪化の温床になるのを懸念した二一世紀のNATO諸国は援助名目で部隊を駐留させ、治安回復に務めた。ドイツ連邦もさすがに気まずくなり、『失業軍人の救済』名目で『領邦軍スタッフ』や『領邦軍人』、『福祉事業要員』などとして再雇用を進めている。オーストリアハンガリー帝国の最盛期の領土もカールスラントの領土になっていた事を知ったからで、それに応じた再建規模を再検討したからだ。カールスラント空軍の撃墜王は『扱いにくい』として、領邦連邦で引き続き雇用するのに異論があったが、士気の拠り所であった最精鋭の殆どが政変で国を脱出し、予備役編入を名目に日本連邦の義勇兵と化していた事実を重く見たドイツ軍は人材の囲い込みを急いだが、時既に遅しの感は否めなかった。技術者に至るまでが国外に流出していたからだ。『義勇兵のカールスラント軍服の着用義務』はせめての日本連邦への牽制であったと言える。
「それでは、私達は」
「表向きは予備役になった上で、扶桑への義勇兵扱いだよ。表向きは参戦してないから、こうした手で混ざるんだ」
「昔の義勇飛行隊のような扱いか」
「違うのは、部隊ごとそうなったとこだ。44戦闘団のまるごとで義勇飛行隊化だ。カールスラントの軍官僚、顔色が青くなってたぜ」
魔弾隊、魔眼隊、この年に追加編成された魔刃隊。これらカールスラント軍人主体で運営される64Fの増設飛行隊は、カールスラント空軍最精鋭の44戦闘団がそのまま改組したもので、カールスラント空軍の統合戦闘航空団在籍経験者などの主要人物はその幹部扱いで遇されている。階級は多くが在籍時のものから昇任扱いであるが、ミーナやルーデルなど、色々な理由で進級していない(以前より降格したりした者もいる)者もいる。ハルトマンも史実と違い、バルクホルンと共に44JVに転属済みだったため、ダイ・アナザー・デイからそのまま予備役編入を表向きは行った後は南洋に滞在し、太平洋戦争が始まると、そのまま義勇兵となった。
「部隊ごとだと?」
「機材やスタッフもだが、機材だけはすぐに全取っ替えした。すぐに旧式になったからな。部隊のスタッフはそのままだ」
カールスラント最精鋭とされる整備兵やガランドの直属の部下だった部隊スタッフごと義勇兵となったため、44戦闘団をそういう組織にしていたガランドの思惑は当たったのだ。この部隊が後に、新生カールスラント空軍の母体になっていくのだ。
「あらよっと」
「お前、その武装はまさか、空対空誘導弾か」
「別の世界の技術で命中率のいい新方式のが実用化されたから、この時期じゃ主要武装だよ。ただし、使いどころは見極める必要がある」
魔導誘導弾。時空管理局などの技術提供でダイ・アナザー・デイ期に64F用に生産が始まり、この時期から一般化し始めた誘導弾である。史実の戦闘機や戦闘爆撃機に積む誘導弾をストライカー用に小型化したもので、製造に高い工業力と技術を必要にした。カールスラントのプロトタイプとの技術的なつながりは薄かったが、カールスラントはその供給源の一つという形でだが、以前の開発プロジェクトを存続させており、一応は先駆者の面目を守った。この誘導弾は史実のミサイルがそうであるように、主要武装にはなれたが、機銃などの従来武装を駆逐するわけではない。ミサイル万能論の盲点を扶桑軍は知っていた。だからこそ、64Fのダイ・アナザー・デイでの魔導誘導弾の使用を事後承諾で認めたのだ。
「これを万能って信じる奴らは実戦で痛い目を見てる。いくら便利なもんが出ても、最後は人の手が物を言うのさ」
シャーリーは『新技術を盲信するな』ということを魔導誘導弾というA世界での新兵器を例にして、バルクホルンBに教える。新型が旧式に全て勝るわけではないという事例を見てきたからだ。また、シャーリー自身、プリキュアであったり、紅月カレンだった記憶が蘇ったおかげで近接格闘に秀でるようになり、紅蓮で愛用していたメーザーバイブレーションソードも携行するようになっている。
「落ちやがれ!!」
シャーリーはメーザーバイブレーションソードでF3Hの片翼をすれ違いざまに切り落とし、撃墜する。(なお、彼女の機動兵器戦での愛機はこの時期も紅蓮聖天八極式ベースの改良機である。史実での最終型である特式は『充分な補給が受けられる前提で設計した分、エネルギー効率が下がった』ため、ゲリラ戦も多い状況では使いづらいため、予備機扱いで『倉庫の肥やし』である)
「お前、この世界では格闘を?」
「射撃は上には上がいるし、ジェットの射撃は大掛かりなのが多いから、あんま持ちたくなくてな」
リボルバーカノンは携行しているが、かつて愛用したBARやM2などのかつての武装のほうが好みだが、ジェット時代では非力であるため、リボルバーカノンを携行している。かなり大きいため、黒江に言って、IS用のビーム・ライフルを持ち出す事も多い。シャーリーは定位置からの狙撃よりも高機動戦を好むからだ。
「リーネみたいな狙撃タイプは大変だよ。敵も味方も誘導弾持ちになったから、今までみてぇな腰を落ち着かせての待ち伏せ戦法は取れなくなった。だから、特務がそれを理由に、あいつを引き抜いた」
「何故だ?」
「誘導弾が飛び交うようになった上、ジェットの時代を迎えて、対装甲ライフルが次第に別用途に転用されてなー…」
対装甲ライフルはジェット時代では、弾道を予測されやすい、大型爆撃機に致命傷を与えるほどの火力がない、射程外から誘導弾で先手を打たれる危険があるなどの理由で別用途へ転用され始め、空対空用途では使われなくなってきている。(リネット・ビショップ自身、それを感じていたため、美遊・エーデルフェルトに転じた後は接近戦の鬼である)
「それと、あいつ、接近戦に持ち込まれるとな。それもあって、宮藤が転属を勧めたんだ」
もっともらしい嘘も混ぜるが、半分は本当である。接近戦に持ち込まれ、負傷した事が何度かあった。リネット・ビショップとして活動していた最後の時期でのことだ。(ダイ・アナザー・デイ後、リネット・ビショップとして活動した時期がまだあった)それは事実だが、美遊としての技能で難を逃れたのも事実だ。そのため、心に踏ん張りをつけるのも、美遊になった目的である。
「よく、宮藤が認めたな?」
「ま、こっちだと、リーネみたいなタイプは不要にされる可能性は感じてたし、宮藤自身、こんな血みどろの戦場に関わらせるのを嫌がったのさ。あいつは親父さんの遺言を護るっていう理由があるけど、リーネにはない。そこも転属の理由だ」
「そうか…。それであの子が?」
「スオムスの名家の養子になった扶桑の血を継いでるウィッチだ。若いが、手練だよ」
「スオムスの名家?」
「ブリタニア系だけど、元々貴族だった家柄。そこに扶桑から引き取られたガキだ。4年前のルッキーニと年はそんなに変わらねぇが、腕は良い」
「お前がそこまで言うとはな。しかし、ジェットの開発をカールスラントはなぜ中止する?」
「開発費用の高額化と、技術者の流出、対外輸出の見込みが立たない危険だよ。そこを危惧されて、多くの機体がプロトタイプ止まり。自主開発より他所の国の機体を改造する道を選んだ」
カールスラントは航空開発の第一線から外れ、扶桑も自主開発は下火になっていくため、冷戦期以降は自由リベリオン(冷戦後の新生リベリオン)製ストライカーが主流になっていくのである。また、旧来型の烈風や紫電改も実機の機構である『自動空戦フラップ』が導入され、史実通りの性能特性になったモノが最終型となり、ダイ・アナザー・デイで使用されたが、この頃には引退し始めている。
「扶桑も自主開発は政治的都合で下火だから、うちらがジェット時代を引っ張るしかないのさ。青天井の予算で造れるから」
その現状に不満を感じた派閥を宥めるのも震電改二ストライカーの開発が進んだ理由だ。また、ダイ・アナザー・デイで問題になった『メーカー非推奨のエンジン現地換装禁止令』が結果的に悪手となり、ダイ・アナザー・デイでの機材補給と部隊維持に多大な支障を来たしたため、戦闘脚のジェットエンジンをリベリオンのジェットエンジンに統一することで、その禁止令を『形骸化』させる目的もあった。実際、ダイ・アナザー・デイでは扶桑系ストライカーに最終的に64F・501主要メンバーの機体を統一せざるを得ない状況に陥らせてもいたので、ジェット化で連合軍全体への責任を有耶無耶にする狙いもある。(当時、欧州海軍国の疲弊による近代化名目の軍縮で戦艦の保有数も減っており、戦艦はやがて、かつての列強でも更に上位とされた強国が政治的理由、ある程度の軍事的理由などで保有を続けるだけになる。核兵器や潜水艦搭載ミサイルが史実ほどに戦艦へ優位点を持てなかった事が関係している)。
「子供達はこの戦場をどう感じているのか…」
「今は敵を倒すことを考えろ。連中に情け容赦は不要だ」
ザンスカール帝国残党はリベリオン軍を伴っての蹂躙を行っている。凄惨な殺戮という表現すら生温く感ずるもので、タイヤ戦艦が全てを踏みつぶし、クロスボーン・バンガード負の遺産『バグ』が無慈悲に街の人間を惨殺していく光景は目を覆わんばかりの悲惨なものだ。
「これが戦争だと!?単なる一方的な虐殺でしかないではないか!!!」
バルクホルンBは眼下で戦火に焼かれていく街に憤慨し、思わず感情を顕にする。他の501/502の面々も同様の思いなようで、芳佳B、リーネB、ペリーヌB、管野、ひかりBなどがバグへの敵意を顕にして突撃していく。その中で最も飛行技能にムラがある管野とひかりが迂闊にもバグに囲まれ、ピンチに陥るが。
『ゴッドサンダー!!』
『ダブルトマホォォクブーメラン!!』
雷と特大のポールアックスがバグを粉砕し、二人を救う。斧が帰っていった方角に振り返ると。
『待たせたな、ガキども!』
意気揚々と、黒江と圭子の声が響く。そして、雷と共に二体の黒を基調としたカラーリングをした鋼の巨人がその翼を広げ、まさに颯爽と現れる。
『グレートマジンカイザー!!』
『ゲッターノワールG!!』
『こんな事もあろうかと用意しておいたスーパーロボットだ!覚悟しやがれよ、ザンスカール共!』
二体のスーパーロボットの一方は黒と灰色、もう一方は黒、白、蒼で彩られたボディ、それぞれの系統における二代目ロボ『グレートマジンガー』と『ゲッターロボG』をそのまま発展させたような鋭角的なフォルムを有している。共通点は二体とも、翼の形状が原型機とは異なっており、ゲッターノアールGはゲッタードラゴンのマッハウイングではなく、真ゲッターロボのような『ゲッターバトルウイング』を。グレートマジンカイザーは原型機とは異なり、W型の形態を持つスクランブルダッシュを持つ。(グレートマジンカイザーは改修で機体塗装が変更されている)圭子や黒江の腕であれば、機体のポテンシャルを充分に引き出せるという判断での言わば、一種の実戦テストでもあった。
「あれが異世界の機械仕掛けの神……」
ミーナBは改めて、目の当たりにした二体の鋼の巨神に圧倒される。この世界とも違う『超科学文明の生み出した機械仕掛けの神』。その威容はその世界においてでさえも『神と例えられる』ほどの力を持つ証だという。
「あれがこの世界の黒江達の持つ切り札なのか……!?」
坂本Bも息を呑む。自分たちやこの世界とも違う世界で作られた『鋼の巨神』。科学文明が極限まで達した世界においても、人は救いを『神』に求めるのだろうか?そういう宗教じみた疑問も浮かぶ。それを黒江達はどう入手したのか。謎が増えた形である。二体のスーパーロボットの圧倒的威容はそれほどのインパクトがあった。そしてそれを動かせる力を黒江達が持つ事。その理由を微塵も知らされてはいなかった坂本Bにとっては、その全てが謎と言えた。