ドラえもん対スーパーロボット軍団 出張版   作:909GT

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概ねはウィッチ世界の戦争の1949年度に入る頃の状況説明ですが、最後にウマ娘達の話も入れています。


第三百八十八話「1949年~序章~」

――結局、日本連邦とドイツ連邦の差は、史実で愚行を働いた者でも『救済』を提示したか否かであった。例えば、東條英機は日本での立場を考えれば、日本人の手での銃殺刑も不思議ではない。扶桑での『ウィッチへの慈父』という側面を『出世のための仮面』と罵倒する者も多いが、本人は男子に厳しいが、女子には優しい気質であるし、事変当時には既に中将。永田鉄山に代わり、統制派を率いていたので、それについては的はずれである。ただし、自身の同志であろうと、対立した場合は情け容赦なく懲罰人事を行った点は厳しく糾弾され、国外追放となった。日本連邦で下された最も重い判断はこの一件で、大西瀧治郎も『閑職に追いやる代わりに、階級の保全は約束する』に留まった。軍隊は伝統の少なからずが淘汰され、自衛隊と似た気質を持つようになっていくが、自衛隊よりも『指揮官先頭』の伝統が強く残っていく。

 

これと対照的に、ドイツ連邦は西ドイツ出身者が懲罰的に『史実の武装親衛隊所属者や東独の関係者を意図的に除こうとした』ため、結局、史実の冷戦構造がカールスラントに歪みをもたらし、取り返しのつかない内戦を引き起こしたわけだ。皇族と貴族たちも多くが地位を失ったため、カールスラントは無政府状態に陥った。NATOの軍政が長く続いたのは、曲がりなりにも、『皇帝と皇室、強大な軍事力』という柱で支えていたカールスラント帝政がアイデンティティの否定で虫の息に陥ったからで、NATOも『現地体制への審判は自分達の仕事ではない』とし、ドイツの苛烈な介入を明確に批判した。ドイツは後出しで『我々はカールスラント国民の祖国奪還の意思を尊重する。未然に組織犯罪を防ぎたかっただけで、カールスラントの国防への意思と夢を邪魔するつもりはなかった』と言い訳したが、既にズタボロにされたカールスラントは『白々しい』と延べ、険悪な関係に陥った。NATOと日本連邦の調停により、『第二次新京条約』が締結され、ドイツはカールスラントからほぼ手を引くが、資源エネルギー援助、軍事的な繋がりの維持は認められた。

この条約で正式に、カールスラントの軍事的な再建が公認されたものの、皇室親衛隊は(テロ防止の意味も大きい)儀仗部隊へ改組する形で縮小改編。在籍が確認されつつも、混乱の最中に退役済みの隊員たちへの恩給は『普通の市民生活を送れる程度』での支給で決着する。国軍は『時間をかけて、カールスラントとオーストリアの両地域の防衛が可能な水準まで立て直す』と決議された。1949年の四月のことである。そのため、カールスラントは『軍事的には小国に還った』状態で、事実上のやり直しを強いられることになった――

 

 

 

 

 

 

 

――日本は結局、ドイツの愚行を鑑み、『現地の混乱を最小限に抑えつつ、扶桑軍隊に荒事をやらせる』という現実的な選択を指示する層が台頭。扶桑の軍隊に荒事を引き受けさせ、自分達は浮いた金で財政再建をするというのは(日本にとっては)安全牌に属する選択で、これに『扶桑に配慮した』手直しを加えた方針が扶桑との付き合い方として定着し、成功を収めた。ただし、扶桑の軍事的な負担が大きくなったのも事実である。扶桑は太平洋戦争を大義名分に、実戦経験豊富な軍人の囲い込みを国籍問わずに実行。この作戦は『P・C作戦』と呼称され、世界各国の軍縮で職にあぶれた実戦経験豊富な軍人を扶桑に囲い込んだ。結果、ダイ・アナザー・デイで打撃を受けた軍ウィッチ部隊は、この方法で再建が早期に達成された――

 

 

 

 

 

――ダイ・アナザー・デイの後半になると、奮戦して、サボタージュの汚名を返上する部隊と、まったく対応できずに後送される部隊に二極化された。これは通常兵器にウィッチ対策弾頭が用意されたこと、すっかり『シールド頼り』の防御になっていたウィッチの盲点を付く形になったからである。また、対艦、対空特攻や自爆死も当たり前に起こるようになったため、敵味方関係なく、多くのウィッチが戦争神経症にかかり、軍を去った。また、軍部が夜間戦闘機部隊などに支給していた『覚醒剤』などは直ちに支給停止されたが、薬物中毒者を大量に抱える羽目に陥ったため、これも戦後型の戦闘機の普及に一役買う形になった。変革も性急すぎると、反発が起こる。ダイ・アナザー・デイからしばらく経った、ある年にそれが起こり、迅速に鎮圧されたものの、軍の将来の担い手になるはずの若手・中堅将校が大量に免職、あるいは中央から左遷させられたため、64Fで温存されていた熟練将校が有力者と見做され、すり寄る者たちが大量に生ずるのである。

 

 

仕方がないが、政治的に不都合になると、政府は軍閥を容赦なく切り捨てる。(昭和天皇が軍閥を嫌ったのも大きいが)それで食い詰めた者が反乱を起こすという負のスパイラルが発生したため、1947年頃には『アリューシャン諸島で飼い殺しにする』という方法が考え出され、以後の時代に『アリューシャン勤務=左遷』という認識が定着する。とはいえ、アリューシャンは敵が扶桑へ空襲を仕掛けるのに最適なルート上にあるため、その阻止のため、機材面は優遇されるようになっていく。北方は『鉄壁』と言われる扶桑の防空網の中では比較的に手薄と見做され、敵が戦略爆撃機を送り込むからである――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

扶桑は1946年頃、日本の革新政党から台湾の独立を検討するように持ちかけられたが、『土地が小さく、ウィッチの発生率も低い(土地と人の結びつきが弱い)ため、それは机上の空論だ』と回答した。彼らが宛にした明国の生き残りたちは小さい土地である台湾よりも、扶桑本土や南洋本島へ亡命し、数百年の時間で扶桑に同化し、扶桑人扱いされて久しく、王族の血筋は華族として遇されていたためであった。南洋の委任統治領化の促しも失敗した彼ら(日本の革新政党や左派政党)は『戦争で扶桑を疲弊させる事』を思いつき、ティターンズに協力するようになる。太平洋戦争の長期化の一因となる。だが、それは却って、扶桑の高度経済成長を促すこととなり、超大国への流れを速めてしまうことになる。その証拠が『豊富な財源を背景にした、自動車専用道路の全土での整備』、『高速鉄道の整備』などのインフラ整備であった。元々、いつ、怪異に襲われるかわからない現状から、扶桑では、金属資源を使う交通インフラの過度な充実は避けられていたが、カールスラントとガリアのエクソダスを目の当たりにした結果、その逆に交通網の整備を血眼になって考え始めたからである。(軍備の近代化で、軍馬が時代遅れとなったためもある)ジェット機の普及で大量の大型レシプロ機が払い下げになるのも重なり、交通網の整備が進んだ。富嶽も製造ラインはそのままに、輸送機型の設計を大方は流用した旅客機に流用された。(名は富士号)その流れで、カールスラントの社会的混乱を鑑み、華族階級は名誉称号化が進展しつつも、(欧州に『舐められる』という事情も大いに関係した)存続が認められ、『功ある者、あるいはかつての上級武家や公家が賜る称号なり、身分』に落ち着いた。カールスラントの軍人たちの少なからずが『カールスラント至上主義』的な言動で扶桑人を見下していたための措置だった――

 

 

 

 

 

 

――カールスラントは世界の最優等の科学立国という評判は、日本連邦が一気に未来科学を取り込んでいった影響で地に落ちていった。ジェット機も、F-15J(後期製造機の近代化型の実戦テスト)が回され、一機あたり、有に10機以上のレシプロ機を撃墜できる事がアピールされたため、自由リベリオンへライセンスの仲介の依頼が殺到。同国は一気にパテント料で潤うことになった。こうして、F-86が各国に行き渡ってゆくわけだが、日本連邦はそれを見越し、より次世代の機体をどんどん導入していく。扶桑はこの決定に苦労させられていくわけで、1949年度には、F-4EJ改とF-8が一般部隊にも行き渡り始めた。カールスラントやガリアが苦労しているのをよそに、太平洋戦争で兵器をどんどんとっかえひっかえする内に、瞬く間に現用機に手をかけてしまう。援助があるとはいえ、レシプロ機の進歩速度並に、ジェット機が世代交代してゆく様は恐ろしいほどで、最精鋭と名高い64Fに至っては、『ほぼ現用世代』のジェット機をテストしているという報は防衛省をも震撼させた。

特に、史実では複座の邀撃機だった『F-14』を単座の制空戦闘機扱いで運用し、史実通りのミサイル運用能力と、史実以上の機動力で巴戦を行う様子は軍事専門家を困惑させた。1940年代末という時代は大半の国がレシプロ戦闘機を数的主力として計上しているので、そんな時代に『現役を降りてから、20年と経っていない』冷戦後期登場の機種が颯爽登場するのは、反則もいいところである。しかも、各所からの技術指南で『史実より明らかに高性能に仕上げており、トムキャットの革をかぶった未知の戦闘機を作ったとしかいえない』と、日本向けのデモンストレーション飛行で評された。量産仕様でも、史実より機銃装弾数、機体強度、航続距離、機動力で史実のトムキャットを上回っている。これは『史実より高性能なエンジンを選定し、機体の構成材をジム系MSでお馴染みの23世紀水準の『チタン合金セラミック複合材』で構成。内部容積も『史実より進んだ技術』で余裕が生まれた結果の『棚からぼた餅』だった。――

 

 

 

 

 

 

 

――扶桑が反攻を考え出したのは、航空戦力の質的優勢が(空中指揮管制機や空中給油機の登場もあって)向こう五年ほどは確約されたからだった。日本側は量的な均衡を欲したが、いくら扶桑の航空生産量が史実の日本帝国を遥かに上回るものでも、『1940年代の世界で最高を誇った膨大な生産力』を持つリベリオンに敵うはずはない。故に、扶桑は『反転攻勢は電撃的に行う』ということを構想している。ダイ・アナザー・デイ作戦の存在を日本に教えたがために、政治的に横槍を入れられ、ロマーニャ陸軍とヒスパニア軍を壊滅させられた教訓により、日本には事後報告になる見込みだ。(ダイ・アナザー・デイ当時、ロマーニャ陸軍が瞬く間に霧散し、ヒスパニア軍が壊滅した事に、日本の外務筋は『経済援助はお詫び代わりにするから、軍事的な再建は自分で勝手にしてくれ』と言い放ち、両国の顰蹙を買ってしまう失態を犯している)

 

 

ウィッチ世界の1949年になると、日本はウィッチ世界への関心は薄れており、扶桑の戦争に口出しは殆どしなくなっていた。だが、ダイ・アナザー・デイでの記憶がまだ色濃い扶桑の関係者は『日本の思いつきによる横槍』を警戒し、日本の政府関係者には秘密主義を通すことにしたのである。扶桑も、世代を問わずに多くの将校が失脚させられ、深刻な『参謀の不足』に陥り、その多くを外国の人材に頼っている。更に、過度の将校の前線指揮主義で、中央の参謀が有名無実化している。参謀という職責が冷や飯食いに落とされ、職業軍人の多くがゴロツキ同然の扱いだ。そのため、64Fに過度の負担を強いているという同情が扶桑国民から生まれている。日本は矢継ぎ早に『救済策』を行い、軍勤務と並行して、高校と大学を卒業できる制度を創設したが、1940年代の人間たちは尋常小学校卒すら怪しい学歴の人間が多い(坂本も、実は小学校の繰り上げ卒業である)ので、日本側は呆れ返ると同時に、涙ちょちょぎれ。扶桑の軍人の学歴救済策の難しさを物語っていた。プリキュア達は前世で大卒なためと、素体が軍人である者は多くが士官学校なり、医務学校を出ていたため、概ねは短大卒の扱いとされた。また、扶桑の人々の意識改革も急務とされたため、結局は士官学校などの学費への懸念から、軍への志願数は低調で推移してしまう。その結果、人的資源の管理が重要な仕事となってしまい、危険な任務が64Fに集中する格好となる――

 

 

 

 

 

 

――こうした社会的混乱も、64Fが開戦後に『交代でしか休暇が取れない』理由であった。B世界と違い、A世界は反戦機運の高まりで軍人への侮蔑意識も高まっており、軍人への精神的救済は政府の急務となっていた。(叛乱の芽は摘むしかないため)『軍人街』の形成、戦友会の増加などの出来事はその流れで生じた。日本もさすがに気まずくなり、金鵄勲章の廃止の論調を押し付けなくなった他、軍人たちに金銭的不都合が生じぬように取り計らった。(史実で食い詰めた軍人たちが極道入りしていった問題もあるので)扶桑で通信制大学などが相次いで開校していくが、そのきっかけは軍人達の学力向上と学歴救済の一貫であった――

 

 

 

 

――扶桑は織田政権下で大国に成長したため、軍人に寛容だった。それを無理に押さえつけたため、様々な社会的矛盾が噴出。落とし所として、『扶桑への口出しは控えるが、その代わりに軍事施策は自分で決めてくれよな』という事となり、反応兵器の使用にフリーハンドを得た。『押さえつけすぎると、却って混乱が起きる』ことを、日本はカールスラントという実例で知ったのだ。扶桑の将官達がまとめてクビにならなかったのは、義勇兵らによる将校らへのリンチが結果的に、彼らへの『戒め』の効果を生んだ事、クビにしたところで、すぐに代わりとなる人員がいないという現実的な理由からであった。彼等は『形式上いるだけ』の神輿となった者も多くなった。これは実務の事務処理の多くを佐官級~将官となったウィッチ出身の将校達が『統合参謀本部のお偉方』の名前を使って仕切るようになったからである。実際に仕事をする将官は、人望があり、その手腕が史実でも認められた一部の者に限られている。これは太平洋戦争の日本の将官と佐官は半分以上が『無能な人材』とされているからである。この事の提示に反発する佐官級の将校団がクーデターを起こしたのである――

 

 

――1949年の年明け頃――

 

「扶桑の軍隊は今や、君達の手にある。我々の名前は神輿だと思ってくれて良い」

 

「ハッ」

 

海軍長老の岡田啓介(総理大臣経験者)は64Fの最高幹部らを軍人会館(九段会館)に呼び出し、Y委員会の存在を前提とするものの、軍を好きにする権利があると明言した。これは現場の人手不足が甚だしく、当時に最も有力な若手将校(ウィッチ出身将校は一般的な『若手将校』よりも遥かに若齢で、1949年次は圭子で『30ちょうど』である)に未来を託したい長老達。未来を託すべき若手らが軍を去るという事態が続いているため、当時に盤石の地位を築いていた64Fの最高幹部らに訓示するという形で、後事を託した。

 

「岡田のじーさん。これでいいのかい」

 

「良い。今や、聖上が無条件で信頼し、日本でも高い地位を持つ若手は、君らをおいて他にない。君らは今後も『ヒト』という生物全体を護る立場を担うが、我らは老い先短い年寄りだからな」

 

呵呵と大笑する岡田啓介。当時には既に80代の老人であったが、往年の威光は尚も健在であった。

 

「これは我らの暇乞いと思ってくれ給え」

 

冗談めかす鈴木貫太郎。こちらも史実より高度な医療がもたらされた影響か、史実で亡くなっている『1949年』でも存命である。ただし、持病が1945年次に致命的に悪化していた、彼等の後輩にあたる米内光政は彼等に先立って亡くなっており、天皇からも惜しまれた。そして、彼等も世を去る覚悟はできているようで、この会合を『暇乞い』と表現した。それは軍の長老である彼等は既に齢80の老齢であり、対して、64Fの幹部たちはウィッチ出身であるのを考慮に入れても『若めの青年将校』の括りに充分に入る年齢であるからだった。

 

「君たちは神や仏に愛された者だ。故に、自分の愛する者と別れても、存在し続けなければならない。プリキュアも本来は『世代交代』を前提としたシステムながら、人々は彼女たちを求める。仮面ライダーたちが冷凍睡眠で『覚醒める必要のない世界』を願ったが、結局は暗黒結社ゴルゴムが蜂起し、 ライダーBLACKが敗れ去った故に、人々が伝説の10人の復活を願ったように。力を持った者が『消え去る』事は道義的にできんのだ、今の若い者は、ウィッチへの志願を花嫁修業程度にしか考えておらんがね」

 

 

岡田啓介は元の総理大臣らしい、皮肉った発言をしてみせた。それは10人ライダーの復活の経緯の真理ながら、『力を持った者』は安易に立場を捨てられない。個人意思を超えた問題なのだと。

 

「こんな言葉は君らの気に障るだろうが、個人意思の問題などという次元ではないよ。力を持つ事は何かかしらの責任を負うということなのだ。ある誰かがどんなに願おうと、けして手に入れられないモノを持つ以上は、だ。往年のベーブ・ルース氏がそうだったように」

 

岡田啓介の言うことはヒーローやヒロインのみならず、誰かに夢を見させる立場の者たちなら、身につまされるものだった。列席する64Fの最高幹部一同も、この一言に思わず、相槌を打つのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――後に、この一言は『ウマ娘たち』にも伝わり、既に落ち目と見なされていた『ナリタブライアン』、『ナリタタイシン』、『トウカイテイオー』らの奮起、または『オグリキャップに負わせた心の傷への償いの機会』を願い続けていた『タマモクロス』に決心を促す。そして、オグリキャップを通し、周囲から『落ち目』と見なされ、周囲から『晩節を汚さない引退』を勧められだしていたグラスワンダーにも伝えられるのだ。その際に、グラスワンダーは涙声でこう問いかけたという――

 

「私には……もう……前のような力は……。こんな私が見ていいのですか…?『ユメノツヅキ』を……。」

 

成績の低迷を止められず、精神バランスが崩れだしていたグラスワンダー。スペシャルウィークやエルコンドルパサー、セイウンスカイらに顔向けできないと、電話越しに嗚咽の声をあげる。

 

「いいんだ、いいんだよ…、グラスワンダー。私とタマも……、もう一度、夢を見る事にした。君にもその権利はある」

 

「どういうことですか、オグリ先輩…?」

 

「詳しくは、ゴールドシップとアグネスタキオンに聞いてくれ。私よりも、彼女たちのほうが適任だろう」

 

オグリキャップも、タマモクロスが持ちかけた事に同意していた事がわかる。グラスワンダーは、ゴールドシップとアグネスタキオンの二大変人の誘いに乗っかる事にし、2022年のドラえもん世界の門戸を叩く。既にテイエムオペラオー、アグネスデジタル、メイショウドトウ、アドマイヤベガ、ナリタトップロードらに押され、往時の強豪ぶりが嘘のように低迷する彼女は『同期らに顔向けできるように戻りたい』という願いを叶えるため、オグリキャップ、アグネスタキオン、ゴールドシップの三者を頼る。それは『せめて、同期に胸を張れる成績で引退したい』というグラスワンダーの現役ウマ娘としての最後の願いでもあった。

 

 

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