ドラえもん対スーパーロボット軍団 出張版   作:909GT

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前回の前日譚のような形になります。


第二百八十話「幕間その22 ウマ娘達による『ゲッターチェンジ』」

――ジオン残党はとうとう組織だった統制を失い、復讐という妄執のみで存在していた。ネオ・ジオンの解体後も一部の過激派は活動を継続し、火星の『オールズモビル』が活動を開始していた。そのため、『最大派閥が壊滅しただけ』という状況には変わりなかった。また、この頃にはジオン残党の中の『元・連邦兵』の摘発が進められ、連邦の改革も進み、ジオン残党として活動する意義も失われたため、元・連邦兵の経歴を持つジオン残党兵はネオ・ジオンの解体と同時期に、生き残った殆どが司法取引の保障を条件に投降していった。地球連邦政府が『地球星間連邦政府』へ改組され、首都もフォン・ブラウン市へ移転したため、アースノイドの高慢という題目が使えなくなったジオン残党は急速に霧散し始めた。そのため、過去改変に打って出る残党が続出した。それを阻止する側である連邦軍は後手に回ってしまっていた――

 

 

 

 

――ゲッタードラゴンはジオン残党からの防衛手段として整備されていた。ゲッターD2はこの時、制式量産機バージョンの製造が間に合っていなかった(64F遠征隊に配備する試作バージョンのみが完成している)ため、デチューンどころか、チューンアップされたゲッタードラゴンをゴールドシップたちは操る事になったわけだ。マルゼンスキーがツーリングに出かけた日の朝は実機を使っての初訓練であった――

 

 

「なんか、上手く乗せられた感強いけど、アンタに付き合ってあげる、ゴルシ」

 

「フフフーン。普通のゲットマシンの部類に入るとはいえ、こいつは普通の戦闘機とはわけが違うんだ。普通の人間じゃ加速Gで潰されるからな。トチんなよ」

 

「わかってる!」

 

「いくよ、二人共!」

 

『ゲッターロボG、発進!』

 

三機の新ゲットマシンは野比家の地下滑走路を伝って飛び、裏山の中腹付近の出口から三機が同時に飛び出す。組み合わせはテイオーがドラゴン号、タイシンがライガー号、ゴルシがポセイドン号だ。普通の戦闘機より遥かに加速力があるため、常人では肉体が耐えられない。訓練されたパイロットでも、生半可な訓練度では死ぬだけだ。ウマ娘たちは通常の人間より遥かに加速度に耐性があるため、下手な軍人よりよほど適性があった。

 

『タイシン先輩、ゴルシ!ゲッタードラゴンに合体するよ!』

 

『おう!!』

 

『こっちはいつでもOK!』

 

『チェェンジ!!ドラゴン!!スイッチ・オン!!』

 

ゲッタードラゴンの合体手順はドラゴンとライガーが先に合体したところにポセイドンが突っ込む形でなされるため、歴代ゲッターの中では難度の高い合体とされる。そして、合体が完了すると、コックピットの座席がロボ形態を操縦するのに適するように移動するというギミックがあり、初代ゲッターロボと違い、有視界を確保することに主眼が置かれている。空中で合体するため、合体完了と同時に『マッハウイング』を展開する。

 

「この世界の東京、どうなってんの?」

 

「多摩地域も根こそぎ開発されてるからな。だから、この裏山を切り崩すのを地権者も諦めざるを得なかったそうだ。結局、地権者の代替わりで売却されて、買い取ったホテルの厚意で元の形は維持された。23世紀にはそのホテルも撤退するから、元の形に戻るそうだ」

 

「150年はこの形ってこと?」

 

「そうなる。オーストラリアに比べりゃマシだ。あそこは地殻ごと首都圏を削られるんだから」

 

ゴールドシップの言うように、一年戦争が起きれば、オーストラリア大陸の16%を消滅させ、地球全体の地殻変動が促された結果、一年戦争から十数年後にウィッチ世界でいう『南洋島』が出来上がった。結局、ジオンは地球全体に負わせたダメージを地球そのものの生命力と、コスモリバースシステムの前に無効化されたも同然。それを危惧する火星の残党が『オリンポス・キャノン』なる砲台で狙撃を目論んだりするなど、地球圏への脅威は失せていない。21世紀へ攻め込むジオン残党も出始めており、皮肉なことに、それが自分たちの時代のアースノイドの世論を硬化させてしまうという悪循環に陥っているが、その自覚がないというタチの悪さであった。

 

「それ、オーストラリアの首脳部は知ってんの?」

 

「知ってる。アデレードを今のうちから再開発する事にしたそうだ。南沿岸部は壊滅するからな、マジに」

 

首都・キャンベラ、最大都市・シドニーを失う事が確定したオーストラリアは極秘裏に、アデレードなどの再開発を進める事にした事がゴールドシップの口から語られた。一年戦争での被害が最も大きく、旧先進国で『最も零落した地域』と烙印を押されることは確定しているからだ。

 

「その未来は確定してんの?」

 

「残念なことにな。ただ、100年以上の時間はあるけどな。日本は事前にあれこれ対策してたから、大きな被害は免れた。だから、23世紀の地球連邦の支配層になれたわけだ。早期に情報技術も復旧させられたからな」

 

「M粒子が使われると、どうなんの?」」

 

「今のこの時代の電子機器は誤作動率が上がる。23世紀の情報機器が2000年代までの水準で留まってる理由もそれだ。保護システムが小型化されてきてるが、2000年代までの水準に戻すので精一杯だそうだ」

 

23世紀初頭の時点では、旧ジオンの良識派の科学者達の尽力もあり、情報技術の精度は2008年前後(プリキュア5の時代)の頃にまで差し戻せたものの、2010年代の『スマートフォン』の水準には届かないという状況であった。銀河ネットワークは一年戦争後の情報技術者の血が滲むような努力でなし得た『インターネットの復興』なのだ。

 

「戦争で技術が後退したの?」

 

「そういう風に仕組んでな。戦後に復興が進められたから、十数年で2000年代後半の水準には戻ったってさ」

 

「そういう話聞くと、複雑」

 

「あたしらの世界でのことじゃないが、この世界は複雑なんだよ。技術の発展を異常に恐れる宇宙移民、統合戦争で失われた超技術の復興を願う地球居住者の対立が『資本主義と社会主義』っていうイデオロギーに取って代わるから、いずれ。で、そこにアナーキストも入り交じるから、余計に戦乱期になるんだ」

 

ゴールドシップがナリタタイシンに言うように、アースノイドとスペースノイドの対立が旧来のイデオロギーに取って代わり、地球圏の対立の構図となったが、それも地球連邦の星間国家化で終焉を迎えつつある。地球連邦は扶桑皇国への軍備輸出で外貨を獲得しているが、同時に人材の確保という側面もあり、有望な各国軍人の複数が地球連邦の軍籍を得ている。

 

「ドラえもんの持ってる技術ねぇ。何がどうして、そうなったのさ、ゴルシ」

 

「一言では言えんことさ。とりあえず、厚木基地に向かってくれ。そこで正式な許可の書類が渡されるんだと」

 

「許可ぁ?」

 

「形式上、当局の許可がいるんだとさ。完全武装の合体ロボを民間人が動かしてると、警察がうるさいんだと」

 

トウカイテイオーが素っ頓狂な声をあげるが、元から軍人である黒江達ならば、戦闘ロボを動かすのに法的問題はなんら存在しないが、純然たる民間人のウマ娘たちが動かした場合、法的責任の所在が不透明になるという指摘があり、防衛省が『緊急避難的な措置』ということで法的問題をクリアさせ、時の内閣もそれを容認したため、その書類を受け取るためであると、ゴールドシップは飛行の目的を明かした。

 

「警察が?」

 

「派閥抗争って奴だ。この世界だと、学園都市の平定の失敗、ロシアとの戦争で得た新領の治安維持任務が与えられなかったり、ヒーローやヒロインの戦闘行為の違法性の棄却の議論が泥沼化してる間に自衛隊が主導して体制づくりをしたから、警察に私怨みてぇに睨まれてんだと、あいつ」

 

警察官である、しずかの従兄弟が後々で表彰されたりした理由は、この警察上層部の黒江とその同志達への私怨で、ススキヶ原の警察が有名無実化している事を世間に隠すためでもあった。実際、ススキヶ原の警察は学園都市の体制が崩壊した2010年代には『警視庁の厄介払い』、『ゴミ箱』と揶揄されるような有様で、しずかの従兄弟のように、善良で仕事熱心な警察官は極めて稀であった。そのため、街の治安維持に関心を持たなくなった警察よりも、志があり、有志で治安維持を行うヒーローやヒロインのほうが信頼される状況であった。ゴールドシップも呆れ気味に話すが、ノビスケ誘拐事件と襲撃事件の際にも、現地警察は何ら動かなかった。それがとうとう総理大臣の逆鱗に触れ、現地警察の幹部らを大量に罷免するという事態に至った。2021年。時の内閣はプリキュア達やヒーローユニオンにススキヶ原の治安維持業務の代行を正式に委託。現地の警察署は人員の入れ替えなどで一時閉鎖(その間の業務は隣町の警察署が代行)扱いになった。

 

「で、この街の警察署は業務停止と一時閉鎖。隣町の警察署が業務を代行する事になったけど、追っつかないから、あたしたちにも業務の委託が依頼された」

 

「バクシンオーが聞いたら、大喜びしそーだね」

 

「あいつはなんといおうか……変なほうこーに思い切りがいい奴だからな。あたしたちの身体能力なら、並大抵のチンピラやゴロツキは敵じゃないだろ?グラスワンダーの奴を連れてくれば良かったかな…。最近、あいつ、スペがドリームシリーズへ行ったショックで燃え尽き症候群だからよ」

 

「そいや、バカ食いするようになったって、エルコンドルパサーが言ってたっけ」

 

「あいつさ、薙刀持ってるし、素手でも強いから、連れてきた方が良かったかもしれねーな。ここんとこは腑抜けてるし」

 

グラスワンダーはスペシャルウィークが移籍した後は、目に見えて成績が低下するわ、バカ食いするようになり、自己管理ができなくなるなどのショックを受け、もはや落ち目にであった。処置を受けたテイオーに『敵ではない』と断じられたのもわかるほどだ。ゴールドシップが『つれてきたほうが良かったかも』というほどに腑抜けてているのも事実だ。

 

「あの子、薙刀をどこで習ったのさ?」

 

「それはわからねー。アメリカは物騒だしなぁ、どこの世界でも」

 

三人は巡航速度でゲッタードラゴンを飛ばしたため、10分とかからずに厚木基地へついた。機体のカラーリングも残党への示威目的で、オリジナル機と同様のカラーリングに変更されていたため、視覚効果は充分であった。

 

 

 

――厚木基地――

 

米軍の艦載機部隊が出払い、海自主体の運用となった厚木基地だが、扶桑空軍も使用している。元・海軍航空隊系の部隊の訓練などで使用するからである。その関係で書類の交付の地に選ばれた。ゲッターロボと言っても、二代目のゲッタードラゴンは完全なる戦闘ロボであるためと、真ゲッターロボ以降のゲッターよりオールド層には『最強のゲッターロボ』としての知名度が圧倒的にあるため、形式的な書類の交付ではあるが、大仰に行う必要があった。ゲッタードラゴンは未来を考えれば、真ゲッターロボさえ可愛く見えるバケモノになるので、ある意味では間違ってはいないが…。

 

「厚木基地かぁ。自衛隊が今は主体なんでしょ?」

 

「今は海自が主体だから、常駐の戦闘機部隊はいなくなったけどな。米軍用の格納庫は残ってるが」

 

ゲットマシンはネオゲッターロボのもの以外は本式のランディング・ギアを持たない作りであるため、ロボ形態での着地が望ましい。そのため、テイオーはゲッタードラゴン形態で着地させ、三人はロボから直接降りる形になった。

 

「お待ちしておりました。こちらへどうぞ」

 

海自の担当者らしき幹部自衛官が迎えに赴いていた。そして、基地のある一室には黒江と航空幕僚長、海上幕僚長、更に警察庁長官らしき人物が控えていた。

 

(うわぁ、自衛隊や官僚のおえらいさん達がズラリ。勝負服着てくべきだったかなぁ)

 

(アホ、こういう時は制服のほうがいいに決まってんだろ。見ろ、飾緒つけた自衛隊のお偉方やら、警察の関係者らしいおえらいさんがいるだろ)

 

テイオーを諌めるゴールドシップ。ルーデルの記憶を持ったせいか、以前よりTPOは弁えているらしき様子を見せた)

 

(あんたらは二冠達成組だからいいけど、あたしは皐月賞しか勝ってないから、場違い感が……)

 

(G1の勝ちの経験がある分、凡百のウマ娘よりはよほどすげえだろ、ビクつくな。お前の普段の態度はどーした?)

 

(こ、こーゆう場じゃ別だって!!)

 

ナリタタイシンは口では勝気だが、皐月賞しかG1は勝てていないため、テイオーやゴールドシップに比べ、実績に劣ることは強く意識しており、普段が嘘のようにオドオドしていた。とはいえ、一時は平成三強(オグリキャップ、イナリワン、スーパークリーク)の後継者の一人であると騒がれ、それを誇りとしていた時期もあるので、誇りがないわけではない。とはいえ、その経歴は竜馬やベンケイに比べて『派手さ』には欠けるが、頭脳明晰である神隼人に通ずる物がある。タイシンはとりあえず、表情はそれらしく取り繕うのであった。

 

「――以下の三人に防衛行為の違法性の棄却を認める……――」

 

 

 

――警察庁長官が三人に書類を渡す。こうして、三人は警察庁長官から正式に『治安維持業務における戦闘行為の違法性の棄却を認める』という内閣と関係当局の証印が押された書類を受け取る。(彼女らは法的には『民間人』であるため、このような『儀式』が必要であった。警察組織では『ジオン残党軍』には無力そのものであり、自衛隊も戦えば、そこそこの損害は確実であるため、日本の主流派は『戦える力がある者たちに初期対応を丸投げしておこう』という結論に至り、Gフォースの責任者である黒江を敵視していた警察庁や警視庁内部にあった『派閥』を潰すという選択肢を取った。ジオン残党は宇宙時代の軍隊であるため、その先進装備で『日本のどこであろうと、容易に襲撃できる』。その脅威を『ススキヶ原襲撃事件』で肌身に感じた政府と治安関係当局は『出動に議決のハードルがある自衛隊』に代わり、正式に『Gフォースとその協力者』にススキヶ原の治安維持業務及び、有事の際の初期対応を委託する選択肢を選んだ。明らかに日本国内向けでしかない『違法性の棄却』を明記した書類を交付したのは、ルールの明記を好む戦後日本人の気質と、野党による追求を躱すための大義名分を与えるためである――

 

 

 

 

 

 

――その出来事はマルゼンスキーがツーリングに赴いたその日のことであったため、その日はニュースとして報じられなかったが、後日、ゲッタードラゴンが東京から神奈川までを飛ぶところは多くの群衆が目撃していた事、機体カラーリングがオリジナルのヒロイックなカラーリングであったためもあり、『ゲッターロボG、東京と神奈川を飛ぶ!!』と大々的に報じられることになる。体型はOVAの量産機寄りであるものの、カラーリングや胸のモールド処理などの細かな形状が『ゲッターロボG』としてのそれに準ずる事から、単純な『ゲッタードラゴン』としてではなく、かつてのヒーローロボ『ゲッターロボG』として報じられた。オールド層にはその方がわかりやすいからだ。その操縦者については防衛省が明かさなかったが、『ゲッターロボGの起こす加速Gに耐えられるからには、相当にマッチョでゴツイ奴が乗ってるに違いない』と勝手な憶測がされている(ゲッターロボの加速GはMSなどの比ではない。量産機のD2であろうと、並半端な訓練度の軍人では『強化服無しでは、Gに潰される』ほど)が、実際は可憐な少女たちが強化服無しで操縦していたりする。ウマ娘の外見はヒトに馬耳としっぽを生やしたものだが、基本的な身体能力はホモ・サピエンス(現生人類)の比ではなく、個人差があるにしろ、耐毒性も基本的にヒトの数倍(オグリキャップはその中でも『突然変異』的に頑丈であるという)を誇るという。また、ヒトが鍛錬と高度な道具を用いて、ようやく到達出来た『時速45km』という壁を容易に突破できる。たとえ、子供のウマ娘でも『時速50km』はキープでき、高度な訓練を受けた一流アスリート相当のウマ娘は瞬間的には最大で『時速85km』に達するという。それを実現可能な筋肉量・骨格強度・内蔵の強さを備えているため、初代ゲッターロボの10倍のパワーとトルクを誇る『ゲッターロボG』の起こす加重に強化服無しで耐えられるのだ――

 

 

 

 

 

 

――三人はこの後、自衛隊や在日米軍の高官らの前で、三形態へのゲッターチェンジのデモンストレーション、ゲットマシンでの『タッチ・アンド・ゴー』訓練を厚木基地の管制下で行い、当局者を関心させた。また、普段は『競馬』相当の競技(ヒトの陸上競技と同様である)で名を馳せている一流のアスリートであること、シミュレーターでの訓練を数度受けただけで、実機での合体を成功させるなど、アスリートとして鍛えられていたとはいえ、飲み込みが相当に早い事が防衛当局の高官らを驚嘆させた。初代ゲッターよりパワーが桁違いなゲッターロボGを強化服無しで制御できるという事もそうだが、仮にも完全な戦闘用として造られ、オリジナルよりチューンアップされた個体を『正規のゲッターチーム』並の速度でゲッターチェンジさせられるということは、ジオン残党(当座の敵)のみならず、この時代の仮想敵国への抑止力として、大きな意義があった。日本連邦が統合戦争前の時代の『第一の繁栄期』を勝ち取った真の理由は『異世界や未来勢力との公式・非公式を問わずの接触』で、戦後の日本国にあった『日和見主義』や『有事に関しての研究に課せられた暗黙のタブー』が綺麗サッパリ吹き飛んだためである。『何故、統合戦争最終盤で米国が日本と袂を分かち、敗北した戦後は戦前と逆の立場となる事になったか?』という謎が統合戦争後の時代に残される事になるが、逆に言えば、2021年時点でのアメリカ合衆国は旧西側諸国の盟主としての威厳と、冷戦期にソビエト連邦と渡り合ってきた時に得た『したたかさ』を失っていなかったということの証明であった。扶桑に軍備のライセンスをド派手に与え、NATO軍の一員として、カールスラントの平定に貢献し、カールスラント皇室と政権に恩を売るなど、ウィッチ世界に確かな地盤と『市場』を得ていた。そして、日本連邦との友情の証明であり、同国の活躍を整えるコーディネ―タ―として、日本連邦が活躍する華々しい舞台を整えた立役者でもあった。統合戦争後の世界情勢を最終的に変えた、『統合戦争の最終盤における愚行』を知る人間はこう嘆く。『我々は統合戦争最終盤で選ぶべき首班を間違い、その大統領のミスリードが北米地域の衰退を招いたのだ……』と――

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