ドラえもん対スーパーロボット軍団 出張版   作:909GT

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※宇宙戦艦ヤマト旧シリーズの単語が出てくるのでご注意ください。

※一部のプリキュアについては声優ネタが入りますので、ご注意ください


第五話「訓練と未来」

――ウィッチ世界にとっての国家総力戦はティターンズとの大戦が初めてであった。扶桑は日本の意向もあり、現有する戦力の大半を欧州につぎ込んだ。敵はノルマンディー上陸作戦の総兵力の二倍相当の兵力を持つ事が通告されたため、扶桑は温存していた兵力を含めた全兵力を欧州戦線に集中させざるを得なくなった。その過程で日本が自分達基準で機械化を進めたため、装甲戦闘車両不足に陥った。ウィッチ兵科が重視されていて、全体的更新が遅れていたのもあり、欧州戦線の部隊は他国軍から装備を現地で購入する惨状に陥った。これに業を煮やした扶桑軍需産業は日本防衛省制服組と結託し、74式戦車のライセンス生産を急ぎつつ、現地でセンチュリオンとコンカラーの自国購入分の機関換装を進めていく。海上・航空戦力の強化と近代化が優先され、装甲戦闘車両は二の次にされがちである日本連邦はある意味、陸軍の政治的立場が弱いことを露呈した――

 

 

 

 

――日本側は『質』で『量』を補おうとしていたが、大戦型の国家総力戦の前には多少の質の差は問題にならなかった。これに狼狽えた防衛省背広組は『予算食い』と見なしたウィッチ兵科の削減と『発展的解消』に着手する。ウィッチ戦友会はたった数年のボイコットで『兵科解消』が現実になりかける事に恐怖するが、太平洋戦線開戦数ヶ月前には、採用方法が戦友会に頼らない方向に切り替わったため、ウィッチ戦友会は存在意義が退役後の福利厚生等の維持と親睦会だけとなっていくのである。日本側は歴代プリキュアを含めたGウィッチと戸籍上で成人したRウィッチで固めようとしていたが、流石に新規を入れないことには、軍組織としては健全ではないために新規志願方法を自分らで思案していき、次第に戦友会に頼らなくなっていく。戦友会はウィッチ発掘の意味での存在意義が失われた事で、次第に親睦会と退役後の福利厚生等を支援する組織へと変容していく。そのきっかけが彼女達が『突然変異』と見なしたウィッチであったのは運命の皮肉であった――

 

 

 

 

 

 

――45年八月現在、広義の意味でのGウィッチの定義は『現世で高レベルの魔力を有し、なおかつ、前世、もしくはそれ以前に英雄、それに近い事を成した経歴を持つ者』に定まってきた。プリキュアの過去生を持ち、なおかつ現世において、ウィッチとしての立場を有する者は多い。ちなみに各々の国籍は日米仏の三カ国である。(多くが扶桑皇国籍を持つが、数人は外国籍である)ほぼ全員が統合後の501に籍を置く撃墜王な事も、Gウィッチの立場が強まった理由である。軍隊階級ではキュアマカロン/琴爪ゆかりが最も高いが、代での序列ではキュアドリーム/夢原のぞみが最も高い。本来、プリキュアに序列はあまり存在しないが、軍隊に籍を置いたための便宜上の序列は必要なため、ピンクチームではのぞみが首席、次席がラブ、三席が響という具合に個々の戦闘能力が高めかつ、現役時代に切り込み役であった者が高い席次となった。また、作戦責任は大佐であるキュアマカロン、少佐であるキュアビートとキュアマーメイドが担うことになったため、ピンクチームは前線での戦闘要員の役目を担う事が正式に決められた。その兼ね合い上、どうしても現役時代以上の戦闘力が必要とされた。ましてや『プリキュア』へ求められるステレオタイプがなぎさとほのかの時代のそれのままである以上、比較的に個人での戦闘能力に長ける者を鍛えるしか選択肢がないのも事実であった。――

 

 

 

 

 

 

 

 

――ここで、64Fでの日常と化した光景を見てみよう。Gウィッチの中でも筆頭格の者たちが監督役となり、訓練を課している。剣を元から個人で扱った経験のあるプリキュアは剣技が得意な者達に指南されており、竹刀とは言え、本気で打ち込まれるために悶絶する者も出る。坂本は教官志望に転じたために特に厳しく、手加減無用であった――

 

 

「ゲ、ゲホ……!」

 

変身しているために坂本の全力の胴でも骨折には至らないが、衝撃はモロに響くためにかなり痛い。あまりの痛さで、その場に倒れ込んで悶絶するキュアラブリー。

 

「先輩、ちっとは手加減してくださいよ!ラブリーが悶絶しちゃったじゃないですか!」

 

「馬鹿者!手加減したら、訓練にならんだろう。こういうことは実戦に近い空気で覚えたほうが本人のためになる」

 

「うぅ。流石はリバウの鬼軍曹で鳴らしただけはある~」

 

「下原もこれを乗り越えて、撃墜王と言われておるのだ。お前らも現世でウィッチなら、気概を持たんか」

 

「精神論的なの言うと、睨まれますよ」

 

「多少の精神論はやむを得ん。表立っては言わんが、一般社会では罵詈雑言に一定の耐性を持ってないと、仕事は務まらんからな!」

 

坂本の打ち込みに対応するドリーム。現役時代に剣戟経験があり、なおかつ、錦の技能を受け継いだために坂本とまともに打ち合える。

 

「そりゃそうですけど、先輩、鬼軍曹で通ってますよ、私の同期の間で」

 

「軍隊は生易しいところではないんだよ、のぞみ。愛と青春の旅だちは見たか?軍隊とは本来、ああいうものだ」

 

「先輩、例えがちょっと古いですって」

 

「日本人は何かと軍隊へのマイナスイメージを持ち出すが、命を預け合う仲間なんてモノは普通の生活ではできない。復員すると、孤独感を感じるものだ」

 

坂本は元は現役にこだわっていたためと、軍人としての生き方しか知らないために『復員』や退役後の平穏な生活を望まない。坂本はその点でも『扶桑最後の武人』であった。

 

「私は事変のせいで、小学校もまともに卒業しておらんからな。黒江達と違い、引退後のつぶしも効かん。だから、基本世界で宮藤を巻き込んでしまうようでな。負い目がないわけではない」

 

「ああ…、芳佳のアレですか」

 

「そうだ。私が表向きは引退するのは、前史での失敗から学んでのことだ。直に娘も産まれる事が分かっているからには、身を固めんとな」

 

「式は三人一緒ですかね」

 

「合同になるだろうな。式の度にお偉方を呼び出すわけにもいかんだろ」

 

坂本も身を固める決意なので、47年は三人の挙式が予定に組み込まれる事となった。これは著名な軍人の挙式には高官が出席する兼ね合いであろう。竹刀を打ち合いつつ、会話が出来るのは、二人がほぼ同等の実力だからである。

 

「ふむ…、中島の技能を受け継いだだけの事はあるな」

 

「わたし個人も、歴代で数少ない剣戟経験者ですから。それと、映画のラスボスと剣で戦ったの、わたしくらいなもんですって」

 

のぞみは現役時代にラスボス級の敵と剣で戦った経験があるが、本人はその類のピンクチームでの先駆者として、個人的に誇りに思っていた事を滲ませた。その点でも、昭和以前の名残が色濃い平成初期生まれの世代として、代の離れた後輩達とのジェネレーションギャップと言えた。

 

「驚いたな。プリキュアというのは、敵と和解をしたがるもんだと思ったが」

 

「2010年代も後半に入る頃からですよ、それは。わたしの頃はまだ初代のコンセプトが色濃く残ってますよ」

 

のぞみはなぎさとほのかの思いを直接受け継いだ世代のプリキュアであるため、代が離れすぎている、2010年代後半以降の世代(先輩との共闘が少なくなってからの世代)とは必ずしも折り合いがいいとは言えなかった時代があったか、多少の自嘲も含まれている一言だった。

 

「私のように、老害と言われるぞ?」

 

「裏で言われてたと思いますね、2020年代以降の子たちからは。世代が違いますからね」

 

生年月日で言えば、のぞみは1990年代前期世代、はるか(キュアフローラ)以降の代のプリキュア達は2000年代以降の生まれにあたるため、ジェネレーションギャップがある。のぞみは出身世界で現役時から、かなり時間が経っても、現役のプリキュアであり続けたため、ジェネレーションギャップと向き合った時期が長い。それを踏まえた発言であった。

 

「平成以降の世代は一歳の差でも、年上に敬意を払うのを知らんと言うが…」

 

「部活で先輩後輩関係を叩き込まれるわけでも無くなりましたからね。その点は仮面ライダーのほうがまだマシですね。気が楽ですし」

 

『先輩後輩関係』はプリキュアにおいては比較的に希薄とされる。代の古いプリキュア達は代の離れた後輩に侮られる事も多く、ドリームは前世での長い現役時代の間にそのような事が多々あったらしく、仮面ライダーのように、明確に縦社会であるヒーローコミュニティは気が楽であると明言する。大人になってからの出来事に起因する何かがあると思わせる事を告げた

 

「お前、なにかあったな?」

 

「教師になったのは後悔しないけど、辛いことも多かったですから。娘の一人にはグレられましたし」

 

「私も上が毎年、自動的にいなくなる社会に生きてると、ある種の特殊性に気がついてくる。その通例から漏れた場合、良くて物好き、悪くて、ただのウォーモンガーに見られるからな。黒江達は後者だろうな。『前』のミーナはそんな目で見ていたのだろう、あいつらを」

 

ミーナは当初、黒江達を単なる『過去の実績を振りかざすウォーモンガーな監視役のエクスウィッチ』と思い、冷遇した。だが、ウィッチの歴史を変え、時代を動かしたほどの英雄であった事、その神通力が自分の常識を超えるものかつ、未だ健在である事が示されると、ミーナは反射的に自己保身を図った。後ろめたい気持ちがある者にありがちな行動だ。二度の査問で正式に裁きが下り、彼女は大尉へ降格したが、職責の都合上、勤務階級は中佐扱いのままであるため、実質は書類上の正式な階級が下がっただけである。ウィッチ世界は長らく戦時なので、こういった人事は当たり前である。また、ミーナは戦場では有能な人材なので、才能を一度の失敗で失うのは惜しいという擁護が上層部から出たために、書類上での降格で処分を済ませたのだろう。

 

「先輩達は黄金聖闘士ですよ?スーパー状態のあたしたちと素でタメを張れるんですから、戦闘力はあたしらの通常形態を有に超えます。それでよく…」

 

「仕方あるまい。お前らの覚醒や来訪と、アイツの覚醒が重なったのだから、こちらとしても見守るしかなくてな」

 

打ち合いは総じて互角だが、ドリームは『主役の特権』か、次第に坂本の意表を突き始める。

 

「メタ的なことだが、お前、こちらの打ち込みに対応してきたな?」

 

「一応、番組の主役を二年間してきてるんですよ?歴代でも、あたしとなぎささんしかいないんですからねっ」

 

二人共、剣道の心得があるので、段々と対等な試合のようになっていく。のぞみはメタ的な意味で、自分が二年間を現役のプリキュアの筆頭として戦い抜いたことは誇りにしているらしい。悶絶中のラブリーのほうが剣戟の回数が多いが、素体の関係で今はのぞみのほうが剣戟の腕は上だ。

 

「そうか。だが、私にも昔とった杵柄だが、『クロウズ』と謳われた誇りはある。馬鹿みたいに強い連中ほどではないが、若い頃は徹子に勝った事あるんだからな」

 

若本徹子は今や、『坂本世代で最強だが、レイブンズほどの強さではない』とされる。(当人としては、追い抜いたと思ったら、向こうが壁を軽々と超えていきやがったとの事)坂本は若本と打ち合えるレベルなので、当代最強レベルではある。問題は黒江達が転生を繰り返して、神を守護する闘士らしい人外の強さを手に入れていたというチートを地で行っていたことだ。

 

「そう言えば、一時は若本先輩が最強って…」

 

「そうだ。だが、あいつらが返り咲いた事で逆転したがな」

 

「あっ!」

 

「…ふう。引退宣言はしたが、剣術で若いもんにはまだまだ負けんよ」

 

坂本は一瞬の隙を突き、小手で決着をつけた。経験値の差がここはモノをいった。

 

「お前が変身してるから、防具は無しでやったが、思ったよりは楽しめたぞ。だが、その子は大丈夫か?」

 

「先輩、加減しなかったでしょ?まだノビてますよ、ラブリー」

 

キュアラブリーは目をぐるぐる回して、まだノビている。坂本は当て方は加減したが、力加減は加減しなかったらしい。

 

「当て方は加減したんだがなぁ」

 

「ラブリーは我流なんですから、先輩みたいな玄人にいきなりは対応できませんって」

 

「それはすまないことをした。起きたら伝えておいてくれ。醇子がこの場にいなくて良かったよ」

 

「先輩、みなみちゃんには頭上がんないんですね」

 

「昔は、徹子に私の金魚のフンと言われていたんだがなぁ、あいつ。いつの間にか、私に指図するようになってしまった」

 

「定子も言ってたっけ、リバウ時代の事」

 

「それが今では、プリキュアだものなぁ。どこでどうなるかわからんよな」

 

苦笑いの坂本。竹井にモノを教えていたはずが、いつしか関係が変化し、坂本のほうが頭が上がらなくなってしまった。坂本は竹井より兵学校の入学年度が一年ほど遅かったのも要因に挙げられる。なお、錦はシャーリーや下原と同期であったため、その立ち位置を継いだのぞみはウィッチとしては、この時代には古参に入りたてに分類される年齢層になる。

 

「みなみちゃん、怒ると怖いですからねぇ」

 

「ほら、前に空母で宮藤の薬が嫌で逃げた事知ってるだろ?あの後、めちゃくちゃ怒られた。」

 

「だろうなぁ。芳佳が苦笑いしましたよ、あれ」

 

「我ながら、恥ずかしい…。しかしだ、めっちゃアレだったんだからな!」

 

「気持ちはわかります…。子供の頃~…」

 

キュアラブリーは坂本の一撃でノビてしまったが、坂本はキュアマーメイドがこの場にいなくて良かったと、本音をこぼす。海藤みなみ/キュアマーメイドは同じクロウズの竹井醇子が素体であるからだが、竹井には頭が上がらないため、その関係は竹井がプリキュア化しても変化はない。ただし、のぞみは錦と違い、プリキュアとしては自分が先輩なので、仕事以外では現役時代同様の呼び方を通している。それはみなみも許している。

 

「そうだろう。その子は私が運んどこう。詫びの文も置いときたいしな。お前は射撃訓練にいけ」

 

坂本が加減を間違い、プリキュアがのびるほどの一撃を加えてしまうミスも出すが、Gウィッチとて、『偶然に強力な力(死を乗り越えた事による特典も含め)を得た人間である』ので、こういったヒューマンミスも起こるのである。この日の射撃訓練は臨時でのび太が担当していた。エディータ・ロスマンがスケバン化(紫電改のマキの世界にいた影響で、本人もそのほうが気楽だとの事)し、日本からのクレームの影響で以前のような教育熱心な態度は取らなくなったことから、訓練カリキュラムの見直しがなされ、のび太が射撃の基礎訓練の講師を買って出たのである。

 

 

 

 

――二時間後の基地内の射撃訓練場――

 

「縁日の射的みたいに思えばいい。持ってれば、咄嗟の自衛手段にもなるし、誰もが芳佳ちゃんやエーリカちゃんたちのように剣の達人じゃないからね」

 

のび太はリボルバーとオートマチックの双方で訓練を課している。その場にあるのが、オートマチックとは限らないからだとの持論である。無論、のび太に匹敵するクイックドロウはデューク東郷にしか出来ないため、杞憂とも取れるが、のび太は『実戦だと、咄嗟に体が動いてくれるレベルにならないとね』と語っている。最近の誹謗中傷等についての見解はこうだ。のび太曰く、『僕はばーちゃんから、ヒーローにならなくていいって言われたもんだが、お袋は僕に受験戦争を生き抜く力を求めた。要は『備えあれば憂いなし』を教えたかったようだけどね』との事。

 

「のび太、ガキどもの腕前はどうだ?」

 

「悪くはないよ。地上でも見越し射撃が出来るレベルにしたいね。ギラーミンの時は僕の反射神経が奴に勝ったが、気が遠くなったから、その教訓さ」

 

のび太はプリキュア達の平均技能は既にエースである者を除いても、『悪くはない』レベルには達していると黒江に言う。

 

「何回か空戦させればいいか?」

 

「一回の実戦は十回の訓練に匹敵するからね、三回もさせれば、コツは覚えてくれるよ」

 

「命中率の平均は?」

 

「リボルバーで、シリンダーの弾の三発は何処かかしらに当たってる計算だから、ドラえもんと似たりよったりってところだね」

 

「あいつ、一応、五十パーは当てるからな」

 

「ガキの頃のドリーマーズランドの西部の星じゃ、僕が一人でやったようなもんだったけどね」

 

「ネズミがダメだしな」

 

「ジャイアンが仮免の忍術書持ってたのが幸いだったしね、あの冒険」

 

「そう言えば、99年の時の冒険で出会った、あの移民船団はどうしたんだろうな」

 

「銀河の何処かに移民できたと祈るしかないね。途中ではぐれゼントラーディにやられる可能性もあるし、23世紀は銀河大戦の真っ只中だしね」

 

黒江はその冒険に自分から参加したために知っているが、銀河漂流船団母船・ガイアがその後にどうなったかは定かではないとのび太も言う。奇しくも、彼らの願いと裏腹に、22世紀終盤以降は宇宙怪獣との決戦、ボラー連邦とガルマン・ガミラスの宇宙大戦級の星間戦争が銀河系を席巻しており、地球も星間戦争的意味での戦乱期が大航海時代と同期して起こっており、太陽系は戦乱にあふれている。彼らが移民星を見つけられたのかは定かではない。

 

「それに、銀河中心はブラックホール爆弾でぶっ飛ばしているからなぁ。それを免れても、銀河大戦だし」

 

「だよなぁ。出来れば、どこかに行けていればいいが」

 

「ボラー連邦に見つかってないの祈ろう」

 

23世紀の地球の仮想敵国となったボラー連邦という大国。ガトランティス滅亡後に台頭した星間国家であり、23世紀以後の仮想敵国の一つとなる。

 

「ボラー連邦か。やつら、変にロシアじみてるんだよな」

 

「首都星が寒冷なんだろうね。それで風土がロシアっぽくなったんだろう」

 

「凄くいい加減だぞ」

 

「宇宙でドイツとロシアが戦争するようなもんだよ、銀河大戦は」

 

「それっぽいからなぁ」

 

「僕たちはいずれ、銀河大戦の片棒を担ぐ。ガルマン・ガミラス側で。それまでの時間は長くはないから、鍛えとくしかないよ」

 

後に、銀河系に分布する星間国家の列強であり、地球に与する側となるガルマン・ガミラスをアメリカ、ボラー連邦をソ連、地球連邦政府と銀河連邦を日本に例えるのが、23世紀の銀河大戦の構図であるが、実はゼニー合衆国という国家が第三極として当初は存在しているのだが、バード星と国交を結んだために地球連邦政府の強大化が起こり、更に銀河大戦が激しくなり、存在が埋没してしまい、ガルマン・ガミラスの属領となってしまったため、地球にその名が知られたのは、ガルマン・ガミラスとの国交成立後であったという。のび太はヤマトの何度目かの航海に自分らが加わる事を示唆する。黒江も頷く。自分達は銀河大戦にガルマン・ガミラス陣営の同盟国として加わる事になることは既定路線だったからだ…。

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