――海援隊。魔女の世界では、暗殺を免れた坂本龍馬が組織を第二海軍と言える規模にまで成長させ、昭和期には、その孫娘が指揮を取っていた。日本連邦化後、その存在は海保の長官に問題視され、日本政府も『民間にしては大規模過ぎる』としたが、海援隊が坂本龍馬の遺産であることがわかると、組織の取り潰しは不可能に陥った。困った日本政府は『扶桑で実働状態にあった戦艦三笠(初代)を譲り受ける』という条件で折り合いをつけた――
――扶桑で実働状態にあった戦艦三笠(初代)は既にオリジナルの部品の多くが取り外されていた(度重なる改装のため)が、それそのものは保管されており、日本に寄贈され、日本での記念艦三笠の修繕に一部が使用されたという。海援隊は落としどころとして、実働部門は連合艦隊の『海上護衛総隊』に組み込まれ、情報部は日本連邦組織の情報部と合併した。問題を起こした海保長官は罷免されたが、その後も海保は対抗意識からか、何かと揉め事を起こした。創設時からして『日の丸の下では喜んで死ぬが、海軍旗の下では死にたくない』であったからだが、既に海保の第一世代の孫や曾孫の時代になっていたため、極一部の人間にのみ残っていた意識であったが、よりによって、その被害意識の強い人間が中枢についていた故の悲劇であった――
――この騒動で日本連邦組織内で立場を失った海保は(2010年代の学園都市とロシアの戦争で多くの実働艦を喪失していた事もあり)細々としか活動できず、実際の警備活動を扶桑海軍艦隊が代行するまでに落ちぶれていた。とはいえ、元々、扶桑の広大な領海をカバーできるほどの艦艇も人数もなかったので、現場は『扶桑の領海警備までやらされたら、過労死する』と嫌がっており、渡りに船であった。日本としても、海洋資源を勝手に取りに来る中国に釘を刺せる(大和型が睨みを効かせるだけで、向こうが勝手にびびるのである)ので、扶桑艦隊はおいしい存在であった。日本は扶桑海軍の艦艇の近代化を打診したが、既に別口(地球連邦軍のルートで)進行中であるので、戦後第一~第二世代の護衛艦の設計図の開示を要請された。日本政府は『海軍の近代化に我が国の造船産業を一枚噛ませる事』を条件に応じ、こうして、扶桑は駆逐艦の近代化の端緒につくことになり、扶桑の各造船所の増強と近代化に日本企業が関わる事になる。こうした政治取引の結果、海援隊組織は公営化されたが、坂本・才谷一族の手に指揮権は残されることとなり、引き続き運用は彼らの手で行われた。ただし、装備は近代化が必須であったので、艦艇の入れ替えが大規模に進み、戦艦近江が旗艦となる形で再建されていくのである。既に坂本・才谷家も、明治の元老であった龍馬から二代後の子孫が当主になる時代であったため、公営化に抵抗はなかったという。扶桑は余剰装備を日本に売却し、新しい装備を作る資金に充て、日本はその事業に関わることで、各業界に仕事を与える。その図式が太平洋戦争で確立されるのである――
――プリキュア達は複数の世界線からの転生、あるいは転移者であった。同じチームでも、お互いに異なる世界線の出身であるのもザラであった。そのすり合わせも、黒江達の仕事であった。のぞみとりんでさえ、異なる世界線の存在であったからだ。それを承知の上で、のぞみはりんに甘え、りんも(記憶喪失からの回復後は尚更)保護者に近い心境にあった――
「で、そっちのほうはどうなんです?」
「アンドロメダ級を譲り受ける事になった。たぶん、今度の作戦までには受領すると思う」
「あれですか?資料は見ましたけど、悲劇的ですね。第一、神話のアンドロメダの事を知ってれば、船につけます?」
「命名に関わった士官はガトランティス戦役で死んじまったそうだから、そこらへんはわからんそうだ。ただ、姉妹艦が女神の名前を持ってる事を考えれば、語感の良さでつけたんじゃね?うちの昭和帝陛下も、大和と信濃、飛騨を提示されて、大和を選んだそうだし」
「語感ねぇ…。でも、ファン多そうですね」
「着水の時に面倒な形になってるから、用兵側は難儀したそうだがな。地球連邦軍の外洋用艦隊の基本はあの世代で確立されたようなもんだ」
ガトランティス戦役後、残存した波動エンジン艦は外洋航海用設備が増強され、ヤマトに準じた設備が備えられるようになった。芹沢虎徹軍令部次長は『戦闘艦に過度の居住性は不要である』と喚き散らしたが、彼はガトランティス戦役で楽観論を広めた事を咎められており、彼の提言は『狂っている』と受け取られた。彼は結局、次長職にありながら『戦艦薩摩』の艦長を勤めるという実質的な左遷をされ、つつがなく居住設備の増強は行われた。これは艦の基礎戦闘力の増強は最初から改良した新造艦を造ったほうが早いからだった。アンドロメダも生き残った個体は居住性の向上と波動エンジンの推力増強などの改装を受け、より世代の進んだ艦までの繋ぎで運用された。軍事兵器は戦時では世代交代が早いのだ。
「戦艦はまだいいほうだ。戦車隊のほうが肩身が狭いぞ。なにせ、うちの国(扶桑皇国)が戦車開発を本格化させたのは44年だ。で、短期間でアメリカのM4くらいのはできたが、別世界でナチの重戦車と戦ったり、日本の戦後型を見ちゃったんで、開発の連中は泡吹いたそうだ。で、人命軽視だの言われたんで、あいつら、仕事をほっぽり出すようになった。で、俺が陸自にいる防大同期の奴に頼んで、大量に技官を送り込ませたわけだ。三菱もエンジニアを送り込んだそうだ。それでほっぽり出してた連中は肩身が狭いそうだ。自業自得だが」
「えーと、日本の戦中型って、なんか…こう、ブリキのおもちゃみたいな」
「言ってやるな。連中からすればだな、戦車が短期間に『大口径砲を積んだ重装甲、600馬力以上のエンジンで快速』なんてのがトレンドになるのが信じられんそうだ。うちの世界じゃ、戦車に高性能を求めてた国は少ないからな。これから、戦後型が続々と登場するだろうが、そんなに多くは出んだろう」
その予測は当たり、陸軍装備に金をかける国は大きく減り、ロマーニャも独自開発を諦め、自由リベリオンからの購入で済ませるようになるので、独自の兵器の生産国は『大国であった国々』でも減っていくのである。日本連邦のように、兵器開発が活発な国は珍しいのだ。
「で、コンバットアーマーとかMSとかに飛びついたんだよ、うちは。政治的に通常兵器の規制が入れられそうだからって。日本の政治屋は平時の経費を前提にしてるから」
日本は扶桑が超兵器の整備に熱を上げ始めたことに焦り、矢継ぎ早に戦闘車両のライセンスを発行した。扶桑が同盟を理由に、チーフテン戦車の購入を明言したからである。これに焦った日本は『より高性能』を謳い文句に、74式戦車の生産を全面的に認めたが、扶桑の戦車兵は『重装甲そう』ということでブリタニア製の戦車を好み、それにムキになった防衛省は『10式戦車のライセンスを認める』とした。財務省はそれを良しとしなかったが、軍需産業の維持のためという目的があるため、財務省を総理大臣が屈伏させたのだ。だが、財務省は諦めなかった。今度は『日本連邦全体の軍縮』を大義名分にしだしたのである。これも扶桑の戦線での苦戦の理由であった。軽戦車と騎兵の二つを代替する武器がコンバットアーマーな点は、たっぷりの皮肉であった――
――コンバットアーマーは元々、ガイアが位置する『太陽の裏側のラグランジュポイント』特有の『Xネブラ』というガス星雲への対策で生み出された兵器だが、ガイアでの芹沢虎徹参謀長は戦闘機と戦車以外の機動兵器を軽視し、パテントの一切を(メーカーの反対も無視して)アースの野比財団に売っぱらった。それをいいことに、アースの地球連邦軍は『デストロイドより安価な兵器』として採用。のび太がダイアナザーデイで用いた兵器の一つ『ダグラム』はその最初の成果であった――
「で、のび太から、ダグラムを預かってるわけだが、敵もコンバットアーマーを生産しだすだろうから、使い時があるかも知れん」
「あの変な顔の?」
「MSより無骨だから、ハードなリアルロボ好きには受けるらしいぞ。戦闘ヘリコプターに手足があるようなもんだからな」
「敵味方で同じの使うってあるんですか?」
「戦争の常道だ。戦闘機を見てみても、戦争してる別々の国が、ある大国の払い下げを使ってた例が昔からあるんだ。コンバットアーマーで同じことが起こっても不思議じゃない」
地球連邦軍もザクを大規模にそのまま使っていた例もあるので、ティターンズも『高価なMSを補う安価な兵器』として着目するだろうというのが、黒江の予測であった。実際、コンバットアーマーの駆動系の技術はグリプス戦役以降の技術レベルであれば『容易にコピーできる』ものである。
「コンバットアーマーはMSのように、核融合炉で動くわけではないし、ルナチタニウムのようなレアマテリアルが構造と装甲に用いられてもないからな。ティターンズが遊ばせている兵器生産工場を動かせば、すぐにも大量生産できる。もっとも、MSとは勝手が違うが」
「MSって高いんですか?」
「戦車よりは高いんだそうだ。ジェガンタイプの一機で、61式戦車が三台買えるって。ガンダムタイプともなると、10台以上だそうだ」
「うへぇ……」
「MSはそれだけ複雑な兵器ってことだよ。レアマテリアルも使うしな。程度がいいガンダリウムを使うワンオフ機は特にだ。だから、ウチは特別扱いってことだ」
「前世での本職はアクセサリーのデザイナーだったのを考えると、関係ない商売してるって感じですよ、あたし達」
「お前、そっちにしたのか、りん」
「フットサルは、趣味でしてただけですから。学生の頃に褒められたからって、進んでみたはいいけど、あまり採用はされなくて」
夏木りん(キュアルージュ)はアクセサリーデザイナーの道に進んだものの、プレゼンが上手くいかないなどの理由で採用数は少なく、営業への異動を上司に薦められることもあり、前世での成人後はあまり上手くいかなかったという。これは、後に存在が判明する『オトナプリキュアの世界』でも同様であったという。
「だから、実のところ、軍人にさせられても、嬉しかったとこはあって」
「学生時代の肉体に戻れたってヤツか?」
「プリキュアに戻れた事ですよ。前世だと、高校を出るあたりで『変身の資格』を失ったらしくて……。凄い喪失感を味わいましたよ」
「そこか。のぞみとはちょっと違うな」
「あの子はもう一度、正真正銘、昔に戻れれば、それで良かったみたいなんで、あたしとは事情が違うんですよ」
前世での現役時代には『未来への希望』に溢れていたプリキュア5の面々だが、夢を叶えた後の現実と理想のギャップ等に苦しめられた結果、現役時代からは考えられないような選択を受け入れたらしい。前世で現実と理想のギャップに苦しんだ名残りなのか、皆、その心中は実は複雑であるらしい。
「大人になるってのは、不条理も『受け入れるしかない』って諦めの気持ちを持つことでもあるからな。のぞみは前世で『青臭さを持ち続けたのが原因で、職場で居場所を却って失った』らしくな。そんな職場にいるしかない自分が嫌になったらしい。それで縋ってたのが、プリキュアの力だって言っていた」
「のぞみの世界はそうだったんですね」
「現役時代にバダンとの大決戦があったお前の世界と違って、ちょくちょく、プリキュアでしか解決できない事変が起こってたらしい。ただ、世代交代のサイクルは『HUGっと』からの数年で止まった』らしいんだよな。その割に……のび太の世界で放映してる『デリシャスパーティ』の事を『見覚えがある』って言ってたんだよ。なんでだ?」
黒江はそこが謎だと話す。りんもそこはわからないという。
「その辺は調べてみる必要がありますね」
「だな。そうだ、お前。決戦の前の最後の休暇に、のび太がガキだった時代に行ってみないか?」
「のび太さんの子供の頃に?」
「ああ。あいつが大人になってる時代だと、何かと騒動が起きるだろ?プリキュアがまだ一人もいない時代だけど、静養にはなるだろう。その時代に俺もやり残してる仕事があるからな」
のび太の少年期と言っても、色々な都合で2000年前後のことになる(なぎさたちがプリキュアになる前の時期にあたる)が、その時期であれば、ススキヶ原も治安が安定している。皮肉なことだが、のび太たちが大人になった時代には『日本連邦の実現等に関わる動乱がススキヶ原を覆っている』のだ。
「タイムマシン、使ってるんですか」
「次元を飛び越える機能があるからな、ドラえもんのタイムマシンには。2000年前後の事になるな。のび太が小学校から中学校に行ってる時期だから。はーちゃんと調はその時代から居候してる。時間軸の違いは気にするな。タイムマシンあるし、はーちゃんいるし。あ、あの時代は家でインターネットを長々とはできんぞ」
「え?」
「光回線がダイヤルアップ接続を置き換える時期だが、その時代ののび太の街はまだ工事中なんだよ。のび太がガキの頃、親父さんが仕事の都合で買ったノーパソで一時間もインターネットをして、大目玉食ったことがあるくらいだ」
「公共施設でしかやれないじゃないですか」
「どうしてもやりたければ、出木杉君ちかスネ夫の家に行け。あそこなら、早い時期に光回線に切り替えてるはずだ」
「わかりました。あ、みらいたちは?」
「あいにく、魔法交流で、みらいとリコはミッドチルダへ出張だ。まぁ、はーちゃんがいるから、頼む。俺はその時代だと、色々と裏工作しなけりゃならなくてな」
「のぞみが心配するから、連れてってやれ。それと、お前。公衆電話の使い方知ってっか?」
「知ってますよ。あたしらの現役時代、ガラケーが普及してたけど、公衆電話は普通にありましたし…。テレホンカード持ってます?」
「2000年代の初期なら、まだ普通に買えるぞ。それと、伝言板知らんだろ、お前の世代」
「なんですか、それ」
「伝言板ってのは、携帯やポケベルのなかった時代に駅にあった、誰かへの伝言メモを書くとこだよ。俺は普通にある時代の人間だからいいが、お前だと、連絡事はいちいち携帯とかでするだろ」
「そ、そういえば……。とはいえ、現役時代は家の電話で連絡してましたけどね。私達の頃は『中学生に携帯を持たせる時代』じゃなかったし」
「そうか、お前らの現役時代の2008年だと、7割くらいは持ってた時代だっけ?」
「そのはず」
「それともう一つ。はーちゃんは修行とかの都合でプリキュアの姿を保ってるから、お前らもそれに合わせておけ」
「なんでですか?」
「のぞみで確かめたが、お前らは変身すると、多かれ少なかれ、精神が高揚する。達人はその隙を突けるから、変身しても平常心を保てるようにしておけ」
黒江は修行の一環として、『プリキュアの姿での生活』を命ずる。これは戦闘に出ることが多かったり、持久力のいる職場に配属されたプリキュアに課される修行であった。
「ユニはどうしたんです」
「奴はケイの秘書だから、今は新京だ。休暇の申請は俺が出してやるから、のぞみにも言っとけ。あと数日は無理だが」
「なんでです?」
「俺とのぞみ、今週は夜間防空のシフトなんだよ。B-29や36の定期便が新京に来るからな。B-29もそろそろ引退するだろうけど」
黒江は勤務のシフト表を見せる。確かに、この週は黒江の中隊が夜間防空の担当になっていた。
「まぁ、他の部隊にセイバードッグが配備されたから、少しは負担減ったけどな」
「よく回されましたね」
「政治屋の連中をうんと言わせた。36の後継ぎの47も出てくるのに、今更、夜間戦闘機・月光の斜銃でもないだろ?」
「確かに」
「屠龍は論外、月光も旧式化してんだ。夜間防空はジェット機が最低限必要なんだが、日本の政治屋ったら……経費しか気にしないんだ」
と、黒江は経費ばかり気にする日本の政治や官僚に嫌味を言いたいらしい。
「とはいえ、ロケット機の代わりの震電改一も生産が軌道に乗ってきた。その別案の蒼莱も生産ラインの構築中だから、レシプロ双発機はいい加減にお役御免できるはずだ」
「蒼莱って、あの戦闘妖精雪風みたいな試作の?」
「開発者にツッコんだよ、誰が『ファーンとか作れと言った??』って
「あれ、本当に増産できるんですか?」
「芳佳の旦那は息巻いてるが、震電の面影ないからなぁ。最近の試作の第二案はどう見ても『FFR-41 メイヴ』だぞ?空自の友人がポカ~ンになった」
「戦闘妖精雪風が好きなんですか?芳佳の旦那さん」
「あいつ、予算に制限ない時はトンデモなの造るんだよ。21世紀の自衛隊も注目してるとはいえ……」
震電改二はこの頃には『蒼莱』というペットネームがつけられていたのだが、吾郎技師の『凄まじい探究心』が為せる業か、第二試作機はどう見ても『戦闘妖精雪風』の『FFR-41 メイヴ』そのもので、黒江の空自の友人が『お前の友達は戦闘妖精雪風でも作ってんのか?』とツッコむほどに未来的であった。扶桑空軍は採用の見込みだが、日本の財務担当者からは『どう見ても、扶桑の技術レベルを超えているのだが』と言われていたりする。
「評価試験として、俺ともう数人分は回されたが、ある意味でコスモタイガーやVF以上に未来的な外観だからな。俺も驚いたよ」
蒼莱は数機が既に評価試験に回されているが、その外観の変更ぶりは黒江すら『開いた口が塞がらない』ほどのもの。扶桑の固有技術の水準を超越した技術で造ったと思われる外観は、20世紀後半に模索されていた『前進翼戦闘機』の発展を思わせ、VF-19などにも通ずるデザインであった。
「日本の連中が泡吹くと思うぞ、明日のニュースでな」
「使うんですね」
「量産予定だから、使ってみんことにはな。新型を出してやれば、敵は定期便をしばらくは控えるはずだ。見るからに高機動そうだから、G耐性が高そうな奴しか乗せられんのだ」
その試作戦闘機『蒼莱』は黒光りする塗装が施され、一機がエプロンに駐機されている。休憩室の窓からは、産休を控える武子が盛大に呆然自失に陥る様子が見える。
「見ろ、武子が腰を抜かしてやがる」
「あれじゃ、宮菱が試作した飛行機には見えませんよ」
「それじゃ、俺は夜まで寝とく。のぞみもそろそろ寝ると思うから、急いで伝えろ。夜勤は辛いからな」
「おやすみなさい。のぞみに伝えときます」
戦闘機乗りと言えど、夜勤は辛いもの。黒江はりんとと別れ、夜まで仮眠に入るため、待機室に向かった。りんは黒江から言われた事を伝えるため、のぞみを探しに行くのであった。