ドラえもん対スーパーロボット軍団 出張版   作:909GT

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前回の続きです。


第四百七十九話「留守番組の状況 5」

――未来世界の人類が一つになった最大の理由は『異星人との戦争』であった。二つの『運命の矢』と後年に称される出来事。そこからの軍事上の技術革新。数度に渡って起こったそれはジオンと連邦の細かな技術の格差を逆転させるものであった。可変戦闘機はその流れの産物で、対ゼントラーディ用に開発されだしたのが始まりである。他の世界では数十年もの更新スパンがある可変戦闘機だが、未来世界の戦乱は凄まじい速度で進歩させ、ロイ・フォッカーがパイロットとして盛りの内に、VF-31までが現れるに至った。それは多分にイスカンダルやテレザート、白色彗星帝国の遺物が関係しての進歩であった――

 

 

 

 

 

 

――とはいえ、最新鋭機は予備パーツが少ない傾向はあるため、64Fでも比較的に量産機のパーツが使える機体が多く配備されていた――

 

 

「ここは博物館っていうけれど、一種の扶桑向けのショールームじゃない?」

 

「そ。扶桑に見せてるってわけ。地球連邦軍も、全部をいっぺんに最新鋭機に変えられるほどの金はないしさ」

 

「星間国家なのに?」

 

「地方分権が進んでるから、予算が中央のポッケに全部入るとは限らない。だから、兵器の全面的な更新なんてのは無理な話。第二次世界大戦のアメリカでもできていないことだよ」

 

 

「だから、あなたの部隊が贅沢と言われてるわけね」

 

「連邦の本星でも配備されてないような新鋭機を使えるからね。もっとも、戦闘データを連邦に提出する誓約つきだけど。その代わりに弾薬と燃料は向こう持ちだから。ま、前の上官に赤っ恥かかせちゃったけど」

 

それは人格変容前のミーナAのことである。可変戦闘機は大気圏内運用に限るが、『機体内部の反応物質を数ヶ月にいっぺん補充すれば、戦術的には弾薬を補充するだけでいい』という重要事項を知らず、それを知る自分達が指摘し、結果的にミーナに赤っ恥をかかせてしまったことだ。結果的に、VFをせっかく持ってきたのに、ミーナが(燃料バカ食いという、Me262を前提にしての先入観からの思い込みから)使用を制限したため、正式に使用できた頃には、ダイ・アナザー・デイの大勢が決した後であった。A世界でのミーナ・ディートリンデ・ヴィルケの人物評が悪化し、まほがその持ち直しに四苦八苦する羽目となったのは、ダイ・アナザー・デイでのミーナ・ディートリンデ・ヴィルケの失態があまりに大きかったからだ。

 

「ほら、黎明期のジェット戦闘機は燃料バカ食いでしょ?それで……」

 

「なるほどね。先入観ってやつね」

 

「見てるはずなんだけどねぇ、地球連邦軍が使う姿。だから、教訓になったんだ。上から回される書類はちゃんと目を通そうって。」

 

「で、その後はどうなったの?」

 

「その上官は事実上は更迭されてね。あたしらはあーやの指揮下に入った。あの人、階級は高いけど、現場主義。若い頃からエースを張ってるから、世界中から一目置かれてるよ」

 

「若い頃って……あの人、26くらいでしょ?」

 

「この世界じゃ、一桁から軍歴があることも珍しくないからね。あーやは12で志願して、13くらいで実戦に出たそうな。魔女は本来、有限の力であり、加齢で衰え、消えていく儚い存在だからだったからのことさ。転生の要素の覚醒とかで『特異体質』に転じた場合は、他の世界の魔女と一緒になる。あるいはゲッター線が進化を促すのをゆっくり待つか…。この世界の魔女、本当は世代交代を前提した仕組みで成り立っていたんだ」

 

世代交代。魔女の世界で普遍的な価値観であり、魔女の殆どに訪れる『魔女としての終わり』も意味している。だが、転生などでその摂理を覆した者が複数出現し、坂本のように『軍しか知らず、軍でしか生きられない』者の精神的な希望となった一方で、『現生人類が他の人類種を駆逐したようになってしまう』という恐怖を抱く者も大勢おり、結局は政治派閥としての対立となり、クーデターで破局を迎えた。自分達の『革新派』が勝利したものの、表立っての政治対立が仇となり、軍部の魔女の人数を大きく減らすことになってしまった。それを補い、通常兵器でも、怪異とある程度は戦えるようにするための手っ取り早い策が『未来兵器の使用』なのだ。

 

「有限的な力であることが知れ渡った上、科学が生み出す兵器に比べてのコストパフォーマンスの悪さが世間に知れ渡った、軍の魔女が生き残るためには、近代兵器を侮らない事が肝要。ミサイルだって、21世紀の時点で、とんでもない速さでかっ飛んでいくからね」

 

「一般的に知られてるサイドワインダーで、マッハ5とかそのくらいだものね」

 

可変戦闘機に無知であったことはミーナの第二の痛恨のミスであった。また、マスメディアによる炎上を(時代的には仕方がないが)軽視していた事も仇となった。明確に力の強い君主制が続いていたカールスラントの国民であった事も、議会制民主主義国家におけるマスメディアの力を軽視する理由だった。

 

「前の上官、言っちゃ悪いんだけど、元は歌手志望で、戦争勃発の後に幼馴染が軍に入ったからってんで、軍に入ったクチでね。おまけに、第一次世界大戦前のドイツが続いてる世界の人間だから、マスコミの力を甘く見てた。これがまずかった」

 

「あー……私たちの時代もそうだけど、マスメディアはある意味、大衆を扇動するから」

 

「そそ。あーやが自分たちの世代より遥かに先輩で、日本の全航空隊で五指に入るエースパイロットだったから、余計に日本の大衆を怒らせたのよね。おまけに、あーやが前にいた部隊の上官がこれまた、ドイツの極右的思想の持ち主でさ……」

 

ハルトマンは、マスメディアの力で煽られた大衆の力で一気に失墜した祖国の経緯を語る。『日本連邦は人種差別の被害者』。こうなると、マスメディアは大義名分を獲得し、カールスラント軍はサンドバッグも同然の有様であった。連合軍司令部は可能な限り弁護し、関係者に厳罰を下し、501も実質的に改編させたと公表している。しかし、ミーナは顔が割れすぎていたので、『追い詰められると、途端にヒステリックになる』という負の側面の露呈は、国際部隊の隊長としての自らのキャリアを終わらせてしまうのには充分すぎるスキャンダルであった。同時期に判明したグレーテ・ゴロプの一件と合わせ、『カールスラント三大軍事スキャンダルの一つ』とされる。

 

「まぁ、同情すべき点もなくはないけど、せっかくの可変戦闘機を死蔵させたってのがまずかったね。本人は更迭される日にはノイローゼになって、最後はブツブツ言ってたけどさ」

 

「その上官、どうなったの?」

 

「戦功はあるから、病院行きさ。心をやっちゃったから、シャバの空気は当分は吸えないよ」

 

それは対外的にでっち上げられた、ミーナという人物の顛末である。できの悪い創作だと、圭子は評したが、扶桑国民向けの説明として緊急で用意された『いいわけ』であるので、ガバガバなのは仕方がないことである。外部の人間に教える必要のない真実もあるのである。

 

「その後釜があーやの予定だったけど、あたしたちのいた国際部隊そのものが日本軍の一部隊に改編されてね。あたしらはその一員になった。で、異世界と接触したのもその頃。別のそっちに出会ったのも、ね」

 

「日本軍が連合軍の主力に?」

 

「うちの国はそのスキャンダルで内乱。フランスは緒戦であれだし、イタリアはデクの棒。この時代のイギリスにさ、大規模な遠征できるほどの金があると思う?」

 

「ないわね」

 

マリアも、第二次世界大戦当時の英国の財政難は知っていたため、すんなりとその説明を受け入れる。ハルトマンとしても、大まかには本当だが、嘘も混ぜている話をしている。シンフォギアの『D世界』の面々にはすべてを話す必要はないのだ。

 

「あなた、ハルトマンっていったわね。あのエーリヒ・ハルトマンの?」

 

「そ。彼は別の世界のあたし自身。つまりはドイツ最強のエースだよ」

 

マリアDは概ね基本世界に準ずる経緯を辿ったため、アメリカにいた。その関係で、戦史上の重要人物の名を覚えていたのだ。ハルトマンも自分が『ドイツ最強のエース』という自負が生まれたのか、若干、誇らしげである。

 

「翼、あなた、元同盟国の最高のパイロットを知らないの」

 

「す、すまん。剣術に打ち込んではいたんだが、ひいおじいさまの時代の撃墜王の名前など……」

 

「ごめんなさいね。この子は剣術一本槍で」

 

マリアは翼が「ドイツ最高のエースパイロット」を知らないことに驚いているようだが、翼は天羽奏の死後に武術に打ち込んだため、それ以外の知識は偏りがある。A世界ではそうではないが、基本世界に近い経緯を辿ったD世界ではご覧の通りであった。

 

「なーに、そういうことには慣れてる。むしろ、魔女よりも超兵器の方に驚くほうが不思議だよ」

 

「普通は驚くだろ。漫画みてぇに変形できる飛行機なんて」

 

「こっちの知ってるあなただけど、死ぬほど対抗心燃やしてたよ。ミサイル乱れ撃ちしまくる上、それを機動性で避けられるから」

 

「たしかに、あたしは重火器担当だからな。そっちの知るあたし自身も同じようなもんか」

 

クリスはこの感想だ。それと、調Dの抱く嫉妬心に触れてやる。

 

「こっちのガキ……ピンクのほうだが……はそっち側を妬んでんぞ?」

 

「向こうの私は基本世界そのままだから…。それと」

 

「あたしらがびっちり鍛えたから、多分、そっちの『この子』が決戦機構を使っても、普通に勝てると思う。パワー、スピード、特殊能力に至るまで、そっちのギアのポテンシャルを超えてるから」

 

そう断言され、バツが悪そうな調A。回りが戦闘の玄人だらけであるので、必然的に黒江からラーニングしたスキルに磨きがかかる。ダイ・アナザー・デイの時期から手元に戻った古代ベルカの遺産『エクスキャリバー』の他、磁雷矢の計らいで、宇宙刑事ギャバンから渡された『磁光真空剣・鏡月』(磁光真空剣の写し。A世界の調は先祖に宇宙人と戸隠流の忍者がいた故に使える)、『龍王破山剣』を持つなど、戦闘面では完全にDを超えているのだ。

 

「今は聖闘士だし、いろんな武器を授かったり、呼び出せるから、たぶん。模擬戦にならないと思うよ、そっちの私とじゃ」

 

 

「この子、剣だけで三種類持ってる上に、腕には聖剣の霊格があるからね。翼とマリアでちょうどいいくらいだね。こっちじゃ、偶に模擬戦してるから」

 

A世界の翼とマリアはダイ・アナザー・デイ後も鍛え続けたため、以前より大きく強くなっているらしい事が判明した。また、調の紹介で剣鉄也や流竜馬などと知己を得、彼らと合宿を時たまする仲であると説明される。

 

「そちらの私達のことはわかったが、立花はどうしたのです、ハルトマン女史」

 

「こっちのあの子は色々と事件の当事者になった上、プリキュアの力が目覚め始めたことで、ガングニールを使えなくなった時期もあるんだ。親友が装者の力を得たことで喧嘩になりかけた事もあった。まぁ、プリキュアになった代わりに、装者としては割を食う形だね」

 

小日向未来の装者としての立場確立(A世界では、基本世界では現存しない神獣鏡が黒江の手でコピーされており、未来は救出後はそれを使っている。更に、黒江との接触で素質の開花が促された)、響自身のプリキュア因子の覚醒による『シンフォギアとプリキュアの力のせめぎあい』による装着不能(ヒーリングっどプリキュアの力がシンフォギアを『異物と見なし、排除しようとしたため』の期間などの出来事が伝えられる。また、その時期、沖田総司でもない別の人格が確認され、妙に軍人然とした口調を使っていた(本人にその際の記憶はない)。心理的には『父親の行方不明とギアの装着不能とが重なった結果であろう』とのことだが…。

 

 

「プリキュアになったのは本当に今年の事。今は体の慣らしで、そのままの姿で働いてもらってる。癒やしのプリキュアだったから、治癒能力を使えるからね」

 

「父上が行方不明とは?」

 

「普通に次元世界の何処かに飛ばされたか、神様のいたずらで別人の姿にされた上で飛ばされたのか。今、あらゆる想定で捜索中。あの子、こっちだと、色々なことについていけなかった上、自分の拠り所だった力が絶対じゃないことが信じられず、本物の神様に文句言ったようだし」

 

「神様にクレームつけたのか、あのバカは!!」

 

「神様だって、全知全能じゃないんだけどねぇ。オリンポス十二神に『噛み付いた』の、有史以来、あの子が初めてだって」

 

「オリンポス十二神に、啖呵なんか切ったの!?」

 

「らしいんだ。キャロルって子のことで」

 

ハルトマンも苦笑混じりだが、自分の力への過信、自分達の世界の神ではないのに、自分達に救いの手がなかった(響は家庭崩壊を経ているため、神仏への信仰心は薄れている)ことなどが綯い交ぜになった呪詛のような言葉を城戸沙織に浴びせてしまい、小日向未来の怒りを買い、全力でビンタされた事を伝える。その直後に調と響のいざこざが起こり、未来は『灸をすえたい』と言い出し、調の出奔の手引を行ったとも。

 

「小日向がそこまでするとは…。信じられん」

 

「せっかく、邪神から世界を助けてくれたのに、自分勝手なヒステリーをぶつけたからね。話によると、未来って子の往復ビンタで、あの子、数mも吹っ飛んで、あーやたちも唖然としたとか」

 

未来は響の過度なガングニールへの依存をどうにかしたいと考えており、敢えて突き放す選択を取り、皆の前で響を叱責し、往復でビンタを浴びせた。黒江から既にある程度の教えを受けていたため、そのお披露目ともなった。その際に『未来が自分の味方でない』事により、力の制御を不意に失い、俗に言う『暴走状態』になったが、沙織の護衛であった『乙女座のシャカ』の力で瞬時に無力化(Ωの光で暴走状態を解除した)されるなど、醜態を晒した。

 

「その後に父親の行方不明がわかったのかな。それで、精神的に不安定になっててね。それが複数の人格の目覚めを促したんだろうね。安定したのは、数年前にキュアドリームに会ってからかな。あの子に懐いてね」

 

のぞみの意外な特技に『後輩にやたらと好かれる』という点がある。のぞみも彼女に憧れられることで、自分を律する理由ができ、デザリアム戦役後半での立ち直りの要因の一つになったが、響の目には『憧れのお姉さん』に映った。のぞみの姿が往時の天羽奏(生前の天羽奏のことは翼から伝え聞いた程度だが、自分が見た彼女の背中に、戦う時のドリームの背中が似ていたのだ)と重なったからだった。のぞみ自身も彼女と出会うこと、咲や舞との再会で、舞に『あなたがなぎささんやほのかさん。それと私達の背中を追いかけていたように、今はあなたが後輩の憧れになってるのよ』と言われたことで、自分の立場の変化を自覚した。仮面ライダー達も言っているが、『先達の背中を追いかける内に、今度が自分が後輩を導く立場になる』のは、武術にしろ、スポーツにしろ、同じだ。

 

「誰かを追いかけて、そうなりたいって願うことで、人は夢を抱く。あたしも魔女だった母親や、第一次大戦の撃墜王の伝記に憧れたもんさ。あの子はキュアドリームに憧れることで心の平静を取り戻し、憧れを持つことで、プリキュア因子の目覚めを受け入れた。憧れは願いを持つことに繋がるし、力を呼び起こす。憧れは諸刃の剣でもあるけれど、未来への希望の象徴でもある。そのことに気づいた者だけが至る境地というモノもある」

 

それは色々なことに繋がる。ウマ娘達を例にしても、怪我で物事の歯車が狂いつつも、最後に残された『憧れ』という道標を掴むことで『奇跡』を掴んだトウカイテイオー、自身の衰えが怪我をきっかけに起こり、成績不振に苦しむうちにそれまでの殆どを失ってしまうも、一つの出来事をきっかけに、不死鳥にならんとするナリタブライアン。前世での自分たちの顛末を知ってしまったが、新たな出会いを糧に、その運命を越えようとするナリタタイシン。『大人の世界の泥を被って』でも、後輩たちに新たな道を作らんとするシンボリルドルフ。

 

「なんでもいい。信じられるものが何か一つでもあれば、人は龍殺しだろうが、神殺しだろうが、やってのける。難儀だけど、この世界を守らなくちゃいけない。あなた達はどうするの?」

 

「力になれるなら、この世界にいる別の自分の影武者だろうが、やってやるよ。だけども、連携が必要だろ?」

 

「いずれは会わせるよ。まずは片方の影武者から始めてほしいんだ」

 

「そんなんでいいのか?」

 

「いきなり、お互いの背中を預け合うなんてのは無理っしょ?段階を踏もうよ」

 

「確かに」

 

ハルトマンは言葉巧みに、D世界の装者たちに仕事を斡旋した。これはA世界側のマリア・カデンツァヴナ・イヴの発案であり、D世界の装者たちの不満を和らげ、なおかつ南洋防衛の手段を増やすためという、身も蓋もない『自分による自分の動かしかた』であるが、ある意味では、二つの世界の装者たちが穏便に接触し、なおかつ協力し合うための(調がいくつかの平行世界と接触したことを受けてのステップであり、仲間意識を持つために必要な過程であった。ハルトマンは新京に行く前、A世界のマリア・カデンツァヴナ・イヴに会っており、彼女からこのアイデアを聞かされ、調Aを巻き込む形で実行した。ハルトマンは『回りくどくない?』と指摘したものの、これまでのケースで『単刀直入に話をした結果、調と切歌の関係の違いが原因で、模擬戦でボディランゲージするしかなくなった』事が三度もあったため、年長組に事情を説明し、事情を納得させた上で、自分達から協力を仰ぐというのは『理に適っている』。ハルトマンは天真爛漫さが売りであるが、意外にも、こうした裏での土壌づくりも得意とする。マリア・カデンツァヴナ・イヴが別世界の装者たちへの使者として選んだのは、その人柄をマリアが重んじたためだろう。ハルトマンはマリアの頼みを実現させるため、言葉を選びつつ、D世界の装者らに協力を頼み込む。こうした約束事に誠実なのも、ハルトマンの意外な特徴であり、そうした姿を知る者たちが『将来のカールスラントを背負って立つ者』と見なし、規律違反をしまくる彼女を擁護してきた。その声に応え、ハルトマンは大佐となった。前年比で二階級は上がったが、これは数ヶ月ほど早く、昇進したマルセイユと階級の釣り合いを取らせるためでもあり、セット運用が想定されたためである。バルクホルンが若手の教官職に仕事の比重を移してきているため、エーリカも『独り立ち』の時を自覚した。それがこうした、南洋島の防衛への協力者を増やすための裏方の仕事にも積極的になる理由の一つであった。

 

 

 

 

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