扶桑皇国軍の航空行政は荒れに荒れた。重爆迎撃に供することの可能な戦闘機がダイ・アナザー・デイの直前の時点では、局地戦闘機の実験に使われていた『雷電』のみ。横須賀航空隊はより新型の紫電改を集中生産すべしと提言したが、日本側は『紫電改に排気タービンを積むのには改設計が必要だが、雷電は試作段階のものが積まれていたから』という理由で、雷電の生産拡大を決め、横須賀航空隊の意見を無視した。この事が遺恨となり、彼らはクーデターに加担するが、逆に『国賊』と扱われ、テスト部門自体の解体に繋がってしまった。以後、太平洋戦争を通し、空・海の航空兵器のテスト部隊が再建される事はなかった。その関係上、64Fが空海の新装備のテストを担う羽目に陥った。その混乱につき、歴代プリキュアらの力に防衛を依存する事例も相次いだのが、ダイ・アナザー・デイであった。そんな中、生え抜きの魔女であった黒江たちが、プリキュアよりも上位の力を誇る聖闘士であったという朗報が入った。日本政府はこれに狂喜した。
黒江たちは並の聖闘士でもなく、黄金聖闘士であった。これは仮面ライダー達と異なり、生身の状態で『人間が到れる範囲の極限に至った』ことを意味する。黒江がシンフォギア装者に優位を保っていたのは、シンフォギアでの攻撃は光速に達しえず、出力も聖遺物のキャパシティに依存するところがあるが、小宇宙は資質さえあれば、神々と同レベルに達する事ができる故であった。プリキュアはパワーソースの変化などの都合で、現役時代の最終的なポテンシャルをなかなか引き出せなかったので、ダイ・アナザー・デイでの真なる切り札は、その時点で聖闘士に在任する者たちであった。また、各々の事情で守護星座の変化なども起こっているが、デザリアム戦役後はのぞみAが(箒の双子座へのコンバートにより)射手座の黄金聖闘士に叙任されている。これは正統な継承者であるはずの星矢が戦傷での長期療養を余儀なくされている故の緊急措置であり、聖闘士の力をのぞみAが得ていたことへの対処であった。これは黒江が黄金聖闘士であり、一時的に入れ替わった際に、その才がラーニングされたものと思われた。黒江が才にあふれる聖闘士であったためでもあり、のぞみAはデザリアム戦役後の段階では、プリキュアと聖闘士を正式に兼任している。その状態は大人のぞみにも反映されていた。
のぞみAは17才前後から14才相当に若返ったため、文字通りに全盛期の肉体をキープしているが、大人のぞみは(肉体の状態が)12才前後の若返りが起きたため、感覚の違いに難儀する事態になった。その関係もあり、プリキュアの姿で過ごすようになっていた。これはのぞみAと違い、(日頃の運動不足で)基礎体力が全盛期から大きく低下していたこと、のぞみAには(軍人として鍛えられた肉体)あるものが欠けている状態であったので、普段の姿では『軍務に耐えられない』。のぞみAは鍛錬のために、プリキュアの姿を維持しているのと違い、こちらは体力が持たないのが、プリキュアの姿を保つ理由になっている。
皮肉な事に、大人のぞみは加齢による変化が起こっていたため、若い頃の感覚がなかなか戻らなかった。それも、変身態でいる理由であった。しかし、戦闘技術はAのものが反映され、現役時代より数段上の実力を得ていた。特に、光速拳はAが見てきたものが使えるため、ライトニングプラズマ等が使える状態になっていた。これに「オトナ世界」のプリキュア経験者(現役も含む)らは一様に、『反則だ』とぶーたれる事になった。セブンセンシズにも到達していない者は、どんなものを使っても、光速拳を『視認する』事は不可能である。未来世界で、キュアミラクルが最強形態にも関わらず、終始圧倒されたのは、セブンセンシズの有無も大きい。デザリアム戦役の後に相当する時間軸までには、修行が奏功し、複数のプリキュアが到達しているが、その状態が別個体に反映されるかは、多くが運次第であった。また、シンフォギア装者は限界まで強化された状態であろうと、シックス・センスの域を出なかったので、神と黄金聖闘士の戦闘には『お呼びでなかった』のである。この事実は邪神エリスの討伐で判明しており、エクスドライブ形態であろうが、触れることすら叶わず。逆に、現代科学の結晶たる『グレートマジンカイザー』が黄金聖闘士に比肩する力を見せた事から、立花響が(アイデンティティの喪失を恐れて)ヒステリーを起こしてしまうという有様であった。後に彼女はプリキュア因子が覚醒する事になったが、自身の手でキャロルの一件を解決出来なかった事は相当に堪えたのは事実であった。この問題は城戸沙織の厚意でスチール聖衣の構成技術が提供されたことにより、基礎ポテンシャルの大きな向上に成功する(部分的に提供された本物の聖衣の製造技術をエルフナインが理解したことも要因だが)ことで、一定の解決を見るのだった。
そんな聖闘士の存在は、のぞみやことはを介する形でオトナ世界のプリキュア達にも知られる事になった。記憶を共有した者達は一様に、『小宇宙』による力を『人智を超えている』と表現している。個人単位としては、あらゆるプリキュアの最強形態を赤子の手をひねるように倒せるというのだから。それも、もっとも神に近い立ち位置であったキュアフェリーチェが断言するので、ものすごい説得力であった。
『ここは宇宙。敵と同じ土俵に上がる必要があるのも事実です』とは、彼女の談。
――オトナプリキュアの世界――
「あたしとフェリーチェは平行同位体の記憶を得たから、連邦のガンダムタイプも動かせるけど、記憶の共有が起きたプリキュアは多くはないよ」
「それ、ずるいって。あんた、車の免許さえ取ってなかったのに」
「仕方がないって。別のあたしの軍歴は閲覧したんでしょ、りんちゃん」
「根っからの職業軍人に転生してた世界線で、その技能をそっくりそのまま、あんたにインストールされた…。三文小説の主人公みたいな話ね」
「みらいちゃんなんて、別の世界じゃ、ロボオタクしてるんだよ?自分で乗る機体をハンドメイドするくらいに。それで、魔法つかいもやめてないんだから」
「どうなってんのよ~……」
「かれんさんも別の世界じゃ、現役時代から連れて来られて、そのままあたしが転生した世界で軍医してるからねぇ。その記憶を得たから、今は佐渡先生んとこで手伝いしてる。アクアの姿で」
「かれんさんはなんで記憶が?」
「そのほうが、色々と円滑になるからだと思う。本人も若返った(27歳の勤務医であったので)のを喜んでるよ。まぁ、アラサーだしねぇ、あたしら」
「20の後半なんて、昨今はまだ青二才って言われてんのよ?」
「そりゃ、仕方がないって。日本の平均寿命も90近くなってるし」
大人のぞみは出撃前、大人りんとヤマト亭で食事を取っていた。お互いに若返った上でプリキュア化した姿でいるが、大人りんは記憶の共有は起きていないようであった。とはいえ中身はアラサー女子であるので、内容的には実年齢相応であった。
「うららからはぶーたれられたよ。別のあたし、今は別世界の子に頼まれて、体を貸してるからさー」
「あ、連邦が広報用に上げてる動画……」
「そそ。それが歌と踊りも教えてる、アスリート学校の子でさ~。あたしの体を使ってるとは思えないくらいの歌唱力と踊りでさ」
仕方がないが、春日野うららは(この世界線では)アイドルを卒業し、学生時代からの夢であった舞台女優に転向しようと悪戦苦闘している。この世界線では、メディア露出も(プリキュア能力を失った事による空虚感や、のぞみたちと疎遠になった事から)鳴りを潜めていたので、仕事では熱意が空回りしがちであった。そこにのぞみAと入れ替わっていた、ナリタブライアンが持ち歌を披露する動画を見てしまえば、当然ながら、舞台女優に転向しつつあったが、色々な要因で伸び悩んでいたうららはぶーたれた。
「仕方がないけど向こうのあたし、広報業務もあるからってある程度の訓練はされてたんだって。そこに、プロ級の歌唱力と踊りの技能持ちの子が入ったら……」
「ああなったってわけ?」
「そういうこと」
接触した世界線のブライアンは、全盛期にウイニングライブの機会が多かったためと、トレセン学園の一流の訓練により、歴代のウマ娘でも有数の歌唱力を誇っている。また、のぞみAの肉体の固有技能として絶対音感を持っていたため、その技能が更にプラスされた結果、21世紀世界、扶桑皇国、未来世界、ミッドチルダでものすごく『バズった』のである。また、その世界線では『オグリキャップの直弟子』という立ち位置であったので、ウイニングライブのレパートリーの中にオグリから継承したものがあった。『BRIGHTEST HEART』という曲である。オグリが(ゴルシの歴史改変の試みで)ハヤヒデ、ブライアンの姉妹と早くに(現役引退時。当時は二人は児童の身であった)面識を得た関係で、属性が似ていたブライアンが入学後に継承した。ブライアン本人は『借り物』という意識もあったので、全盛期にはあまり披露していない。だが、入れ替わった後は(のぞみの現役時代の持ち歌が本人も恥ずかしいものであったのもあり)積極的に歌うようになっていた。その動画をうららは見たのだ。
「現役時代のあたし、音痴だったじゃん?それが、プロの芸能人顔負けの歌唱力と、その道で食っていけるレベルの踊りじゃねぇ」
「ものすごくバズったってわけ?」
「向こうのあたし、戦いの英雄ってことで、顔が売れてるから。騒動に巻き込まれたけど、その埋め合わせで、好きにやらせてもらってるらしいよ」
「それで、いくら中身が違うったって、あのレベルのパフォーマンスじゃねぇ」
大人りんもその感想なのも無理ないほど、ブライアンがのぞみの体で披露したパフォーマンスは凄まじいクオリティであった。
「あたしも、今ならできるそうなんだけど、実感なくてさ」
「うらら、がっくりくるのはわかるわー。あの子、あたしらと疎遠になってから、あまりメディア露出はしてなかったでしょ?それで、今は仕事で行き詰まってるみたいでね」
「偉大な母親と比べられることへの反発もあるだろうけど、昔と違って、今(令和)はゆっくり勉強できる環境がないしねぇ。テレビも衰退産業だしさ。前の『職場』でも、児童達でTV見てるの、少なかったよ」
「今は動画をいつでも見れる時代だもの。あたしらが子供の頃は、その過渡期だったしさ」
のぞみらは1990年代前半に生を受けた世代であったので、2020年代に入る頃にはアラサーである。とはいえ、その頃にはアラフォーに入りつつある、のび太よりは若い。のび太はVHSテープの全盛期を幼少期に体験したり、小学校高学年の頃にPCの導入が始まった世代であり、携帯電話の所有も高校以降のことである。それについては、のぞみらも似たようなものだが、のぞみらの場合はガラケーが衰退を始め、スマホに移行する時期に青春時代の後半を過ごしたので、ラジカセを辛うじて使ったことのある世代になる(第二世代のプリキュアである、相田マナはラジカセを知らなかったので、ラジカセを知っているかが世代の分水嶺になっている)。
「そういえば、子供の頃の記憶にあるビデオはディスクじゃなくて、テープだったもんなぁ」
「あんた、レンタルビデオをデッキに絡ませたことあったっけ」
「大昔のことで、時効だって~。幼稚園か、小学校の低学年の頃じゃん」
「その時代から考えてみれば、今の時代は変わったわね」
「ほんとさ。授業でも、タブレット使うことあったからね。昔はそんなの考えられなかったよね」
その文明の進歩への『揺り返し』思想が幅を利かせたのが、ジオン公国であった。彼らは統合戦争後の混乱の残滓に喘ぐ地球連邦政府に対し、国力差を覆すのと、世論のコントロールを容易にするため、M粒子を大々的に軍事利用。旧来のデジタルネットワークを軍事用以外のものは排除することで、世論操作を容易にした。だが、それはザビ家の独裁に寄与したとジオン出身の科学者は後悔しており、比較的早期に代替技術が確立されている。自動販売機の設置台数もジオンの地上撤退後には、21世紀の水準へ回復してきている。これはジオン公国のサイド3の住民の先祖が反統合同盟と反ひみつ道具派の残党であったためで、宇宙開拓時代を迎えた後は彼らが不要とした技術が逆に必要不可欠となる皮肉が起こっている。この会話の後に、のぞみAは出撃していったわけである。
この時、地球連邦軍は空母機動部隊を温存しつつ、波動砲の砲台代わりに仕立てた無人艦隊を隠密裏に行動させており、合図一つでワープを駆使しての一撃離脱を可能とする戦術を実行可能にしつつあった。これはガイア(反地球)が転移前に大量にドレッドノート級相当の艦を建造しており、その多くが余剰とされ、ドラえもんのいたほうの地球連邦に提供された。それを緊急で無人艦隊に仕立てあげての戦術であった。その数は一万隻ほど。これはガイアが転移した際に何かを失ったこと、アースへの軍事的優位が確保できなくなったことが、アース(地球)との協調の理由という『なんともアホらしい』話である。また、個艦性能そのものはアースのそれが上回っているのだが、建造数自体は常識の範疇にあるので数が決定的に足りていないという問題も大きく、ガイアの防衛艦隊からも少なからずの人員が艦隊ごと参加していた。また、宇宙戦艦ヤマトは双方に存在していたが、経験がある『アース・ヤマト』のみが参戦している。
「無人艦隊の配置はまもなく完了いたします」
「うむ。火炎直撃砲を撃たれる前に、先手を取りたい。波動砲のチャージを終え次第、報告せよ」
「ハッ」
無人艦隊の各管制艦の艦長から報告をされる山南。彼は先輩の土方竜が土星決戦で手痛い損害を被った教訓から、拡散波動砲をチャージした状態の無人艦隊を敵の真っ只中に突っ込ませ、波動砲を撃ち、次に敵戦艦か空母に特攻させて自爆させるという、無人艦隊を捨て駒に利用する戦法を実行しようとしていた。それで対等な数の艦隊決戦に持ち込むという狙いもあった。仕方がないが、白色彗星帝国の艦の質はガミラス帝国より多少優れる程度だが、物量がゼントラーディも真っ青なので、無人艦を捨て駒にしなければ、対応が追いつかないのだ。
「ガイアから借り受けた戦力にも限りがある。ヤマトとまほろばの波動砲とて、減らせる数には限界がある。無人艦隊を捨て駒にしなければ、とても追いつかん。こういう時に、無人兵器への忌避感は困るのだ」
白色彗星帝国は残党とはいえ、億単位の戦力が残っているため、万にも届かない艦隊戦力の地球側は無人兵器で数の不足を補うしかないのだ。そのため、地球連邦軍は銀河の大国からすれば、航空海軍に近い扱いに入ってしまう。とはいえ、無人兵器はかき集められた分で、おおよそ数千。これは主に旧・OZの誰かが(有事を想定して)秘匿していた機体群をそのまま持ち出して使ったもので、主にトーラスが使われている。これはリーオーの殆どは廃棄されていた上、生産ラインが残されていなかったという事情も絡んでおり、また、他の世界線と異なり、ゼントラーディなどの襲来の際に、バートン財団の関係者の殆どが戦禍により死亡し、旧OZ系の兵器を用いた勢力による武装蜂起の可能性が(図らずも)事前に摘み取られたため、他の世界線で製造されていたサーペントは(試作機の段階)で開発が打ち切られている。その関係上、旧OZ系のMSはトーラスと少数派のビルゴくらいしか残っていない故であった。また、ジオン系を再利用しようにも、旧式化と軍縮で生産ラインが廃棄されたりしているので、MSの数が揃えられないのである。そのため、ジェガンがあいも変わらずに主力を占めている。(後継機たちは尽くが数の不足が露呈している)旧式化して久しいが、数が揃えられることが強みであるからで、ジェガンは連邦軍の行くところ、必ず存在する兵器となっていた。
その一方で、量産型ニューガンダムや量産型ZZガンダムなどの『ジム系よりは強力な量産型』が軍部の判断で増産され、指揮官機として配備された。仕方がないが、地球連邦系のMSは『チューンナップで指揮官・エースパイロット用に調整する』風習があまりなかったため、スタークジェガンが唯一の指揮官用と言えたが、ジェガンの旧式化による限界も指摘されたため、グリプス戦役~第二次ネオ・ジオン戦争時にプランがあった高級量産機を改めて生産するプランが採択されたわけである。これは白色彗星帝国を完全に殲滅した後に、ボラー連邦との衝突が想定されたからだ。この決定には、ガンダムタイプを地球人類全体のイコンとして再定義しようと試みる改革派の意向も絡んでいたが、それを快く思わない派閥の手で『ステルボンバー』が量産されるなど、しまらない有様も見せる連邦軍。とはいえ、野比財団のコントロール下に置かれつつあるアナハイム・エレクトロニクスの軍需部門はサナリィが政治的失態で衰退してきたのに比例するように、復興をしてきている。それを隠れ蓑に、連邦軍の改革派は歴代ガンダムの近代化改修や実験機の建造などを推進し、今日の連邦の中興に繋げたわけだ。
「モビルドールとゴーストの突入を開始いたしますか?」
「空母機動部隊を釣り出せるよう、わざと派手に暴れさせろ。制空権さえ握れば、後はこちらが好きに料理できる」
「了解しました」
「有人部隊は今のうちに戦備を整えるよう、空母部隊に通達せよ。水雷戦隊に一撃を見舞えば、空母機動部隊が出てくる。今回はそれが本隊だ」
無人兵器を捨て駒として用いつつ、有人部隊を温存し、艦隊決戦に備える。ここ最近に定着した戦術ドクトリンである。それを実現させるための存在が宇宙戦艦ヤマトであり、超時空戦艦まほろばであった。ヤマトに関しては、この時期には機械の機能面で旧式化してきている箇所も多いが、マンパワーが凄まじく、地球最強の座を(依然として)欲しいままにしている。
「艦載機は航続距離以外はこちらが勝っている。とはいえ、火炎直撃砲を封じなくてはならんのが……」
敵旗艦は火炎直撃砲の砲台代わりに配置されている、メダルーザ級なのは見当がついている。この対策が難儀である。瞬間物質移送器で八万度以上の火球を浴びせるため、ドレッドノート程度は直撃と同時に轟沈してしまう。瞬間物質移送器の妨害は試みられているが、元々がガミラス帝国の独自理論による技術であるので解析もままならない。そのレベルの高熱に耐える素材は(23世紀時点では)宇宙合金グレンか、ゲッター合金の上位種、超合金ニューZαのみ。標準的な硬化テクタイト板の耐熱限界を越えている。白色彗星帝国の兵器で重大な脅威とされているものの一つが、この火炎直撃砲なのだ。砲撃戦自体は地球連邦軍は優位に立っているが、火炎直撃砲はバランスブレイカーになりえる。その封じ込めに四苦八苦するあたり、バルゼー艦隊の火炎直撃砲の活用ぶりが、地球連邦軍を恐怖のどん底に叩き落したか。それが窺えた。