結局、扶桑の宮家などの問題も絡んだため、皇族軍人の消滅を扶桑の大衆が望まなかったのを大義名分に、皇族の人間が『志願すれば、軍人になれる』事項は残された。ノブリス・オブリージュの関係があったからである。日本も華族身分の解体までは踏み込めないので、結局は扶桑の国家体制が『大日本帝国と日本国のキメラ』になることで、一応の解決を見た。検閲制度の廃止で、大規模に人員整理がなされる内務省の混乱もあったからで、恩給制度の整理や年金制度の創設に資金が割かれ、軍備にかける予算は僅かであった。だが、扶桑は戦時下であったため、臨時予算という形で、軍事費は賄われていた。そうでなければ、戦線の拮抗が保てないからであった。戦線への兵器配備も、野比財団の財力頼りであったため、結局、1950年代に戦争の決着をつける方向で合意がなされた。
その過程で、旧式の重砲に代えての火力投射手段として、地球連邦軍の支援型MSが脚光を浴びた。既に、連邦軍ではGキャノンの失敗で縮小傾向にあるカテゴリーであったが、扶桑の重砲は大半が旧式のもの(1930年代前半期水準)であったので、それを更新すべき性能水準が『装甲貫通力が最低でも、8.8cm PaK43相当である事』となってしまったことで、旧来式対戦車砲の更新が遅れる(牽引式対戦車砲のカテゴリーが戦後は廃れてしまったので、後期型アハト・アハトの性能で充分な性能とされた)見込みであったので、支援型MSが脚光を浴びたのだが、支援型MSというカテゴリ自体が一年戦争最末期、当時としては高性能の支援型であったはずの量産型ガンキャノンがケンプファーの前に一蹴され、あまつさえ、自慢の重装甲も無意味であったという事例が支援型MSの運命を決めてしまった。その事例により、連邦軍も扶桑の要請を長考したが、ケンプファーや高機動型ザクなどのエースパイロット専用の機体でもない限り、多数の支援型MSの弾幕は突破出来ないという戦訓もあり、余剰のMSの売却先を見つけられるということで、モスボール保存されていたジム・キャノンⅡや量産型ガンキャノンなどの支援型MSが最低限の改修(コックピットの換装など)で扶桑に提供されていった。それらが代替とされた扶桑の重砲は九六式十五糎榴弾砲や九六式十五糎加農砲で、いずれも、1930年代水準の火砲であり、旧式化した代物であった。ガンキャノン系は短砲身とはいえ、二昔前(日露戦争)の戦艦に近い口径の火砲を連射できるため、第二次世界大戦当時の陸戦では無敵に近い。それも、扶桑が買った理由であった。
日本連邦の外地の扱いは揉めたが、怪異からの避難先という側面があったために、結局はシベリア地域の国連への委譲が決まった以外は返上はできず、代わりにハワイを正式に領土に組み込むことで決着した。怪異からの避難先が複数必要だとされたからである。歴史の違いにより、ウラジオストクをオラーシャに譲渡するわけにもいかなかった故に、シベリアを捨てる代わりに、ハワイ地域を持つということであった。これにより、大陸領奪還の意義は無くなったが、国際貢献のために、外征型陸軍の体を保たなくてはならないので、財政面での節約が求められた。それが旧式兵器の未来兵器への置き換えであった。ミサイル兵器も急速に戦力化が進むが、M粒子の存在で主装備には至らず、かつての水上発射式の対艦魚雷と原始的な噴進砲を置き換える程度に留まった。また、噴進砲と違い、多数の弾頭を連続発射はしないのが不評を買うなど、時代の違いによる不評も生じた。また、旧式化していた艦搭載の機銃と高角砲は、CIWSやパルスレーザーに置き換えが進んだ他、艦の戦闘統制もCICに一本化された。その過程で、大和型戦艦などは艦橋などの上部構造物と内部構造を一新されている(宇宙戦艦ヤマトのそれ)。ただし、大和はM動乱での古傷により、船体の劣化が進んでしまっていたため、代替艦の建造となった。それに伴い、太平洋戦争にすべてを費やすため、他戦線を縮小。すべての人的資源を太平洋戦争に費やすことになった。
史実の戦訓は扶桑の軍備構想のことごとくを潰してしまうことになった。40年代前半期、扶桑海軍は基地航空隊に資源を費やしたが、史実の『母艦集中運用に基地航空隊が殲滅された』戦訓で、空軍化推進論者の井上成美提督が事実上の更迭をされたことで見事に頓挫。独立空軍の設立により、海軍航空隊は主力を根こそぎ盗られる事になり、大パニックに陥った。残された人員との落差が大きすぎたため、結局は空軍の元の艦載機部隊を載せる必要に迫られるなど、扶桑軍の混乱ぶりは目も当てられぬほどであった。その間の海軍を支えたのが戦艦部隊であったので、結局、扶桑海軍内部の派閥バランスは大艦巨砲主義寄りに回帰することになってしまった。また、憲兵への日本人の暴力も凄惨で、両目を潰されるのはいい方、両肩を完全に潰される、脚の半月板を粉砕される、全身を焼かれ、その場で息絶えたこともあったという。扶桑皇国は結局、憲兵隊の縮小改編で日本の要請に応えたが、莫大な損害賠償を請求。日本側もこの凄惨さには言葉も無く、その金額を呑むことにした。憲兵隊の中にも、善良な人材はいるからで、結局は警務隊に縮小改編する過程でリストラされた憲兵の多くは公安警察や検察官に転職し、リンチ等で以後の職務どころか、まともな生活ができなくなり、やむなく退職した者には、(以後の医療金補助とともに)多額の賠償金が支払われたという。また、オラーシャやカールスラント系の軍人は史実の同位国の悪行由来の罵倒や暴力に耐えなくてはならないので、散々な目に合う者も多く、一貫して勝ち組のバルクホルンやエーリカは幸運中の幸運な例であった。特にバルクホルンは覚醒の影響で、本来の温厚な側面が強まっており、総じて、荒くれ者に変わったシャーリーに代わる形で、潤滑油的な役目を果たしている。
こうして、史実の戦訓で各種兵器の少数精鋭化が却って進展する中、その栄華を終えたのが魔女らであった。通常の戦争で(あまりに怪異戦に特化した思考であったのがマイナスに働いた)役に立たないのが露呈したからだが、芳佳ほど極端でなくとも、人を撃てない者も多数に登ったからで、この間まで友軍であった者らが敵になるという現実を受け入れられず、大半が戦線参加をサボタージュするという有様に陥った。欧州の存亡の危機と認識された戦であったので、連合軍の構想は瞬く間に崩壊。黒江はそれを予め予期し、地球連邦軍を動かすよう、大人のび太に依頼。のび太は財団の創設者としての自身が生涯に得た功績由来の政治力を駆使し、地球連邦軍で冷や飯食いになっていた重MS師団などを動かすことに成功。ダイ・アナザー・デイの窮地を救った。ジークフリートは軍縮派に目の敵にされていたが、対多数戦にもってこいの特性を備えていたことから、M26とM46戦車に蹂躙され、崩壊状態の連合陸軍の救世主となった。対峙した魔女たちはM26やM46戦車の装甲に太刀打ちできる火砲を持っておらず、包囲殲滅もザラであった。ティーガーのアハト・アハトすら余裕で弾き返す装甲を備えた同戦車に対抗する術は殆ど無く、比較的に薄い側面装甲を壊すのがほぼ唯一の対抗策であった。だが、圧倒的物量はそれすら許さず、連合陸軍は文字通りに半減。ダイ・アナザー・デイの中盤以降は、64Fとそれに同調した有志の魔女が過労死ライン寸前まで奮戦することで、巻き返しの下地が整えられたのである。この凄惨な戦闘により、魔女の栄華は急速に終わりを告げ、扶桑の軍閥は特権の喪失を恐れ、クーデターに走るが、それも64Fに鎮圧され、社会的地位は地に落ち、人員の『粛清』が却って加速した。扶桑は世代交代を急いだが、前線の魔女部隊の練度が低下する事態に却って陥り、軍略自体が64F頼りになっていった。
とはいえ、扶桑には(時代的に)64F以外に、他国に誇れるようなレベルの魔女は(教官層でも)クーデター後は大きく減少しており、比較的に練度の高い50Fなどでも、64Fには決定的に劣るとされた。これは1945年当時に中堅層を担っていた世代が1949年までには、大半が(ノウハウを後輩に伝えずに)軍を去っていたからである。それ故に、あらゆる戦闘ノウハウを持つ64Fが『至宝』と扱われているのだ。魔女は他と違い、魔法の体系化も(時限の問題で)殆ど出来ていなかったのもあり、この頃の科学の飛躍が兵科としての意義を消え失せさせたのは事実であったが、社会的な魔女狩り防止の観点から、惰性的に維持されているも同然であった。また、魔導師という上位互換の存在がいること、魔法つかいプリキュアという超絶的な魔法使いの登場も、兵科の延命に寄与していた。みらいたちはこの功績により、後年に瑞宝章を叙勲することになる。
歴代プリキュアは『大決戦』をきっかけに、神々の目論む『対時天空を最終目標にしての果てしなき闘争』に組み込まれた。その手始めが、ある世界線で無念の死を遂げたのぞみの魂であり、願いを聞き届けた神々の手で転生させられ、往年の能力を持ち、絶頂期の肉体の状態で魔女の世界に降り立った。ただし、一からの転生ではなく、その世界に生きる者の肉体と意識を乗っ取る形での転生であった。そんな経緯故、のぞみA自身も負い目があり、その責任を取る形で、ダイ・アナザー・デイを戦った。その後に、前世での本業に転職するつもりであったが、日本側の不手際と政治問題化で頓挫。結果的に、軍人を続けることになったわけである。肉体自体が変異した都合上、転生先の実家には帰れない(中島家長子の小鷹が鷹揚な人物なので、半ば杞憂ではあったが、親類一同などへのあれこれもあったので)。それに伴い、野比家に居候することになり、そこで転生以前を含めての精神的な傷を癒すことになった。また、普段の姿で文科省に出向いたことが騒動の発端になったことから、扶桑の重臣らを交えてのY委員会の緊急会合の決定により、キュアドリームの姿で普段から活動することとされ、のぞみも了承。皮肉にも、のぞみが真に、キュアドリームであることが日本側にも知れ渡ったわけである。結局、文科省はこの(前代未聞の)大失態により、大臣と事務次官の(扶桑への土下座後に)交代となり、厚生労働省も巻き添えとなり、外務省も仲介の失敗を理由に、大臣と事務次官の辞任に至った。それを横目に、事前に事態を忠告した防衛省はむしろ、『問題を起こさせないようにしていた』と褒められた。それもあり、三つの省庁が大混乱に陥るのを横目に、関係者は涼しい顔であり、扶桑の戦役に従軍した自衛官に『扶桑での恩給受給権が生ずる』のを政府に取り付けるなど、福利厚生の改善に成功。結果、のぞみの騒動で一番に得をした組織は扶桑皇国でも、地球連邦でもない。軍需産業でもあるアナハイム・エレクトロニクス社と、(結果的にプリキュアを雇用できた)日本の防衛省であった。
そんなわけで、のぞみAはデザリアム戦役を挟んだ戦間期には、野比家に居候していた。その時期に、ダイ・アナザー・デイに参加できなかったスーパーロボット乗りらとも対面を果たしており、(主に藤原忍のせいで)左遷されがちな獣戦機隊とも対面している。交流の中で、自分たちが集められている理由を悟り、デザリアム戦役を終えたタイミングで、軍人を続ける腹づもりを決めていた。ただし、自分が正式にリーダーになる事は嫌っているが、実際、そうならざるを得ない状況が続いたために、結果的に佐官に栄達。公にリーダーとされていないだけで、暗黙の了解として、そういう役目は果たしていた。その労いの意味で、いずれは上位の金鵄勲章が与えられる見通しであった。
のぞみAの前世では、いつかははっきりしないが、プリキュア間のいざこざもあり、彼女は不幸な後半生であった。その辛酸の経験からか、『自分の帰る場所』が消えることを恐れる素振りも見せており、りんも精神的なケアに尽力していた。デザリアム戦役以降、りんは裏方に接しており、主に武子の秘書をしていた。これはりんも『アクセサリーデザイナーとしては成功せずに早世した世界線の存在であったが故で、逆にサッカー選手としての才能があったため、平時は日本で女子サッカー選手をしており、女子サッカーのワールドカップに出場も騒がれるくらいの選手になっている。のぞみがそれを望んだのもあるが、りん自身が記憶喪失に一度なっている故の気遣いでもあった。そのため、開戦後は武子の秘書のような立場にあったりする。むしろ、医官ながら、前線での戦果が確実な水無月かれん(キュアアクア)がおかしいのである。また、同じチームでも、互いの出身世界が違うこともザラである。プリキュア5を例にしても、出身世界がお互いに同じなのは、かれんとこまちのみであった。とはいえ、基本的に現役時代に『同じ経験をしている』ので、連携に問題はなかった。ゴルシがジェンティルドンナを呼んだのは、気心がある程度知れた仲である故である。
ある日の64F基地。
「ジェンティル、一般隊員の定期検診はどうだ」
「基本的に問題はありませんわ。ワーカーホリック気味な者もおりますが、体が精神についてこれないですから、休養を申し伝えましたわ」
「魔女はワーカーホリックになる奴も多いからな。俺達のような超人はともかく」
「昔にどこかでやっていた、Kの頭文字を持つ医者一族の漫画のようですわね。医療行為を免許無しで行うというのは」
「まぁ、江戸以前は漢方医ばかりだったし、近代的な医療免許が必要になったのは、西洋医学が正式に入ってきた後のことだ。あの漫画でも、漢方医を代々していた家系が明治以降は正式な医学校に通った上で、家業を継ぐ設定だったしな」
「あら、ご存知なので?」
「のび太が高校の頃に、青年誌で続編が始まってな。その関係で、俺も暇つぶしで読んでる。医療の常識も変わるのは、のび太の家の近所にいる障害者の子のおかげで知ったんだがね」
医務室で黒江は形式的な定期検診を受けつつ、かれんの肉体を借り受けているジェンティルドンナと話す。ジェンティルドンナは学生の身ながら、高度な医療知識を既に備えており、親類の経営する総合病院の医学部への進学を薦められているほどである。
「この世界線のドイツは立て直せないでしょう。東西出身者の間に決定的な亀裂が生じ、史実でシュタージに入るはずの者たちは親世代の時点で弑逆される。これでは、ドイツの復活などは夢物語ですわよ」
「メタ情報で失脚した連中もかなりだ。これで、ドイツは半世紀は二等国止まりだ。100年後に西ドイツの持ってたところに座れるか否かだな。最も、戦艦や巡洋艦を指揮できる人材がいないから、提督らを留任させるしかないうちらも相当だがな」
「戦艦と砲撃戦タイプの巡洋艦が二次大戦で消えた兵器である以上、彼らに指揮させるのは理にかなってますわ。ミサイル兵器は自衛隊の出身者に扱わせればいいだけのことですし」
「ドイツはなんで、ナチや東ドイツに関係したか、政府に反抗的だとみなした連中を強引にクビにしていったんだ?」
「彼らは第三帝国時代の反省という名目で、カールスラントを支配する王侯貴族の解体を図ったのでしょう。後はコミュニストが増加するのを恐れた。この二点。戦中のエースパイロットや熟練の戦車兵であろうと、政治家は危険視した。だから、カールスラントのあのような惨状を招き、NATOに軍政を引かせ、手を引かせられた。日本連邦は幸運な例ですわ。内政干渉というものをわきまえて、政府レベルでは抑制できているのですから」
「ドイツは極端から極端に触れると、よく聞くが、日本はまだ理性的ということか」
「第三者から見ても、ドイツ連邦共和国のカールスラントへの反応は集団ヒステリーですもの」
ジェンティルドンナにさえ、集団ヒステリーと断じられる、カールスラントへのドイツの仕打ち。結局、ゲルマン民族そのものの存続に関わるレベルになってしまい、オストマルク共々、これ以上内戦が続いたら、民族が絶えてしまうということで、NATOが圧倒的軍事力で内乱を鎮め、やむなく軍政を引いている。カールスラントの人々は共和制に決定的な不信があるので、招来は立憲君主制として再建することになるなど、現地に不利益しかもたらさなかった。それに引き換え、日本連邦は大成功と言えるレベルで繁栄している。扶桑の不利益は軍事面に留まり、民需としては大いに実のある近代化をもたらしたのだから。
「お前、ゴルシの頼みで来たんだろ?前線には出るのか?」
「あらゆることを極めてこそ、真の強者……。もちろん、戦いますわ。最も、私を満足させられる相手がおられるかどうか」
「七冠取っただけの事はあるなぁ」
不敵な笑みを見せるジェンティルドンナ。水無月かれん(キュアアクア)の体を借りている都合上、ジェンティルドンナの要求に応えられるキュアアクアの姿を取っている(プリキュアのコスチュームの上から白衣を羽織っている)のだが、元々、かれんは文武両道型であったので、ジェンティルドンナの魂と肉体のマッチングも良好であるので、違和感はないらしい。
「お前は普通に七冠が約束されてるから、かれんとしても楽だろうが、のぞみは大変だろう」
「一度は落ち目を迎えたと見なされたウマ娘の評判を戻すのは、並大抵のことではありません。オグリキャップ先輩の例があると言っても、あの方は『神に愛された』ウマ娘……。故に、同じことをしようとすれば、反対される。ブライアンさんはそれで、お父上と袂を分かつことになった……。同情しますわ……。キタサンブラックさんも、早くも未来を予言されたようで、ものすごく気まずいとおっしゃられておられます」
「そりゃ、サトノダイヤモンドは凱旋門賞行ったはいいが、大敗。その後は精彩を欠いて、アーモンドアイに引導を渡されるのに、あいつは最後まで王者のままだって言われたようなもんだ。おまけに、ドゥラメンテは復活が叶わないのもセットだ。気まずいったら……」
キタサンブラックも史実が史実なだけに、気まずくなったこと、自分の産駒にあたるイクイノックスは世界最強とまで謳われるようになることまで『予言されて』しまい、気まずい思いであることが語られる。最も、ウマ娘世界では、なんとか復活が叶う事があるが、史実のレースには絡めない事は確定するようなもの。故に、ブライアンがその因果に抗うため、因果律改変能力を持つのぞみに入れ替わりを頼んだのは、理にかなっている。
「キタサンブラックはどうするつもりだ?」
「ゴルシさんに、それとなく聞くように頼んでみますわ。色々と気まずい思いを抱えるのは確実でしょうし」
と、メタ情報により、色々とウマ娘世界の様相も変わりつつある様子が語られる。ブライアンがオグリの見せた奇跡を拠り所にして、再起を図り、それを身内に反対され、袂を分かつ。ブライアンの父にとっては『どうしてこうなった?』と言わんばかりの事態であろうが、ブライアンがある意味では(オグリの見せた奇跡はオグリだけが起こせるものではないと信じている)純真さを残していたことの表れである。ハヤヒデは長妹のその純真さを守るため、家業を継ぐことを決意。結果的にだが、ハヤヒデが家を継ぐことにより、家業の継承はうまくいくことになるのである。そして、メタ情報で自分と親友の『競技者としての行く末』を知ってしまったキタサンブラックはどうなるのか?それが気になる二人であった。