BanG Dream! ワーカーホリック少女が奏でるオト 作:あこ姫
そしてまさかのシリーズ化
それではどうぞ
新年も明けて暫くした日の日曜日。
私は今日もコタツで蕩けていた。
お察しのとおり、ここ最近の休日は確実にコタツで蕩けている。
もう、冬場でコタツの無い生活は考えられないほどのレベルまでにある。その事に後悔や反省は微塵にも無い。
何時もだったらコタツには同居人のちゆ、令王那が居たりするのだが今日はRASのライブがある為に不在。
最近の出来事といえば、母さんと令王那の両親の話し合いによって、令王那がウチの同居人になったのは些細な事なのでスルーしておこう。
そして、RASのマネージャーでさーくん……盛谷颯樹が同行している。
最初は私が名乗り出たのだが、全員に反対された。解せぬ。
そんなこんなで私は今日はコタツ待機となっている。
そして今日のコタツの住人は彩・ちーちゃん・イヴ・日菜である。
私達は各々好きな事やっている……というか、私以外全員NFOやってるんだけどな。
この前、仕事絡みでプレイを始めた彩・ちーちゃん・イヴはどうやら、ドップリと沼に嵌ったらしい。
のめり込み過ぎなければ問題ないので、私的にどうでもいいのである。
そして、私はというと……ヒマつぶしにテディベアを大量生産していた。
その量はまたしてもというか、何時も通りに個人制作の量を超越しており、山積みだ。
……こいつらはプレゼント企画に回すか。
そう思った私は山積みのテディベアをスマホで撮影し、Twi●terにツイートを載せることに。
「えーっと……これでいいかな」
私は
『気付いたら山積みになっちゃったので、再びあの企画したいと思います。応募の方はリプしてくださいね。締切は今度の水曜日です。 ♯プレゼント企画 』
と投稿した。
そしたら、その数秒後には通知が凄い事になってた。
毎週のようにこの企画やってるけど……ってか、前回の企画は昨日だったんだけど凄い応募数だわ。
キッチリ貰い手が見つかるのはありがたいことなんだけどさ。
そのうち、こういう手芸系の仕事が舞い込んできそうな気はある。
あー……、ちょっと眠くなってきた。コタツで考え事してたせいかな。
こういう時は無理しない方が良いよね。うん。
私はそのまま横になって睡眠をとることにした。
暫くして私が目が覚ますと……違うわ。起こされました。
誰かが寝ている私に突撃かましたらしい。
「アマネさんはあったかいのでずっとこうしてたいです♪」
その人物はイヴだった。メッチャ、スリスリ(〃'ω'人'ω'〃)スリスリしてくるんですけど。
何があったんだよ……私の眠ってる間にさ。
「あっ……起きちゃったんだね。亜麻音ちゃん」
「あんな突撃されれば誰でも起きるわ」
「だよねー……って、千聖ちゃん!?何処触ってるの!?」
彩に状況説明求めたら、ちーちゃんが彩に凄い甘えてた。
普段のちーちゃんは行方不明になったのだろうか。
「えへへー、
超ご満悦なご様子のちーちゃんなんだけどさ……うん。
今、彩の事をどう呼んだよ。『ダーリン』!?
それって……さーくんの事だよね!?もしかしなくとも。
「ちょっと、千聖ちゃん!? 私は颯樹君じゃないんだけど!?」
彩はそう言ってちーちゃんを引き剥がそうとしていた。
だが、必死に抵抗するちーちゃん。余計に抱き締める力が強くなってる気がする。
このままでは拙い。彩が骨折してしまうかもしれん。そうなっては、色々と支障が出てしまう。
そう思った私は1/1スケールのさーくんヌイグルミを彩とちーちゃんの間に挟んだ。
するとちーちゃんはヌイグルミにコアラのように抱きついてご満悦になっていた。
「……これで暫くは大丈夫かしらね」
「あ、亜麻音ちゃん、いつのまにそんな物を……」
「気紛れで作ったのよ。つか、無意識」
「深くは触れないほうが良いよね」
「その方が良いわね……彩、状況説明」
「亜麻音ちゃんが寝ている間に日菜ちゃんが持ってきた烏龍茶を飲んだらこうなっちゃったの」
私の分が飲まれずに残ってたので、少し飲んでみる。
…………酒じゃねぇか。これ、ウーロンハイだ。
って事はちーちゃんとイヴは酔っ払ってるな。完全に。
「彩は大丈夫なの? 彩も飲んでるんでしょ?」
「うん……。今のところは」
「成程ね……で、
「えっと、さっきまで彼処に……って、居ない!? 逃げちゃったの!?」
「……処すか。イヴ、悪いけど離れてくれない?」
「イヤですっ!」
日菜を処す為に抱きついてるイヴに離れてくれる様に私は懇願したが拒否された。
『あまねちゃん Mk.Ⅶ』という名の私の1/1スケールのヌイグルミを試すも失敗に終わった。
此処で時間をかけると日菜が完全逃亡してしまうので……
「イヴ、しっかりと掴まってなよ? 振り落とすかもしれないから」
「わかりました♪」
イヴを引き剥がす事を諦めてそのまま日菜を処す事にした。
イヴは離さまいとガッチリと私の背後でホールドしている。それ故か偶に首が絞められているんだが。
このままでは窒息もありうるからさっさと終わらせる事にしよう。
日菜のOHANASHIという名のOSHIOKI目的のSHOKEIを終わらせた私がリビングに戻ると……突貫された。
私はなんとか右手で受け止めた。
「……安定かよ」
私はクソデカ溜息をついた。
突貫してきたのは彩である。
本気で私は言いたいよ。
『
と。
まさか、彩までこうなるのか。
もうちょっと違う方向で酔って欲しかったなぁ。出来れば笑い上戸で勝手に笑ってればよかったのに。
そうすれば完全放置で私の負担が減るというのに。
まさかのイヴ、ちーちゃんと同じく『絡み上戸+抱き締め上戸』だったか。
っていうか……美咲といい、令王那といい、多くね?
残りのメンバーもそうな予感がするしマジで怖い。
あっ……そうだ。早いとこさーくんに連絡しとこ。
私はさーくんに早急に連絡を入れるのだった。
「もしもし、さーくん? 今大丈夫?」
『その声、あーちゃん? うん。今終わったところだし大丈夫だけど……』
「あぁ……助かった」
『えっ!? どういう事なの!? 何があったのさ!?』
「ちーちゃん酔った。早急に引き取り」
『本当にどういう事……解った。なるべく早くそっちに行くから』
「うん。 マジで頼む」
よし、連絡は終わった。
もうそろそろ……「あーちゃん、私のダーリンを出しなさい!」
来ると思ったわ。
「居ないぞ。此処には」
「嘘はいけないわ。あーちゃんが隠してるんでしょ!」
「隠して何の得になるんだよ」
「それは私の知らないところで
ちーちゃんは羅列がまともな割に思考回路は壊れていやがったわ。
つか、芸能人が放送禁止用語並べてんじゃないよ。
「やらねぇから。 したら私の未来が深淵の闇だわ」
私は必死に頭痛を堪えつつ突っ込ませてもらった。
幾ら相手が酔ってるからって、コレだけは否定させてもらおう。
「むぅ~~~~~~」
「むむむむ……………」
私とちーちゃんの遣り取りを見て不服そうなあやイヴ。
「……どうしたのよ、二人共」
私が恐る恐る聞く。
「「千聖ちゃん(チサトさん)、ズルいよ(です)!! 亜麻音ちゃん(アマネさん)とイチャコラして!!」」
想像以上にぶっ飛んだ返答だった。誰もイチャコラなんてしてないんだが。
「あら、悔しいの? だったら奪い返してみればいいじゃない♪」
ちょままっ!? なんで煽るんだよ、ちーちゃん!?……なんか予想通りの答えしか帰ってこない気がする。
「「「宜しい。 ならば戦争だ」」」
や っ ぱ り か 。
勝手に人の家で戦争始めんな。
そして、そのペンダント取り出すな!! 私の住む家がなくなって
「やめんか。酔っ払い共」
私はイヴにはデコピンを、彩にはチョップを、ちーちゃんには腹パンをお見舞いした。
ちーちゃんにはさっさと沈んで欲しかったのでこの処置である。これ以上波乱を呼んで欲しくないからである。
「アマネさん!」
「どうしたの、イヴ?」
「私の頭を撫でてください!」
「あーっ、イヴちゃんズルい! 私も!!」
そう言って私に勢いよくダイブをするあやイヴ。
私は受け止めてコタツに座ったあとに2人を両膝に寝させる。
そして暫く2人の頭を撫でていた。
10分後……彩の方から規則正しい寝息が聞こえてきた。
酔いが回って落ちたか……。私はイヴをゆっくり引き剥がす。
イヴが気付くのも時間の問題だ。迅速に行わねば。
私は素早く彩をお姫様抱っこして自室のベッドに運び、寝させた。
寝させた後は即座にリビングに戻る。
リビングに戻った私を迎えたのは不満顔のイヴだった。
「ふぁっ!? なんで、そ、そ、そんな格好してんのぉ!?」
私の第一声がこれである。そりゃそうだよ。
イヴは何故か上半身が……は、裸だった。
夢か幻想魅せられてるのかと思ったが間違いなく現実だ。
思考が追いつかないや……。
「アマネさん!! 私、とても寒いです!」
「当たり前だよ!! 服を着なさいよ!!」
イヴの言葉に突っ込んだ私は悪くない。
「私、アマネさんの温もりを直に感じたいですっ!」
「えっ、ちょままぁっ!?」
先程から有咲のアイデンティティー奪ってる気がするがそんなの些事である。
そりゃそうだよ。 ……だって、服脱がされてイヴに押し倒されてるんだもの。
抵抗? 許してくれなかったよ。 もうされるがままだったよ。
内容は聞かないで欲しい。マジで。
暫くした後にイヴから規則正しく健やかな寝息が聞こえてきた。
や、やっとかぁ~……。
イヴが眠ってくれた事に物凄く安堵する私である。
さて……さっさと服着て、後始末せねば。
そう思った時にリビングの扉が開いた。
「えっ……あ、あ、あーちゃん……??」
リビングの扉に居たのはさーくんだった。
さーくん(男性)+ 上半身裸の私(女性)
=\(^o^)/オワタ
私とさーくんは暫く思考停止してしまう。
思考が戻った私は急速に顔が真っ赤になって頭から煙が上がる。
「な、な、な、な、なんて格好してんのさぁぁぁぁぁっっっっっ!!!」
「の、ノックしてから入ってきなさいよぉぉぉぉっっっ!!」
二人の絶叫が響きあった。
そして、その直後に服を着た私とさーくんで地獄の追いかけっこが開幕した。
それはもう、3時間くらいい続いたそうな。
そしてその後に帰宅した令王那に慰めてもらう私という光景が爆誕したのであった。
多分続かない。
で、できたけどさ……。
超やり過ぎた感はある。
一応R-15タグつけてあるけど大丈夫かな、コレ。
R-18にはならへんよね……??
とは言いつつも、書いてる時は超楽しかった()
もう(・∀・)ニヤニヤが止まんねぇわ(笑)
こんな感じでもよければ御要望あれば次もありますので宜しくなの。
それではまた次回お会いしませう。
バイバイっ。