BanG Dream! ワーカーホリック少女が奏でるオト 作:あこ姫
》Q1,今回の4バンド合同ライブ決まった時の感想は?
A1.憧れのバンドやライバル達と共に盛り上がれるいい機会だし、ワクワクしてるよ。(回答者:大和萌々【Sublimatum】)
A1.妹や可愛い愛弟子に輝く私たちの演奏を聴かせる機会が出来て嬉しいって思ったよ(回答者:花園めぐみ【галактика】)
》Q2.それぞれのバンドについてはどのようにお考えで?
A2.ガラクの皆さんは私達の目標であり、憧れですかね。Beatの方々や4Mの方々には絶対に負けたくありません!(回答者:湊由愛【Sublimatum】)
A2.リトムの皆は可愛い妹みたいな存在……かな? Beatは個性派揃いで面白そうと思ってるよ。4Mは
》Q3.会場がさいたまスーパーアリーナで3万人規模の予定です。それについては?
A3.この場所は今の私が在るキッカケとなった場所なので、その場所でSublimatumの一員としてライブが出来ることを大変嬉しく思います。(回答者:和泉亜璃珠【Sublimatum】)
A3.キャパが多い会場ほどあたし達の音楽を届けられる人が多いし燃えてきちゃうのが一番だけど、まっすー達が再出発した場所でライブが出来るのが嬉しくてたまんないんだよね!(回答者:松原陽向【галактика】)
》Q4.常にライブで心がけていることはありますか?
A4.私達が持てる全てを出し切ってライブのファン達を楽しませることかな。それと次のライブは今以上の力を出し切ることも心がけてます。(回答者:青葉帆乃花【Sublimatum】)
A4.『アタシ達がライブと一体となってファン達も他バンドのファン達もアタシ達という銀河に巻き込んでやる!』っていう心意気でライブをやることかな。(回答者:今井香織【галактика】)
》Q5.ライブの意気込みを
A5.今日のライブでも伝説を再来させて新たに誕生させるような最高のライブにしたいと思ってますのでよろしくお願いしますっ!(回答者:御神亜麻音【Sublimatum】)
A5.今日のライブで共演する皆と今日という日が皆の心に刻まれてずっと忘れられない……そんなライブにしていきたいですっ!(回答者:戸山茜【галактика】)
》回答ありがとうございました!
「由愛、貴女何も解ってないようね」
「そういうお姉ちゃんこそ解ってないんじゃないの?」
ある日の休日に『暇だから集まろうよ!』的なノリで私の家に集まって行われていたのは『Roselia』のボーカル、湊友希那と私の属するバンド『Sublimatum』のメインボーカル、湊由愛の姉妹喧嘩だった。
「そういうのは家でやれよ、負けず嫌い姉妹共」
というのが、私・御神亜麻音の正直な感想であるが、口にすると仲良く襲ってきそうなので言わない。まぁ、そうなったら返り討ちにしてやるけども。
「なんでこうなったんだっけ……」
Sublimatumのメインドラマー、青葉帆乃花が溜息混じりに呟いた。
「えっと好きなデジモンの話になってこうなったんだと思いますよ、帆乃花さん」
帆乃花の問いに答えたのはAfterglowのベース担当の上原ひまりだった。
「ハカ●モに出てくるのだったら、ひまりはどのデジモンが好きなの?」
「私ですか? うーんと……マリンエンジェモンですかね? そういう帆乃花先輩はどのデジモンなんです?」
「私はカイゼルグレイモンかな? なんか格好良いし。あこはどうなの?」
「あこはベルゼブモンブラストモードかな~? 如何にも闇の力感じるし! ソラ姉はどうなの?」
「私? そうだなぁ……ミラージュガオガモンバーストモードかなぁ……?」
私は「それで……」と言いつつも絶賛喧嘩中の湊姉妹に視線を向ける。
「確か、友希那がブラックテイルモンで、由愛がテイルモンだっけ」
「ですね。どっちも見た目は猫ですから友希那さんと由愛ちゃんが好きになっても違和感はありませんよね……」
「違うとしたら身体と手の部分の色ね。そんな事言ったらミケモンとかもあるのは置いといて。ぶっちゃけ、友希那と由愛の好きなデジモンって一体のデジモンに落ち着くんだよね」
「え、どういうことですか? 帆乃花さん」
「あー、察した。そういう事か」
「え、どういう事、ソラ姉」
帆乃花の納得に賛同する私。その理由が解らないひまりとあこは揃って首を傾げていた。
「ひまり、テイルモンが進化すると何になる?」
「エンジェウーモンですよね?」
「あこ、ブラックテイルモンが進化したら何になる?」
「え、ブラックテイルモンが進化したらレディーデビモンだよね?」
「じゃあ、その2体がジョグレス進化したら……?」
「エンジェウーモンと……」
「レディーデビモンのジョグレスって……あ」
あこはどうやらピンときたらしい。
暫くしてひまりも察したようだ。
「「「「マスティモンで良くね……??」」」」
そうなのだ。結局のところ、進化を重ねるとマスティモンに落ち着くのだ。
進化先の分岐は色々だから一概には言えないけどと注釈がいるが。
そんな呆れ成分多分で湊姉妹の喧嘩を見守っていると一通のメールが届いた。
相手は……タクか。えっと何だ??
「ふーん。面白いじゃん」
私が不敵な笑みを浮かべて居ると帆乃花が詰め寄ってきた。
「タクヤからのメール?? 告白とかじゃないでしょうね?」
「何でそうなるんだよ! 違うわ。とりま、説明するから萌々と亜璃珠呼んで」
「解ったわよ……」
タクからのメールに帆乃花からありもしない嫌疑をかけられたのは不満マシマシだが、必死に堪えて萌々と亜璃珠を呼び出し依頼を出す。
帆乃花は納得行かない顔でメールで萌々と亜璃珠を呼び出すのだった。
この間、湊姉妹の喧嘩はまだ続いていた。
20分後、帆乃花の呼び出しを受けたSublimatumのメインギターリストの大和萌々とメインベーシストの和泉亜璃珠が到着した。
「またやってるの?」
「相変わらず仲が良いんですね。この姉妹」
萌々と亜璃珠の第一声がそれだった。
何故なら港姉妹の喧嘩はまだ続いているからである。かれこれ45分くらい続いていたと思う。正確な時間は知らんけど。
「「誰の仲が良いって? そんな訳無いじゃない!!」」
亜璃珠の言葉で綺麗に揃って反論する湊姉妹。
何処がだよ。めっちゃ仲良いじゃねぇかよ。説得力皆無だよ。
「で、今日は何で喧嘩してるの、この姉妹」
「あぁ、それはね……」
萌々が喧嘩の理由を尋ねると帆乃花が説明を開始した。
「「マスティモンで良くね……??」」
説明を聞いた萌々と亜璃珠の返答がそれだった。
うん。やっぱりそう思うよね!
本当にくだらない姉妹喧嘩だと思うよ。うん。
「そういえば、亜麻音先輩どうしたんですか?」
「そうだよ! いきなり呼び出すって。 何かあったの? Sublimatumの事で」
「そうね。実はね、タクから対バンの申し込みが来たのよ」
「へぇ……Beat the clockとねぇ……燃えるね」
「確かに。対バンとか久しぶりだしね」
「久々に全力でやれますね……!」
久々に本気でセーブなしのライブが出来るだけあって皆燃えていた。
あとは由愛なんだけど……
「受けちゃっていいですよ。久々に全力で叩き潰せますもん、おそらくですけど、галактикаと4MCOPEも出るでしょうしね」
フツーに承諾していた。
叩き潰す気満々で意気込んでもいる。
それくらいの気概でやってもらえるのは有り難い限りなのだけども。
「ってか、良くわかったわね。галактикаと4MCOPEも出るって」
「え、マジなの? 亜麻音」
「うん。マジもマジだけど……」
「叩き潰そうか。亜璃珠」
「そうですね。徹底的にフルボッコにしましょう。萌々先輩」
「箱潰しの異名を特と見せつけてやろうじゃないの」
「………………」
なんか皆がやる気──いや、殺る気だった。
正直ついていけないリーダーの私である。
なんでこうなってんだよ。何かしたのか、アイツ等。
取り敢えず承認の返信を送っておく。拒否なんて事はないだろうし。
「なんか、すごく燃えてますね。皆……」
「うん。ソラ姉、いっつもこんな感じなの……?」
ひまりとあこはあまりの豹変っぷりにドン引きだった。
あこよ、そんな訳無いわ。常にこんな剣呑なわけあるか。初期の友希那じゃないんだから。
「待って。どうしてそこで私の名前が出されるのかしら?」
「たまたま」
「解せないのだけど」
知るか。気まぐれだし仕方ないでしょ。
そうして考えているうちに湊姉妹の喧嘩は再開された。
それを止めるために皆でハ●メモで対戦することになるのだった。
その結果、あこのベルゼブモンブラストモードと私のアルファモン王龍剣が無双したとだけ言っておこう。
因みに由愛は帆乃花のドルゴラモンに、友希那は亜璃珠のスレイプモンに蹂躙されていたのだった。
その頃のгалактика(茜視点)
「あっ……カイゼルグレイモンの才能足りない」
「ヴリトラモンに退化させたら??」
「面倒じゃん。また進化させるの」
「プラチナヌメモン居るし問題ない」
「でもなぁ……」
「じゃあ、極上肉とかでいいと思うんだけど」
私ことгалактикаのボーカル担当、戸山茜の自室でгалактикаのメンバー達──今井香織、花園めぐみ、羽沢栞は普通にハカ●モやってた。こういう時に便利な『歩く攻略Wiki』松原陽向は不在である。
「そういや、陽向何処いった」
「熊本じゃない? 一昨日博多だったし」
「辛子蓮根楽しみ……!」
「めぐみは土産目当てなのかい……」
栞がめぐみの天然さに突っ込んでいた。せめて心配はしてあげようよ……。
確かにいっつも迷ってはお詫びにその土地の名産品買ってくるけども。
個人的にいつ陽向の迷子が国境を越えないかが心配なのだが。
「そういえば、茜の所に対バンの申し込み来てたって言ってなかったっけ」
「あぁ……そうだった」
忘れるところだった。ナイスだよ、香織
「……で、誰から来てて相手バンドは?」
「えっと、差出人は拓也君になってるわね。それで、相手バンドはBeat the clockと4MCOPEとSublimatumだって」
「うわ、スゴい豪華。負けてらんないね」
「だねぇ~。本気出しちゃおっか★」
「当然です。4MCOPEは特に叩き潰さないといけません」
栞がかなりの殺る気だった。文字は決して間違っていない。
間違っても本当に殺さないといいのだけれど……。それだけが本当に心配だ。
「大丈夫だって。いざとなったらアタシが物理で黙らせるから」
香織!? 有難いけど穏便に済ませてね!?
私が香織の発言に尚更安心出来ずに頭を抱えていた。
「面白いね。たえちゃんもそう言うと思うよ」
「なんで其処で妹が出てくるの? めぐみらしいけどさ」
「だって会話聴かれてるもん。妹’sに」
そう言ってめぐみが指さす方向の扉が僅かに開いていた。
おそらく香澄とおたえちゃんとリサちゃんとつぐみちゃんだろう。
「ま、別にいいんじゃない? 聴かれて不都合なんてないしさ★」
「そうですね」
「うん。どうせ言うつもりだったし」
「だよね」
こういう事なら妹達に姉の勇姿を見せるのもまた一興だろう。
「マジで楽しみだな、対バン」
私は小さな声でそう呟いたのだった。
Go To The Next Stage……!
如何だったでしょうか。
頭の中将さんとのコラボ始動でございます。
次の回はSublimatumのターン。
不定期なるかもですが次回をお楽しみに!
このお話を読んで、頭の中将さんの作品も読んでいただけると嬉しいです。
それでは次回のお話でお会いしましょう。
お相手は最近ハカ●モでプラチナヌメモンの偉大さに歓喜した蒼紗改め、あこ姫でした。