トラブルホイホイな男が、ガラル地方に行くようですよ   作:サンダー@雷

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 特に章分けはしないですが、原作的にはここが一区切りですね。
 3個目のジムで約30話。単純計算すると……ちょっと頭痛いですね。


挑戦! エンジンジム(後編)

 このジム戦が始まる前に、カブはオレンジからとあるメッセージを受け取っていた

 

『お久しぶりです。今度、私の弟子がカブさんに挑戦するのでお手柔らかにお願いします』

 

 この文を見たとき、カブは戦慄した。すぐに『弟子とは誰か?』という趣旨のメールを送り返した。

 

『名前はユウリと言います』

 

 ユウリ。その名前にはカブも聞き覚えがあった。

 最近ヤロー、ルリナのジムを苦戦することなく勝利し、破竹の勢いで勝ち進んでいるジムチャレンジャーだ。その才能はチャンピオンダンデに迫ると言われ、メディアに過剰なまでに取り上げられている。

 さすがにダンデに迫るというのは言い過ぎではないかと懐疑的だったが、オレンジの弟子と聞けばもしやと思ってしまう。

 なぜなら、オレンジはダンデよりも遥か高みにいるトレーナー。オレンジがダンデに圧勝するところを、目の前で見ていたカブが、そんなことあり得ないと口が裂けても言えない。

 

「……もしかすれば、彼女が次のチャンピオンになるのかもしれないな」

 

 不意に漏れた言葉には、諦めと悔しさが滲み出ていた。

 カブも理解しているのだ、自分の歳ではすでにチャンピオンを超えるような伸び代が望めないことに。

 しかし、同時に自分がダンデを引き摺り下ろせない現実を受け止めきれない。なぜなら、彼はポケモントレーナー。世界一諦めが悪い種族の人間だ。

 

 カブはダンデが強者の孤独を感じていることに気がついていた。それを埋めたのはオレンジだった。

 次世代のトレーナーが台頭し始めてガラルに新たな風が吹き始めた。それもオレンジの手によるものだった。

 

「悔しいなぁ……」

 

 またも感情が漏れ出した。

 余所者を差別するつもりはない。それを言うなら自分もホウエンから来た余所者だ。

 しかし、10年以上ガラルに貢献してきた自分に出来なかったことを、ポッと現れた人間が出来てしまうのは納得できない。

 器の小さい人間だろうか。それでも築き上げてきたプライドを蔑ろにされたくない。

 これは男の意地だ。

 

『簡単に負けるつもりはないよ』

 

 そう送り返したカブの目には心の炎が燃え盛っていた。

 

 

 □

 

 

 先手を取られたユウリは苦しい状況に置かれている。ただでさえ格上の相手に不利な状況に持ち込まれているのだ。正攻法だけでは苦しい状況にある。

 流れを強引に引き戻す一手。しかし、その賭けに失敗した場合、ユウリはこのバトルに負ける。

 まだ安全策でチャンスを見出すことも可能な状況だ。

 しかし、自分はチャレンジャー。守りに入るのは危険だ。ユウリは腹をくくった。

 

「行くですよ、ハスブレロ!」

「ハッス!」

『ユウリ選手の2体目のポケモンはハスブレロだ! ルリナさん相手にも活躍したハスブレロ。おそらく今バトルの切り札でしょう! さあ、どんなバトルを……?』

 

 実況が困惑から言葉を失っていく。なぜなら、ユウリのダイマックスバンドが輝いているからだ。

 

「流れを奪い取るですよ! ダイマックスタイムです!」

 

 ユウリはハスブレロをボールに戻す。するとバンドから流れ出てくるエネルギーがボールに纏わり付き、ボールを巨大化させた。

 ユウリはそのボールを両手で抱えて、よろめきながら何とかフィールドに投げた。

 

ハッスゥゥゥ!

 

 ダイマックス化したハスブレロを繰り出すと、会場の空気が一気に沸き立った。

 カブが先制したことにより会場の空気はカブ寄りに偏り始めていたが、ユウリはこの一手でそれをすべてひっくり返したのだ。

 流れがきた。

 

「ハスブレロ、ダイストリームです!」

ハッスゥゥゥ!

「ぐっ、ウインディ! ソーラービーム!」

「ガアウゥゥ!」

 

 巨大な水砲に、何とか相性のいい技で対抗しようと試みる。しかし、ダイマックス化したハスブレロの特殊攻撃力には遠く及ばず、ソーラービームは水砲に飲み込まれて、そのままウインディごと飲み込んだ。

 水砲はウインディを直撃した後、天に昇りしとしとと雨を降らせ始める。

 そして雨にうたれながら、ウインディは目を回して倒れていた。

 

「ウインディ、戦闘不能! ハスブレロの勝ち!」

「よくやりました、ハスブレロ!」

 

 ハスブレロはニコニコしながら、返事を返した。

 

「お疲れ様ウインディ。役目は十分果たした、しっかり休んでくれ」

 

 ボールに戻したカブは一度気を引き締め直す。

 相手は子供とは言えかなりの実力者。このくらいの奇策を仕掛けてくることは想定内だ。流れは奪われたが、主導権は握られていない以上挽回は充分可能だ。

 次はプラン通りならトロッゴンを出すところだ。

 しかし、タイプ相性の悪い相手にダイマックス化されている。普通にトロッゴンを出したところで、ダイストリーム一撃で削り取られるのが落ちだ。

 ならば、自分もプランを崩さなければならない。そう考えたカブはボールを持つ。

 

「行くぞ、マルヤクデ!」

「マルヤァ!」 

『何とジムリーダー、カブ。二体目のポケモンはエースのマルヤクデです!』

 

 マルヤクデ。ほのお・むしタイプで、ジム戦に置いてカブの切り札でもある。

 いつもなら最後の砦として登場するマルヤクデが、二体目で出てきたことにより、会場はどよめきに包まれる。ジムリーダーがジム戦で切り札をこの段階で切るというのは、それだけ異例のことなのだ。

 カブは目をかっとかっ開いて。

 

「マルヤクデ! 燃え盛れ! キョダイマックスで姿も変えろ!」

 

 カブはマルヤクデをボールに戻す。そして、ユウリと同じように輝くダイマックスバンドから、ボールにエネルギーが流れ出す。

 カブは中腰になり、巨大化したボールを空中に投げ出した。

 

マルヤァァァァ!

 

 戸惑いはあるものの、キョダイマックス化したマルヤクデに会場は沸き上がる。

 ユウリは想定内なのか、カブが早めにダイマックスを使ってきたことに驚いた様子はない。むしろ、倒す道順を計算しているようだ。

 カブは新星の頼もしさを感じるともに、オレンジのバトルを見ている時と同じような背中の冷たさを感じた。

 

「さすがは弟子というだけある」

 

 ふと漏れた言葉は、弟子にとって最上級の褒め言葉。

 ユウリは動く。

 

「ハスブレロ、ダイストリーム!」

ハッスゥゥゥ!

「マルヤクデ、ダイウォール」

ヤク

 

 ハスブレロの放った巨大な水泡は、巨大な壁に阻まれてしまった。

 

「ハスブレロ、接近しろです!」

「させるな! マルヤクデ、キョダイヒャッカで牽制するんだ!」

マルヤァァァァ!

ハスッ!?

 

 腸のように身体を曲げ、身体全体を紅く光らせるとキョダイな渦状の炎がハスブレロを飲み込んだ。

 

「怯むなです! ダイストリーム!」

ハッス……ハッスゥゥゥ!

「ダイウォールだ!」

マルヤァ!

 

 またも壁に阻まれだ。

 ユウリは唇を噛んだ。なぜなら、カブの狙いは戦闘不能ではない。時間を稼ぐことで、ハスブレロのダイマックスエネルギーを切らせることだ。それだから、執拗にダイウォールやキョダイヒャッカを足止めに使ったりしてきている。

 シンプルにピンチだ。ハスブレロのダイマックスエネルギーはすでに半分以上減っている。このままではダイマックスが切れて、やられるのは時間の問題だ。

 賭けに出るしかない。ユウリは決断した。

 

「ハスブレロ、地面に向かってダイストリームです!」 

ハッスゥゥゥ!

 

 地面に大量の水が撃ち込まれると、それは擬似的な波のようになりマルヤクデを襲う。

 しかし、この程度カブも許容範囲内だ。

 

「そのくらいしてくると考えていたよ! マルヤクデ、跳んで回避しろ!」

マルヤァ!

 

 マルヤクデは長い身体をホッピングのように使い空中に飛び出した。波を飛び越えるには十分な跳躍だ。

 

「まだまだ! ハスブレロ、ダイアイス!」

ハッスゥゥゥ!

「ほのおタイプに氷の技かい? 舐めてもらっては困る! マルヤクデ、キョダイヒャッカ!」

マルヤァ!

 

 マルヤクデは空中でエネルギーを溜めて、地面に向かって炎を発射した。

 ハスブレロが繰り出した巨大な氷塊はあっさりと溶かされ無効化されてしまった。 

 そして、ダイアイスの追加効果で天気があられ状態になる。

 

ハスッ……ハスッッ」

 

 遂にハスブレロのダイマックスエネルギーが切れてしまった。元のサイズになってしまったハスブレロはダメージが残っているのか、肩で息をしている。

 カブはこの二体の戦いは勝ったと確信した。

 

「これで終わりだ! マルヤクデ、キョダイヒャッ……」

 

 ーーゴロゴロゴロゴロッッッッッ!

 

 突然降り注いだ雷鳴と共に、巨大な雷がフィールド全体に降り注いだ。

 フィールド全体に降り注いだということは、ハスブレロそしてマルヤクデもろとも貫くということだ。

 

マルヤッッッッッ!?

「ハッスッッッッッ!?」

 

 両ポケモンの悲鳴と共に爆発が起こる。そして、爆煙が晴れると目を回したマルヤクデとハスブレロが倒れていた。

 

「マルヤクデ、ハスブレロ共に戦闘不能!」

「なん……だと……!?」

「ふぅ……首の皮一枚つながったです」

 

 カブは目の前の光景が信じられず唖然とし、ユウリは希望を繋いだことに安心して汗を拭っていた。

 

 

 □

 

 

 一方その頃、客席ではフィールドで何が起こったか分からず、観客たちがざわめいていた。

 

「今、何が起こったの?」

 

 そんな理解できていない1人でもあるソニアは、頭にタンコブをつけたオレンジに説明を求めた。

 

「そうですね。理論の説明が難しくなるのでざっくり言いますね。今のはユウリが雷を発生させたんです」

「狙ったってこと!? でもどうやって?」

「この戦いでフィールドの天気は目まぐるしく変わっていました。晴れ、雨、あられとね。このように短期間で天気を移り変わりさせたうえで、急激な温度変化をさせると大気が不安定になり雷が発生するんです」

「そっか、あられからキョダイヒャッカで温度を急上昇させたから!」

「その通り。ユウリはこれを狙って、わざとダイアイスをキョダイヒャッカで相殺させたんです。雷を発生させて、同士討ちを狙うためにね」

 

 ユウリは、カブがエネルギー切れを狙っていることを分かってからこの作戦を考えたいた。特性もらいびのマルヤクデといわタイプを持つトロッゴンが残った状態でラビフットに任せるより、トロッゴン一体だけの方が断然戦いやすいからだ。

 

「ただ、あの戦法はかなり条件が限定的なため、常用するにはリスキーです。おそらく、今回の成功はまぐれでしょう」

「……そうなんだ」

「まあ、運も実力の内。何はともあれ、ユウリにまだ勝機があることには変わりありません」

「そうよね。ユウリは最後のポケモンだけど、カブさんもそれは同じよね」

 

 オレンジは同意はしない。なぜなら、ユウリのラビフットは遠距離攻撃がないという弱点があるからだ。今日のカブを見ていれば、そんな分かりやすい弱点をついてこないはずがない。

 となれば、ユウリはこの場で弱点を克服するしか勝つ道筋はない。しかし、そんな簡単に潰せるものでもない。

 

「なんとかしてほしいですがね」

 

 必死に声援を送るソニアの横でポツリと呟いた。

 

 □

 

 

 あられが晴れ、地面にはまだ湿り気が残る。しかし、観客のテンションは最高潮だ。

 

「君で最後だ! 行け、トロッゴン!」

「ドラァ!」

「絶対勝つですよ、ラビフット!」

「ラビフッ!」

 

 カブが出したのはトロッゴン。ほのお・いわタイプ。ラビフットとの相性はかなり良い。

 

「トロッゴン、いわなだれだ!」

「ドラァ!」

 

 空から無数の岩がラビフットに向かってふってくる。

 

「ラビフット、にどげりで防げです!」

「ラビフッ、ラビフッ!」

 

 ラビフットはジャンプして、ふってくる岩を蹴り壊した。

 

「トロッゴン、ニトロチャージ!」

「ドラドラドラ、ドラァ!」

「こっちもニトロチャージです!」

「ラビラビラビ、ラビフッ!」

 

 フィールドの中心で2つの炎がぶつかり合う。

 炎が波紋となって広がる様子がその勢いを物語っている。

 威力はわずかに体格差でトロッゴンが勝った。ラビフットは上空に吹っ飛ばされた。

 

「ラビフッッッ!?」

「トロッゴン、かえんほうしゃ!」

「ドラァァァァ!」

「ラビフット、ニトロチャージでガードしろです!」

「ラビラビラビ」

 

 ラビフットは炎の膜を作ることで、かえんほうしゃのダメージを軽減させた。

 シュタリと着地する。

 ここまで一見互角に見えるが、ここまでカブのペースでバトルが進められている。ユウリとしては接近して乱戦に持ち込みたいのだが、なかなかそうはさせてもらえないのだ。

 露骨に遠距離攻撃にはしるのではなく、捕まえられない程度に直接攻撃も混ぜてくる。緩急のついた攻撃だ。この辺りベテランの老獪さが出ていると言える。

 

「トロッゴン、いわなだれだ!」

「かわせです!」

 

 ラビフットは落ちてくる岩を軽快なステップでかわしていく。

 だが、落ちてきた石は円を囲うようにラビフットの周りに積み重なり閉じ込められてしまった。

 ユウリはこの形を見て既視感を覚えた。前にオレンジが使ってきたいわなだれを使って動きを制限する戦法だ。

 頭には入っていたが、他に注意を取られて反応が遅れた。

 

「さらにいわなだれだ!」

「ドラァ!」

「まずい!? ラビフット、にどげりです!」

「ラビフッ、ラビフッ……ラビフッッッ!?」

 

 ガラガラガラ!? と積み重なっていた岩と共にラビフットは下敷きになってしまった。

 まるで災害現場のような光景に観客も、審判も、カブも戦闘不能だと思った。

 しかし、ユウリだけは諦めない。

 

「ラビフット! しっかりしろです! まだ、終わってねえですよ!」

 

 必死な叫び声がフィールドに響き渡る。

 だが、現実はいつも非常なもの。諦めなければ試合が終わらないなんてことはありえない。

 見ていられなくなったカブは審判に判定を催促する。

 

「審判」

「は、はい。ラビフット、戦闘ふの……?」

 

 審判が言葉を止めた原因は岩の中から漏れ出す銀色の光だ。あれは進化の光。

 進化、それはポケモンが新たな力を得るために発生する現象。そして進化が起きる時ポケモンは銀色の光を発生させる。

 その光があるということは、ラビフットはまだ瀕死ではないということだ。

 

「エスバァァァァァァァァ!」

 

 岩の中から爆炎が上がると、そのまま岩を吹っ飛ばした。

 そして中から現れたのは、シュッとしたラビット型のポケモン。エースバーン、ガラル御三家ほのおタイプの最終進化系だ。

 

「ラビフットぉぉ! 私は信じてたですよ!」

「エスバ」

 

 ユウリの言葉にエースバーンは違う違うと言いたげに首を横にふる。

 それを見たユウリは笑顔になって。

 

「ごめんです。もうラビフットじゃなくて、エースバーンでしたね」

「エスバ」

 

 その通りと言いたげに首を縦にふった。

 

「それじゃあ、エースバーン! 進化して得た力存分に使ってやれです!」

「エスバァァァ!」

 

 エースバーンは、ドッヂボールぐらいの大きさの炎を作りだし、それを上げてボレーシュートの要領で蹴り出した。

 160キロはあらん速度で向かっていく炎を、トロッゴンは避けきれずに直撃した。

 

「ドラァッッ!?」

「トロッゴン!?」

 

 今の技はかえんボール。エースバーンの専用技で、足の力が桁違いに強い彼にとって相性は最高である。何よりも優れているのはその威力と範囲。フィールドの端にいようとも届く範囲と、だいもんじをも上回る威力。

 そのおかげでラビフット時代の遠距離の弱点はなくなり、大きな武器へと変わった。

 もはやエースバーンにとって遠距離攻撃は脅威である。

 

「ぐっ、ならば真っ向勝負だ! トロッゴン、ニトロチャージ!」

「ドラドラドラ、ドラァァァァァァ!」

「エースバーン、トロッゴンの足下にかえんボールです!」

「エスバ!」

 

 車輪を回転させて走ってくるトロッゴンの足下に、炎を蹴り当てた。

 

「ドラッッ!?」

 

 炎が足下にぶつかったことでトロッゴンはバランスを崩して、倒れたトロッコのように倒れ込んでしまった。

 

「チャンスです! エースバーン、にどげり!」

「エスバァ、エスバァァ!」

「ドラァッッッッッッッッッッ!?」

 

 爆煙が起こる。そして晴れると目を回したトロッゴンが倒れていた。

 

「トロッゴン、戦闘不能! エースバーンの勝ち! よって勝者ユウリ!」

 

 突き上げた拳に呼応するように地を破るような歓声がスタジアムを埋め尽くした。

 

 




 ボチボチ、前にやったアンケート短編を書いていきます。大まかには決まってるので、投稿する日は私の書く速度次第です。


Q.ヌメルゴン探偵ってなんですか?

橙「ヌメルゴン探偵シリーズの主人公です。彼の行く先々で事件が起きて、それを解決するよくある探偵ものです。決め台詞は『ヌメッと行きますよ』です。犯人はほねこんぼうを凶器にしたガラガラだったり、ながねぎを凶器にしたカモネギだったりとけっこうポケモンの生態に基づいて書かれているので、見ていて楽しいです
 ポケウッドで映画化もされていますので、是非見てください。主演はハチクさんとひ……ナツメです」

見たいのは?

  • オレンジがアニメ世界に迷い込んだら
  • オレンジがポケスペ世界に迷い込んだら
  • オレンジが女の子だったら
  • オレンジの日常
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