トラブルホイホイな男が、ガラル地方に行くようですよ 作:サンダー@雷
この話を書いてる時、LISAさんの曲を聴いていたんですが、その時キバナの声優が鈴木達央さんに決まったとニュースの通知が来ました。
なんか笑いました。
ワイルドエリアを抜けた私たちは、ようやくナックルシティに到着した。
ここにも一応ジムがあるが、ユウリにはまだ挑戦できない。七人のジムリーダーに勝利することで、ここのジムに挑戦できる。要するにジム戦の最後の砦ということだ。
そのためこの街には用がないとも思えるかもしれない。
しかし、この街には私たち研究者にとって興味深い場所がある。
それは宝物庫。詳しくは知らないが、そこにはガラルの文化財が収納されているらしい。
私の研究には関係ないのだが、ソニアの研究には大いに関係がある。彼女はまどろみの森に現れた謎のポケモンの研究をしているが、その過程でどうやらガラルの歴史が関係している可能性があるらしい。
そこでソニアはどうしても宝物庫の中を見てみたいらしい。
「うぇえ......私は修業があるからパスするです」
勉強が大嫌いなユウリは同行を拒否した。たしかに子供にはディープな世界の話かもしれない。
「仕方ありませんね。あなたはワイルドエリアの方で修行してきなさい」
「わかったです! じゃあ、一度荷物置いてくるです」
何のためらいもなかった。ユウリは荷物を置くために今日の宿泊施設の方に歩いて行った。
ソニアは笑いながら。
「ユウリは相変わらずわかりやすいなぁ」
「そうですね。ですが、少しはポーカーフェイスを身につけないと、後々苦労しそうですね」
「たしかにね。......じゃあ、さっそく行こうか」
「ですね」
ソニアが歩き出した跡をついて行く。
「そういえば、宝物庫に入る宛はあるんですか?」
ガラルの文化財が収納されているということは、それなりに厳重な防犯がされているはずだ。研究者だからだと言って、簡単に入れてくれるとは思えない。
しかし、ソニアは明るい表情で。
「大丈夫よ。宝物庫の管理人は私の友達なの。それで聞いてみたら、いいよって言ってくれたの」
「ほぉ、それはそれは。運がいいですね」
「うん。ちょっと面倒なところもあるけど......」
「その情報は教えてほしくなかったです」
「大丈夫、悪い奴じゃないから。ダンテ君やルリナと同じジムチャレンジ時代の友達なの」
ということはけっこう若い人間なのか。管理人と言うから、勝手に老人かと思っていた。
しばらく歩くと、到着したのはクッパが住んでいそうなデザインの城。ナックルジムだ。ソニアはためらうことなくジムの中に入っていく。
中に入ると、受付にいるメガネの男性に何かを話し始めた。
すると受付の男性がどこかに電話を入れた。すると奥の方から側頭部と後頭部を刈り上げた髪型の上にオレンジ色のバンダナを巻いている男性が、手を振りながら笑顔で現れた。
「よ~うソニア。久しぶりじゃねえか」
ゆったりと近づいたかと思ったら、男性はいきなりソニアの肩を抱き寄せて写真を撮った。
私は目を見開かせたが、ソニアは慣れたことなのか呆れ顔で男を引き離す。
「もう、その会っていきなり写真撮る癖やめなさいよ」
「いいじゃねえか。久しぶりに会った記念記念」
「どうせそれSNSに上げるんでしょ? あんたのファンに色々言われるの私なんだからね」
「んなこと言われたって、しょうがねえじゃん。俺がやめろって言ってもやめてくれねぇんだから。ソニアは別にそういうの気にしないだろ?」
「たしかに気にしないけど、けっこう目障りなんだからね」
たしかに見た目が明るい色黒イケメンの彼は女性から相当人気がありそうだ。そんな彼がソニアのような美人とツーショット写真を撮っていれば、ヘイトが向いても仕方ない。
ソニアは私が蚊帳の外になっていることに気が付いたようだ。
「あ、紹介が遅れてごめんね。この人がさっき言ってた宝物庫の管理人で私の友達のキバナよ」
「ついでにソニアの彼氏だぜ......いたたたた!?」
「こういう面白くない冗談をよく吐くけど、大体嘘だから気にしないでね」
「ええ、気にしません。申し遅れました、私の名前はオレンジ。ソニアと一緒に旅をしています」
「......オレンジ?」
私の名前を聞いた途端、キバナはチャラチャラとした雰囲気を一変させる。そして私の顔をじろじろと見ながら。
「お前がダンデを倒したトレーナー、オレンジか?」
「ええっ!? キバナ、どこでそれ聞いたの!?」
「前にダンデの奴がジムに来てな、その時に聞いた」
「今度ダンデの口を塞ぎに行きましょう」
「私も協力するわ」
あのバカ! アホ! ワタル!
思っていたよりもゆるゆるなバカの口を塞ぐことを決心する。しかも、よりにもよってこんなSNS中毒者に話すな。拡散されたらどうする。
「俺様のことどう思ってるのか知らねえが、拡散する気はねえぞ。つうかしたくない。ダンデに黒星をつけるのは俺しかいねぇって思ってたしな」
「まあ、実際ガラルじゃキバナぐらいもんね。ダンデ君に張り合えるの」
「まあ、この前の勝負は3タテ食らったけどな」
「え?」
ソニアは意味がわかっていないようだが、要するに私の話を聞いた時にバトルもしたということだろう。
キバナは獲物を狙う猛禽類のような目で私を睨んでくる。
「だから、バトルしてみたいと思ってたんだよ。あのダンデを負かしたトレーナー、オレンジとな」
「なるほど、要するにバトルのお誘いですか?」
「そういうことだ」
「ちょっとキバナ! ジムの仕事はどうするのよ!?」
「この時期に俺のジムに挑戦するようなチャレンジャーいないから、ずっと暇だ」
「でも……」
ソニアは気まずそうに私を方をちらちらとみてくる。私があまりバトルに積極的ではないから、心配しているようだ。
「構いませんよ。SNS等に載せないと約束できるなら、そのバトル受けます」
「できるできる。俺だって、載せちゃ不味いものくらい判別できるぜ?」
「よく炎上してるくせに……」
「うるせーな! それは俺様のせいじゃねえよ。アンチ共が勝手に騒いでるだけだってーの」
アンチが騒いだら、それは炎上なのでは? とつまらないつっこみはしないでおく。
「それじゃあ、フィールドに行こうぜ。今日は特別にうちのスタジアム開放するからよ」
「それは楽しみですね」
「だろ? うちのフィールドでバトルできる奴なんて、ガラルでもそんなにいないんだぜ」
キバナは機嫌良くスタジアムのフィールドの方に歩いて行く。
私もその後ろを歩いていると、隣を歩いているソニアが耳打ちしてくる。
「でも、よく受けたわね。オレンジって、こういうバトルいつも断ってるでしょ?」
「……そういえばそうですね。自分でも分かりませんが、何故かちょっとキバナとバトルしたいと思いまして」
「ふーん。まあ、キバナも強いもんね」
ソニアは腑に落ちていないようだが、何とか納得した。
正直、誤魔化しているわけではなく本当に分からない。なぜか、キバナにバトルを申し込まれた時、好都合に感じる自分がいた。
彼にそこまで飛び抜けた才能を感じたわけではないのだが……?
混乱状態に陥りながら、私はフィールドの中へと入って行った。
□
スタジアムでのバトルは二回目だ。一度目はチャンピオン、ダンデ。二度目は最強のジムリーダー、キバナ。まったく、私はその地方のトップトレーナーと戦う星の下に産まれているのだろうか?
光栄なことではあるのだが、私はバトルジャンキーではないので嬉しくはない。
とはいえ、バトルとなれば手を抜く気はない。
「バトルは2対2のシングルバトルでいいな?」
「シングルで大丈夫ですか? ダブルバトルでも構いませんよ」
「いやシングルでいい」
頑なに拒否してくる。キバナはダブルバトルを得意にしているトレーナーだ。自分の得意分野を嫌がるとは、何か考えがあるのだろうか?
まあ、本人がそういうなら仕方ない。
私はボールを持つ。
「そういえば、この子をバトルで使うのは初めてですね。行きますよ、ダーテング!」
「ダーテング!」
「俺はこいつだ! いけ、ジュラルドン!」
「ジュラ!」
キバナが繰り出したのはジュラルドン。前にダンデの件の時に彼のことも軽く調べたが、ジュラルドンは彼のエースだ。タイプはドラゴン・はがねとかなり珍しい。
たしか見た目に反して、種族値としては特殊攻撃の方が高く、特殊防御が低い。
狙うならそこだろう。
対する私のダーテングは、以前捕まえたコノハナを進化させたポケモンだ。くさ・あくタイプで、相性的には不利である。
「ダーテング、エアスラッシュ!」
「ダーテン!」
葉っぱ上の手をふると、無数のエネルギー体がジュラルドンに向かっていく。
「ジュラルドン、ラスターカノンで対抗しろ!」
「ジュラァ!」
放たれた銀色の光線が、フィールドの中央でエアスラッシュとぶつかり合う。威力は互角のようで、爆発が起きた。
その爆煙に紛れて、ダーテングが接近する。
「ダーテング、足下にリーフブレード!」
「ダーテン!」
「ジュラッッ!?」
足を斬られたジュラルドンは地面に転がる。ジュラルドンの特性はヘヴィメタル。体重が通常の二倍になる特性だ。そのせいで、一度転ばされると起き上がるのが通常より困難になるのだ。
「続いて、エアスラッシュ!」
「ダーテン!」
「ジュラッッ! ......ジュラ」
寒気。何か来る!
「パワーは溜まったなジュラルドン! ここまで喰らったダメージを返してやれ、メタルバーストだ!」
「ジュラァァァ!」
「ダーテンッッッ!?」
ラスターカノンの数倍の光線がダーテングを飲み込んだ。
メタルバースト、それは受けたダメージを1.5 倍にして返す技だ。カウンターやミラーコートより威力は低くなるが、特殊直接関係なく返す技なので使いやすさで言えば段違いにいい。
ダメージがかなり溜まっていたからか、なかなかの威力だ。
「大丈夫ですか、ダーテング?」
「ダーテン!」
とはいえ、この程度で倒れるほど柔な育て方はしていない。これで倒れたら、特別特訓行きだ。
「決まったと思ったんだがな……。さすがダンデに勝ったトレーナーだ」
「褒められるのは嬉しいですが、その言い方は癪に触りますね」
言い方は悪いが、ダンデに勝ったところで何の自慢にもならない。私の周りにはあれより強いトレーナーがゴロゴロいる。
「ダーテング、エアスラッシュ!」
「ダーテン!」
「同じ手は食わないぜ! ジュラルドン、かわせ!」
体重のわりに軽快な動きで、ジュラルドンは攻撃をかわした。
「隙ありだ! ジュラルドン、ラスターカノン!」
「
「ダーテン!」
「ジュラッッ!?」
ジュラルドンがエネルギーを溜め始めた瞬間、ダーテングのふいうちが決まった。
ジュラルドンは静かに倒れた。
「はぁ!?」
キバナは倒れたジュラルドンを見ても、何が起こったのか理解できていないようだ。
「ジュラルドン戦闘不能です。では、次のポケモンをどうぞ」
「あ、ああ。戻れ、ジュラルドン」
キバナは戸惑いながらジュラルドンをボールに戻した。
「次はこいつだ! 行け、フライゴン!」
「ライゴン!」
「フライゴンですか……。なるほど。お疲れ様ですダーテング、ゆっくり休んでください」
私はダーテングを戻して。
「行きなさい、ガブリアス!」
「ガバァ!」
ガブリアスの登場にキバナは分かりやすく目を輝かせる。
「おいおい本物のガブリアスじゃねえか。ドラゴン使いとしては、本物が拝めて光栄だな」
「よろしければ、フカマルを譲りましょうか?」
「いらねぇ。俺にはフライゴンがいるからな」
キバナはあっさりと断り、フライゴンに笑いかける。それに応えるようにフライゴンも笑った。
種族値的には……いいや、何も言うまい。
『強いポケモン、弱いポケモン、そんなの人の勝手。本当に強いトレーナーなら、好きなポケモンで勝てるようにがんばるべき』。カントー・ジョウト地方四天王、カリンの言葉だ。
強い方が勝つんじゃない、勝った方が強いのだ。
ソニアがキバナのことを悪い人間ではないと言った意味が少し理解できた。
「まずは俺の得意技といこうじゃねえか! フライゴン、すなあらし!」
「ライゴオオオ!」
フィールドがすなあらしに包まれた。すると、フライゴンは砂に紛れて姿が見えなくなった。
彼のお得意戦法。すなあらしを利用した戦法だ。
「慌てる必要はありません。隠れるなら、隠れ場所ごと破壊してしまえばいい。ガブリアス、全方向にだいちのちから」
「ガハァァァ!」
ガブリアスが地面に右手を突き立てると、地面にサザンクロスのような十字の光が入った。その光は花火のように上昇すると、フィールド全体を飲み込んだ。
その威力により、すなあらしを吹き飛ばした。
「ライゴッッッ!?」
当然フライゴンにも直撃する。
常識外れの範囲にキバナは目を見開かせる。
「んなぁ!? そんなのありかよ!?」
「乱暴な手ですが、なぜでしょう、今日はあまり抵抗がありません。ガブリアス、ドラゴンクロー!」
「ぐっ! フライゴン、げきりんで応戦しろ!」
「ガバァ!」
「ライゴオオオン!」
赤いオーラを纏わせたフライゴンが、爪を光らせたガブリアスとぶつかり合う。
普通なら、げきりんの方がドラゴンクローよりも威力は高い。しかし、私のガブリアスのドラゴンクローは、伝説のポケモンにすら勝る。
「ライゴッッ!?」
フライゴンは、あっさりと威力負けして後ろに飛ばされた。
「げきりんがドラゴンクローに負けるだと!? そんなわけが!?」
「常識は最悪の偏見ですよ。目の前の事象を認めなさい」
「ちっ! フライゴン、じしん!」
「ライゴオオ!」
地面に足を突きさすと、地面が揺れ始めた。常人なら立つのもやっとな震度だが、この程度の威力避けるほどでもない。
「ガブリアス、止めなさい」
「ガバァァァ!」
ガブリアスが地面を踏むとじしんが止んだ。ガブリアスのパワーで相殺させたのだ。
「なっ……」
あり得ない光景が続き、遂にキバナは言葉を失ってしまった。
「決めなさい。ガブリアス、ギガインパクト」
「ガバァァァ!」
容赦なく向かってくるガブリアスに、キバナはふっと笑ってから、好戦的な猛禽類のような瞳に戻す。
「最後まで足掻いてやろうぜ! フライゴン、ぶっ飛ばせ! げきりんだ!」
「ライゴオオオオ!」
螺旋状のエネルギー体を纏ったガブリアスと、赤いオーラを纏ったフライゴンがぶつかり合う。
土煙が上がる。その中から、ガブリアスが飛んで出てきた。
煙が晴れると、目を回したフライゴンが地面に倒れていた。
「フライゴン戦闘不能だな」
「ですね。よくやりましたガブリアス、戻ってください」
「フライゴンも戻れ。よく頑張ったな」
ポケモンを戻すと、観戦していたソニアが歩いてくる。私とキバナも集まるように近づいてくる。
「2人ともいいバトルだったわよ」
「どこがだよ。俺の完敗じゃねえか。最後の方なんて、何もさせてもらえなかったしな。しかし、強えな。あんなバトル、ガラルじゃ見たこともなかったぞ」
「でしょうね。あんなバトルできるポケモンがぽんぽんいたら、国が沈みますよ」
「あながち笑い話で終わらなそうなのが怖いわね……」
「だな」
はっはっはとキバナは八重歯を見せながら笑う。
「悪かったな。俺の都合でバトルさせて」
「いいえ。私も楽しかったです」
「……なあ、こんなことオレンジに聞くのはおかしいかもしれねえが、俺様のバトルに足りないものがあるとしたら何だと思う?」
「足りないもの?」
全部。と言うのはさすがに酷か。
まあ、強いて言うなら。
「基礎力ですかね」
「基礎力?」
「はい。あなたは天候を利用したパーティーを使っている様ですが、天候はあくまで戦略の一部分に過ぎません。なのに、あなたの戦略は天候を前提にしたものが大半です。先程のバトルも、私のガブリアスの特性がすながくれなら、すなあらしは私に利がある形に作用してました」
映像を見た時も、しきりにすなあらしを使っていた。
「砂パーティーは機能すれば強いですが、機能しないと難しい。特に手練れになれば、天候を攻略することも簡単にしてきます。あなたが一度も勝てていないダンデやメロンさんのようにね」
「……なるほどな」
「そんな時に活きるのが基礎力です。相手が何を仕掛けてこようとも、基礎力が高ければ何にでも対応できます。先程、私のガブリアスがすなあらしを吹き飛ばしたり、じしんを相殺させたりね」
「いや、あれはおかしいからな」
「うん。あれはおかしいと思う」
2人がかりでおかしいと言われてしまった。私は誤魔化すように咳をして。
「ともかく。あなたに足りないところと言うなら、そこですね。いわゆる、第二の刃というやつです」
「オッケー。丁寧にありがとよ……はぁ、久々に基礎練でもすっか」
「その前に宝物庫に行くことも忘れないでよ? あんたのわがまま聞いてあげたんだから、こっちの言うことも聞いてよね」
「分かった、分かった。そう焦るなって。宝物庫は逃げねえからよ。ちょっくら、鍵取ってくるから先行っててくれ」
「分かったわ」
キバナが関係者の扉の方に歩き出し、私たちは宝物庫の入り口に向かうようだ。
歩いていると、隣のソニアが。
「……大丈夫、オレンジ?」
「何がですか?」
心配そうに聞かれたが、私には心当たりがなく疑問形になってしまった。
「さっきのバトルなんか荒れてたというか、いつもより乱暴だったからさ。もしかして、何か気に入らないことでもあったのかなって」
「ああ……いやぁ、私にもよく分かりません。ストレスが溜まってるんですかね?」
「何で自分のことなのにわからないのよ……。ともかく、どこも悪くないのね?」
「はい。まったく」
「ならよかった。行きましょう」
ソニアは歩く速度を上げたので、私はその後をついて行った。
ダーテング
元コノハナ。生意気な性格だったが、すっかり更生(叩き直され)された。今は真面目。
Q.コノハナはどこにいたんですか?
橙「オーキド研究所の方で特訓させていました。初日にキレイハナに突っ掛かったそうですが、三日後には三つ指ついて頭を下げていたようです。何があったんでしょうね(すっとぼけ)」
見たいのは?
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オレンジがアニメ世界に迷い込んだら
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オレンジがポケスペ世界に迷い込んだら
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オレンジが女の子だったら
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オレンジの日常