ダンジョンに出会いを求めて   作:リーシュ

5 / 6
投稿がかなり遅くなりました…申し訳ないです…

お気に入り登録ありがとうございます…

これからも頑張ります…

※指摘いただいた誤字を修正しました。


冒険者2日目

冒険者になって2日目。僕は第2層にきていた。

 

「うーん、確かに1階層よりモンスターは多いけどそれでもたった5体かぁ…」

 

やっぱりというか案の定というか第2層も手応えがなかった。

 

「やっぱり下の階層にいかないと強くなれなさそうだなぁ…」

 

第2層のマッピングが終わり、第3層への階段に戻ってくる。

正直11階層ぐらいまで降りても問題なさそうと思ってはいるのだが、エイナさんにきつく注意されている為、手応えを確認しながら徐々に階層を下げる事にしている。

 

「取り敢えず今日は4階層への階段までにしておくかな」

 

今日の目標を設定し、3階層への階段を下る。

3階層に降りると早速、コボルトが5体ほどルームにいるのが見えた。

バックパックから筒を取り出し、コボルト達の中に投げ込む。

筒の落ちた後に反応してコボルト達が振り向き、光と爆音を直に浴びる。怯んだのを確認し、剣を抜き流れるようにコボルト達を倒していく。

 

「ふぅ…念の為使ったけど…いらなかったなぁ…」

 

投げたのは閃光筒。

おじいちゃんに教わった生き残る術のうちの一つで、特殊に配合した火薬と小さい火の魔石を組み合わせる事によって、光と爆音で相手を怯ませることのできる道具だ。

 

魔石を回収し、マッピングを始める。ちなみにこのマッピングだが、これはエイナさんに問題なくソロで探索できるという信頼をもってもらう為にしている。

その後はゴブリンを2体、追加でコボルトを3体倒して計10体で今日の探索を終わる事にした。

 

 

ギルドに足を運んで換金所に向かっているときエイナさんから声をかけられた。

 

「ベルくん、今日の探索上がり?」

 

「はい、ちょうど換金に寄ろうとしてた所です。あ、それと、3階層までのマッピング終わりましたよ。明日は4階層のマッピングをしてきますね」

 

そう話し1階層から3階層までのマッピングした紙を渡す。

 

「……うそ、本当にできてる……」

 

「だから、言ったじゃないですか。村にいた頃はモンスターを狩ってたって。正直11階層にいるオークとか、ハード・アーマードとかと戦いたいんですけど…」

 

「流石にそれは許可できないよ。冒険者なりたての人がパーティも組まずに11階層にソロで降りるなんて」

 

実際昨日なったばかりではあるから文句は言えないのだが。

 

「ですよね…」

 

そう凹んでいると

 

「だけどこの分なら6階層までなら許可できるかな」

 

と、言ってもらえた。

 

「え?本当ですか?」

 

正直許されるとは思っていなかったので予想以上に嬉しくなってしまった。

 

「うん、けど危なくなったら速攻で退却する事!いいね?」

 

「はい!」

 

元気よく返事をしている僕をみてエイナさんは仕方ないなぁ、という顔をしていた。

 

それから換金所で魔石を換金をしてもらい、今回の稼ぎは4200ヴァリスとなった。

 

「10体でこれだけかぁ…」

 

正直かなりしょっぱい。

 

10体倒してこの程度の額だといつになったらまともにホームを構えられるのだろうか。

 

現在のホームは廃教会の地下なのだ。文句を言うつもりではないのだがあのままだと冬が来た際、凍え死んでしまいそうだ。

 

それに神様は今は普通の人間と何も変わらない状態なので風邪もひくし、熱も出す。それだけで死んでしまう可能性だってある。

 

なので性急にまともなホームを構える必要がある。

 

「神様としっかり話さなきゃなぁ…」

 

考え事をしていたせいか、曲がり角から出てきた人に気づかなく、ぶつかってしまった。

 

「あっ…ごめんなさい、大丈夫ですか?」

 

「あぁ、大丈夫だ。そちらの君も大丈夫か?」

 

仮面を被った男の人だった、髪は僕と同じで白髪、身長は僕より30センチほど高い人だ。謝るため頭を下げた際にその人の物であろうポーションが地面で割れているのに気づく。

 

「すみません、ぶつかった拍子に割らせてしまったみたいで、弁償させて下さい」

 

「あぁ、売り物の一つがダメになってしまったか。…弁償はしようとは考えなくていい、それよりきみは冒険者かね?」

 

その人はポーションが割れたのをしょうがないと言う顔をしてそう話を続けてきた

 

「えぇ、そうです。と言っても2日前になったばかりですけど」

 

「そうか、私はモンターク商会のモンタークという。主にポーションや日用品、その他もろもろなどを取り扱っている。なので今後のアイテムを揃える際に贔屓にしてもらえれば……」

 

そうモンタークさんは僕に言ってきた。

 

正直な話、ポーションや日用品を買う際色んなお店を回らなければならない為、1箇所のお店で色んなものをまとめて買う事ができるのはかなりありがたい。

 

「分かりました、ぜひ行かせてもらいますね。それと、僕の名前はベル・クラネルです。よろしくお願いします」

 

そう答える事にした。

 

「では、クラネルくんと呼ばせてもらおう」

 

それからお店の品揃えの話やお店の場所などを聞き少し歩いたところでモンタークさんと別れた。

 

「明日、モンタークさんのお店に行ってポーションとかの値段を確認しよう」

 

明日の予定を考えながら僕は帰路に着くのだった。

 

 

 

 

 

「やっと会えたな、ベル・クラネル…さて、君のこれからの成長が楽しみだ…」

 

 

 

ベル・クラネル

 Lv. 1

 力: I 68 → I 98

 耐久: I 0 → I 12

 器用: I 68 → I 88

 敏捷: I 30 → I 67

 魔力: I 0 → I 0

 NT : I

《魔法》

 

《スキル》

【NT-D】

・特定条件時強制発動

・全ステイタス上昇

・擬似ランクアップ

魂交代(ソウル・チェンジ)

・NT-D発動時強制発動




今回も読んでいただきありがとうございます。

モンタークさん一体誰なんだ…

次回もお楽しみに
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。