OneMore!Manage mentダンガンロンパ~絶望的な三流茶番劇~ 作:ヴァミド
ズバリ!今回は人体切断が起こります!どこがどうとまではわかりませんが…
まぁ、苦手な方は…そっと記憶を抹消して、平和な世界にお帰りくださいませ。
………………私、忠告いたしましたからね?
prologue③
モノベアー”様”
「………………………………聴こえてなかったかしら?
普通なら一度しか言わない所だけど、私様は寛容なクマだから。もう一度言ってあげるわ。
……殴殺刺殺撲殺斬殺焼殺圧殺絞殺斬殺呪殺……………………
自分の好きな方法で相手を思うがままにぶっ殺す。
お家に帰りたい~!とやかましい愚生徒のオマエラにはこれから
コロシアイを行ってもらいまーす!!」
キノサキ リン
「…………………………………………は?」
なんなんだ。本当に、なんなんだ?
アイダノ レンカ
「…………なんなんだい。悪趣味に悪趣味を重ねて、一体何がしたいってんだ!!」
ミキモト ユリエ
「愛雫野さんの言う通りです!そんな話信じられるわけないです!!」
タスク リクト
「ドッキリは人を喜ばせてナンボのモノです。それだとしてもあまりに酷い、ハッキリ言って三流以下ですね。」
モノベアー”様”
「…………もしかして、まだドッキリだのなんだと思ってるの?
全く。 これだから愚生徒は…………たかが超高校級の名を持った程度のことで特別になった気でいて…」
シガ レイカ
「何よ、実際特別だから呼ばれたんじゃない!!呼んでおいて何なのよ…!」
カリナ
「そうだね。ボクらは、人類の希望を担うために呼ばれたはずだ。それがいくら本気だろうと、それに屈するような人間はいないと思うよ?」
ヤワラ トモエ
「…っ!そ、そうだよ!これ以上同じようなことを言う、なら、私!絶対許さない!!投げ飛ばすから!!」
ミノウ バラト
「明らかに見た目がぬいぐるみなら、一度解体したとしても問題なさそうですよね?」
マサヨシ ヒデオ
「その通りだ!僕たちは決して屈しない。誰の手も汚させやしないぞ!!」
モノベアー”様”
「ハァ~~~~~~~~ッ!!腹立つったらありゃしないわ!」
オオミカド ガンキチ
「そうか。俺はそれ以上に腹が立っているわけだが?」
そう言ってオオミカド君がモノベアーを引っ掴んだ。
キノサキ リン
あんなことを言っても、しょせんはぬいぐるみ。…ぬいぐるみ、だもんね。
海にでも投げてしまえば、そのまま流されてしまうだろう。
モノベアー”様”
「…………良いのかしら?こんなことして?」
オオミカド ガンキチ
「はぁ?多少動いたとしてもぬいぐるみだろうが。むしろ何かできるなら見せて欲しいもんだな?」
オオミカド君は至って強気だ。それはそうだ。いくら喋って動いてもぬいぐるみであることには変わりはないのだから。
マサヨシ ヒデオ
「…………?」
モノベアー”様”
「ふーん…………そう。私様は忠告して差し上げたからね。
こんなに聞き分けのない野蛮な愚生徒には、………………オシオキ」
マサヨシ ヒデオ
「!!大御門君!危ないッ!!」
モノベアー”様”
「助けて!ギロチンの刃!!」
オオミカド ガンキチ
「なっ!?お前っ…………!」
キノサキ リン
「ま、マサヨシ君!?」
私が声も出ない間、マサヨシ君が飛び出し、オオミカド君を、突き飛ばした。
間一髪のところで、モノベアーから、オオミカド君を離した。
マサヨシ ヒデオ
「だ、大丈夫か!?オオミカド君!」
オオミカド ガンキチ
「……………………チッ」
シガ レイカ
「あ、アンタ…………それ…………!!」
マサヨシ ヒデオ
「ん?」
キノサキ リン
「…!!」
私は何も出来なかった。今でさえ、声も出せなかった。
でも、誰だってそうなると思う。
…………転んで尻もちをついているマサヨシ君の少し上を舞った赤。
………………それは
マサヨシ君の左脚だった。
マサヨシ ヒデオ
「………………………………あ?」
マサヨシ ヒデオ
「あ、あ………………あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ!!??」
ヤワラ トモエ
「いやあぁぁぁぁぁ!!」
サソザキ エイリ
「ま、マサヨシ!?しっかりしなさい!!マサヨシ!!」
ミノウ バラト
「下がってください!………………失礼っ。
………………これは、すぐに治療すれば、まだ間に合います!!」
シガ レイカ
「そ、それ………………本当、なの?!」
フタツボシ トシナガ
「おい、モノベアー!」
モノベアー”様”
「………………」
フタツボシ トシナガ
「聞いているのか!?モノベアー!!」
モノベアー”様”
「モノベアー”様”と呼びなさいこの愚生徒が!」
シガ レイカ
「そ、そんな事気にしてる場合じゃないでしょ!?」
カリナ
「ねぇ。モノベアーサマ?アンタはもしかしなくてもそこの青髪ヤンキー大御門クンにオシオキしようとしてたんでしょ?
………………オシオキする対象間違えておいて認めないで見殺しにしちゃうなんて、随分器の小さい学園長サマだね?
さっき自分のことをあんだけ持ち上げてるなら、治療くらいやってくれるよね?自称 女 王 サ マ ?」
モノベアー”様”
「~~~~~~っ!!この私様を煽るだなんて!いい度胸してるじゃないの!!
良いわ!!そこの赤い変質者は私様が治療して差し上げることにするわ!精々感謝して首を垂れて供物の用意をすることね!」
マサヨシ ヒデオ
「………………ぐ、ぼ、僕、は…変質者、では…」
ミノウ バラト
「喋らないでください!余計に体力を消耗してしまいますから!
それと、モノベアー、様!俺も行きます。良いですよね!?」
モノベアー”様”
「な、なんでキサマまで!?」
ミノウ バラト
「貴女が本当に彼を治療してくれるかもわからないので。
それに俺は手術には慣れてる!連れていってください!」
モノベアー”様”
「ぐぬぬぬ…………もう勝手になさい!」
そう言うとモノベアーは
同じく悪趣味なモノクロの車をどこからともなく呼び出した。
モノベアーと瓜二つ、否。全く同じようにぬいぐるみが動いている。
そのまま大量のモノベアーが、マサヨシ君を車に運び込み、
ミノウ君も乗り込んだところで、猛スピードで発車した。
キノサキ リン
…………一体、何なんだ?
永住とか、コロシアイだなんて………………。
「……………………悪夢なら、覚めてよ…」
トナギ マエコ
「………本当に、悪夢であれば、どれほど良かったか…」
コウダ マルコム
「今は…祈るほかないだろう。彼の無事を。」
キノサキ リン
「そ、そう…だね…」
カリナ
「……………とりあえず、一度洋館に戻らない?今ので明らかに体調に響いている子もいるわけだし。休ませないと後に響くんじゃない?」
ミキモト ユリエ
「うぅ…」
ヤワラ トモエ
「………………………あ、ぁ。」
フタツボシ トシナガ
「彼女の言う通りだ。今は、あまりにショックだろうが………前を向くも、うつむくも。一度落ち着かねば納得のいく結論は出ないだろう。」
フタツボシ君の言葉を皮切りに、私たちは震える足を無理やり動かして、再び洋館へ向かった。
………………これから、一体どうなってしまうのだろう?
あまりに色々起こりすぎて、頭が追い付かない。
自分がどういう才能を持っているかがわからなくなって、
始めて見る私たち以外誰もいない島で、新しいクラスメイトに出会って、
永住生活かコロシアイの2択を迫られ、
出会ったばかりのクラスメイトが大けがを負った。
しかも、スーパーヒーローが。歯も立たなかった様は、
残された私たちに、大きな力の差と、絶望を見せつけるには十分すぎた。
この状況に希望は、私たちが担うはずだった希望は…
一体、どこへ行ってしまったのだろう。
【Prologue 希望の華、可憐に咲く】
【Prologue 絶望の華、可憐に咲く】
END
おやまぁ、早くも彼女たちは滅入ってしまったご様子。
………………皆々様、ご気分はいかがでしょうか。
吐き気がする?頭痛が酷い?
………きっとそれは食あたりでしょう。あなたが何を食べたかは存じ上げませんが。
おかげさまで準備がようやく整いました。
……………彼女たち御一行様の絶望旅行を、どうぞ心ゆくまで、お楽しみください。